神のみ:ちひろ「茶でも…いかん?」

1 名前:名無し 投稿日:2014/04/27 00:44 ID:RoonW2vL
先日連載終了をした神のみつづきです

ちひろ「茶でも…いかん?」

喫茶店
カランコロン イラッシャイマセー

コウチャヒトツト………コーヒーヒトツ

ちひろ「………」
桂馬「………」
ちひろ「………」
桂馬「……」
ちひろ「………今日はゲームしないんだね」
桂馬「ああ………」
ちひろ「……なんか喋ってよ」
桂馬「お前が誘ったんだろ」
ちひろ「アハハ…そうだったね」
桂馬「……何か聴きたいことがあったんだろ」
ちひろ「……うん」
桂馬「……」
ちひろ「あ…あのさ……きいたよ。鮎川さんから」
桂馬「……」
ちひろ「桂木ってかのんちゃんとかと本当に付き合ってたんだね」
桂馬「………まぁ実際は付き合ってないがな」
ちひろ「………」
桂馬「………」
ちひろ「……結論いうとなんであたしなん?」
桂馬「……僕はお前が好きだからだ」
ちひろ「うっ……じゃ…じゃあなんで歩美とあんなことしたん?」
桂馬「それは僕が地獄との関係者だったからだ」
ちひろ「じゃあなんであん時あたしと付き合ったん?」
桂馬「そ…それは」
ちひろ「話してよ」
桂馬「………」
ちひろ「………」ソワソワ
桂馬「………お前も攻略したんだ」ボソ
ちひろ「えっ」
桂馬「だからお前と昔キスしたことがあったからだ」
ちひろ「!!?」
桂馬「だからお前にもいると思った。けど違った。お前には何もなかった」
ちひろ「………」
桂馬「………」
ちひろ「………アハハ。よくわかんないや」
桂馬「なんだよ」
ちひろ「………桂木と二回もキスしてたんだ」ボソ
桂馬「?」
ちひろ「笑っちゃうなぁ。ゴキブリ男に2回も惚れちゃうなんて」
桂馬「馬鹿にしてるのか?」
ちひろ「まぁね。わたしもこんな底辺ゴキブリ男に二回も(強調)惚れたし」
桂馬「おい」
ちひろ「あんたもあんたであたしよりもず~っとカワイイかのんちゃんを選ばずあたしなんてどうかしてるよ」
桂馬「そんなんどうでもいいだろ」
ちひろ「よくない!歩美だって足が速くて可愛くてあと鮎川さんだってだって10年間待ち続けたそうじゃん」
桂馬「そこは関係ない」
ちひろ「あんたどうかしてるよ。10年間待ち続けた女の子を見捨てるなんて」
桂馬「そこは天理もわかっていたはずだ」
ちひろ「だってだってさ。なんであんなにもあんたに尽くした女の子が私にあんな言葉をあんな顔で言えるのさ」
桂馬「………」
ちひろ「多分あの子も待ってたんだよ。もしかしたらほかの未来。あんたと結ばれる世界を………」
桂馬「そうかもな」
ちひろ「それなら」
桂馬「でも」
桂馬「ここはその未来ではない。僕が望んだ世界だ。ここで決して天理とは結ばれることはない」
ちひろ「………」
桂馬「これからはお前だけをみて生きていく。ちひろが不安になった時はいつでも僕が助けてやる」
ちひろ「………あんた本当に馬鹿だね」
桂馬「………」
ちひろ「………あーぁ」
桂馬「………」
ちひろ「馬鹿らしくなってきたわ」
桂馬「……」
ちひろ「いいよ。あんたと付き合うわ」

オマタセシマシター コーヒートレモンティーデス ゴユックリ~

ちひろ「………ック」
桂馬「な…なんだよ」
ちひろ「アハハハハハ。いやいやお茶のタイミングとあんたの臭いセリフに笑えちゃってさ」
桂馬「臭いとはなんだ」
ちひろ「よくこんなで今までほかの女の子と付き合ってきたね」アハハ
桂馬「これだからリアル女は困る」
ちひろ「なによ。リアル女で悪かったね」
桂馬「けどなんでか」
ちひろ「なによ」
桂馬「お前を好きになってしまったんだな」
ちひろ「………桂木って羞恥心ないよね」
桂馬「っふ笑止。僕なら大量のギャルゲーを持って女子高の教室でゲームできるな」
ちひろ「それ自慢じゃないじゃん」
桂馬「結局お前くらいがちょうどいいんだ」
ちひろ「なによ!ちょうどいいって」ムキー
桂馬「THEリアル女は何をやりだすかわからない。本当に意味がわからない。ギャルゲーの女の子たちを見習ってほしいものだな」
ちひろ「さっきからなによ」
桂馬「けどそれは二次元で十分だ。三次元は行動が予測できない方が面白い。みんな四苦八苦してリアルで生きている。それに対して興味を持たせたのはちひろお前だ」
ちひろ「なんだか凄く上から目線。けどさっきからセリフ臭すぎるつーの」
桂馬「これだからリアル女は」ズズー
ちひろ「なんであんたなんて好きなっちゃたのかな」
桂馬「………うちのコーヒーの方がうまいな」
ちひろ「そういうこと言わない。これだから底辺変態ゴキブリ男は困るっつーの」ズズー
桂馬「ほっとけ」
2 名前:名無し 投稿日:2014/04/27 00:46 ID:RoonW2vL
登校

エルシー(絵里)「にーさま。朝ですよ」トントン
桂馬「………」
エルシー「にーさま開けますよ」キィ
桂馬「ふっふっふ。今日も6本コンプリートできたぞ」
エルシー「にーさま気持ち悪いです」
桂馬「駆け魂がないと毎日が穏やかだなぁ。っ眩し!太陽め僕を殺す気か!?」
エルシー「にーさま今日は学校ですよ」
桂馬「とりあえず大豆乳を飲むか」
エルシー「にーさま!?きいてますか!?」
桂馬「えるしー?なんだいたのか」
エルシー「さっきからずっとにーさまを呼んでましたけど」
桂馬「んでなんだ?」
エルシー「今日は学校ですよ」
桂馬「今日学校あるのか」
エルシー「やっぱりわかってなかったんですね」アキラメ
桂馬「よしゲームやるぞ」
エルシー「話聞いてましたか!?」
桂馬「なんだよ」
エルシー「ですからちひろさんと一緒に登校するんですよ」


ちひろ「……」ポチポチ
ガチャ
桂馬「………」カチカチ
エルシー「おはよーございます!!ちひろさん!!」
ちひろ「ようエリー!おはよう。」
桂馬「………」カチカチ
ちひろ「……おはよう桂木」
桂馬「………おはよう」プイッ
ちひろ「………」アカァ
エルシー「………」ニヤァ
ちひろ「エリーィィィィィ」アタマグリグリ
エルシー「ちひろさん痛いです痛いです」
桂馬(なんでこんなにドキドキしているんだ)
3 名前:名無し 投稿日:2014/04/27 00:46 ID:RoonW2vL
HR前
エルシー「おはようございます!!」ガラッ
クラスメイト「おはようエリィ」
桂馬「………」カチカチスタスタ
ちひろ「………」スタスタ
結「おはよう桂馬君」
桂馬「朝からなんだよ」
結「今日は桂馬君のためにお弁当作ってきたんだよ!!」
桂馬「いらない。僕は10秒飯で十分だよ」
結「あと今日桂馬君が欲しがっていたゲーム持ってきたよ!!」ジャジャーン
桂馬「これは……伝説の初回限定版で初期不良で攻略不能と言われた名作………。」
結「もし昼お弁当食べてくれたらこれあげょ」
桂馬「本当か!?」
ちひろ「はい。そこまで」イライラ
結「!?」
桂馬「!?」
ちひろ「桂木!今日あんたはあたしの弁当食べてもらうから」バンッ(机)
桂馬「断る」
ちひろ「なんでさ」
桂馬「僕は常に満腹だから必要ない」
ちひろ「?」
桂馬「常にゲームの中で食べているからさ」キリッ


桂馬:カオボコボコ
ちひろ「とにかく今日は昼よろしく!!」スタスタ
桂馬「………」
結「……これはなかなかはいれなさそうだなぁ」
桂馬「お前はお前の人生を歩めよ」
結「嫌だよ。僕が諦めつくまでは絶対にあきらめない。しがらみから抜け出せっていったのは桂馬君だよ」
桂馬「………好きにしろ」
結「うん」ニコッ
4 名前:名無し 投稿日:2014/04/27 00:47 ID:RoonW2vL
昼休み


桂馬「なんで僕が」ハァッ
ちひろ「彼女の手作りを食べれるだけ光栄に思え!」
桂馬「僕は頼んでいない」
ちひろ「じゃあ食べようよ」
桂馬「はぁっ………」ガクッ
ちひろ「こちらです……」ジャジャーン
桂馬「……感想に困るほどの普通の弁当だな」
ちひろ「これでもがんばったんだから。ほらこれ食べて」ユビサス
桂馬「ハァ……。わかった」パク
ちひろ「………」ドキドキ
桂馬「……普通だな」
ちひろ「もっと感想とかあるでしょ!?」
桂馬「普通に食べれる。不可もなく可もなくだ」
ちひろ「むっ………。ならおいしくなる方法教えてあげるよ」
桂馬「?」
ちひろ「はい。これあーん」
桂馬「!!!!?」
ちひろ「はっはやく」アカァ
桂馬(3次元があーんだと!?僕は2次元の住人だ住人だ住人だ住人だ………)
ちひろ「ってい」ムリヤリ
桂馬「っム!!?」
ちひろ「どう?」
桂馬「お……おいしいと思います」
ちひろ「………」アカァ
桂馬「……」アカァ

月夜(なんてところで見せつくてくれるのですか……。ねぇ栞?)
栞(……)パクパク
月夜(どうやら現実についていけてないようですね)
5 名前:名無し 投稿日:2014/04/27 00:48 ID:RoonW2vL
放課後
ドッタンドドドタン ジャーーーーーン
ちひろ「今日調子いいねぇ」
結「なんか力を出したくてね」
歩美「結今日よかったね」
京「ちひろもよかったよぉ。感情こもってたしよかったよかった」
エルシー「私はどうでしたかぁ?」
京「エリィ?前より下手になった?前ちゃんとひけてたよね?」
エルシー「あれれ?にーさまどうでしたか?」
桂馬「僕に聞くな」カチカチ
京「そういえば今日はなんで桂木ここにいるん?」
桂馬「今日はエルシーと一緒に買い物して帰るからな」
京「ふーん。っあそういえばこないだのあの件!どうゆうことなの!?」
歩美「!?」
ちひろ「!?」
桂馬「特になんでもない。お前に話すことではない」
京「なになに?こないだ痴話喧嘩してなかったっけ?」
桂馬「話聞けよ」
京「んでちひろさん真相を」
ちひろ「っえ………えーと」
歩美「………」
エルシー「………」ソワソワ
桂馬「…」
ちひろ「………あの」
歩美「桂木に私フラれたんだ」
京「っえ」
ちひろ「………」
エルシー「………」オドオド
桂馬「………」
歩美「んじゃ帰るね」スタスタ ガラッ
シーン

京「えーと。うん。なんかごめん」
桂馬「………」
ちひろ「私も帰るね」スタスタ
結「………」ニヤニヤ
エルシー「うぅぅぅぅぅ」オドオド
桂馬「エルシーうるさい。ゲームの邪魔だ」
エルシー「にーさまのバカぁ」

歩美とちひろ

歩美「……」スタスタ
ちひろ「……まってよ」ハァハァ
歩美「わかってるよ。別にちひろに対しては恨んでもないし」
ちひろ「でも!」
歩美「でも!?どうしよもないじゃん。桂木はちひろのことが好きなんだし」
ちひろ「……」
歩美「もし桂木がちひろを好きになっていなかったとしてもこの恋は終わってたと思う」
ちひろ「………」
歩美「あいつは桂木はいいやつだから。あいつが本当に好きになった相手は絶対に傷つけないから」
ちひろ「あゆみ………ごめんね」
歩美「私もこれですっきりできたし」
ちひろ「……」
歩美「ちひろは変わったよ」
ちひろ「っえ……」
歩美「ちひろの恋が本当に実ること応援してるよ。もしあいつがちひろを悲しませたら跳び蹴りでもいれてやるっていうの」
ちひろ「うん………ありがとう」
歩美「たいやき食べたくなってきたなぁ♪ちひろの奢りね♪」
ちひろ「なんでさ!」
歩美「細かいことは気にしない気にしない」バシバシ
ちひろ「はぁ……」


桂馬(これからゲームやってるだけで跳び蹴りとか何発かくらいそうだな)

6 名前:名無し 投稿日:2014/04/27 00:48 ID:RoonW2vL
メール

ちひろ宅
ちひろ(桂木にメールおくろ。なんて送ろうかな……。とりあえず休日デートにでもいかん?っと。)ポチ
   (【桂馬より】断る)
ちひろ(なによ。せっかく誘ったのに(プンスカ)付き合ってもう3週間くらいたつのにデートないのはおかしいでしょっと)ポチ
   (【桂馬より】そんなの関係ない。僕はゲームで忙しい)
ちひろ(なかなかてごわいなぁ。なら落とし神様:難易度は高いのですがどうしても一緒に恋したい子がいるのです。どうかおたすけくださいませんか?っと)ポチ
ちひろ(なんかいまのはずかったな)
   (【桂馬より】神は逃げない。)
ちひろ(これってOkってことなのかな?)

桂馬宅(リビング)
桂馬「くそ。あいつ変な技覚えやがって」
エルシィ「」ニヤニヤ
7 名前:名無し 投稿日:2014/04/27 00:49 ID:RoonW2vL
休日 デート(午前)


桂馬「はぁ………何故だ」カチカチ
ちひろ「なによ」
桂馬「なによじゃない。なぜ僕が休日にお前と付き合わなければならん」カチカチ
ちひろ「じゃあ歩美呼ぶね」
桂馬「勘弁してください」
ちひろ「てことでゲーム没収」ホイッ
桂馬「何すんだ」
ちひろ「こっちだって覚悟決めてきてるんだから」ボソッ
桂馬「……」
ちひろ「………」
桂馬「………はぁどこいくんだ?」
ちひろ「っあ、そうだね。んーと適当にぶらつこうよ」
桂馬「なんて時間の無駄なんだ……。これだからリアル女は」
ちひろ「はい。文句言わない。いくよー」ズルズル
桂馬「こんなの二次元だけで十分だーーーー」ズルズル
8 名前:名無し 投稿日:2014/04/27 00:50 ID:RoonW2vL
デート(昼)


結局桂馬のゲーム集めになっていた
桂馬「時にはいいなぶらつくのも」キリッ
ちひろ「なんであたしがこんなんのにつきあってんの」クテクテ
桂馬「まだまだ。ギャルゲーは僕を待っている」
ちひろ「はぁ……。どこか飯いかん?」
桂馬「飯なんて一日一食で充分だろ?」
ちひろ「あそこ入ろうよ!!」
桂馬「まだだ!もう少しいけるだろ」
ちひろ「あゆみ……」
桂馬「すみません」


イラッシャイマセー ニメイサマライテンデース

ちひろ「ウマ!桂木これウマいよ」
桂木「食べながら喋るな」カチカチ
ちひろ「そういうあんたもどっからとPFPをだしてやってるじゃん」
桂馬「やはりゲームは最高だな」カチカチ
ちひろ「そういうこというやつにはこれだ」チュー
桂馬「!!?」パタパタ
ちひろ「ぷはっ。さすがに恥ずかしいね」
桂馬「」パクパク
ちひろ「桂木?」
桂馬(ここここいつアホなのか?ここんなこんなとこでキスって)
ちひろ「桂木って意外と押しに弱いんだ。いいこと知った」ニヤァ
桂馬「ほっとけ」アセアセ
9 名前:名無し 投稿日:2014/04/27 00:50 ID:RoonW2vL
ハクアはふと思い出す


ハクア「新地獄もこれからね」
ローラ「あーぁ。めんどくさいわね」
ハクア「あの後そういえば桂木に会ってなかったわね」
ローラ「あんな気持ち悪い男二度と会いたくないわね」
ハクア「別れくらい言いたかったわ。そういえばあいつのバディーって誰だったっけ?」
ローラ「あ……。誰だっけ?」
ハクア「やっぱり……」
ローラ「まぁよくない?」
ハクア「あいつのバディーとはいつも一緒にいたような気がするのよね」
ローラ「数少ない友達をうしなったのね」ッププ」
ハクア「失礼ね!!」バンッ(机)
ローラ「冗談よ」
ハクア「もう」
ローラ「はぁ……。まさかあんたとこんなにも一緒に仕事する時が来るなんてね。昔なら考えられなかったわね」
ハクア「そうね」
ローラ「まぁあんたくそ真面目な鉛筆だから仕事も押し付けられるし私は楽でいいけど」
ハクア「やっぱりあんた嫌いだわ」
10 名前:名無し 投稿日:2014/04/27 00:51 ID:RoonW2vL
デート(午後)


楽器屋
桂馬「……25万か。PFPの最新が10台以上買えるじゃないか」
ちひろ「なんでそんなものが10台も必要なのよ………」
桂馬「また弾くのか?」
ちひろ「だってこのギター好きだもん」
桂馬「買ってやらんぞ」
ちひろ「わかってるわよ」

ちひろギター堪能中


ちひろ「毎回緊張するわー」
桂馬「前よりうまくなったか?」
ちひろ「前よりはね。まぁ前聴いてもらった時から一か月くらいしかたってないけど」
桂馬(手に血豆できてるほど練習してるのか)
ちひろ「桂木?」
桂馬「あぁ。次行こう」


