幼「勇者が浮気してる」
1 名前:名無し 投稿日:2014/03/11 23:09 ID:M1QYL9xt
勇者「…」女「久しぶり…」
の続編?というかおまけみたいなものです
前作を読んだほうが分かりやすいと思います
の続編?というかおまけみたいなものです
前作を読んだほうが分かりやすいと思います
2 名前:名無し 投稿日:2014/03/11 23:10 ID:M1QYL9xt
青年剣士「気のせいだろ」
幼「でもいつも帰ってくるの遅いんだよ!?前はそんなことなかったのに…」
青年剣士「国王の警備が忙しいんだろ、やっと職に就けたって張り切ってたし」
幼「でも魔王はもういないよ?」
青年剣士「魔物は消えても王は常に命を狙われてるんだよ」
青年剣士「くだらない、俺も王の警備の仕事が入ってるから行っていいか?」
幼「ちょっ!待ってよ!」
幼「でもいつも帰ってくるの遅いんだよ!?前はそんなことなかったのに…」
青年剣士「国王の警備が忙しいんだろ、やっと職に就けたって張り切ってたし」
幼「でも魔王はもういないよ?」
青年剣士「魔物は消えても王は常に命を狙われてるんだよ」
青年剣士「くだらない、俺も王の警備の仕事が入ってるから行っていいか?」
幼「ちょっ!待ってよ!」
3 名前:名無し 投稿日:2014/03/11 23:10 ID:M1QYL9xt
青年剣士「大体、浮気してるとして相手は見当ついてるのか?」
幼「女騎士さんがいるじゃない…あと幼魔法使いちゃんとか…」
青年剣士「はぁ…女騎士はともかく幼魔法使いに嫉妬とか…」
幼「で、でも…」
青年剣士「いいか?幼魔法使いは10代になったかならないかの年代だぞ?浮気なんてするわけ…」
勇者「ただいまー」
幼魔法使い「お邪魔します」
幼「2人で帰ってくるなんて…」ジト
青年剣士「あれ?勇者警備は?」
勇者「今日は夜勤ですよ~」
勇者「あれ?なんで青年剣士さんが…?」
青年剣士「え…あ、ちょ、ちょっと幼さんと相談を…はは」
青年剣士(何で俺が誤魔化さなきゃなんないんだ)
幼「女騎士さんがいるじゃない…あと幼魔法使いちゃんとか…」
青年剣士「はぁ…女騎士はともかく幼魔法使いに嫉妬とか…」
幼「で、でも…」
青年剣士「いいか?幼魔法使いは10代になったかならないかの年代だぞ?浮気なんてするわけ…」
勇者「ただいまー」
幼魔法使い「お邪魔します」
幼「2人で帰ってくるなんて…」ジト
青年剣士「あれ?勇者警備は?」
勇者「今日は夜勤ですよ~」
勇者「あれ?なんで青年剣士さんが…?」
青年剣士「え…あ、ちょ、ちょっと幼さんと相談を…はは」
青年剣士(何で俺が誤魔化さなきゃなんないんだ)
4 名前:名無し 投稿日:2014/03/11 23:10 ID:M1QYL9xt
勇者「…浮気?」ジトー
青年剣士・幼「断じて違う」キッパリ
青年剣士「…じゃあ、俺そろそろ仕事だから」
勇者「あ、お疲れさまです。また来てくださいね」
青年剣士「おう、じゃな」
幼「ね、ねぇ勇…」
勇者「あ、ごめんこれから幼魔法使いと遊ぶ約束があるから」
幼「え…?」
ガチャ
幼魔法使い「勇者さん…まだですか?」
勇者「もう行けるよ、行こっか」
幼魔法使い「はいっ!///」
キョウモオママゴト?
