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女「私の名前は女」

　「世界最強を目指しているわ」

担任「アハハ、す、素敵な夢ね」ﾆｶﾞﾜﾗｲ

女「そうでしょ？」ﾏｶﾞｵ

俺「や、やばい奴だ……」ｱｾ

（高校入学初日、俺はとんでもない女を目の当たりにしていた。）

（自己紹介の場で頭がおかしいとしか思えない夢をマジな顔で語る黒髪ロングの女に）

(｀･ω･´)(｀･ω･´)(｀･ω･´)

歴史教師「えー、更新世の日本列島にはナウマンゾウというヤバい奴が居ましたのだけれどもー」

女「五秒で倒せるわ」椅子ｶﾞﾀ

歴史教師「ふぇ？」

女「いえ、一秒よ」

歴史教師「」ﾏｼﾞｶﾖ

俺「嘘だろ」ﾄﾞｳｶﾝｶﾞｴﾃﾓ

(｀･ω･´)(｀･ω･´)(｀･ω･´)

数学教師「いきなり積分オシエルゼェ！」

ｸﾗｽﾒｲﾄ「わかるわけねー」

　　　「むりっしょ！」

女「可能よ」椅子ｶﾞﾀ

ｸﾗｽﾒｲﾄ「「　なに！？　」」ｸﾞﾜｯ

女「全裸で講義を受ければね」ﾏｯﾊﾟﾀﾞｶ

数学教師「」ﾇｷﾞﾇｷﾞ

俺「ふぅ……。」

(｀･ω･´)(｀･ω･´)(｀･ω･´)

休み時間

俺「なぁ、なぁ」

女「なに？そして誰？」ｷﾞﾛﾘ

俺「俺は俺だよ」

女「あー、そう。俺君ね」ﾅﾙﾎﾄﾞ

俺「あのさ、突然だけれども、女ってなんで世界最強とか目指しているわけ？」

女「では俺君に逆に聞くわ。アナタはなぜ世界最強を目指さないの？」ｷﾞﾛﾘ

（なぜってそりゃー）

俺「とうてい叶いそうもない夢だから？」ﾄﾞｳｶﾅ?

女「つまらない男。もう私に関わらないで。その挑戦心のNASAが感染してしまうわ」ｶﾐｦｳｼﾛﾆﾌｧｻｧ

（うわ、とても素敵なフローラルな香。まるで森の中に迷い込んだ子羊が見せるあどけない笑みの中に隠されたメレンゲのように柔らかいひよ子の頭の隅にあるわずかな卵の時期の記憶のようないい匂いだ）

俺「シャンプーなに使ってんの？」

女「牛乳石鹸よ」

俺「さいですか」ﾒﾓﾒﾓ

(｀･ω･´)ｿﾚｶﾗ

違う日の休み時間

俺「どう、俺の髪のにおいどう？」ﾄﾞﾔｧ

女「くさっ、腐敗した犬の口みたいな匂いがするけど、きちんと頭洗ってる？」

俺「」涙ﾎﾟﾛﾘ

(｀･ω･´)(｀･ω･´)(｀･ω･´)

体育の時間

俺「ランニング、テラシンドイ」

　「ん、アレは……。」

体育教師「２人ペア作ってねー」

ｸﾗｽ女子「一緒にしよー」ﾜｲﾜｲ
　　　 「いいよー」ｶﾞﾔｶﾞﾔ

女「」ﾎﾟﾂｰﾝ

体育教師「また一人なの？」

女「最強を志す者に友人なんていりませんから」ﾂﾝﾂﾝ

俺「あいつ、ボッチなのか」

友人「知らなかったのか？」ｼﾝｷｬﾗ

俺「ああ、知らなかった。あいつ、変わってるもんな、仕方ないっちゃあ仕方ない、のか？」

友人「噂によるところ、話しかけると威圧してくるらしいぜ」ｶﾞｸﾌﾞﾙ

（威圧、されたかな……？）

(｀･ω･´)(｀･ω･´)(｀･ω･´)