ちひろ「………」ストラップ見てる
桂馬「………」
ちひろ「うーん………」
桂馬「欲しいのか?」
ちひろ「いや。うん欲しく……いや欲しいかな」
桂馬「はぁ。そのくらいなら買ってやるよ」
ちひろ「ほんとに!?」
桂馬「まぁ中古ゲームくらいだしな」
ちひろ「その言葉いらないわぁ……。まぁありがと。……け……けいま!」
桂馬「!!?」
ちひろ「…」アカァ

お互いしばらく沈黙が続きました

11 名前:名無し 投稿日:2014/04/27 00:51 ID:RoonW2vL
デート(夕方)


桂馬「もう歩けない」
ちひろ「男でしょ!?なんでもう歩けないのさ?」
桂馬「ゲーマーの脚力をこえている……」
ちひろ「今からどうする?」
桂馬「家に帰る」
ちひろ「ダメ」
桂馬「だが断る。もう充分だろ?」
ちひろ「いやまだ………」
桂馬「まだ行きたいとこあるのか?」
ちひろ「じゃあ…うん……あたしの家くる?」
桂馬「っえ」
ちひろ「いややっぱなんでもない」アカァ
桂馬「………」
ちひろ「………」
桂馬「なら僕の家にこい。お茶も出してやる」
ちひろ「………うん」

カフェ・グランパ

麻里「おかえりー。桂馬」
桂馬「ただいま。かあさん」
ちひろ「こんにちは」ヒョコ
麻里「いらっしゃい。桂馬のお友達?」
桂馬「………」
ちひろ「いや私はその………」
エルシー「ちひろさんこんにちはー」ガチャ
ちひろ「やっほー」
エルシー「本当ににーさまとでーとしてきたんですね」キラキラ
麻里「で……でーと……?」
桂馬「ばか!!」
エルシー「?」
麻里「てことは家に連れ込んできていまからいたすつもりだったのね………」
桂馬「違うから。母さん」
麻里「エルちゃん!!今日は二人で旅行しましょう!!」
エルシー「っえ?お母様?」
麻里「じゃあお二人さん。ごゆるりとー」バイクノル
エルシー「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ?」

桂馬「………うちの母さんは全く」ハァ
ちひろ「………」アカァ
桂馬「ちひろ?」
ちひろ「っえ……あ……うんごめん……」
桂馬「いや別に………」
ちひろ「………」
桂馬(なにこれ。すごい変な雰囲気なんだけど……。エルシー早く帰ってきてくれ)
12 名前:名無し 投稿日:2014/04/27 01:01 ID:RoonW2vL
これから少し遅くなります 見てる人いたら嬉しいです
13 名前:名無し 投稿日:2014/04/27 01:12 ID:RoonW2vL
夜(桂馬宅)
桂馬「帰りたかったら帰っていいんだぞ」
ちひろ「いやその……今日は別に用事もないし」
桂馬「う………そうか」
ちひろ「………」
桂馬(さっきからちひろの様子がずっとおかしい。くそ気まずい)ピンポーン
桂馬「誰か来たみたいだな」
ちひろ「うん」
桂馬「ちょっと見てくるわ」スタスタ ガチャ

天理「お母さんいるかな?……」
桂馬「今はいない」
天理「そっか……」
桂馬「うん」
天理「エルシーさんは?」
桂馬「今外出中だ」
天理「そっか……」
桂馬「……もういいか?」
天理「いやそのこないだ旅行いった時のお土産!!……」
桂馬「そうか……」
天理「うん……」
桂馬「………」
天理「……うん」
ちひろ「桂木誰だとはなしてるん?ってっえ」
天理「っあ」
ちひろ「………」
ディアナ「桂木さんはいつからそんな不純になってしまったのですか」シュイン
桂馬「いや待て。ディアナ。これには深い事情があるんだ」
ディアナ「不潔で不気味で得体のしれない女好きの変態だけだと思ってましたが」
桂馬「ひどいいわれようだな」
ディアナ「ご両親と妹さんがいない間にあんなことやこんなことを」
桂馬「あんなことってなんだよ」
ディアナ「変態男私に話しかけないでください!!」
桂馬「理不尽すぎる」
ディアナ「それでは失礼します」
桂馬「……ディアナ……いや天理」
天理「……うん」シュイン
桂馬「お前は10年間幸せでいれたか?」
天理「……楽しかったよ」
桂馬「そうか」
天理「………」
桂馬「………ディアナ」
ディアナ「なんでしょうか?桂木さん」シュイン
桂馬「天理を頼んだ」
ディアナ「…わかってますよ。それでは失礼します」
桂馬「じゃあな」
ディアナ「えぇ」スタスタ

桂馬「………」
ちひろ「……」
桂馬「………」
ちひろ「……桂木?」
桂馬「飯でも作るか」
ちひろ「……うん」
14 名前:名無し 投稿日:2014/04/27 01:43 ID:RoonW2vL
ちひろ「桂木何でもできるんだね」
桂馬「ゲームで体験してるからな」カッカッカ
ちひろ「いやでもこの料理の手際はもうプロでしょ」
桂馬「昔母さんによく手伝わされたからな」w
ちひろ「なんかむかつく」

桂馬「できたな。食べるか」
ちひろ「うん。……いただきます」
桂馬「久々に夜に固形食を食べたな」
ちひろ「あんたどんな食生活してるのさ。ってうま!?」
桂馬「普通だろ」モグモグ
ちひろ「なんでこんなゴキブリ男に料理で負けるのさ……」


ちひろ「食べた食べたー」
桂馬「食べたな。よし、僕は部屋に戻ってゲームをする」
ちひろ「っえ。なんかしようよ」
桂馬「なんもやることないだろ。やることないなら風呂入って寝ろ」
ちひろ「えぇ………。先ははいったらあとで桂木が風呂に入るんでしょ?」
桂馬「そんな性癖は持ってないから安心しろ」
ちひろ「まぁいいけど」

ちひろ入浴中
ちひろ「今頃何してるのか。桂木」プカプカ

桂馬自室
桂馬「今日は疲れたな。そんな時はゲームに限る!!よし今日も徹夜だ!!」
そして桂馬はゲームの世界に入っていった

AM2:00
エルシーの部屋。
ちひろ(あぁ。寝れん。あいつまだゲームやってるんかな?)スタスタ

桂馬自室前
ちひろ(きてしまった。まぁみるだけならいいよね)キィッ
ちひろの目の前に現れたのは6画面に二次元の女の子たち……
ちひろ「うわぁ……。これは改めてひくわ」
    (桂木寝てんじゃん。椅子の上で。ベットに運んであげよう)
ちひろ(うわ。意外と軽いんだ。でもやっぱり重いなぁ。桂木。眼鏡外すとかわいい……)桂馬をベットへ
桂馬「………」スースー
ちひろ「………」ウトウト
   (私も眠くなってきちゃったな……zzz)

15 名前:名無し 投稿日:2014/04/27 22:21 ID:RoonW2vL
桂木宅(朝)
桂馬「………いつの間にか寝ていたのか……。僕としたことが……」
ちひろ「………」スースー
桂馬(うーんと。なんだこれ……。なんで僕とちひろは一緒に寝てるんだ…)
【状況;桂馬の背中に引っ付いてる感じ】
ちひろ「……う…ん……?」
桂馬「………」
ちひろ「……?」
桂馬「……やぁおはよう」
ちひろ「………!!?」


桂馬「なんで僕が殴られなければならん」ボコボコ
ちひろ「変態変態この底辺変態ゴキブリ男!!!」
桂馬「……理不尽だ。……てかなぜお前がこの部屋にいる。……というより何故僕は椅子からベットに移動してるんだ」
ちひろ「いやそれは……」
桂馬「……」
ちひろ「………」
桂馬「……はぁ。もういいとりあえず僕は部屋にでる」
ちひろ「……うんってっあ」スルッ
何かの拍子にちひろの方向へ倒れこむ

桂馬「!!?」
ちひろ「……」アカァ
桂馬「すまん……」
ちひろ「いや…別に………」
桂馬「………」
ちひろ「……………」
桂馬「………」
ちひろ「……いいよ」アカァ
桂馬「………」手で口塞ぐ
ちひろ「!?」
桂馬「まだそんなにあわてなくていいぞ。僕は逃げない……」
ちひろ「……なにさ。かっこつけて……。ださいわ……」クスクス
桂馬「……ほっとけ」


帰り際
ちひろ「………かえるね」
桂馬「……あぁ」
ちひろ「……いろいろありがとう」
桂馬「……まぁな」
ちひろ「最後にさ……」顔近づける
桂馬「………!?」チュー
ちひろ「……やっぱり恥ずかしいけど」アカァ
桂馬「………」
ちひろ「……じゃあね」バタン


桂馬「……やはりリアルはクソげーだな」
16 名前:名無し 投稿日:2014/04/28 09:02 ID:zHzcxj3B
あーはん
17 名前:名無し 投稿日:2014/04/28 17:10 ID:JkuutM9Y
神のみのss何か新鮮
18 名前:名無し 投稿日:2014/04/28 23:34 ID:ncQBbFkv

模試返却


ちひろ「……また微妙だなぁ…」ハァッ
エルシィ「ちひろさん?どうしたんですか?」
ちひろ「いや模試の偏差値が54でさぁ……。国公立行けるかなって思ってて…」
エルシィ「すごいじゃないですか!!私なんて偏差値?39?でしたよ」
ちひろ「……それ笑い事じゃないよ……」
エルシィ「でもでも歩美さん偏差値43でしたよ」
歩美「馬鹿ぁ!!言わないでよ」
エルシィ「だって歩美さんさっき私に自慢したじゃないですか」
ちひろ「」ププッ
歩美「ち~ひ~ろ~?」アタマグリグリ
ちひろ「ごめんごめん」イタイイタイ
京「どうしたの?なんかあったの?」
ちひろ「いや模試が……って京!クラス3位!?偏差値67って化物じゃん!!」
エルシィ「京さんすごーい。わたしの倍もありますー」
京「エリーそれはやばいんじゃないのかな……。っあけど結か70超えてたよ」
ちひろ、歩美「70!?」
京「まぁ結は2位なんだけどね……。1位はあのオタメガ……」ハァッ
歩美「あいつやっぱり一番なんだ……」
ちひろ「ちょっとあいつんとこ行ってくるわ」スタスタ
歩美「いってらー」

京「歩美仲直りできたんだ」
歩美「別にもともと喧嘩なんてしてないし……」
エルシィ「」ニヤニヤ


ちひろ「桂木?模試見してくれん?」
桂馬「……」カチカチ
ちひろ「ゲームに没頭中……。(聞こえてないみたいだし鞄いじればでてくるかな?桂木の志望校も気になるし……)」
桂馬「……なんだ?」
ちひろ「あんた聞こえてたんか。模試見してくれん?」
桂馬「模試?お前も物好きだな…。ほらこれ」ペラッ
ちひろ「どれどれ……。!!?あんた全国で4位って……。」
桂馬「上には上がいるもんだな。この上の奴らとあってギャルゲーを薦めたいものだな」
ちひろ(こいつやっぱり化物だったわぁ……。志望校は……。って私立大学じゃん!?てか志望校一つって)
ちひろ「なんで桂木は鳴沢大学なん?」
桂馬「そんなん決まってるだろ。家から近いにきまってる」キリッ
ちひろ「ふーん(鳴沢大学かぁ。私ならもしかしたら頑張ればいけるかも……)」
19 名前:名無し 投稿日:2014/04/28 23:59 ID:ncQBbFkv
期末テスト


カフェ・グランパ

ちひろ「てなわけで試験勉強しましょう!!」
歩美「イエーイ」
エルシー「助かりますー」
桂馬「お前ら何故僕の家でやる……」
歩美「だってあんた頭いいじゃん。だから教えてもらおうと思って」
ちひろ「そうだそうだ」
桂馬「断る」
歩美「なんでよー」
桂馬「ゲームで忙しい」
麻里「ちょっと桂馬こっちきな……」グイッ
桂馬「っえ……」
ボコッ カアサン イタイイタイ グヘェ マジシヌシヌ

桂馬「さぁ勉強するか」カラダボコボコ
歩美「……うん」
ちひろ「……エリー…。おばさん怖いね……」ボソッ
エルシー「これが普通ですよー」ニコニコ
ちひろ「っえ……」アオザメ


桂馬「何故こんな問題もわからん」
歩美「いやわかるもん!勉強してないだけだもん」
桂馬「勉強しろよ……」
歩美「そろそろ休憩しよ!!」
桂馬「まだ勉強し始めて30分しかたってないぞ」
歩美「さぁお菓子食べよ食べよ」
桂馬「おい」
エルシィ「食べましょう!!」
桂馬「便乗するな」
ちひろ「これ桂木どうやってやるん?」ボリボリッ
桂馬「食べながらやるな」


ちひろ「こんなもんでお開きでいいかな」
歩美「いいんじゃない?」
エルシィ「疲れましたぁー」
桂馬「勉強してたの結局5時間やって50分くらいだったがな」カチカチ
麻里「また桂馬をこき使ってあげてね」ニコニコ
桂馬「もう勘弁してくれ」
ちひろ「はい。では解散―」
歩美「んじゃ私帰るねー。おじゃましましたー」
エルシィ「歩美さん さようならー」
ちひろ「それじゃ私もお邪魔しましたー。」
麻里「ちょっとちひろちゃんいいかな?」ヒョイヒョイ
ちひろ「はい。おばさんなんでしょう?」
麻里「ちひろちゃん。多分あの子普通なら伝わるようなことも通じないことも多いかもしれないけどこれからも桂馬をよろしく頼むわね」ボソボソ
ちひろ「はい。わかりました」

桂馬「余計なお世話を」
20 名前:名無し 投稿日:2014/04/29 00:03 ID:8ZC4iAXu
誰か見てるかなぁ……。けど手が止まらんから続けます
21 名前:名無し 投稿日:2014/04/29 00:25 ID:8ZC4iAXu
ハクア桂木家現る

ハクア(暫く来てなかったからなんか懐かしく感じるわねぇ……)ガチャ
ハクア「お邪魔しまーす!!」
桂馬「!!?」
ハクア「久しぶりねー」
桂馬「来てほしくなかったがな」
ハクア「あんたのおかげで地獄は救われたからこんな忙しい中感謝しにきたのよ」
桂馬「僕はやるべきことやっただけだ」
ハクア「そういえば桂木のバディーってどこ行ったの?私の隣にずっといたような気がしたんだけど……。」
桂馬「僕のバディーはここにいるぞ」ガチャ
エルシー「ハクアー!!」
ハクア「……この可愛い子だれ?」
エルシー「私だよ!!私エルシー」
ハクア「……………ごめん。全く思い出せないの」
エルシー「……っあ……うん……そうだね初めましてだったね……」
ハクア「もしかしてこの子が………」
桂馬「そうだ」
ハクア「……そう」
エルシィ「私のこと思い出せる?」
ハクア「……ゴメン。全く覚えてないの」
エルシー「いやそうだよね。タハハ」
桂馬「………」
ハクア「………また今度地獄が穏やかになったらここにまた来るわね」
桂馬「好きにしろ」
ハクア「それじゃあね。桂木。……エルシー?もまた今度ゆっくり話しましょ」ピロロロ
エルシー「……うん!!」


桂馬「こうなって本当によかったのか?」
エルシー「ちょっと悲しいですがこれも当然わかってました……。」
桂馬「そうか」
22 名前:名無し 投稿日:2014/04/29 00:30 ID:8ZC4iAXu
また明日も仕事の暇な時間に投稿するかもです。ご指摘また感想ありましたらよろしくです
23 名前:名無し 投稿日:2014/04/29 03:14 ID:yEWTkv8t
ちゃんと見てるから是非とも書いてくれ
24 名前: 投稿日:2014/04/29 03:36 ID:3R5iNYnY
神のみSS初見だけどありだな
25 名前:名無し 投稿日:2014/04/29 08:55 ID:8ZC4iAXu
エルシィとエルシーごちゃごちゃになってる
26 名前:名無し 投稿日:2014/04/29 08:59 ID:8ZC4iAXu
>17,23,24さん。見てくれる人がいると励みになります。また空いた時間に書きます。よろしくです。
27 名前:名無し 投稿日:2014/04/29 21:51 ID:GWWRDN10
面白い!
28 名前:名無し 投稿日:2014/04/29 22:07 ID:8ZC4iAXu
21が中途半端に終わったので28に続きかきます
29 名前:名無し 投稿日:2014/04/29 22:07 ID:8ZC4iAXu


エルシー「なんでハクアはきたんでしょうか……」
桂馬「なんとなく感づいてはいたんだろ。僕のバディーが最も大切にしていた友達だったってことを」
エルシー「また仲良くなれますかね?」
桂馬「知るか」プイッ
エルシー「もっとまじめなこたえくださいよー」ブンブン
桂馬「腕を振るな。ゲームに集中できん」
エルシー「うぅぅぅぅぅ」
桂馬「エルシーうるさい」
30 名前:名無し 投稿日:2014/04/29 22:56 ID:8ZC4iAXu
クリスマス


ちひろ「クリスマスだー」
歩美「イエーイ」
エルシー「イエーイ」
結「桂馬君とクリスマス過ごせるなんて最高だよ」
京「なんでうちで……」
桂馬「なんで僕まで……」
ちひろ「細かいことは気にするなー」ワイワイ
京「家が散らかると怒られるんだけど……」
歩美「ゴミなんて出さないから安心してよ」ボリボリ
京「早速食べかす落としてんじゃん」
結「桂馬君!これ飲も!!」ジャジャーン
桂馬「それチューハイじゃないか」
結「細かいことは気にしない」ニコニコ