ハイ!ワタシガオカーサンデユウシャサンハオトーサンデス///
幼「…え?」
青年剣士・幼「断じて違う」キッパリ
青年剣士「…じゃあ、俺そろそろ仕事だから」
勇者「あ、お疲れさまです。また来てくださいね」
青年剣士「おう、じゃな」
幼「ね、ねぇ勇…」
勇者「あ、ごめんこれから幼魔法使いと遊ぶ約束があるから」
幼「え…?」
ガチャ
幼魔法使い「勇者さん…まだですか?」
勇者「もう行けるよ、行こっか」
幼魔法使い「はいっ!///」
キョウモオママゴト?
ハイ!ワタシガオカーサンデユウシャサンハオトーサンデス///
幼「…え?」
5 名前:名無し 投稿日:2014/03/11 23:11 ID:M1QYL9xt
酒場
幼「グビグビ」プハー
女騎士「あれ?幼さんじゃない、どうしたのよこんな昼間から珍しいわね」
幼「うー…私だって呑みたいときは呑みます~」グデングデン
女騎士「あはは…もう出来上がってるわね…」
女騎士「何かあったの?相談なら乗るわよ」
幼「…」ブワッ
幼「ゆ、ゆーしゃがね゛どら゛れ゛だぁ~」ビェェェン
女騎士「ちょ…え…?」
女騎士(まさか勇者が夜寝てる間に家に忍び込んで寝てる勇者にあんな事やこんな事してるのがバレたの!?)
幼「グビグビ」プハー
女騎士「あれ?幼さんじゃない、どうしたのよこんな昼間から珍しいわね」
幼「うー…私だって呑みたいときは呑みます~」グデングデン
女騎士「あはは…もう出来上がってるわね…」
女騎士「何かあったの?相談なら乗るわよ」
幼「…」ブワッ
幼「ゆ、ゆーしゃがね゛どら゛れ゛だぁ~」ビェェェン
女騎士「ちょ…え…?」
女騎士(まさか勇者が夜寝てる間に家に忍び込んで寝てる勇者にあんな事やこんな事してるのがバレたの!?)
6 名前:名無し 投稿日:2014/03/11 23:11 ID:M1QYL9xt
女騎士「え、えと…だ、ダレニカナー?」
幼「ヒグッ…よ、幼魔法使いちゃん…」
女騎士「あーそっか良かっ…て、えええ!?」
女騎士(だ、大胆ねあの子…私ですら初めてはもうちょっと後よ…?)
幼「ヒグッ…よ、幼魔法使いちゃん…」
女騎士「あーそっか良かっ…て、えええ!?」
女騎士(だ、大胆ねあの子…私ですら初めてはもうちょっと後よ…?)
7 名前:名無し 投稿日:2014/03/11 23:12 ID:M1QYL9xt
幼魔法使い「勇者さん…小さいお胸は、嫌い…?」シュルシュル
勇者「っ!幼魔法使い…何を…んぐっ!」
幼魔法使い「んちゅ…ぺろ…ぷはっ…ファーストキス…あげちゃいました…///」
勇者「」
勇者「幼魔法使いっ…!」ガタッ
幼魔法使い「きゃっ…あ…ん…勇者さん…初めて…優しく、してくださいね…
?///」
ホワンホワンホワン
女騎士「カワイイカワイイドッチモカワイイ///」ヨダレダラー
酒場店主(…あの人、酒呑んでないのになんであんなに真っ赤なんだ…?)
勇者「っ!幼魔法使い…何を…んぐっ!」
幼魔法使い「んちゅ…ぺろ…ぷはっ…ファーストキス…あげちゃいました…///」
勇者「」
勇者「幼魔法使いっ…!」ガタッ
幼魔法使い「きゃっ…あ…ん…勇者さん…初めて…優しく、してくださいね…
?///」
ホワンホワンホワン
女騎士「カワイイカワイイドッチモカワイイ///」ヨダレダラー
酒場店主(…あの人、酒呑んでないのになんであんなに真っ赤なんだ…?)