とある日の教室「」ﾀﾞﾚﾓｲﾅｲﾖ

女「世界最強…、ふふ、おかしいわよね」

　「友達ができないのにも無理はないわ。
でもそれで良い。こんな私でも受け入れてくれる人じゃないと、私は人を信じられない。信じることなんて、できないのだから」ﾄﾞｸﾊｸ

俺「…………」ﾀﾏﾀﾏﾛｳｶﾃﾞｷｲﾃﾀﾔﾂ

(｀･ω･´)(｀･ω･´)(｀･ω･´)

昼休み

俺「なぁ、女～」ｶﾀﾄﾝﾄﾝ

女「なに、男君」

俺「お前いつも飯一人で食ってるだろ？」

女「………ええ、そうね」ﾒｿﾗｼ

俺「一緒に食ーーー」

女「ーーー遠慮するわ、キモい」ｸｲｷﾞﾐ

俺「辛辣……」涙ﾎﾟﾛﾘ

女「で、でも、どうしてもと言うのなら一緒に食べてやらんこともないこともないかもしれない、けど……」ﾁﾗｯ

俺「なら一緒に食おう」ﾆﾊﾟｧ

　「屋上行こうぜ」ｶﾓﾝｶﾓﾝ

女「ええ、仕方ないわね」ｴｶﾞｵ

（なんだよ、可愛い顔するじゃねーか）

嫌な奴「あら、アレは……」ﾆｭｰﾌｪｲｽ

支援

屋上「」ﾀﾞﾚﾓｲﾅｲﾖ



俺「実は手作りなんだー」ﾊﾟｶｯ

女「へぇ、俺君は料理できるのかしら？」

俺「意外か？」ｵｲｼｿｳﾅﾍﾞﾝﾄｳ

女「いや、なんか腹立つだけよ」ﾊﾟｶｯ

女の弁当「」ﾏｯｸﾛｵｶｽﾞ

俺「うぇ、なんだそれ」

女「……手作り。」

俺「………弁当交換するか！」ﾒｲｱﾝ

女「え？」ﾄﾏﾄﾞｲ

俺「ほい」つ弁当

女「あ、ありがと」ｳﾂﾑｷ

俺「こちらこそ、交換どーも」ﾊﾟｸｯ

（くそまずい……。ご飯ナマじゃねーか）

俺「今度、料理教えてやるよ」ﾊﾞﾘﾊﾞﾘｺﾞｸﾝ

女「」ﾓｸﾞﾓｸﾞｺﾞｸﾝ
　「……うん、ありがと」

(｀･ω･´)(｀･ω･´)(｀･ω･´)

休み時間

俺「なぁ、女～」ｵｰｲ

女「………なぜ俺君は私に構うの？」

　「自分で言うのもなんだけど、私ってかなり変な子よ。みんなそんな私を避けるのに何故アナタは、アナタは私に構うの？」

俺「だってお前、わざと変な子してるだろ？」

女「！！！」ｷｮｳﾀﾝﾉﾋｮｳｼﾞｮｳ

俺「そりゃさ、最初はヤバい奴だと思ったけども、それが分かってからなんか気になっちまってな」

女「いつ、いつから？いつ気付いたの？」

俺「あー、なんか、アレだよ。盗み聞きとかじゃねーぞ。でも、まぁ、偶々というか、偶然の、産物の、賜物というか、アレだよ」

女「ふふ、もういいわ。なんとなく分かったから」ﾆｺﾘ

俺「そ、そうか」

女「私が……。」ﾀﾞﾏﾙ

俺「私が？？」

女「やっぱり、なんでもないわ」

俺「そうか」

女「でも世界最強目指しているのはホントよ」

俺「え！？」

続きが見たいかな〜って

わっかった！

早く続きおねがいします