そして時間が経ち歩美とエルシーが酔いつぶれました……

歩美「気持ち悪い~」ウゥゥ
京「大丈夫かー?だから言わんこっちゃない。ジュースとは違うんだよ」
歩美「だってだって~。てか京お母さんみたい……」アタマグールグル
京「もう」ハァッ
結「もうちょっと飲もうよ」ニコニコ
桂馬「なんでお前は顔が白いんだ……。お前化物か……。」
京「私もう結構きてるんだけど………」
エルシー「にーさまがさいきんわたしをかま
ってくれない~。ちひろさんいがいにわたしもみてくれないと……そろそろ襲っちゃいますよ……」ウーウー
桂馬「おい。最後の言葉怖いぞ」
結「エルシー大胆だね。じゃあ……僕も酔っちゃたかなぁ……」
桂馬「じゃあってなんだ……嫌な予感しかしないぞ」
結「カラダ熱くなってきちゃったなぁ……。さぁきて桂馬君」バッ
桂馬「最後むちゃくちゃだぞ。くんなくんな。近寄んな」チカイチカイ
ちひろ「ゆいー?いいかげんにしてよー」ゴゴゴ
結「おっと。これはごめんごめん。スキンシップが激しすぎたようだね」
桂馬「助かったーって何やってんだ」トトト
結「っえ。みんなのコップに飲み物注いでるんだよ」ニコニコ
ちひろ「まだ飲むき……?」アオザメ
結「もちろん」ニコニコ

そして半強制的に皆さん結様にお酒を飲まされ京とちひろは息絶え(熟睡)ました

桂馬「お前一体なにもんだ……」
結「いやいやまさか桂馬君が倒れないとは……。恐れ入ったよ」
桂馬「なんでハイボール20杯、他にももろもろ飲んで顔が真っ白なんだ」アタマイタイ
結「桂馬君…。寝たかったら寝ていいんだよ?僕が5時間かけて家まで運んであげるから」ニコニコ
桂馬「その家までのありえないような道のりはいったい何するつもりだ……」
結「そんなこと言えるわけないじゃないか……。桂馬君にコスプレさせてホテ…」
桂馬「おーい。ここに変態がいるぞー」
歩美「桂木~。水入れて~」
桂馬「はぁ。仕方がないなぁ」ハァッ トトト
歩美「ありがとー。ゴクゴクプハ~。生き返るー」
桂馬「おっさんかよ」
歩美「桂木~。ほんとあんたのせいで私の人生どうしてくれんのよ」
桂馬「なんだよ」
歩美「あんた以上に真剣に恋なんてできんのだけど~。ほんとあんたのせいでめちゃくちゃよぉ」
桂馬「……」
歩美「はぁ今でもあんたのこと好きなんだけどどうしたらいい?」
桂馬「お前本当に酔ってるのか?」
歩美「………答えて」
桂馬「お前もし今ちひろが起きてたらどうするつもりだった……」
歩美「こんなこと聞くわけないじゃん」
桂馬「はぁ……。前にも言ったが僕には好きなやつがいる。だからお前とは付き合えない」
歩美「………ッ。アハハ」
桂馬「なんだ」
歩美「あんたのこと今も好きなんて嘘に決まってんじゃん。なに真剣に答えてんの」アハハ
桂馬「やっぱりお前酔いが回ってたんだな」
歩美「アハハ」
結「僕をほったらかしにしないでよー」トトト
桂馬「おい酒を注ぐな」
結「まだまだー」ニコニコ
歩美「………馬鹿」ボソッ

ちひろ「………」
31 名前:名無し 投稿日:2014/04/29 23:15 ID:8ZC4iAXu
クリスマス(帰り道)

京「もう!結!次絶対お酒なんて禁止だからね!!」
結「ごめんごめん。次は気を付けるよ」
歩美「うーうー。歩けないー」
エルシー「私が送ってってあげますー」
京「エリー?大丈夫?さっきまで酔いつぶれてたけど」
エルシー「大丈夫ですよ。さっきよく寝てましたから」
京「私はまだアタマ痛いんだけど」ズキズキ
桂馬「エルシー。遅くなるなよ。お前の帰りが遅くなると僕が母さんに怒られるから」
エルシー「りょうかいしました」
ちひろ「私も歩けん」ボソッ
桂馬「僕が送ってってやる」
ちひろ「!!?あんたが!?」
桂馬「嫌ならいいぞ」
ちひろ「ううん!!送ってって」パタパタ
桂馬「ほら背中のれ……」プイッ
ちひろ「うん……」


歩美「いいなー」ボソッ
結「結局歩美も諦めきれてないんだね」
歩美「いやその………」
結「諦めはついてるけど新しい恋ができないんだね」
歩美「だってあいつ以上にいいやつがいないんだもん……」
結「歩美は可愛いなぁ」ダキッ
歩美「ちょっとやめてよー。てかあんた酒臭すぎー」
結「っえ!?」ガガーン

32 名前:名無し 投稿日:2014/04/29 23:29 ID:8ZC4iAXu

ちひろと桂馬


ちひろ「……」
桂馬「………」
ちひろ「……あのさぁ」
桂馬「……」
ちひろ「……さっき歩美の話聞いてたんだけど……」
桂馬「………」
ちひろ「………わたしどうすればいいのかなぁ」
桂馬「………お前の好きにしろ」
ちひろ「でも……」
桂馬「………………」
ちひろ「………」
桂馬「………歩美のためを思ってお前が本当に別れたいと思ったなら別れても構わないぞ。お前は僕に付き合ってるにすぎん。あとはちひろ次第だ」
ちひろ「………」
桂馬「………」
ちひろ「………私不安なんだ。あんたの1番に慣れてるかが」
桂馬「………」
ちひろ「結とか私よりも運動だって、勉強、容姿だって優れてるし歩美だって……」
桂馬「………」
ちひろ「……私さ………いつ桂木に愛想つかされるかとおもうと不安で……」(涙目)
桂馬「……僕は絶対ちひろに愛想を付くことはない。それは誓っていえる」
ちひろ「…………ほんと?」
桂馬「あぁ…………」
ちひろ「……ありがとう」
桂馬「………」
ちひろ(桂木の背中暖かいなぁ……。)
33 名前:名無し 投稿日:2014/04/30 01:06 ID:dOH6EQmR
かのんが中々入れれない........
34 名前:名無し 投稿日:2014/04/30 22:04 ID:dOH6EQmR
初詣


エルシー「わあ!!すごいです!!見てくださいこの屋台の量!!」
桂馬「見りゃわかる……。なんで僕がこんな寒い中初詣に来なあかんのだ……お前正月に浴衣とかどうかしてるぞ……」カチカチ
エルシー「えぇー。日本の正月といえば浴衣ですよー」
桂馬「いまどきそんなやつほとんどいないぞ」カチカチ
エルシー「まぁいいじゃないですか。そんなことより屋台どれもおいしそうですね!!」
桂馬「……屋台なんて高いだけだからやめておけ。」カチカチ
エルシー「ぶーぶー。にーさま厳しすぎます」
桂馬「であいつはどこだ?」
エルシー「こんだけ人が多いとわかりませんねえ」
桂馬「全くこれだからリアルは面倒だ。僕を待たせるとは」
ちひろ「悪かったわね。リアル女で」ヒョコ
桂馬「!?よく見つけたな」
ちひろ「まぁあんたとエリーの後ろ姿見たからね」
エルシー「あけましておめでとうございます!!ちひろさん」
ちひろ「あけおめーエリー。エリーすごいね。正月に浴衣なんて。似合ってるよ」
エルシー「ありがとうございますー。ちひろさんも浴衣でこればよかったのに」
ちひろ「寒いし私浴衣似合わないからいいわー」
桂馬「っふ。だからリアル女は困る。少しはエルシーを見習え。そんな今時の風習に囚われるからリアルは腐るんだ」
エルシー「さっきは私のこと批判してましたよね……」
桂馬「批判したわけではない。お前の体調を心配したにすぎん」
ちひろ「だったらあんた私が浴衣着てきたら喜んだの?」
桂馬「……お前は私服でいい。いや私服がちょうどいい」
ちひろ「なによー。浴衣は似合わないって!?」(´・ω・`)ムキー
桂馬「……お前の私服、僕は好きだ」
ちひろ「っえ。……どうも」アカァ
桂馬「………」
ちひろ「………」
桂馬「…………そういえばあけましておめでとう……」
ちひろ「っあ…………おめでおうございます」
エルシー「このやり取りもう慣れました……」

35 名前:名無し 投稿日:2014/04/30 22:15 ID:dOH6EQmR
ネタが尽きてきた…………
36 名前:名無し 投稿日:2014/04/30 22:53 ID:bvYp7kqy
がんぱってくれー!
37 名前:名無し 投稿日:2014/04/30 23:13 ID:OdvxDhnV
凄い面白いです!応援しています!
誘って
38 名前:名無し 投稿日:2014/04/30 23:32 ID:HcfwsYuE
嫉妬ネタ
39 名前:名無し 投稿日:2014/04/30 23:48 ID:dOH6EQmR
皆さんありがとう >38さん ちひろの嫉妬でよろしいですか?
40 名前:名無し 投稿日:2014/05/01 00:40 ID:OzZumUa2

とりあえず修学旅行について書きます

オリジナルキャラ出したくなかったのですがやはりはなしを盛り上げるために(田中)モブ男を投入します(モブ男は本当の名前じゃはいよ)

主にモブ男は桂馬からモブ男、女性陣からは田中またはお前と呼ばれるのでよろしくです

あくまで田中はモブなんで途中霊圧が消えることが度々あり多分ですが自然消滅するのでよろしくお願いします
41 名前:名無し 投稿日:2014/05/01 00:45 ID:OzZumUa2
修学旅行 序章


エルシー「にーさま!!修学旅行楽しみですね!!」
桂馬「面倒くさいだけだろ。僕は当日仮病する」
エルシー「えぇー!?なんでですかー」
桂馬「飛行機には持ち込みに制限があるだろ。パソコンなんて持ってたら軽く20㎏なんて超えてしまうだろ」
エルシー「なんでそんなもの持ってく必要があるんですか……」ガックシ
(田中)モブ男「桂木~!!」バシバシ
桂木「なんだいきなり」
モブ男「お前さぁ修学旅行の班一緒になってくれん?」
桂木「は?なんで僕が?」
モブ男「いやだってお前高原とかとめちゃ仲いいやん」
桂木「んで?」
モブ男「だから俺の告白に手伝ってほしいんだって」
桂木「っふ。モブ男残念だが僕はゲームで忙しい。他を……」
エルシー「もう田中君いませんよー」
桂木「奴は歩美タイプか……」


授業(班決め)

先生(二階堂じゃないよ)「じゃぁ班決めするぞー。ちなみに中川も参加するそうだ」
エルシー「ほんとですか!?かのんちゃんと一緒がいいです!!」


そして盛り上がり班が決まりました

エルシー、かのん、京、モブ子、ちひろ
歩美、結、桂馬、モブ男

そして地獄の修学旅行が始まりした
42 名前:名無し 投稿日:2014/05/01 00:46 ID:OzZumUa2
明日へ続く~
43 名前:名無し 投稿日:2014/05/01 07:51 ID:enzQve65
ちひろ嫉妬ネタでお願いします
もしくは、ちひろが桂馬に甘える話とか書いて頂けると嬉しいです!

44 名前:名無し 投稿日:2014/05/02 16:13 ID:kgn0OmQG
34以降から分岐します……。すみませんやっぱりオリジナルキャラなしでがんばります……。すみません
45 名前:名無し 投稿日:2014/05/02 16:19 ID:kgn0OmQG
修学旅行 序章


エルシー「にーさま!!修学旅行楽しみですね!!」
桂馬「面倒くさいだけだろ。僕は当日仮病する」
エルシー「えぇー!?なんでですかー」
桂馬「飛行機には持ち込みに制限があるだろ。パソコンなんて持ってたら軽く20㎏なんて超えてしまうだろ」
エルシー「なんでそんなもの持ってく必要があるんですか……」ガックシ
結「桂馬くーん!!おはよう!!」
桂馬「……」カチカチ
エルシー「結さん!!おはようございます!!」
結「桂馬君!!修学旅行の班一緒になろうよ!」
桂馬「断る」
結「じゃあよろしくね!!」
桂馬「おい!!話聞けよ……」
エルシー「最近結さんエスカレートしてますね……」

46 名前:名無し 投稿日:2014/05/02 16:20 ID:kgn0OmQG
嫉妬と甘えを含めて頑張っていきますよろしくです
47 名前:名無し 投稿日:2014/05/02 16:22 ID:kgn0OmQG
授業(班決め)

先生(二階堂じゃないよ)「じゃぁ班決めするぞー。ちなみに中川も参加するそうだ」
エルシー「ほんとですか!?かのんちゃんと一緒がいいです!!」
結「じゃあ僕は……桂馬君!!班の紙に名前書いとくね」
桂馬「おい!!やめろ!!」

そして盛り上がり班が決まりました

エルシー、かのん、京、ちひろ
歩美、結、桂馬、モブ子

そして修学旅行が始まりした
48 名前:名無し 投稿日:2014/05/02 16:35 ID:kgn0OmQG
修学旅行


桂馬「なんてこった……。僕のゲーム三昧がぐちゃぐちゃじゃないか……」
結「いいじゃないか。僕は桂馬君といれれるだけで楽しいよ」ニコニコ
桂馬「ふざけるな!僕はお前といるだけで生死をさまよって気分になる」
結「そんな褒めなくても」テレッ
桂馬「褒めてない」

モブ子「結って桂木の子とめっちゃ好きなんだね……。桂木って意外とモテるんだね」
歩美「っあうん。っそ…そうだね!!」

男子生徒一同「なんで桂木だけ女に囲まれてるんだ」ゴゴゴ

かのん「久々の学校が修学旅行ってなんかおこがましいかなぁ……」
エルシー「そんなことないですよー!!私なんてかのんちゃんがくるだけで元気になれますもん」
ちひろ「かのんちゃんを見ただけで男子なんて盛り上がりだよ」
京「そうそう」ニコニコ
かのん「そうかなっ」チラッ(桂木を見る)
ちひろ「どうしたの?」
かのん「っいやなんでもないよ!!」ブンブン


そして飛行機で北海道へ………。
49 名前:名無し 投稿日:2014/05/02 16:50 ID:kgn0OmQG
修学旅行(1日目)

北海道到着

結「着いたねー」
モブ子「そうだねー」
歩美「……寒っ」
桂馬「……」カチカチ
結「桂馬君一緒にまわろ!!」ダキッ
桂馬「抱き付くなー」バタバタ

エルシー「うわー雪だらけですー」
京「寒ッ!修学旅行の時期間違えてない!?」
ちひろ「それには同意するわー」ブルブル
かのん「アハハ…クシュン」


児玉「今日は全員固まって移動するから変な場所に行くなよ!!いいな!?」
一同「……はぁぁーーーーーい」ボソボソ
児玉「声が小さいぞー!!」
一同「はぁーーーーーーい」

50 名前:名無し 投稿日:2014/05/02 17:15 ID:kgn0OmQG
生徒A「めんどくせー」
生徒B「かのんちゃんと話して~」
生徒C「俺も~」
歩美「まわりうるさいなー」
京「まぁ修学旅行とかのんちゃんが二つかぶればそうなるよねー」
結「あれ?桂馬君は?」
エルシー「あれ?にーさまがいない……。どこいったんでしょう……?」

ベンチでゲーム中
桂馬「………まったく」カチカチ
桂馬「……疲れるな。まじで結をどうにかしないと……。僕のゲームライフが崩れる!!」コツコツ
かのん「……ここにいたんだ」
桂馬「……なんだかのんか…。なんかようか?」
アポロ「……全く婿殿はつれんのー」シュイーン
桂馬「……アポロか。お前も僕にようか?」
アポロ「この女神に対してもこの態度。これは婿殿に天罰を加えないといけないのぅ」
桂馬「勘弁してくれ」
アポロ「だってのぅ。こんだけかのん婿殿のことを思って今日も楽しみに婿殿と話せることを待ちど……」シュイーン
かのん「……ごめん今の忘れて!!」
桂馬「お前も大変だな」
かのん「まぁそうだね。けど私の落ち込んでるときでもアポロは励ましてくれるし正直助かってるんだ」
桂馬「そうか」カチカチ
かのん「……私ね。桂馬君に感謝してるんだ。私が刺された時も助けてくれたし桂馬君がいなかったら今ここにいないしね」
桂馬「僕はやるべきことをやっただけだ」
かのん「桂馬君らしいね……。……そういえばちひろさんと付き合ってるんだよね」
桂馬「あぁ」
かのん「あのさ私今でも桂馬君のこと好きなんだ」
桂馬「そうか。でも……」
かのん「わかってるよ。付き合えないことくらいね。だからだからね……。私はね!絶対に桂馬君にあの時付き合っとけばよかったって思えるくらいいい女になってみせるよ」
桂馬「そうか……。がんばれよ」
かのん「……ッ。うん。それじゃあ本当のバイバイだね」ツー
桂馬「……あぁ」
かのん「……さようなら。桂馬君………」
桂馬「………さようなら」


桂馬「………リアルもやるときはやるな…」
51 名前:名無し 投稿日:2014/05/06 10:25 ID:O61EUun8
旅館


男子A「少し歩き疲れたわぁ。風呂入りてぇ」
男子B「どうやなぁ。はやく風呂入って飯食いてえな」
男子C「おいオタメガ!風呂行こうぜ」
桂馬「ゲームで忙しいから断る」
男子A「こいつずっとゲームかよ」
男子C「鍵だけ頼んだぞ」
桂馬「あぁ」(ようやく一人になれたな……)フゥッ


そして食事の時

エルシー「あれっ?またにーさまいません」モグモグ
歩美「っあ、そういえばいないね」
男子B「お前の兄ちゃん部屋でゲームしてるぞ」ハハハ
エルシー「にーさまどこにいっても行動変わりませんね……」タハハ
ちひろ「………」モグモグ