8 名前:名無し 投稿日:2014/03/11 23:12 ID:M1QYL9xt
女騎士「…はっ!いけないいけない相談乗るんだった」
女騎士「えーと、つまり勇者は幼魔法使いちゃんに構ってばかり、てこと?」
幼「うん…でも、それだけじゃなくてね…」
女騎士「うん?」
幼「私…この前2人が話してるの聞いちゃって…」
女騎士「えーと、つまり勇者は幼魔法使いちゃんに構ってばかり、てこと?」
幼「うん…でも、それだけじゃなくてね…」
女騎士「うん?」
幼「私…この前2人が話してるの聞いちゃって…」
9 名前:名無し 投稿日:2014/03/11 23:12 ID:M1QYL9xt
2日前 昼
幼「あ…もうこんな時間なのか」
幼「お昼作らないと…」
幼「えーと…幼魔法使いちゃんが来てるから、3人分ね」
幼「なに食べたいかきいてこよっと」
幼「あ…もうこんな時間なのか」
幼「お昼作らないと…」
幼「えーと…幼魔法使いちゃんが来てるから、3人分ね」
幼「なに食べたいかきいてこよっと」
10 名前:名無し 投稿日:2014/03/11 23:13 ID:M1QYL9xt
幼魔法使い「あの…欲しいです…」
勇者「ん…でも…こんな時間に…」
幼魔法使い「ちょっとだけでいいですから…幼お姉ちゃんには秘密にしておきますし…お願いします…」
勇者「しょうがないなぁ…じゃあ俺も…」
幼魔法使い「ふふ…じゃあ、いただきます…」
幼魔法使い「ん…ちゅぱ…ちゅ…」
勇者「ちゅ…ん…」
幼魔法使い「ん…ぷはっ…甘い…」
勇者「ん…美味しかったよ…上手くなったね…幼魔法使い…」
幼魔法使い「えへへ…勇者さんのためなら、もっと上手くなりますよ…」
幼「」ホウシンジョウタイ
勇者「ん…でも…こんな時間に…」
幼魔法使い「ちょっとだけでいいですから…幼お姉ちゃんには秘密にしておきますし…お願いします…」
勇者「しょうがないなぁ…じゃあ俺も…」
幼魔法使い「ふふ…じゃあ、いただきます…」
幼魔法使い「ん…ちゅぱ…ちゅ…」
勇者「ちゅ…ん…」
幼魔法使い「ん…ぷはっ…甘い…」
勇者「ん…美味しかったよ…上手くなったね…幼魔法使い…」
幼魔法使い「えへへ…勇者さんのためなら、もっと上手くなりますよ…」
幼「」ホウシンジョウタイ
11 名前:名無し 投稿日:2014/03/11 23:13 ID:M1QYL9xt
幼「…ってことがあって…」ポロポロ
女騎士「あちゃー…流石にそれはまずいわね…」
幼「で、でも勇者のこと大好きだし…私…どうしていいか…」ポロポロ
女騎士「うーん…」
女騎士「無視してみない?」
幼「無視…?」
女騎士「そう、男ってのは構ってちゃんだからね、無視されるとその子の気を惹こうと思うものなのよ」
幼「で、でも私に出来るかな…」
女騎士「大丈夫よ!勇者の気を惹きたいんでしょ?」
幼「う…うん!頑張ってみる!」
女騎士「あちゃー…流石にそれはまずいわね…」
幼「で、でも勇者のこと大好きだし…私…どうしていいか…」ポロポロ
女騎士「うーん…」
女騎士「無視してみない?」
幼「無視…?」
女騎士「そう、男ってのは構ってちゃんだからね、無視されるとその子の気を惹こうと思うものなのよ」
幼「で、でも私に出来るかな…」
女騎士「大丈夫よ!勇者の気を惹きたいんでしょ?」
幼「う…うん!頑張ってみる!」
12 名前:名無し 投稿日:2014/03/11 23:13 ID:M1QYL9xt