桂馬(悲惨な目にあった。あいつら女子かよ。かのんとはどうだったとか歩美とか結との関係とか。あいつらしつこすぎだろ。さすがに腹減ったな。コンビニでも行こう)カチカチ
桂馬「…………でなぜお前がいる」
ちひろ「あんたが腹空かせてそろそろコンビニでも行こうとするんじゃないかと思って散歩してただけ」
桂馬(こいつ僕の行動を把握しているのか……。なかなかやるな)
ちひろ「私も実はあんまし夜食べてないから今から何処か食いに行かん?」
桂馬「だが断る」
ちひろ「なんでさ」
桂馬「近さ一番!早さ一番!それがコンビニだ!」
ちひろ「……全くあんたは」ハァッ
桂馬「これが僕だ。ってなんで掴むんだ」ガシッ
ちひろ「はいはい。今からラーメン食べに行こうよ」ズルズル
桂馬「おいっ。僕は早くゲームがしたいんだ」ジタバタ

52 名前:名無し 投稿日:2014/05/06 10:26 ID:O61EUun8
ごめんなさい。暫く忙しくて投稿できませんでした。
53 名前:名無し 投稿日:2014/05/06 10:33 ID:O61EUun8
ラーメン屋(AM1:00)


桂馬「よくこの時間まで店を開いてるもんだ……。」
ちひろ「まぁ時間ぎりぎりだけどね」
桂馬「てかこんな時間にラーメンとか太るぞ」
ちひろ「じゃあラーメン二人でわけようよ」
桂馬「はぁ。僕は構わないが……」
ちひろ「すみませーん。このラーメンひとつお願いしまーす」

アリガトウゴザイマース ラーメンヒトツ

54 名前:名無し 投稿日:2014/05/06 10:48 ID:O61EUun8
イッチョアガリ オタセシマシター


桂馬「あつそうだな……」
ちひろ「あついほうがおいしいしいいんじゃん。さ食べよ。はいこれ箸」パキッ
桂馬「……どうも」
ちひろ「【ズルズル―】。うまー!!桂木も食べなよ!!」
桂馬「僕は別にお前が満足ならいらない」
ちひろ「またそういうこという……。……」フーフー
桂馬「?」
ちひろ「はい。……あーん」サシダス
桂馬「はぁっ。僕は子供じゃないぞ」パクッ
ちひろ「………」
桂馬「……美味いな。……どうしたんだ?お前」
ちひろ「いや私も食べさせてほしいなっておもって」
桂馬「………はぁっ。わかった」フーフー
ちひろ「……」ドキドキ
桂馬「……い……いくぞ」手震える
ちひろ「……うん……」パクッ
桂馬「……」
ちひろ「…………」モグモグ
桂馬「………どうだ?」
ちひろ「………おいしい……」ニコッ
桂馬「……お……おう」
ちひろ「……けいま……ありがとう……」
桂馬「あぁ……」
55 名前:名無し 投稿日:2014/05/06 11:21 ID:O61EUun8
二日目(修学旅行)

札幌市内

結「ついに待ちに待った自由行動日だね!!」
歩美「そうだね」
モブ子「歩美服カワイイね。新しく買ったの?」
歩美「いや別にそういうわけではないけど……」チラッ
桂馬「……」カチカチ
モブ子「オタメガまたゲーム……」ハアッ
歩美「桂木らしいね」ハハッ
結「桂馬君!!さぁ何処から回ろうかなぁ?」ガシッ
桂馬「おい。やめろ。掴むな、引っ張るな。ゲームができんから」バタバタ

そして時は過ぎていき

桂馬「結……。もう勘弁してくれ……」ヒカラビタサカナノヨウダ
結「桂馬くん。疲れたのかい?なら僕がお姫様だっこしてあげるよ」ニコッ
桂馬「まじで勘弁してくれ……」
歩美「まぁまぁ結。ちょっとは休憩したら?さっきからずっと歩き続けてるし…」
モブ子「私もうげんかーい」グッタリ
結「うーーん。じゃあどっかご飯いこっ!!」
歩美「さんせーい」
モブ子「やっと座れるー」
桂馬「……帰りたい……」
56 名前:名無し 投稿日:2014/05/06 11:25 ID:ez3pox5u
待ってましたー!
57 名前:名無し 投稿日:2014/05/06 12:09 ID:O61EUun8
そして結が桂馬に対しまぁさまざまなセクハラ的行為をして食事をしたのであった

歩美「食べた―食べたー」
結「食べたねー。桂馬君楽しかったね」ニコッ
桂馬「モウニドトオマエトハタベナイ」
結「っえ!!?なんで!!?」ガガーン
モブ子「……正直あれはさすがに結やりすぎだよ……」
結「えぇー。僕なんか悪いことしたかなぁ?」
歩美「自覚してないんだ……」

向こうから舞島高校の男子生徒が来る

男子F「おい。おまえいくんだろ?」
男子G「いやいや雰囲気大事だろ」
男子H「そうやってまた逃げる―」
男子G「わかったよ。いけばいいんだろ」
一同「おお!がんばれ!」ガヤガヤ

結「どうかしたのかな?」
歩美「……さぁ?」

男子G「やぁ!!五位堂さん達」
結「やぁ。僕たちになんか用かな?」
男子「あっあぁ。高原ちょっといいか?」
歩美「っああたし!?」
男子G「ちょっと付いてきてくれないかな?」
歩美「なんで……?」
男子G「いや……うんちょっと話したいことがあるから
結「話だけならいってあげたら?」
歩美「……わかったわ」
男子G「ありがとう!!じゃあいこう」

58 名前:名無し 投稿日:2014/05/06 12:10 ID:O61EUun8
ちょっとした公園


茂みに隠れる3人
桂馬「なんで僕まであいつらを尾行しなあかんのだ……」
結「いいじゃないか」ワクワク
モブ子「なんか緊張するね」ソワソワ
結「あの子確かサッカー部のキャプテンとかじゃなかったっけ」
モブ子「結構女子の中では人気だよねー」
結「……っあ始まった」


男子G「あのさ高原!!俺さ……」
歩美「……」
男子G「高原のこと……」
歩美「………」
男子G「す…」
歩美「ごめんなさい!!」
男子G「っへ?」
歩美「私好きな人いるの」
男子G「……まじかぁ」
歩美「ごめん」
男子G「……ちなみに誰?」
歩美「………私は……桂木が好きなの……」

一方茂みでは
桂馬「!!?」
モブ子「!!?」

男子G「か……かつ……かつらぎ?」
歩美「っそ、そうよ!!桂木桂馬がすきなの」スタスタ
男子G「……?」
桂木「!!?おい歩美!?」ガシッ バサバサ
歩美「私はこいつが好きなの」
男子G「………」(唖然)
歩美「わかった?だからあんたとは付き合えない!じゃあね」スタスタ

結「あっあゆみ!!まってよ」バサバサ
モブ子「っちょ結!!置いてかないでよー」アセアセ


そして男子Gを置き去りに公園から歩美たちは去っていきました
59 名前:名無し 投稿日:2014/05/06 12:11 ID:O61EUun8
ここで一回落ちますー これからもがんばります 目指せまとめ!!
60 名前:名無し 投稿日:2014/05/06 23:42 ID:JJ9p7PM1
文章の上手さ下手さは横に置いておいて
神のみへの愛情だけは伝わった
61 名前:名無し 投稿日:2014/05/07 23:28 ID:LKn5Vom9
結「まってよー。あゆみー」タッタッタ
歩美「………」スタスタ
桂馬「………おい」
歩美「………なんか文句ある?」
桂馬「………なんでわざわざことが大きくなるようなこと言った」
歩美「………」
モブ子「歩美―!?どういうこと!?」
結「まぁまぁ落ち着いて」
歩美「………」
桂馬「……事が大きくなればちひろも歩美に対して不信感をもつしあいつは僕に対しても不安を抱く……。もう少し物事を考えて行動してくれ」
歩美「………でも私の気持ちも整理させたかったんだ」
桂馬「……は?」
モブ子「どういうこと?私はなしよくわかんないよ」
結「あとで教えてあげるから」
歩美「…………。桂木に頼みたいことがあるんだ」
桂馬「……なんだ?」
歩美「………今日残りの時間私の彼氏になってよ」
桂馬「は!?」
モブ子「あゆみ!?本気!?」
歩美「今日一日さえ終わればもう区切りをつけるから」
桂馬「…………だが僕はちひろと付き合ってるから無理な話だな」
モブ子「っえ!?桂木ちひろと付き合って他の!?」
歩美「…………」
桂馬「…………」
結「……………付き合ってあげたらいいんじゃないかな?」
桂馬「っは?お前なに言ってんの?」
結「これには桂馬君にも責任があるはずだ。ひとつひとつ話を整理させるためにはこうでもしないと桂馬君のやってきた事は整理できないよ」
歩美「…………」
モブ子「…………」アワアワ
桂馬「………………はぁ。わかった今日一日だけだぞ」
歩美「ほんと!?」
桂馬「…あぁ」

モブ子「ってか私たちいまからどうすんの?」
結「尾行しよっか」ニコニコ
モブ子「っえ」

そして歩美とのデートが始まりました
62 名前:名無し 投稿日:2014/05/07 23:30 ID:LKn5Vom9
話はもう正直終盤です(多分)
もし読んでくれてる人がいたら短い期間ありがとうございます
63 名前:名無し 投稿日:2014/05/07 23:32 ID:LKn5Vom9
と言いたいです

本日も頑張ります
64 名前:名無し 投稿日:2014/05/07 23:38 ID:LKn5Vom9
歩美とデート1(PM:2:00)

歩美「さぁ二人でいろいろまわろ!!」
桂馬「あぁ。でどこに行くんだ?」
歩美「じゃあ……うーんと白○恋人パークとかはどう?」
桂馬「いいぞ。僕はどこでも」
歩美「……はぁ。全くそういう返事しない。さぁいこっ!桂馬っ!!」
桂馬「あぁ」

65 名前:名無し 投稿日:2014/05/07 23:48 ID:LKn5Vom9
白○恋人パーク

桂馬「なんだここ。工場っぽくないな」
歩美「そうだね。花でいっぱいだねー。ちょっと寒いけど」
桂馬「………」
歩美「………」
桂馬「さすがに人も少ないな。この時期」
歩美「二人で貸し切りしてるみたいだね。……ねぇ桂馬。手……寒いな……」
桂馬「……手袋すればいいだろ」
歩美「……もぅ。じゃぁ」ギュッ
桂馬「……っお、おい」
歩美「……これで温かいね」ニコッ
桂馬「…勝手にしろ」プイッ


一方尾行部隊は
モブ子「まじで歩美、オタメガのこと好きだったんだ……。」
結「そうだねー」ワクワク
モブ子「結もオタメガのこと好きなんでしょ?いいのこんなことしてて?」
結「僕は別にいいよ。桂馬君は見てるだけで楽しいし」ニコニコ
モブ子「……結…。あんた異常だよ……」
66 名前:名無し 投稿日:2014/05/08 00:17 ID:pQr97e8e
歩美とデート2(PM3:10)


そしてしばらくして白○恋人パークを後にちょっとした喫茶店入った

歩美「ふぅ。あったかーい」
桂馬「そうだな」
歩美「………」ズズズ
桂馬「………」ズズズ

オマタセシマシター パンケーキオモチシマシター ゴユックリ~

桂馬「また甘いものを……」
歩美「いいじゃん!甘いの好きなんだもん」モグモグ
桂馬「太るぞ……」
歩美「いいのいいの!その分運動するから」モグモグ
桂馬「はぁ………」ズズズ
歩美「……。…っはい桂馬」ッス
桂馬「………ん?」
歩美「………これ食べて」
桂馬「………僕は甘いもの苦手なんだが」ハァッ
歩美「いいから食べなさいよ」
桂馬「………はぁ」パクッ
歩美「………」
桂馬「……まぁ普通においしいんじゃないか?」
歩美「そう。よかった」二ィッ

結「………甘いね」
モブ子「………私も彼氏が欲しい……」


67 名前:名無し 投稿日:2014/05/08 00:19 ID:pQr97e8e
喫茶店の表通り

エルシー「北海道すごいです!!おいしいものでいっぱいです」パクパク
かのん「エルシーちゃん。よく食べるねー」
ちひろ「っはは。そういうかのんちゃんだってさっきから結構食べてるよ」ハハッ
かのん「へへっ。なんかおいしくてついつい色々食べちゃいますよね」
京「とりあえずかのんちゃんがいるだけで歩くの大変なんだけどね。行く先々サインだの写真だのほんと疲れるよ」ゲンナリ
かのん「ごめんっ!!私が班いたせいで大事な時間けずちゃって」ペコッ
京「いやいやっ!!そんなつもりで言ったわじゃないんだよ」アセアセ
ちひろ「まぁまぁ。かのんちゃんがいるおかげで行く先々いっぱいもの貰えるしいいじゃんか」モグモグ
エルシー「私はかのんちゃんといれるだけで幸せですしー」パクパク
京「もう二人とも……はぁってっあ、あの喫茶店歩美たちいんじゃん」
エルシー「っあ、ほんとですねー。ってあれっ?にーさまと歩美さんしかいませんけど……」
京「ほんとだ。結たちと分かれちゃったりしたんじゃない?」
ちひろ(なんで二人でいるんだろ………)
68 名前:名無し 投稿日:2014/05/08 00:24 ID:pQr97e8e
本日は終了でございます。明日から投稿数増えると思うのでまた読んでいただける人がおりましたらよろしければお願いします
69 名前:神のみ終わって俺氏発狂 投稿日:2014/05/09 11:05 ID:OWRsBfga
俺はハーレムエンドがいいな(´・ω・`)チラッ
70 名前:名無し 投稿日:2014/05/09 12:45 ID:j8jUe2UZ
ハーレムエンドはないです。すみません
71 名前:名無し 投稿日:2014/05/09 12:46 ID:j8jUe2UZ
PM4:30


札幌市内
かのん「今日は疲れたねー」
ちひろ「そろそろ宿に戻らないとねー」ブーブー
エルシー「そうですねー」
ちひろ「っあメールだ………」ゴソゴソ カチャ
エルシー「宿までここからどれくらいですか?」
京「うーん……まぁ6時までには着くんじゃない?」
ちひろ「まぁ今から少しず……………!!?」
京「どうかしたのちひろ?」
ちひろ「ごめん!!先に宿戻ってて」タタタ
京「ちょっちひろ!?っえ!?どこ行くの?」
ちひろ「6時までには戻るから大丈夫」タタタ
京「もうっ」
エルシー「なんかあったんですかね?」
72 名前:名無し 投稿日:2014/05/09 12:54 ID:j8jUe2UZ
歩美とデート3(PM:5:00)

川沿い

歩美「もう真っ暗だね」
桂馬「まぁ冬だしな」
歩美「そろそろ宿に戻らないといけないね」
桂馬「そうだな」
歩美「じゃあこの関係ももう終わりだね」
桂馬「あぁ」
歩美「最後にさ……頼み事いいかな?」
桂馬「なんだ?」
歩美「これで最後だよ」チュッ
桂馬「!!?」
歩美「………ごめんね」
桂馬「お前……なんで……」

ちひろ「………うそ……」

桂馬「!!?」
歩美「………」
73 名前:名無し 投稿日:2014/05/09 13:10 ID:j8jUe2UZ
ちひろ「……歩美の嘘つき。桂馬も桂馬だよ………」ダッ
桂馬「おいっ!ちひろ!」
歩美「………」
桂馬「どういうことだ歩美……」
歩美「ごめん。なんか全部奪いたくなっちゃったの……」
桂馬「お前………まぁいい。僕はちひろを追う」
歩美「うん……。私、最低な女だね。こんなことしてもどうしようもないことくらいわかってるのに」
桂馬「はぁっ………」アタマポンポン
歩美「最後までずるいね……」
桂馬「お前は悪くない……。僕がすべて悪い」
歩美「………」
桂馬「……とりあえず宿に戻っとけよ。……じゃあな」タタタ
歩美「……………うん」


歩美「これで本当に終わっちゃった………」ツー
結「………」
歩美「これでよかったのかな?」
結「……わからない。神のみしかわからない。けど歩美なりに考えた結果なんだよね?」
歩美「……うん」グスッ
モブ子「そうだよ。歩美は悪くないと思うよ」
歩美「………ごめんねちひろ…みんな……」グスッ


74 名前:名無し 投稿日:2014/05/09 19:49 ID:j8jUe2UZ

桂馬「あいつどこ行った!?」ハァハァ
桂馬(そんな遠くへは行かんはずだが宿に戻るとも考えにくい。そうだ)カチカチ
桂馬「エルシー!?質問はなしだ!ちひろの場所を探ってくれ!」
エルシー『どうしたんですかー?羽衣もうないんでわかりませんよー』
桂馬「そうか……。ならおまえがちひろをメールでどこかに誘導しろ」
エルシー『ええっ!?そんなの無理ですよー』
桂馬「やれ!!じゃあな」
エルシー『ちょっにーさ……』プツッ
桂馬(とりあえず僕なりに頑張るか)タタタ
75 名前:名無し 投稿日:2014/05/09 20:12 ID:j8jUe2UZ
ちひろ(はぁ………。なんで私逃げたんだろ……。)

【携帯】
歩美より

先に謝っとくね ちひろゴメン


ちひろ(私やっぱり駄目なのかな……。)

桂馬「ここにいたか……」
ちひろ「やっぱりエリーのメールはあんたの仕業だったんだね」
桂馬「………」
ちひろ「………」
桂馬「………ちひ…」
ちひろ「………なんであの時歩美とキスしたん?」
桂馬「………いやそれは」
ちひろ「答えて」
桂馬「……いきなりだったから……」
ちひろ「いきなりだから何……?本当に嫌なら辞めさせることもできたよね!?」
桂馬「いやそうだが……」
ちひろ「あたしは桂木が時々見せるやさしいことが好き……」
桂馬「…………」
ちひろ「けど桂木は誰にでも優しすぎるんだよ!あたしは…!あたしは……」
桂馬「………ゴメン」ダキッ
ちひろ「!!?」
桂馬「ちひろの事考えてたつもりだったんだが考えきれてなかった」
ちひろ「…………」ブワッ
桂馬「ごめんな……」
ちひろ「………」ブンブン
桂馬「それと言ってはなんだが明日は自由日だろ?一緒に二人で回らないか?」
ちひろ「………うん」グスッ
76 名前:名無し 投稿日:2014/05/09 20:36 ID:j8jUe2UZ
今さらですが誤字脱字訂正

>3
×桂馬「いらない。僕は10秒飯で十分だよ」
○桂馬「いらない。僕は10秒飯で十分だ」

>15
追記
ちひろ「……うんってっあ」スルッ
追加:桂馬「!!?」

>18
×京「エリーそれはやばいんじゃないのかな……。っあけど結か70超えてたよ」
○京「エリーそれはやばいんじゃないのかな……。っあけど結とか70超えてたよ」

>61
×モブ子「っえ!?桂木ちひろと付き合って他の!?」
○モブ子「っえ!?桂木ちひろと付き合ってたの!?」


>74
×ちひろ「あたしは桂木が時々見せるやさしいことが好き……」
○ちひろ「あたしは桂木が時々見せるやさしいとことが好き……」
77 名前:名無し 投稿日:2014/05/09 20:38 ID:j8jUe2UZ
他にもさまざま誤字脱字あったような……気がしますが見つけ次第訂正を出します
78 名前:名無し 投稿日:2014/05/09 20:40 ID:j8jUe2UZ


>74
×ちひろ「あたしは桂木が時々見せるやさしいことが好き……」
○ちひろ「あたしは桂木が時々見せるやさしいとことが好き……」

訂正

○ちひろ「あたしは桂木が時々見せるやさしいところが好き……」

何度もすみません
79 名前:名無し 投稿日:2014/05/09 22:38 ID:j8jUe2UZ
修学旅行(終章)


函館市内(午前)

ちひろ「結構静かだねー」
桂馬「まぁこんなもんだろ」
ちひろ「寒いね」
桂馬「まぁな」
ちひろ「ほらっ………」ッス
桂馬「……はぁ」ギュッ
ちひろ「……ありがと」
桂馬「……どこから行くんだ?」
ちひろ「桂馬といられるならどこでもいいよ」ニコッ
桂馬「……お前馬鹿になったか?」
ちひろ「馬鹿とはなにさ!!……でも馬鹿でも構わん……だから」ダキッ
桂馬「っお、おい!腕に抱きつくな」
ちひろ「離れたくない……」ボソッ
桂馬「はぁっ………」

モブ子「ちひろ、オタメガにべったりじゃん……」
京「これはデレデレだね」
結「尾行したくなってきた」ソワソワ
歩美「結?今日は邪魔しちゃダメだよ。今日は私たちだけで私たちなりに楽しもうよ!!」
かのん「そうだね」
エルシー「そうですね!!私たちも楽しみましょう!!」
80 名前:名無し 投稿日:2014/05/09 22:40 ID:j8jUe2UZ
函館(正午前)

ちひろ「っあ、あそこの店おいしそうだね」
桂馬「……寄るか?」
ちひろ「寄ってみよっか」ギュッ

コレヒトツオネガイシマス コレダネ ドウモアリガトウ

ちひろ「いただきまーす!!あつっ!!うまー」
桂馬「それはよかったな」
ちひろ「これうまいよ!!桂馬も食べなよ!!」スッ
桂馬「僕は別に……」
ちひろ「ほらっ……って熱いか。フーフー」
桂馬(なんだかそのしぐさ好きだな)パクッ
桂馬「うまいな」
ちひろ「でしょでしょ!!」ニコッ
桂馬「なんでお前そんなに嬉しそうなんだよ」
ちひろ「いやいや別にってっあ桂馬ほっぺに食べかすついてる」
桂馬「っん?こっちか?」
ちひろ「いやそっち」
桂馬「ここか?」
ちひろ「いやいや……。そうだ」スッ
桂馬「?」
ちひろ「」ペロッ
桂馬「!!?」
ちひろ「ごちそうさま」ニコッ
桂馬(まじかよ………)パクパク
ちひろ「結構恥ずかしいね……」アカァ
桂馬「……ならやるなよ馬鹿」ボソッ
81 名前:名無し 投稿日:2014/05/09 22:41 ID:j8jUe2UZ
函館(午後)

ちひろ「今日もやっぱし昼も寒いね」
桂馬「まぁもう3時だしもうこの時期だと夕方みたいなもんだからな」
ちひろ「そうだね……」
桂馬「………なぁちひろ」
ちひろ「なに?」
桂馬「そのなんだ。お前がもしいるんだったらこれ受け取ってくれ」スッ
ちひろ「っえ……開けていい?」
桂馬「あぁ好きにしてくれ」
ちひろ「開けるね………」シュルシュルー
桂馬「……」プイッ
ちひろ「うわ……。マフラー……」
桂馬「まぁなんだ…。お前マフラー旅行中つけてなかったしよく首元寒そうにしてたし………いらなかったらいいんだぞ別に……」
ちひろ「……いや……ものすごく嬉しいよ……」
桂馬「そうか……」プイッ
ちひろ「……っあ、そうだ。桂馬ちょっと近づいて」
桂馬「こうか?」
ちひろ「そうそう」シュルシュルー
桂馬「お、っおい」
ちひろ「桂馬も首元なんもしてないんだから……これで二人とも暖かいしいいじゃん……」アカァ
桂馬「……好きにしてくれ」プイッ

82 名前:名無し 投稿日:2014/05/09 22:42 ID:j8jUe2UZ
函館(夜)


夜景の見えるベンチ

ちひろ「綺麗だね……夜景」
桂馬「そうだな」
ちひろ「……今日はありがとう……」
桂馬「別に感謝されるようなことはしてない」
ちひろ「それでも……ありがとうって言いたいの」
桂馬「そうか………」
ちひろ「桂馬って鳴沢大学目指してるんだよね?」
桂馬「あぁ」
ちひろ「私も鳴沢大学目指すよ……」
桂馬「そうか……」
ちひろ「だからもしあたしが鳴沢大学受かったら一緒にどっかで住んでくれない?」
桂馬「………僕は別に構わない」
ちひろ「ホントに!?ホントに!?」ガシッ
桂馬「本当だ。だから掴むな。揺らすな」ユラユラ
ちひろ「っあ、ゴメン……」
桂馬「………」
ちひろ「ねぇ…桂馬」
桂馬「なんだ……」
ちひろ「しよ………」
桂馬「………」


そして月日は流れて………


83 名前:名無し 投稿日:2014/05/09 23:09 ID:j8jUe2UZ
合格発表


ちひろ「………」ソワソワ
桂馬「……お前緊張しすぎだろ……」
ちひろ「……そういう桂馬だって心臓バクバクしてんじゃん」胸に顔あてる
桂馬「っお、おい。………まぁ僕のゲームライフが崩されるかもしれんからな……」
ちひろ「なにさ!私に大学落ちてほしいの!?」
桂馬「っお、大学の合格発表の欄が更新されたぞ」
ちひろ「……やばいすごく緊張してきた……」
桂馬「………とりあえず入力と……」
ちひろ「………」ゴクンッ
桂馬「ちなみに僕はもう受かってるからな……」
ちひろ「あんたが受かってることくらいわかるさ」
桂馬「じゃあ……ちひろ……あとは押すだけだ……」
ちひろ「………い……いくよ……」ソー
桂馬「………ぁー」
ちひろ「っえい!!見ちゃだめだかんね」
桂馬「………」
ちひろ「………う……う」
桂馬「う……?」
ちひろ「受かった~!!!!!」
桂馬「本当か!?おめでとう!」
ちひろ「うん……ありがとう」グスッ
エルシー「ちひろさんおめでとうございます!!」ガチャ
ちひろ「エリー!!よかったよーよかったよー」ウワーン
エルシー「私とにーさまとこれからも同じですね!!」
桂馬「お前指定校だったもんな」
エルシー「私も受かったことには変わりないんですから」
ちひろ「……桂馬……これからも同じだね」
桂馬「………あぁ」

僕しか知らない物語……
神も予測できない僕の波乱な高校生活……
僕が神の神のみぞ知るセカイを終えた。


終われ
84 名前:名無し 投稿日:2014/05/09 23:10 ID:j8jUe2UZ
甘えと嫉妬はこれが僕の限界です

多分これで終わりです……。

付き合ってくれた人ありがとうございます!!
85 名前:名無し 投稿日:2014/05/09 23:18 ID:gTAd7VVd
乙!!
86 名前:名無し 投稿日:2014/05/09 23:47 ID:R0skk9nj
お疲れ様です! !
凄い、楽しめました!!!
ありがとうございました(^〇^)
87 名前:名無し 投稿日:2014/05/09 23:49 ID:G4IMyvSD
乙です!
神のみのssはあんま見ないから新鮮で面白かった!
また書いてね
88 名前:名無し 投稿日:2014/05/10 00:18 ID:jQLokxYN
乙ー
89 名前:名無し 投稿日:2014/05/11 22:26 ID:eSgKTyCf
皆さんコメントありがとうございます(^-^)/

初ssでしたがお付き合いありがとうございました
90 名前:名無し 投稿日:2014/08/05 11:54 ID:kTxV3EwK




91 名前:名無し 投稿日:2014/08/11 04:03 ID:F6sxEabi
お疲れ様
92 名前:名無し 投稿日:2014/08/12 20:31 ID:acD9cFHV
続き書かないのですか?
93 名前:名無し 投稿日:2014/08/16 00:38 ID:hfhZRjhT
とても良かった!ありがとう!
94 名前:名無し 投稿日:2014/08/19 09:27 ID:jc8aWQMh
久々に続編書いてみたいと思います

大学編です
95 名前:名無し 投稿日:2014/08/19 16:26 ID:jc8aWQMh
大学編

ちひろ「………桂木~。ごはんできたよー」カチャ
桂馬「あぁ……。今行く」
桂馬(僕はちひろと付き合いだしてから、少しゲームをやる量が減った。最近では小説をよく読むようになった。そして大学に入り、ちひろとの二人暮らしが始まった。)
96 名前:名無し 投稿日:2014/08/19 16:27 ID:jc8aWQMh
ちひろ「ねぇ。今日何限から授業ある?」
桂馬「3限からかな。それまでは何もない」
ちひろ「じゃあ、まだ時間あるんだ。じゃあさこれ教えて」
桂馬「……仕方ない。教えてやる………」
桂馬(昔よりちひろに流されることが多くなった。これは良いことなのかはわからない。けど今ちひろのいない世界は考えられないほど僕の世界は変わってしまった)

ちひろ「この行列どうやってやるん?」
桂馬「これはまず0の列を作るテンプレの式だ。」
ちひろ「0の列?」
桂馬「ちひろ。そんなこともわからんのか。」
ちひろ「何よ!?いいじゃん勉強今からすれば」ムキー
桂馬「はぁ……。まぁだから0の列を作って階段、いわゆる解の自由…………(以下省略)」
桂馬(僕とちひろは揃って鳴沢大学の経済学部経済学科に入学した。しかし学科の人数が多くちひろと僕はクラスが違っていた)
97 名前:名無し 投稿日:2014/08/19 16:39 ID:jc8aWQMh
ちひろ「やっぱり桂馬はすごいねー。わたしでもわかっちゃたわ」
桂馬「あぁ……。てかこれはわからな困るがな」カチカチ
ちひろ「さっきから何やってんの?」
桂馬「バイト」
ちひろ「あんたバイトやってたの!?」
桂馬「だったらなんで僕らが今も普通に暮らせれてると思ったんだ」
ちひろ「そういえば毎月毎月15万も私らの共同貯金にお金入ってた……。てっきり仕送りかと思ってたよ」
桂馬「僕も時々バイトしてるんだ。感謝しろ」
ちひろ「桂馬がバイトなんて信じられない……。てか時々のバイトで15万って何やってんの?」
桂馬「株」
ちひろ「っえ」
98 名前:名無し 投稿日:2014/08/19 22:57 ID:3kQrlTDo
始まってた。支援
99 名前:名無し 投稿日:2014/08/19 23:41 ID:jc8aWQMh
大学

エルシー「にーさま、ちひろさん、こんにちはー。」
ちひろ「おうエリー元気にしとったかー?」
エルシー「はい。さっきもみなさんとからおけいってきましたー」
ちひろ「みなさん?」
エルシー「みなさんです!」
ちひろ「っあ。イケメンばっか……」
桂馬(エルシーは大学に入った直後、僕らと一緒に住みたいと駄々をこねていた。しかしエルシーも少しずつ大学にも慣れ持ち前の天然ぶりを発揮しいつの間にか男を落としまくるある意味落とし神に変貌を遂げていた。)
100 名前:名無し 投稿日:2014/08/19 23:41 ID:jc8aWQMh
エルシー「じゃあ、ちひろさん。にーさま。明日のお昼一緒に食べましょうね!」タタタ
ちひろ「はいはい。そんじゃね」

桂馬「……あいつ変に男に付きまとわれなければいいがな」ボソッ
ちひろ「ちゃんと心配するんだ」
桂馬「ほっとけ」
101 名前:名無し 投稿日:2014/08/19 23:44 ID:jc8aWQMh
まさかまた書くとは思っていませんでしたが予想以上に見てくれているお方いるみたいなので暇があればまた書き足していきます
102 名前:名無し 投稿日:2014/08/20 00:09 ID:XgTWIGnY
授業
教授「………あーこうであるから………」

桂馬(教授はずっと教科書どおりの事しか言わない。だから授業を受ける生徒たちはスマホをしたり他ごとをしたりして過ごしている。そして僕もまた読書をしたりゲームをしたりしている)

??「ちょっと隣いいかしら?」
桂馬「あぁ。……お前、重役出勤か」
??「まぁこの先生は出席をとらないですし、まあ私もあまり興味がないので……」
桂馬「お前も高校の時から変わらないな。高校の時もほとんど月見てたし」
月夜「そうですわね。今も月を見ることは毎日欠かさず行っていますわ」
桂馬(そう。まさかのまさか……。大学に入るまで知らなかったが月夜も同じ大学に所属し、同じ学部、まして学科が同じ、クラスも同じである)
月夜「今日は栞と一緒に朝、お茶をしてきたのですわ。そしたらいつの間にか時間が過ぎ去っていて少し遅れてしまったのです」
桂馬「少しっていうかもうあと15分で授業終わるがな」
桂馬(栞も鳴沢大学に入学し、学部学科は違うものの未だに月夜と栞は親友と言える関係を続けている)
103 名前:名無し 投稿日:2014/08/20 00:29 ID:XgTWIGnY
月夜「桂馬。最近彼女との関係はどうなのですか?」
桂馬「いつもどおりだ」
月夜「桂馬の言葉は信用できませんね」
桂馬「おい」
月夜「私もあなたの言葉に迷わされた身なので……」
桂馬「おい。わざといってんだろ」
月夜「では私は今から用があるのでお先に失礼するわ」
桂馬(そういうと授業が終わるなりすぐ出て行ってしまった。全く何がしたかったのか……。というより月夜はまぁ見た目がいいため講義室に入ると男子らの目を釘付けにする。だから昔はあまり気にしなかったが周りの目が痛い……)
104 名前:名無し 投稿日:2014/08/20 00:56 ID:XgTWIGnY
サークル活動


桂馬(僕は大学に入ってから生まれて初めて部活に参加した。サークル名は”図書館愛好会”とまぁなんかありきたりの名前である。名前のとおり図書館を愛する即ち、本を読んだりパソコンで調べものなどなどするサークルであり、規則も緩く出入り自由という緩々なのが決め手だった。そのため時々ここでバイトをしたりする)
栞「………あの……」
桂馬(………)カチカチ
栞(…………)ソワソワ
桂馬「………何か用があったんじゃないのか?」
栞「っあ、はい。………これ続き出来ましたです……っは」
桂馬「……語尾が変だぞ。……見して」
桂馬(地獄と縁が切れてから1年と半月が過ぎたが、栞と描く物語は完結していない。というより終わる気配がない)
桂馬(…………)カリカリ
栞(………)ソワソワ
桂馬「できたぞ」サシダス
栞「っあ、はひ。………どうもです」
桂馬「僕はこれで失礼する……」ガタッ
栞「……っあ、あの。また来てくれ…ますよね……?」
桂馬「……この話が終わるまでは来るよ。必ず」
105 名前:名無し 投稿日:2014/08/20 01:21 ID:XgTWIGnY
夜(PM9:00)

鳴沢市駅街

桂馬(ちひろはここらで某有名な喫茶店のバイトをしている。そして今日のシフトは10時までらしい。だから今日は立ち寄ることにした)スタスタ
ちひろ「いらっしゃいませーってどうしたの?」
桂馬「ちょっとサークル帰りで遅くなったしまぁちひろがバイト終わるまで待って一緒に帰ってやろうと思っただけだ」
ちひろ「最後の言葉なかったらいいのに……。けど昔ならそんな事言わなかったよね」
桂馬「ほっとけ」
女先輩「ちひろ。彼氏さんといちゃいちゃするのはあとにしなさいよ。後ろにお客さんいるんだから」
ちひろ「いちゃいちゃって///っは、すいません。桂馬?何頼むの?」
桂馬「じゃあエスプレッソのSサイズで。僕の作るコーヒーよりおいしく頼む」
ちひろ「ふん。今日こそはあんたを見返してやるんだから」
桂馬「…楽しみにしてる」
ちひろ「……っえ///」
女先輩「おーい。ちひろバイト中だぞー」
106 名前:名無し 投稿日:2014/08/20 01:45 ID:XgTWIGnY
夜(PM10:05)