勇者「ただいまー」
幼「…。」
勇者「あれ?聞こえてない?」
幼「…。」
勇者「幼、ただいま!」
幼「…。」
勇者「どうした?具合でも悪いのか?」
幼「…。」
勇者「おーい、幼さーん?」
幼「…。」スタスタスタ
勇者「え…」
幼「…。」
勇者「あれ?聞こえてない?」
幼「…。」
勇者「幼、ただいま!」
幼「…。」
勇者「どうした?具合でも悪いのか?」
幼「…。」
勇者「おーい、幼さーん?」
幼「…。」スタスタスタ
勇者「え…」
13 名前:名無し 投稿日:2014/03/11 23:14 ID:M1QYL9xt
勇者「どうしたんだろう…うーん…」
勇者「あ、今日夜勤だし寝なきゃ…」
勇者「」グーグー
幼「勇者…寝てる…」
幼「一緒に寝ても…いいかな…」
幼「はっ!危ない危ない…無視するって決めたからそんなことしちゃダメなんだ…」
幼「うう…寂しいなぁ…」
勇者「あ、今日夜勤だし寝なきゃ…」
勇者「」グーグー
幼「勇者…寝てる…」
幼「一緒に寝ても…いいかな…」
幼「はっ!危ない危ない…無視するって決めたからそんなことしちゃダメなんだ…」
幼「うう…寂しいなぁ…」
14 名前:名無し 投稿日:2014/03/11 23:14 ID:M1QYL9xt
勇者「んー…ふあぁ…」
勇者「あ…そろそろ仕事行かなきゃ…」
幼「…。」
勇者「幼、いってきます!」
幼「…。」スタスタスタ
勇者「うっ…」
勇者「あ…そろそろ仕事行かなきゃ…」
幼「…。」
勇者「幼、いってきます!」
幼「…。」スタスタスタ
勇者「うっ…」
15 名前:名無し 投稿日:2014/03/11 23:14 ID:M1QYL9xt
王城
青年剣士「よう勇者」
勇者「あぁ…青年剣士さん…」
青年剣士「どうした?元気ないな」
勇者「あ…はは…はははははははははははははははははははははははははははははは」
青年剣士「怖ぇ」
青年剣士「よう勇者」
勇者「あぁ…青年剣士さん…」
青年剣士「どうした?元気ないな」
勇者「あ…はは…はははははははははははははははははははははははははははははは」
青年剣士「怖ぇ」
16 名前:名無し 投稿日:2014/03/11 23:15 ID:M1QYL9xt
青年剣士「…どうだ?落ち着いたか?」
勇者「ええ、まぁ…」
青年剣士「何があったかいってみろ」
勇者「実は…」
勇者「ええ、まぁ…」
青年剣士「何があったかいってみろ」
勇者「実は…」
17 名前:名無し 投稿日:2014/03/11 23:15 ID:M1QYL9xt
青年剣士「ふーん…で、帰ってきたら口を利いて貰えなかったと」
勇者「お、俺…幼に嫌われたらもう…」グスグス
青年剣士(本気で幼魔法使いに嫉妬してたのかよ…幼さん)
青年剣士(ま、無視すれば勇者の気が惹けるって女騎士がアドバイスでもしたんだろうな)
青年剣士(幼さんは勇者に一途だから無視するなんて考え出てこないだろうし)
勇者「お、俺…幼に嫌われたらもう…」グスグス
青年剣士(本気で幼魔法使いに嫉妬してたのかよ…幼さん)
青年剣士(ま、無視すれば勇者の気が惹けるって女騎士がアドバイスでもしたんだろうな)
青年剣士(幼さんは勇者に一途だから無視するなんて考え出てこないだろうし)
18 名前:名無し 投稿日:2014/03/11 23:15 ID:M1QYL9xt
青年剣士「さて、と…どうしたもんかな…」