ちひろ「お待たせ―。待った?」
桂馬「本読んでたし、まぁ全然待ってないぞ」
ちひろ「そっか。……桂馬だいぶ変わったよね。昔ならどこと構わずゲームしてたのに」
桂馬「今もゲームはしてるけどな」
ちひろ「けど昔はずっとゲームやってたしゲームのためなら何でも犠牲にしてきたじゃん」
桂馬「なんか言い方かっこいいけど、やってることがクズだな……。てか今のマンションだと大量のゲームやるとブレーカー落ちるしな」
ちひろ「でもさ。昔のあんたならそんな事気にしてなかったよね」
桂馬「そうだな。今はちひろがいるしな」
ちひろ「ちょっと……/////」アカァ
桂馬「……」ナデナデ
ちひろ「………/////」
桂馬「……それよりなんだ」
ちひろ「っへ」トロン
桂馬「あのエスプレッソ。まだまだ僕には勝てんぞ」
ちひろ「っえまじで?」
桂馬「けど前よりうまかった。成長してると思う」
ちひろ「……っむ。言い方」
桂馬「?」
ちひろ「まぁいいや。ならご褒美欲しいな」
桂馬「っえ?」
ちひろ「今日バイト先の制服あるんだ……。これでしよっか///」
桂馬「っは?」
107 名前:名無し 投稿日:2014/08/20 01:58 ID:XgTWIGnY
栞と月夜の喋り方がイマイチ掴めてませんがそこら辺はちょっと勘弁してください
108 名前:名無し 投稿日:2014/08/20 14:24 ID:gPH9BDrS
ホムンクルス
109 名前:名無し 投稿日:2014/08/20 16:16 ID:XgTWIGnY
エルシーと旧友


エルシー「ハクアー!!」ダキッ
ハクア「エルシー。抱き付かないで」
エルシー「だってだって今日から1年くらい留学生としてこっちにいるんでしょ!?」
ハクアとエルシーは地獄のごたごたの後何度か家にやってきて、その後ハクアは何か思い出したわけではないようだがエルシーとかつてほどではないが仲を修復していた。
ハクア「そうね。まぁ地獄の方も落ち着きつつあるから、局長にちょっと休暇もらっただけよ」
エルシー「……もしかして神にーさまに会いにきたの?」
ハクア「っえ、えるしー!?」
エルシー「ハクア焦ってるー。かわいいー」チョンチョン
ハクア「もう……」
110 名前:名無し 投稿日:2014/08/20 16:16 ID:XgTWIGnY
かのんの苦悩


かのんは昔よりテレビにでる量も減って、アイドルというより女優として活動するよういになっていた。今は映画などに参加するようになっていた
かのん「昔よりスケジュールの空きが増えたなぁ……」
アポロ「年寄り臭いぞかのん」
かのん「今じゃ週3、4の仕事量だし、大学もまともに行けないし」
アポロ「休みが多いことはいいいことじゃ。大学なんて行かなくても単位とやらはもらえるのじゃろ?」
かのん「そうだけど……。将来的には栄養士になりたいし……」
かのんは栄養士を目指すべく都内の有名大学の栄養管理学科に入ったもののあまり行けずに悩んでいた。何故悩むのかというと今自分の立ち位置が不安定であるからだった。
女優として売れないなら売れなくていいという訳ではないが勉学に励むならこう微妙に仕事が入るのは本人としてもあまり嬉しくはなかった。
かのん「何かいい方法はないのかな?」ウーン
アポロ「こんな時には愛しの桂木桂馬に聞いてみてはどうだ?」ニヤニヤ
かのん(……)ボンッ
アポロ「まだ諦めきれてなかったのかのぅ?本人の前であんな大口たたきおって」
かのん「……だって、結局いい女になれたかわからないんだもん」
アポロ「今のかのんは十分大人ぜよ。少し垢抜けたし、今のかのんを見せたら桂木桂馬もいちころぜよ」
かのん「大人かぁ……」
111 名前:名無し 投稿日:2014/08/20 16:17 ID:XgTWIGnY
歩美、世界へ


ちひろ「歩美―」
歩美「おー!!ちひろ来てくれたんだー」
ちひろ「だって歩美日本代表でしょ?すごいじゃん」
歩美「まぁあんま期待されてないけどね」
ちひろ「でもすごいじゃん。歩美はいつの間にかに私が届かない場所に行っちゃたんだね……。」
歩美「ちひろじじ臭いよ」
ちひろ「まぁまぁ。てかこれで本格的に2BPENCILS解散だねー」
歩美「ごめん……」
ちひろ「いやいや歩美は悪くないよ。もともと大学に入ったらバラバラになるのはわかってたし」
歩美「……うん」
ちひろ「てか桂馬。なんか挨拶しなさいよ」
桂馬「挨拶することなんてない」
ちひろ「あ、あんた!歩美は今から世界に飛び立つっていうのに何いってんの!?」
プンスカ
桂馬「ふん。お前に母親面される筋合いはないな」
ちひろ「はぁ?」
歩美「なんだかんだ言って仲良さそうじゃん。ちひろ頑張って」
ちひろ「っえ……うん」
桂馬「………」
歩美「っあ、そろそろ集合時間だからそろそろ行くね」タタタ
桂馬「歩美!」
歩美「……」ビクッ
桂馬「頑張れよ!」
歩美「………つーーー。あんたに言われたくないわ」
112 名前:名無し 投稿日:2014/08/20 16:20 ID:XgTWIGnY
桂馬「ふぅ……。行ったか」
ちひろ「………」ジー
桂馬「どうした?いきなり僕を見つめて」
ちひろ「………ムカついた」
桂馬「っは?」
113 名前:名無し 投稿日:2014/08/21 07:32 ID:g6emNzel
これから書くお題を皆さん提案お願いします
114 名前:名無し 投稿日:2014/08/21 11:18 ID:h4Kr53lA
休日のイチャイチャ
115 名前:名無し 投稿日:2014/08/22 19:29 ID:nXUE6oYy
旅行........
116 名前:名無し 投稿日:2014/08/23 16:35 ID:n7Q8Bxyy
ハクアとイチャコラ
117 名前:名無し 投稿日:2014/08/26 09:38 ID:InC4Gb0B
おい......ばか....Hしないと...

118 名前:名無し 投稿日:2014/08/26 10:39 ID:wBejOCMY
僕の女神月夜様が降臨してらっしゃる
119 名前:名無し 投稿日:2014/08/26 19:29 ID:ZJ06uWTh



120 名前:名無し 投稿日:2014/08/26 19:29 ID:ZJ06uWTh
支援
121 名前:はっちゃん 投稿日:2014/08/27 16:26 ID:ZXB6aFdR
ふぅー………

おれの名前はシコ太郎だぜ。よろしくな。
122 名前:名無し 投稿日:2014/08/27 22:53 ID:iQpsyG1T
天理がいない…だ…と!?
123 名前:名無し 投稿日:2014/08/28 00:33 ID:APQKQ1lM
ハーレムエンド希望
124 名前:名無し 投稿日:2014/08/28 00:41 ID:bFfJVhwh
b
125 名前:名無し 投稿日:2014/08/28 02:54 ID:aWEdbWjP
支援
126 名前:名無し 投稿日:2014/08/29 20:37 ID:2D0nJVdT
sienn
127 名前:名無し 投稿日:2014/08/30 00:26 ID:XM1k7Rci
神のみのssとか初めて見た
支援
128 名前:名無し 投稿日:2014/08/31 19:29 ID:MMMEiHx7
支援
129 名前:名無し 投稿日:2014/08/31 22:31 ID:qoZ9m604
支援
130 名前:名無し 投稿日:2014/09/05 19:06 ID:gQwP6BNF
支援
131 名前:名無し 投稿日:2014/09/06 08:07 ID:vqhmYQCZ
支援
132 名前:名無し 投稿日:2014/09/08 19:52 ID:KbegbbIp
てん
133 名前:名無し 投稿日:2014/09/08 20:26 ID:xZiZLQLe
支援
134 名前:名無し 投稿日:2014/09/09 02:13 ID:5OiQij6G
休日


桂馬(昨日は夜遅くまで寝れなかった。主にちひろのせいで……)
ちひろ(………)スヤスヤ
桂馬(…………)ナデナデ
ちひろ「………ん……」ゴロ
桂馬「………おっと」
ちひろ(………)スー
桂馬(……………飯でも作るか)
135 名前:名無し 投稿日:2014/09/09 02:14 ID:5OiQij6G
本日昼よりエルシーとハクア会うことになっている。今日はまぁ面倒だがハクア留学祝いみたいな感じだ。

飯を作り終り
桂馬「まだ寝てるんか……」
ちひろ(………)スースー
桂馬「起きろ」ペシッ
ちひろ「……ん」

ちひろ「今日はハクアさんと会うんだっけ?」
桂馬「そうだ。エルシーから聞いてただろ?」
ちひろ「いや…そうだけど。あんまハクアさんと面識ないし」
桂馬「そうか。一応言っとくが僕がお前を再攻略してた時のエルシーはハクアだからな」
ちひろ「っど、どゆこと!?」

136 名前:名無し 投稿日:2014/09/09 02:18 ID:5OiQij6G
ハクアの侵略


エルシー「に~さま!!ちひろさーん!!お久しぶりですー」
ちひろ「エリー。4日ぶりだねー」
ハクア「お久しぶりね。ちひろ」
ちひろ「そうですねー。あれ以来ですね」
ハクア「そんな敬語なんて使わなくていいのよ」
ちひろ「ははは……」
ハクア「まぁそれをおいといて桂木一応挨拶しといてやるわ」
桂馬「……お前やっぱり変わんないな」
ハクア「悪かったわね」

ちひろ(何かもやもやする………)
137 名前:名無し 投稿日:2014/09/19 01:43 ID:keg8q1fZ
ちひろ「」



ハクア「」


ちひろ「」



ハクア「」
138 名前:名無し 投稿日:2014/09/21 08:42 ID:OrnEDcuD
続いてくれよ
139 名前:名無し 投稿日:2014/10/04 00:53 ID:vLnsl6XB
ハクア「、、、、、、、、、、、、」
140 名前:名無し 投稿日:2014/10/05 11:58 ID:JqJGSt3F
結はよ!
141 名前:名無し 投稿日:2014/10/13 16:19 ID:VT7V4XP8
続きはよ!(・ω・)ノ

おもしろい笑
142 名前:名無し 投稿日:2014/10/18 01:22 ID:Tufu4bpJ
続き楽しみにしとる
143 名前:名無し 投稿日:2014/10/25 18:03 ID:gfebteHx
たのしみにしてます~
144 名前:名無し 投稿日:2014/11/07 15:08 ID:sqpBiGHZ
ひなだお!
145 名前:名無し 投稿日:2014/11/09 12:54 ID:MVMRg123
続きが気になる〜
146 名前:名無し 投稿日:2014/11/13 16:02 ID:FdzQtZAF
頑張れー!!!
147 名前:名無し 投稿日:2014/11/19 23:34 ID:kMfTI1gX
素晴らしいです。
また読むので、ドンドン頑張っていって下さい。
148 名前:名無し 投稿日:2014/11/22 20:02 ID:6aIHfbNE
まだかっまだなのかっ
149 名前:名無し 投稿日:2014/11/26 16:55 ID:xj0Wnv3w
続きはまだかー?早く早くー!!!
150 名前:名無し 投稿日:2014/12/12 01:58 ID:q2GFEiOy
続き見たいです~
151 名前:名無し 投稿日:2014/12/17 18:19 ID:9AjttOxX
頑張って下さい!!!
152 名前:名無し 投稿日:2014/12/20 21:12 ID:AhA5eNdF
まだセクロスしとらんのか!?
なっとらん!
153 名前:名無し 投稿日:2014/12/21 07:58 ID:IdhQHZ3v
つづきはー??
154 名前:名無し 投稿日:2014/12/26 14:05 ID:73i4Hblp
支援
155 名前:名無し 投稿日:2014/12/27 05:39 ID:dt7QJXRO
支援
156 名前:名無し 投稿日:2014/12/29 22:33 ID:EyqdSVti
支援
157 名前:名無し 投稿日:2014/12/31 13:27 ID:Uexs0NJ4
支援
158 名前:名無し 投稿日:2015/01/01 04:25 ID:kkRJNXX8
支援
159 名前:名無し 投稿日:2015/01/04 10:04 ID:0bAFWJTa
続きが見たい!支援
160 名前:名無し 投稿日:2015/01/05 14:46 ID:VlJkpCgk
支援してます!
161 名前:名無し 投稿日:2015/01/06 12:33 ID:II6HiZn9
支援
162 名前:名無し 投稿日:2015/01/06 23:14 ID:eEpjOyrR
支援
163 名前:名無し 投稿日:2015/01/10 16:20 ID:PJ9Wa7vT
パンツ脱いで待機
164 名前:名無し 投稿日:2015/01/13 01:43 ID:auYpg0nY
期待
165 名前:名無し 投稿日:2015/01/14 01:08 ID:N8m4DoPf
期待
166 名前:名無し 投稿日:2015/01/14 01:47 ID:KD8yd12w
期待
167 名前:名無し 投稿日:2015/01/18 00:48 ID:mbZfKvro
2月くらいには続編かけたら書きます。それまで今しばらくお待ちを......
168 名前:名無し 投稿日:2015/01/30 01:18 ID:itSsyNZE
支援

ゆっくりでいいので頑張ってください
169 名前:名無し 投稿日:2015/02/06 23:31 ID:iwp96JOB
支援
170 名前:名無し 投稿日:2015/02/11 17:25 ID:PNNkpv38
支援
171 名前:名無し 投稿日:2015/02/11 22:19 ID:NW8x6Ayo
支援
172 名前:名無し 投稿日:2015/02/22 15:41 ID:0zrTBX3p
とても面白いです。
続き頑張って下さい。
173 名前:名無し 投稿日:2015/02/22 22:55 ID:55gAU3Bz
普通に面白いです。頑張ってください。
174 名前:名無し 投稿日:2015/03/05 00:02 ID:2lchhIHG
支援
175 名前:名無し 投稿日:2015/03/06 03:49 ID:dV56nTJr
支援
176 名前:名無し 投稿日:2015/03/08 21:15 ID:DZZBsguv
支援
177 名前:名無し 投稿日:2015/03/08 23:10 ID:duhZNczR
とても面白いので続き期待してます!
178 名前:名無し 投稿日:2015/03/10 21:48 ID:cTPWCeE6
セクロスパートはよ
179 名前:名無し 投稿日:2015/03/11 09:08 ID:wiLbTsGe
頑張って下さい!!!
180 名前:名無し 投稿日:2015/03/12 23:21 ID:KeWh0BDg
支援
181 名前:名無し 投稿日:2015/03/12 23:21 ID:KeWh0BDg
支援
182 名前:名無し 投稿日:2015/03/16 02:29 ID:j8ap9eG4
支援
183 名前:名無し 投稿日:2015/03/19 00:27 ID:97bGYNkh
応援してます
184 名前:名無し 投稿日:2015/03/19 10:32 ID:dEPt1gIm
応援してます!続き頑張ってください!!
185 名前:名無し 投稿日:2015/03/27 08:01 ID:Mt6hZATa
支援
186 名前:名無し 投稿日:2015/03/28 16:26 ID:wePB3VmW
はりー
187 名前:名無し 投稿日:2015/03/28 17:12 ID:fphGwQeE
いつまでも待ってるから頑張って
188 名前:名無し 投稿日:2015/03/29 00:12 ID:ujr96NOT
続き待ってます
189 名前:名無し 投稿日:2015/03/30 00:20 ID:L4e2kOs6
がんばー!p(^-^)q
190 名前:名無し 投稿日:2015/03/30 00:46 ID:HelKvL00
頑張って下さい
191 名前:名無し 投稿日:2015/03/30 08:03 ID:uZ2bjUKt
続け☆
192 名前:通りすがりのデカマラ 投稿日:2015/03/30 08:05 ID:uZ2bjUKt
頑張れ
193 名前:名無し 投稿日:2015/04/01 02:25 ID:weY8PK6D
頑張ってください!
194 名前:名無し 投稿日:2015/04/01 22:34 ID:3khc8NO6
支援
195 名前:名無し 投稿日:2015/04/02 21:57 ID:V9TUBq5p
続けてください\(^o^)/
196 名前:名無し 投稿日:2015/04/07 23:51 ID:WZGZGwmF
結婚エンドまで書いて欲しいな…
197 名前:名無し 投稿日:2015/04/10 21:08 ID:qfpDiOU9
期待してます|( ̄3 ̄)|
198 名前:名無し 投稿日:2015/04/16 20:09 ID:TGLrcmIY
支援
199 名前:名無し 投稿日:2015/04/20 17:07 ID:ueoMtJCs
支援
200 名前:名無し 投稿日:2015/04/21 13:07 ID:Af2d3jDG
支援
201 名前:名無し 投稿日:2015/04/22 23:05 ID:Qy847CwY
続き待ってます!頑張ってください!!
支援
202 名前:名無し 投稿日:2015/04/27 04:50 ID:xtgU75tp
支援
203 名前:名無し 投稿日:2015/05/03 00:54 ID:Pha42tkh
がんば、とはあえて言わない。
204 名前:名無し 投稿日:2015/05/06 19:27 ID:jNvq5q0b
支援
205 名前:名無し 投稿日:2015/05/09 17:18 ID:lrdR4frU
支援
206 名前:名無し 投稿日:2015/05/09 23:06 ID:i1zthDjp
支援
207 名前:名無し 投稿日:2015/05/14 21:48 ID:GonwzjgW
支援
208 名前:名無し 投稿日:2015/05/17 18:46 ID:tYrBKq6W
支援します。頑張ってください。
209 名前:名無し 投稿日:2015/05/20 00:42 ID:ro5x3FsU
支援
210 名前:名無し 投稿日:2015/05/23 02:21 ID:ZXcUvP2F
どうか続きを!
211 名前:名無し 投稿日:2015/05/23 08:35 ID:zLx3QrS8
楽しみにしています!
頑張ってください!
212 名前:名無し 投稿日:2015/05/24 07:52 ID:T0bG5dQN
しえん
213 名前:名無し 投稿日:2015/05/28 06:50 ID:8QkFREJN
しえん
214 名前:名無し 投稿日:2015/05/30 22:02 ID:WkxlfOMC
紫煙
215 名前:名無し 投稿日:2015/06/06 13:43 ID:rCaOoUpS
支援
216 名前:名無し 投稿日:2015/06/09 19:35 ID:RW0GA3JW
支援
217 名前:名無し 投稿日:2015/06/12 17:30 ID:gJOSuBtP
支援
218 名前:名無し 投稿日:2015/06/13 11:43 ID:ZnHzoqmm
支援
219 名前:名無し 投稿日:2015/06/16 05:46 ID:D0mBRyOx
支援
220 名前:名無し 投稿日:2015/06/18 02:39 ID:q8ryAVft
支援
221 名前:名無し 投稿日:2015/06/18 07:13 ID:MTkBKXcR
支援
222 名前:名無し 投稿日:2015/06/18 20:27 ID:TcplFdR7
続きまってまふ
223 名前:名無し 投稿日:2015/06/18 21:03 ID:IDmDOe6A
数少ない神のみssの中でも一番読みごたえがあります!
続編とっても楽しみにしています!
224 名前:名無し 投稿日:2015/06/21 16:56 ID:ZVOJySbZ
支援
225 名前:名無し 投稿日:2015/06/23 20:57 ID:5cqI3gtv
凄い面白いです!
226 名前:名無し 投稿日:2015/07/04 13:01 ID:J6sXepdw
がんばってください!
227 名前:名無し 投稿日:2015/07/05 00:13 ID:03f8i5rv
その時...奇跡が...
228 名前:名無し 投稿日:2015/07/07 00:27 ID:Hlo0oSc0
支援
229 名前:名無し 投稿日:2015/07/10 16:02 ID:mLpl1JbG
230 名前:名無し 投稿日:2015/07/14 00:38 ID:QD5rQEfm
だめか・・
231 名前:名無し 投稿日:2015/07/14 13:05 ID:ml5jsBDE
続いて下さい!
232 名前:名無し 投稿日:2015/07/15 00:25 ID:5x1mDJph
支援
233 名前:名無し 投稿日:2015/07/15 19:55 ID:s1LiDOJn
(●o≧д≦)o頑張れェェェ♪
支援
234 名前:名無し 投稿日:2015/07/18 01:10 ID:tlApgc36
しえん
235 名前:名無し 投稿日:2015/07/27 00:09 ID:pRTjRvEb
続きを所望します。
ファイトだよ!!\\\(:.≧∇≦)///
236 名前:名無し 投稿日:2015/07/27 23:50 ID:U9R2UwHU
ここまで読み入れる物を書けるなんて素晴らしいです。是非とも続きをお書きください
237 名前:名無し 投稿日:2015/07/30 16:51 ID:2swycfa5
これこそ神のみの終盤に求められてたものなんだよなあ
もっと続いて良かったのに
ケーキやめて神のみ続編orパラレルやって欲しいわ
238 名前:名無し 投稿日:2015/08/03 07:25 ID:RAO2PkUl
支援
239 名前:名無し 投稿日:2015/08/06 00:52 ID:dUnCgQqg
支援
240 名前:名無し 投稿日:2015/08/08 23:36 ID:0MuWr3MV
頑張って下さい
241 名前:名無し 投稿日:2015/08/12 03:26 ID:HQZtIEPE
すごく読み応えがあって面白いです。
これ、すごい好きです。
頑張ってください。
242 名前:名無し 投稿日:2015/08/12 03:29 ID:HQZtIEPE
誰かこの漫画描いてくれませんか~~~~~~~。
243 名前:名無し 投稿日:2015/08/13 09:57 ID:xXHPRHiS
もしかしてだけど、作者死んでないよな…?
244 名前:名無し 投稿日:2015/08/14 17:35 ID:DHYWWEFw
タヒんでないと信じたい……
245 名前:名無し 投稿日:2015/08/16 10:37 ID:80242bwS
死んじゃいやぁぁぁぁぁああああああ!
246 名前:名無し 投稿日:2015/08/17 05:06 ID:0yXheLKn
お願いあああああ
247 名前:名無し 投稿日:2015/08/19 03:19 ID:iNnSZHii
数少ない神のみのなかで、1番読み応えがある。
続き待ってます。
248 名前:名無し 投稿日:2015/08/27 00:27 ID:BbvWu9MM
ファイトだよ!
249 名前:名無し 投稿日:2015/08/28 04:35 ID:aOeCXTNR
は、はやく神のみ成分を儂に。。。
250 名前:名無し 投稿日:2015/09/05 17:40 ID:uNvCWThE
支援
251 名前:名無し 投稿日:2015/09/06 19:45 ID:zs0ky6Yi
252 名前:名無し 投稿日:2015/09/07 21:16 ID:PJng1GP2
支援
253 名前:名無し 投稿日:2015/09/10 23:22 ID:UcfQ7WT8
支援!!
254 名前:名無し 投稿日:2015/09/19 12:48 ID:bga8u6R3
紫煙
255 名前:名無し 投稿日:2015/09/20 20:55 ID:SBXXZV2I
支援
256 名前:名無し 投稿日:2015/09/20 23:52 ID:vyL9givf
支援
257 名前:名無し 投稿日:2015/09/23 16:39 ID:LYz8LaQX
誰か書いてー!
258 名前:名無し 投稿日:2015/09/29 18:35 ID:u9rFfDzE
書いてください!支援
259 名前:名無し 投稿日:2015/10/03 17:44 ID:iPBXA5Cu
しえん
260 名前:名無し 投稿日:2015/10/04 22:36 ID:ZZ6hziCf
シェーン
261 名前:名無し 投稿日:2015/10/05 00:13 ID:Lymcg0m7
遅延
262 名前:名無し 投稿日:2015/10/08 20:51 ID:8M6AufvT
支援
263 名前:名無し 投稿日:2015/10/11 22:50 ID:RObdEdMb
支援
264 名前:名無し 投稿日:2015/10/16 00:27 ID:x3MrqeoD
シエン
265 名前:名無し 投稿日:2015/10/18 13:59 ID:zN9bSrD5
支援
266 名前:名無し 投稿日:2015/10/27 20:27 ID:aDX6fP52
支援
267 名前:名無し 投稿日:2015/10/29 20:50 ID:eDvgSSME
シエン
268 名前:名無し 投稿日:2015/11/07 14:59 ID:AGQOzLRD
支援
269 名前:名無し 投稿日:2015/11/08 23:42 ID:zHzzFoTO
支援
270 名前:名無し 投稿日:2015/11/10 23:36 ID:YMt0D7et
支援
271 名前:名無し 投稿日:2015/11/15 14:39 ID:OWdAwJQQ
支援
272 名前:名無し 投稿日:2015/11/18 01:28 ID:giowh7yj
支援
273 名前:名無し 投稿日:2015/11/18 23:25 ID:W9OS2nYZ
支援
274 名前:うらなりポンデ610 投稿日:2015/11/19 00:57 ID:MTVfr90H
すごい楽しい〜!
早く続き見た〜い‼︎
275 名前:名無し 投稿日:2015/11/21 17:32 ID:l8pUwBEh
支援
276 名前:名無し 投稿日:2015/11/23 13:46 ID:o0MmR5kZ
続き早く見たい!!
277 名前:名無し 投稿日:2015/11/27 16:15 ID:sMU5Nb3q
続きはよ!(ノシ 'ω')ノシ バンバン
278 名前:名無し 投稿日:2015/11/29 15:23 ID:p6HDZd9k


桂馬「フ…フフ…今日も余裕で5本ゲームクリア」
エルシィ「にーさま!!」
桂馬「なんだエルシィ、人の部屋に入るときはノックをしろ」
エルシィ「今日お母さま誕生日じゃないですか!それで誕生日ケーキを買いに行こうかと思うんですけど!ケーキ屋さんの場所わからないのでついてきてくれませんか?」
桂馬「やだべんべん」
エルシィ「おねがいしますー!」
桂馬「駄目だ。いつもいつもお前の付き添いでまたゲームがたまりつつあるんだ!今日こそは…」
エルシィ「にーさま、そのゲームって誰のお金で買えてるんですか?親のお金ですよね…(ボソッ)」
桂馬「わかった…少しだけだぞ、13時までにはける約束でな」
エルシィ「ありがとうございます!」

町中
エルシィ「にーさま!外天気いいですねー!」
桂馬「んー…」
エルシィ「…」
桂馬「…」
エルシィ(またゲームばっかやって…)
エルシィ「にーさま、ところでここどこですか?もうだいぶ歩きましたけど?」
桂馬「ん?僕も知らないぞ、お前についてきただけだ」
エルシィ「え…」
桂馬「ん…」
エルシィ「にーさま案内してくれるんじゃ?」
桂馬「ん…?・・・あ」
エルシィ「もー、にーさま画面ばかり見てるから」
桂馬「ところでここはどこだ?、もうずいぶん山奥のようだが」

タイム「セージ君見てください。下にお客様がいるぞ」
セージ「ホント!?こっち来てくれないかなー」
タイム「まぁ来たとしてもケーキは一つしかありませんけどね」
セージ「もっと作ってくださいよ!」
タイム「いやですよ、今僕は昨日発売したゲームで大忙しです。」
セージ「あーもうなんでいつもこうなんだ…」

桂馬「それで、これからどうするつもりだ」
エルシィ「わかりませんよ、携帯だって忘れてきちゃったし」
桂馬「それなら問題ない、僕のゲーム機にはマップがついているから」
パセリ「募金ー募金♪」
エルシィ、桂馬「ん?」
パセリ「おねーちゃんこの箱に募金してー」
エルシィ「わたしですか?」
桂馬「お前以外に誰がいる」
エルシィ「いいいですよー」
パセリ「やったー!100円だ」
エルシィ「かわいぃ」
パセリ「おにーちゃんは?」
桂馬「…」
エルシィ「にーさまはお金持ってないですよ」
パセリ「兄弟なんだ!」
エルシィ「はい!」
パセリ「じゃあ僕の兄弟も紹介するよー!うちの店3人でケーキ屋さんやってるんだー!」
エルシィ「んっ…」
桂馬「ほんとか?」
パセリ「うん、上の方だよ」

セージ「タイム兄さん!パセリがお客さん呼んできたよ!」
タイム「なんだって!見事ですパセリ」
カランコロン♪
セージ「いらっしゃいませ!」
エルシィ「にーさま!早く」
桂馬「僕は外にいる」
エルシィ「はぁ…、あの大きめのケーキってありますか?」
セージ「えっ…えっと、はい、あります…///」
セージ「タイム兄さん!とびっきりおいしいケーキ!大きいやつ作って!」
タイム「いやですよ、仮に作ったとしても最低3万はしますよ」
セージ「またそんなことを…」
タイム「大体僕は今昨日買ったギャルゲーを…」
桂馬「ん!?」
みんな「ビクッ!?」
桂馬「それは今日僕がクリアしたゲーム!なのはの知るセカイ!」
タイム「ん!クリアしたんですか。はぁー僕はしばらくネットが使えないから、いつもは落とし神サイトですぐクリアしてるのに」
桂馬、エルシィ「え!?」
エルシィ「すごいですねにーさまっ!」
桂馬「んー…よし、それでは交換条件で行こう」
タイム「何がです?」
桂馬「僕がこのゲームの攻略法を一から教えるから、お前はケーキを作るんだ、どうだ?」
タイム「いいですねぇ、乗りましょう」
桂馬「ニヤニヤw」
タイム「ニヤニヤw」

20分経過…
タイム「おぉ素晴らしい、それでは約束通りケーキを作ってあげましょう」
エルシィ「ありがとうございます!」
タイム「ん?君にではないですよ?」
エルシィ「え…?」
セージ「あの、ちょっといいですか?」
桂馬「ん?なんだ」
セージ「うちの店で働きませんか!?」
桂馬「それはしない、僕はゲームをやるだけでも大忙しなんだ」
セージ「にしてもタイム兄さんを黙らせるなんてすごいですよ」
桂馬「別に黙らせてなんていない」
セージ「どうしても無理ですか」
桂馬「無理だ、だって僕が落とし神だからな」
セージ「え!?」
タイム「にーさんケーキで来ましたよ」
桂馬「すまない、それじゃあ僕は帰る」
エルシィ「まってくださーい!」
セージ「えっ、またのお待ちしています…」
パセリ「ばいばーいお姉ちゃん」
エルシィ「ばいばーい!」
タイム「素晴らしい兄さんでしたね、またお会いしたいものだ」
セージ「ほんとですね」

一方
桂馬「結局道がわからない…」
エルシィ「そうですね」
桂馬「ん?」
エルシィ「はぁー!ちひろさん!」
ちひろ「やほーい」
桂馬「なんでお前がここにいる?」
ちひろ「暇だったから散歩してただけだよ」
エルシィ「それじゃあ帰り道をわかるんですね!」
ちひろ「なに?迷子だったの?」
桂馬「まぁな」
ちひろ「なにそれっ…w」
桂馬「いいから場所を教えてくれ」
ちひろ「わかったよ!」
エルシィ「にーさま、ケーキ持ちますよ」
桂馬「いいよ別に」
エルシィ「よくないですよ、片手ふさがってたらホラっ!」
ちひろ「手つなごうか?///」
桂馬「あ、あぁ…」
エルシィ「ふふふ…」
桂馬「余計なお世話なんだよ…」
エルシィ「そういえば、ケーキを作ってた兄さんなんで背中から翼みたいなのが生えてたんでしょう…?」
桂馬「あのケーキ屋はいろいろと謎だ」
279 名前:名無し 投稿日:2015/11/30 23:16 ID:KbdzEYhK
キターーーーーー!!!
とりあえず書いてくれた人に感謝
続き待ってます!!!
280 名前:名無し 投稿日:2015/12/01 18:12 ID:zpV6iewG
281 名前:名無し 投稿日:2015/12/02 00:27 ID:INVnd7pu
なのは?
282 名前:名無し 投稿日:2015/12/02 12:06 ID:REjNOqVw
今連載してるやつか
283 名前:名無し 投稿日:2015/12/20 11:06 ID:DpdMnsOt
支援
284 名前:名無し 投稿日:2015/12/31 02:27 ID:lIJbaiiZ
こんなに支援のびてたのか笑
ありがとうございます笑
この高校時代全て神のみに捧げたもの
しばらくしたら完結させます。
もうしばらく待っててください。
285 名前:名無し 投稿日:2016/01/02 12:46 ID:MV4pxg9Q
よかった、忘れられてなかった。支援
286 名前:名無し 投稿日:2016/01/04 02:38 ID:92x8fJ38
やった!続きがやっと読める(*^^*)
このssを同人誌で出して欲しいくらいです(笑)
それくらい完成度が高い気がする!
287 名前:名無し 投稿日:2016/01/07 02:31 ID:I27yuZCe
おお!遂にきた!
続き楽しみに待ってます!!
288 名前:名無し 投稿日:2016/01/08 15:20 ID:qefVXVm5
なの菓子だー!
289 名前:名無し 投稿日:2016/01/17 12:37 ID:NNFBggBi
すごく面白かった。
続きみたいです
290 名前:名無し 投稿日:2016/01/19 23:54 ID:b9P6m2T0
支援
291 名前:名無し 投稿日:2016/01/30 04:05 ID:p98hrIsC
支援
292 名前:名無し 投稿日:2016/01/30 07:58 ID:wBV0J8IW
支援
293 名前:名無し 投稿日:2016/01/30 08:56 ID:S0bJphR7
年が明けもうすぐ3年は卒業そんな日の終わりごろの話


桂馬とちひろは屋上に上がり静かに放課後を過ごす

桂馬「…」
ちひろ「…」
ちひろ「なんか喋ってよ」
桂馬「んー…」
ちひろ「はぁ…」
二人は屋上の椅子に座り桂馬はゲーム、ちひろはぼんやり
桂馬「あ…今日イベントの日か」
ちひろ「ねーあんたさぁ、ほんとにわたしのこと好き?」
桂馬「好きだよ、本当だ」
ちひろ「ありがと、にしても涼しい風だなー」
桂馬「…」
ちひろ「…」
桂馬「そろそろ1年経つのか」
ちひろ「私たち1年も経ってないよ」
桂馬「違う、エルシィの話だ」
ちひろ「え?はぁーまたゲームの話ね」
桂馬「リアルだ。1年前エルシィとであったんだ、この場所で」
ちひろ「何の話?」
桂馬「はぁ~…」
ちひろ「で、そのあんたの妄想キャラが、リアルに飛び出てって話?」
桂馬「まぁ、そうかもな…あいつがいなきゃ僕たちは付き合うどころか関わりもしなかっただろう」
ちひろ「なんだそれ…」
桂馬「お前は気にしなくてもいい…」
ちひろ「…」
桂馬「…」
ちひろ「もうすぐ3年生だね」
桂馬「そうだな…長かった…」
ちひろ「なにってんのさっ!これからだよ」
こちらに誰かが来る
エルシィ「にーさまー、ちひろさーん!」
ちひろ「えりー!」
桂馬「…」
エルシィ「そろそろ帰りましょ!」
ちひろ「そーするか!帰りに肉まん買っていこー」
エルシィ「いいですよー!」
ちひろ「おーい!先に行っちゃうぞー!」
エルシィ「行きましょにーさま!」
桂馬「僕は後から行く」
エルシィ「わかりましたー」


桂馬「…あの日…すべてが変わったのか…」
桂馬は一人静かに空を見上げる
294 名前:名無し 投稿日:2016/01/30 08:58 ID:S0bJphR7
エルシィの記憶がみんなに消えた後の話
295 名前:名無し 投稿日:2016/02/01 01:56 ID:Tl0p5UNw
今日から書き足していきます。
296 名前:名無し 投稿日:2016/02/01 02:11 ID:Tl0p5UNw
ハクアの侵略(続)

エルシー「みなさんと遊ぶのって初めてですよねー!」
ハクア「そうね。まぁ桂木と遊ぶのは不服だけど」
桂馬「僕はお前と遊ぶなんて一言も……って待ておい」ヤメロー ザクッ

ハクア「全く桂木は素直じゃないんだから~」
桂馬「コンナリアルミトメナイ」
エルシー「二人は本当に仲いいですよね~」
ハクア「なっ!エルシーなにいっt」
桂馬「こんな凶暴女と仲いいはずが……っておい」ヤメロー ザクッ

ハクア「…………」ムスッ
エルシー「♪♪♪」(楽しげ)
桂馬「どうしてこうなった」ボロボロ
297 名前:名無し 投稿日:2016/02/01 02:36 ID:Tl0p5UNw
ちひろ(なんか私空気になってしまった)

水着屋さん

エルシー「あーーーーー!水着だーーーー!」
ちひろ「まぁそろそろ夏始まるしねー」
エルシー「わたしこの店にはいりたいです!」
ちひろ「いいよー。って、エリーが水着欲しがるなんて……もしや好きな男でもできたのか!?」
エルシー「ちがいますよー。今年はみんなで海いきたいなーって思っただけですよ!ね!ハクア!」
ハクア「もしかして私も!?」
エルシー「もちろん!」
ハクア「いや私水着とか自信ないし……」
桂馬「胸とかな」ボソッ

桂馬 ボッコボコ

ハクア「変態!アホ!馬鹿!鬼畜!」ムカムカ
ちひろ「今のは桂馬が悪い」ドンビキ
桂馬「まぁ冗談は置いといて」ムクッ
ハクア「何が冗談よ!こっちは一生懸命悩んで豆乳とか………」ボソボソ
桂馬「僕は店の前で座ってゲームしてるからみんなで行ってこい」
エルシー「えーーーにーーさま、いっしょに水着えらびましょうよー」
桂馬「嫌だべんべん。っておい」
エルシー「いきますよーーーにーさま」ズルズル
桂馬「おい掴むな引っ張るな!やめろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ
298 名前:名無し 投稿日:2016/02/01 02:39 ID:Tl0p5UNw
早速ミスが
エルシー「ちがいますよー。今年はみんなで海いきたいなーって思っただけですよ!ね!ハクア!」

×ハクア「もしかして私も!?」

○ハクア「っえ!?私!?」
299 名前:名無し 投稿日:2016/02/01 21:42 ID:BoC170oH
おーきたきた!
頑張ってください!!