勇者「グス…ヒック…」
青年剣士「よし、勇者」
勇者「はい…?」
青年剣士「帰れ」
勇者「……へっ?」
勇者「グス…ヒック…」
青年剣士「よし、勇者」
勇者「はい…?」
青年剣士「帰れ」
勇者「……へっ?」
19 名前:名無し 投稿日:2014/03/11 23:16 ID:M1QYL9xt
青年剣士「帰って幼を抱け」
勇者「で、でも仕事が…」
青年剣士「はぁ…ふんっ!」
玉座「いい切れ味です」スパッ
勇者「なー!玉座が真っ二つに!」
青年剣士「帰らなかったらこれ、お前の責任だぞ?俺の職務時間は終わってるからな」
青年剣士「ほら、帰れ!かーえーれ!」
勇者「う…は、はい」
タッタッタ…
青年剣士「ふ…頑張れよ、勇者」グッ
青年剣士「玉座…どうすっかな…」トホホ
20 名前:名無し 投稿日:2014/03/11 23:17 ID:M1QYL9xt
幼「はぁ…勇者まだかなぁ…」
幼「なんだか勇者の隣にいないと落ち着かない感じ…」
幼「…ううん、無視するって決めたんだから…やり遂げないと…」
ガチャ
勇者「ただいま!」
幼「お、おか…」ハッ!
勇者「あ、今おかえりって言おうとしたでしょ!」ニコッ
幼「…。」
勇者「幼…」ダキッ
幼「ぁ…///」
勇者「俺、幼と話せなくて死ぬほど寂しくて悲しかった」
幼「ぅ…」
幼「なんだか勇者の隣にいないと落ち着かない感じ…」
幼「…ううん、無視するって決めたんだから…やり遂げないと…」
ガチャ
勇者「ただいま!」
幼「お、おか…」ハッ!
勇者「あ、今おかえりって言おうとしたでしょ!」ニコッ
幼「…。」
勇者「幼…」ダキッ
幼「ぁ…///」
勇者「俺、幼と話せなくて死ぬほど寂しくて悲しかった」
幼「ぅ…」
21 名前:名無し 投稿日:2014/03/11 23:17 ID:M1QYL9xt
勇者「俺、最低だよな…この期に及んでも幼が何で口を利いてくれなかったのか分からないんだ…」
幼「え…?」
幼(やましいことが有るなら勇者は謝るはずなのに…)
勇者「こんな勘も働かない俺だけど…幼をこれからも愛させて欲しい」
勇者「勝手だよな…幼の気持ちも分からないのにこんなこと…」
幼「…とに…」
幼「本当に、私を愛してくれる…?」
勇者「もちろん、だよ。君を裏切ったりしない」
幼「じゃあ、目、閉じて…」
勇者「え…うん」
チュッ
勇者「あ…」
幼「えへへ、ファーストキスです///」
勇者「幼…幼!」ギュッ
22 名前:名無し 投稿日:2014/03/11 23:17 ID:M1QYL9xt
チュンチュン
勇者「ふぁ…もう朝か」
幼「あ、起きた?おはよう」
勇者「お、おはよう幼…昨日は」
幼「きっ、昨日は激しかったにぇっ!」
勇者「…ふ、あはは!」
幼「えへへへ…」
幼「あ、ご飯出来てるから…食べよっ!」
勇者「あぁ、シチュー…か、俺たちの思い出の料理…」
幼「うん…ねぇ、勇者?」
勇者「ん?」
幼「昨日のキス…私はファーストキスだったんだけど…勇者はどうだったの?」
勇者「ファーストキス、じゃなかったよ」
幼「や、やっぱり…」
勇者「やっぱり?何で知ってるの?」
幼「あ、いや、あのそれは…」
幼(幼魔法使いちゃんとキスしてたの盗み聞きしたなんていえないよぉ…)
勇者「昨日のキスは2回目」
幼(うぅ…)
勇者「ファーストキスは幼」
幼「…へ?」
勇者「ほら、俺向こうの幼と結婚してただろ?」
幼「え、じゃあ、幼魔法使いちゃんは…?」
勇者「…何で幼魔法使い?」
幼「だって、3日前…し、寝室でキス、してたじゃない」
勇者「」
勇者「ふぁ…もう朝か」
幼「あ、起きた?おはよう」
勇者「お、おはよう幼…昨日は」
幼「きっ、昨日は激しかったにぇっ!」
勇者「…ふ、あはは!」
幼「えへへへ…」
幼「あ、ご飯出来てるから…食べよっ!」
勇者「あぁ、シチュー…か、俺たちの思い出の料理…」
幼「うん…ねぇ、勇者?」
勇者「ん?」
幼「昨日のキス…私はファーストキスだったんだけど…勇者はどうだったの?」
勇者「ファーストキス、じゃなかったよ」
幼「や、やっぱり…」
勇者「やっぱり?何で知ってるの?」
幼「あ、いや、あのそれは…」
幼(幼魔法使いちゃんとキスしてたの盗み聞きしたなんていえないよぉ…)
勇者「昨日のキスは2回目」
幼(うぅ…)
勇者「ファーストキスは幼」
幼「…へ?」
勇者「ほら、俺向こうの幼と結婚してただろ?」
幼「え、じゃあ、幼魔法使いちゃんは…?」
勇者「…何で幼魔法使い?」
幼「だって、3日前…し、寝室でキス、してたじゃない」
勇者「」
23 名前:名無し 投稿日:2014/03/11 23:18 ID:M1QYL9xt
勇者「…あのことか」
3日前 寝室
幼魔法使い「勇者さん!今日はお菓子作ってきましたよ!つい夢中になっちゃって…」
勇者「おぉ!美味しそうな飴だね!」
幼魔法使い「あの…これ、食べて欲しいです…」
勇者「ん…でも…昼飯前のこんな時間に食べたら幼が怒るよ?」
幼魔法使い「ちょっとだけでいいですから…幼お姉ちゃんには秘密にしておきますし、お願いします」
勇者「しょうがないなぁ…じゃあ俺もらうよ?」
幼魔法使い「ふふ…じゃあ、私もいただきます」
幼魔法使い「ん…ちゅぱ…ちゅ…」
勇者「ちゅ…ん…」
幼魔法使い「ん…ぷはっ…甘い…どうですか?甘すぎませんか?」
勇者「ん…美味しかったよ。お菓子作り上手くなったね、幼魔法使い」
幼魔法使い「えへへ…勇者さんの喜ぶ顔のためなら、もっと上手くなりますよ///」
3日前 寝室
幼魔法使い「勇者さん!今日はお菓子作ってきましたよ!つい夢中になっちゃって…」
勇者「おぉ!美味しそうな飴だね!」
幼魔法使い「あの…これ、食べて欲しいです…」
勇者「ん…でも…昼飯前のこんな時間に食べたら幼が怒るよ?」
幼魔法使い「ちょっとだけでいいですから…幼お姉ちゃんには秘密にしておきますし、お願いします」
勇者「しょうがないなぁ…じゃあ俺もらうよ?」
幼魔法使い「ふふ…じゃあ、私もいただきます」
幼魔法使い「ん…ちゅぱ…ちゅ…」
勇者「ちゅ…ん…」
幼魔法使い「ん…ぷはっ…甘い…どうですか?甘すぎませんか?」
勇者「ん…美味しかったよ。お菓子作り上手くなったね、幼魔法使い」
幼魔法使い「えへへ…勇者さんの喜ぶ顔のためなら、もっと上手くなりますよ///」
24 名前:名無し 投稿日:2014/03/11 23:18 ID:M1QYL9xt
幼「へ?」
勇者「だから、飴なめてたんだよ?」
幼「あ…うぁ…///」
勇者「もしかして…何を考えてたのかな?」ニヤニヤ
幼「うぅ…意地悪しないでよぉ…///」
勇者「こういうこと?…んっ」
幼「んくっ…ん…ちゅ…ぷは」
幼「ごめん、ね…勇者のこと、疑っちゃった…」
勇者「何も言わなくていいよ」ギュッ
勇者「ずっと、一緒だからね」
幼「うん…!」ギュッ
勇者「だから、飴なめてたんだよ?」
幼「あ…うぁ…///」
勇者「もしかして…何を考えてたのかな?」ニヤニヤ
幼「うぅ…意地悪しないでよぉ…///」
勇者「こういうこと?…んっ」
幼「んくっ…ん…ちゅ…ぷは」
幼「ごめん、ね…勇者のこと、疑っちゃった…」
勇者「何も言わなくていいよ」ギュッ
勇者「ずっと、一緒だからね」
幼「うん…!」ギュッ
25 名前:名無し 投稿日:2014/03/11 23:19 ID:M1QYL9xt
王城
青年剣士「…えっと」
幼魔法使い「はい!これで完璧です!」
青年剣士「俺、玉座を魔法で直してって頼んだけど…」
青年剣士「何かな…?これ」
幼魔法使い「最近、飴細工に凝ってるんです!」フンス
青年剣士「………」
女騎士「あ、いたいた!青年剣士、王様が呼んでたわよ!」ニヤニヤ
青年剣士「ギックゥ!」
女騎士「あら、なかなか綺麗なイスね」
女騎士「よいしょっと」ペタン
女騎士「ナイスな椅子!なーんて…」
青年剣士「幼魔法使い、ずらかるぞ」
幼魔法使い「え?どうしてですか?」
青年剣士「…一緒に逃げてくれたらパフェ買ってあげる」
幼魔法使い「逃げます!」キラキラ
女騎士「ちょっと!何で逃げ…なにこれ…!飴!?くっついて立てない!ちょっ…助けなさいよ!」
※その後、
玉座を切った青年剣士
飴で誤魔化そうとした幼魔法使い
ついでに女騎士は国王に怒られました
青年剣士「…えっと」
幼魔法使い「はい!これで完璧です!」
青年剣士「俺、玉座を魔法で直してって頼んだけど…」
青年剣士「何かな…?これ」
幼魔法使い「最近、飴細工に凝ってるんです!」フンス
青年剣士「………」
女騎士「あ、いたいた!青年剣士、王様が呼んでたわよ!」ニヤニヤ
青年剣士「ギックゥ!」
女騎士「あら、なかなか綺麗なイスね」
女騎士「よいしょっと」ペタン
女騎士「ナイスな椅子!なーんて…」
青年剣士「幼魔法使い、ずらかるぞ」
幼魔法使い「え?どうしてですか?」
青年剣士「…一緒に逃げてくれたらパフェ買ってあげる」
幼魔法使い「逃げます!」キラキラ
女騎士「ちょっと!何で逃げ…なにこれ…!飴!?くっついて立てない!ちょっ…助けなさいよ!」
※その後、
玉座を切った青年剣士
飴で誤魔化そうとした幼魔法使い
ついでに女騎士は国王に怒られました
26 名前:名無し 投稿日:2014/03/11 23:21 ID:M1QYL9xt
終わりです
…沢山書いたつもりなのに25レス分しか書いてなかったのか…
ま、まぁ1レス分が
長かったってことだよね(震え声)
…沢山書いたつもりなのに25レス分しか書いてなかったのか…
ま、まぁ1レス分が
長かったってことだよね(震え声)
27 名前:名無あし 投稿日:2014/03/12 00:08 ID:eue4J25T
乙!
28 名前:名無し 投稿日:2014/03/12 17:54 ID:yzuKe9id
乙です
29 名前:名無し 投稿日:2014/03/15 15:09 ID:fF67ecLx
おつ
30 名前:名無し 投稿日:2014/12/16 17:55 ID:qwQDEqxI
乙
31 名前:名無し 投稿日:2016/07/21 19:25 ID:swDBZVyx
乙パイ
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