自分が頭悪いからなんですけど


"エルシィの記憶がみんなに消えた後の話"

というのが理解できなくて…
どういう意味なのか教えていただけませんか?
300 名前:名無し 投稿日:2016/02/02 04:48 ID:ZU1Kd1wK
最終話でエルシィが桂馬の実の妹、エリーになることで、ハクアやノーラ達から同期として認知されなくなった後のことでは?
301 名前:名無し 投稿日:2016/02/02 17:51 ID:mUwFd1Tb
"みんな"というのはハクアたちのことでしたか

教えていただき、ありがとうございます!
302 名前:名無し 投稿日:2016/02/04 02:48 ID:NqYQWpYR
最終回から約2年経った今になって神のみにハマっていったちひろ推しの人間ですが、様々なその後ssを読んだ結果、ここ以上のものが見つからないほどここのssが素晴らしかったです。(勿論若木さんがその後の桂馬×ちひろのやり取りを書いてくださるのが一番なのですが…)
女神篇の最後、また最終回のちひろへの告白、共に自分の中ではもう一歩踏み込んで欲しい!と思ってモヤモヤしてしまっていたのでここの話で救われたような気分になっています。このssを書いてくださった方…今でもこの掲示板を見ていらっしゃるかはわかりませんが本当にありがとうございます。大学以降の続編もあれば期待しています。
長文失礼致しました。
303 名前:名無し 投稿日:2016/02/09 22:08 ID:FHFkbs3D
バレンタイン当日にバレンタインイベントを書いて欲しいという期待
304 名前:名無し 投稿日:2016/02/10 08:55 ID:K6sxcYTH
んー、多分書けるw
305 名前:名無し 投稿日:2016/02/14 21:01 ID:877d4Rok
今日はバレンタインデー


ドンドン
エルシィ「はーい」
ちひろ「どもー」
エルシィ「あー!ちひろさーん」
ちひろ「よっエリー。桂馬はいる?」
エルシィ「チョコですかぁ?にーさまなら二階にいますよ」
ちひろ「オッケー」
エルシィ「でも、チョコ渡せるかわかりませんよ…」
ちひろ「え?…」

二階に上がる
ちひろ「え…、いやあいつの私彼女だよね?」
エルシィ「はいそうですけど、にーさまは今日一日8962人のバレンタインデーイベントを回収しなくちゃいけないと言って部屋に引きこもったまんまです。」
ちひろ「はぁー、なにそれー」
ドンドン!
ドンドン!
ちひろ「ちょっとー!あんたのリアルヒロイン様がチョコ渡しにきたぞー出てこーい!」
エルシィ「にーさまー、ちゃんともらってください!」
桂馬「フフフフフフハハハハハハハハハハハハハハハ!!7000人分のイベントをクリアしたぞー!あとすこしー!!」

夕方5時

ちひろ「もー!!何時間待っても出てこないし!!もー私帰る!!」
エルシィ「にーさま…」
ガチャ
桂馬「全部クリア」
エルシィ「でてきた!」
ちひろ「なにさ!今頃出てきても遅いよ!私帰るから!」
桂馬「ごめん…どうしてもちひろを最後に残しておきたくて」
ちひろ「は!?こっちは何時間待ったと思ってるの?」
桂馬「でも、本気で好きな人を一番最後に残して今日一日をハッピーエンドで終わらせたかったんだ」
ちひろ「もーホントあんたって意味わからん。はいよチョコだ、おいしく食べてね私のたった一人のゴキブリ男」
桂馬「ありがと、僕のたった一人のリアル女」
ちひろ「ふふ…」
306 名前:名無し 投稿日:2016/02/14 23:42 ID:tHUA42HN
(拝)
307 名前:名無し 投稿日:2016/02/21 19:29 ID:NARPHNbh
支援
308 名前:名無し 投稿日:2016/02/27 13:07 ID:1ExiXDKc
めっちゃ好きです!! がんばってください!!!
続き待ってます!
309 名前:名無し 投稿日:2016/03/08 09:27 ID:vPBHgg2e
ゆっくりでいいんでがんばってください!!
310 名前:第7小隊 投稿日:2016/03/10 18:25 ID:d3IOWxuV
ファイトだ!
311 名前:名無し 投稿日:2016/03/15 17:57 ID:a4WbVRkt
支援
312 名前:名無し 投稿日:2016/03/20 21:32 ID:G32TC4Ap
支援
313 名前:名無し 投稿日:2016/03/29 01:42 ID:Pn1Solw0
支援
314 名前:名無し 投稿日:2016/04/01 14:30 ID:BoaBITIx
支援なんてしない(エイプリルフール)
315 名前:名無し 投稿日:2016/04/08 21:06 ID:qdJsK8eG
支援
316 名前:名無し 投稿日:2016/04/11 14:05 ID:68GI9btJ
支援
317 名前:名無し 投稿日:2016/04/13 16:58 ID:bikKz8En
頑張って
318 名前:名無し 投稿日:2016/04/16 17:53 ID:qDeqWYzF
支援
319 名前:名無し 投稿日:2016/04/20 18:28 ID:u2uRwriB
支援しました
最近ssを始めたのですが
読み応えがたりずやめようと
していた時にこれを見つけました
面白いです
ちなみに私はちひろおしです
長文すみませんでした
320 名前:名無し 投稿日:2016/04/24 14:57 ID:AYLuIIH4
いつまでも待っています!
321 名前:名無し 投稿日:2016/04/25 23:34 ID:xprYQXsR
改めて読んで面白いです!
支援してます!
322 名前:名無し 投稿日:2016/05/01 18:41 ID:j4Sw6dem
神のみぞ知る世界への愛が伝わってきたssは初めてです!
323 名前:名無し 投稿日:2016/05/02 10:41 ID:rjKopBDj
(*- -)(*_ _)ペコ・いつも応援してます頑張ってください!!
324 名前:名無し 投稿日:2016/05/03 12:42 ID:gUvqCNaR
頑張ってください!応援してます!!(^^)!
325 名前:名無し 投稿日:2016/05/03 12:48 ID:gUvqCNaR
ファイト!!( ゚Д゚)ガンバレ~!!
326 名前:名無し 投稿日:2016/05/03 12:50 ID:gUvqCNaR
みんな待ってるのでいつでもうPして下さいm(__)m
327 名前:名無し 投稿日:2016/05/04 07:29 ID:CYm2s4Hi
ga☆n☆ba☆re☆
328 名前:名無し 投稿日:2016/05/05 00:37 ID:Sd4LLQ6S
応援してます頑張って下さい!そしてみんなに素晴らしいエンディングを!
329 名前:名無し 投稿日:2016/05/06 21:38 ID:LjSbijvQ
☝に同じく頑張って下さい‼
330 名前:名無し 投稿日:2016/05/07 00:12 ID:k3QifgDs
がんばってください
応援しています!
331 名前:名無し 投稿日:2016/05/07 07:14 ID:rIjRR8z6
ちひろがどっか行っちゃってそれを聞いたおためがが探すとかets...
332 名前:名無し 投稿日:2016/05/08 16:58 ID:JPtSuly9
↑に一票
333 名前:名無し 投稿日:2016/05/13 21:22 ID:pHBoWFxX
↑(・∀・)」イイネ!!
334 名前:名無し 投稿日:2016/05/22 20:21 ID:62pV98UN
↑期待
335 名前:名無し 投稿日:2016/05/25 00:58 ID:ZVwkHIEN
↑同じく期待
336 名前:名無し 投稿日:2016/05/25 20:52 ID:wzc7ii0G
ここ以外のSSはあんまりすきじょないかwww
337 名前:名無し 投稿日:2016/05/27 16:40 ID:PSR6rlVW
↑じゃないかな?
338 名前:名無し 投稿日:2016/06/04 13:39 ID:3ypYYA6s
支援
339 名前:名無し 投稿日:2016/06/06 06:46 ID:0XjS6PZ4
今日は桂馬君の誕生日!!
応援してます!!
340 名前:名無し 投稿日:2016/06/08 23:49 ID:KeTQwL8T
(;´・ω・)べ、別に1時間に一回のペースでチェックしてる
とかそうゆうわけじゃないんだからねwww
あと支援
341 名前:nikoniko 投稿日:2016/06/14 21:31 ID:9KxSAQAQ
支援
342 名前:名無し 投稿日:2016/06/17 16:36 ID:8JyZ30On
支援
343 名前:名無し 投稿日:2016/06/19 17:05 ID:yvCKtWI7
待って待って待ちまくるぞー
344 名前:名無し 投稿日:2016/06/19 22:15 ID:ivN5diHO
支援
345 名前:名無し 投稿日:2016/06/19 22:16 ID:ivN5diHO
支援
346 名前:名無し 投稿日:2016/06/20 00:34 ID:wKABhbeY
支援
347 名前:名無し 投稿日:2016/06/25 03:50 ID:IqsMQDRm
紫煙
348 名前:名無し 投稿日:2016/07/06 02:07 ID:jNeqJRfk
支援マーン
349 名前:名無し 投稿日:2016/07/15 20:24 ID:z3m9HUCp
もっと支援
ずっと支援
350 名前:名無し 投稿日:2016/07/25 01:05 ID:IQIRA0ir
支援
351 名前:どっかの誰か 投稿日:2016/07/30 15:44 ID:iPoGcixv
なんか展開が早くて桂馬らしくないなぁ
好きだけど…
352 名前:名無し 投稿日:2016/08/01 01:04 ID:41foLNwC
支援部隊
353 名前:名無し 投稿日:2016/08/10 21:08 ID:OXTzbzR8
まだ待ってる人おる(涙
354 名前:名無し 投稿日:2016/08/16 19:01 ID:DE6FB44b
支援支援支援
355 名前:名無し 投稿日:2016/08/18 22:38 ID:bcDsaVEE
まだだ、まだおわらんよ
   支援
356 名前:名無し 投稿日:2016/08/21 16:55 ID:pAjlhySv
支援
357 名前:名無し 投稿日:2016/08/31 22:18 ID:rg1BCYlO
nnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnn

358 名前:名無し 投稿日:2016/09/03 21:38 ID:PuhmWd3n
支援
359 名前:名無し 投稿日:2016/09/04 16:05 ID:YWj1hpX1
支援します
360 名前:名無し 投稿日:2016/09/04 20:30 ID:nQlMEvGh
nnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnn
361 名前:名無し 投稿日:2016/09/26 20:14 ID:xKbatSiT
( ゚∀゚)o彡゜しーえん!えーえん!
362 名前:名無し 投稿日:2016/10/11 01:42 ID:XXr7IExQ
来てくれぇ……

更新してくれぇ……
363 名前:名無し 投稿日:2016/10/17 20:18 ID:pqk7o1ai
なのはももうすぐ終わりますし!!
早くしないと神のみ続編出るかも知れませんよ!!
支援ーーーーーーーー!!!
364 名前:名無し 投稿日:2016/10/19 20:18 ID:tn323cx0
支援
365 名前:名無し 投稿日:2016/11/06 01:36 ID:KM5dsqBb
支援!!
366 名前:名無し 投稿日:2016/11/09 18:49 ID:zWSzPEtX
支援!!!!
367 名前:名無し 投稿日:2016/11/12 18:17 ID:SKoro4Bu
支援
368 名前:名無し 投稿日:2016/11/19 20:59 ID:PIhveYC8
諦めないです!支援!!
369 名前:名無し 投稿日:2016/11/22 05:22 ID:chv0bgr2
感動。
370 名前:名無し 投稿日:2016/12/11 21:44 ID:9pdzsY3Y
支援
371 名前:名無し 投稿日:2016/12/18 23:54 ID:k6C65QLs
支援だぜー
372 名前:名無し 投稿日:2016/12/23 02:39 ID:xAugNXle
頑張って下さい。支援しますので‼︎
373 名前:ぷりけつ 投稿日:2017/01/01 20:13 ID:DeUUbVWM
頑張ってください!!!
本当に面白いです!!
26巻は後語りもなく切ない感じで続きが見たいと思っていたのでとても嬉しいんです!
待ってます〜
374 名前:名無し 投稿日:2017/01/03 16:18 ID:HWSVifxl
支援
375 名前:名無し 投稿日:2017/01/21 20:16 ID:bPIAJzbz
支援しますー!!
376 名前:名無し 投稿日:2017/01/26 23:33 ID:bM5QN9oo
支援
377 名前:名無し 投稿日:2017/01/28 19:20 ID:ZpoogzXa
支援
378 名前:名無し 投稿日:2017/01/28 19:21 ID:ZpoogzXa
いつまでも待ってます!
379 名前:名無し 投稿日:2017/02/13 21:01 ID:j1idR1NG
支援
380 名前:名無し 投稿日:2017/02/23 18:36 ID:oUVqC18M
支援
381 名前:名無し 投稿日:2017/02/26 10:02 ID:eiT9tJvu
支援
382 名前:名無し 投稿日:2017/03/01 16:14 ID:rE2IJr3V
ずっと支援してます
続き期待してます!
383 名前:名無し 投稿日:2017/03/25 01:53 ID:H7UuZ8nw
本当に面白いです!いつまでも待っています!
384 名前:名無し 投稿日:2017/03/28 19:04 ID:nQgN2IpE
いつくるかなー

385 名前:名無し 投稿日:2017/08/19 00:08 ID:OgulYziB
未だに支援
386 名前:名無し 投稿日:2017/08/28 19:03 ID:neEVRDOb
支援
387 名前:名無し 投稿日:2017/12/29 19:22 ID:LnV1KsCv
支援
388 名前:名無し 投稿日:2018/01/20 23:14 ID:YTT6Fui4
しえん

389 名前:名無し 投稿日:2018/02/13 22:52 ID:HAurTPml
支援
390 名前:名無し 投稿日:2018/04/23 05:21 ID:6vH6ZjYr
これは素晴らしいSS
391 名前:名無し 投稿日:2018/07/18 12:02 ID:vnFRhpCj
素晴らしい作品ですね。

392 名前:名無し 投稿日:2018/08/14 21:34 ID:C7JKB3eP
素晴らし過ぎて感動!!!

早く続き見たいなー

頑張ってください 応援してます
393 名前:名無し 投稿日:2018/08/25 23:45 ID:9J4WUhAV
久々に来たけど一生支援
394 名前:名無し 投稿日:2018/09/10 10:23 ID:2uF0SNiZ
支援
395 名前:名無し 投稿日:2018/09/18 16:21 ID:E7mad4lY
支援!!
396 名前:名無し 投稿日:2018/10/08 21:36 ID:Q9uk5cDM
氏円
397 名前:名無し 投稿日:2018/10/10 15:02 ID:QnInrOQI
支援
398 名前:名無し 投稿日:2018/10/18 22:15 ID:2y9IHaOS
オリ主です。
みなさま長い間支援ありがとうございます。
流石に神のみ少し忘れているので今すぐには書けませんが
完結できるよう努力してみようと思いますのでしばらくお待ちくださいませ。
399 名前:名無し 投稿日:2018/10/19 17:55 ID:nyoPO0RH
ハクアの侵略(続2)

桂馬「なぜお前と二人きりなんだ...」
ハクア「知らないわよ。エルシーがいきなり”かのんちゃんがいた!”とか言ってちひろ連れて走ってどっか言っちゃうんだから」
桂馬「まぁそれもそうだがなんでお前の水着を一緒見なあかんのだ」
ハクア「だ、誰も見てくれる相手がいなんだから!し、仕方なく一緒に見て回ってるの!こんな美少女と回れること有り難く思いなさい!」
桂馬「なんでこんなに貶されてるんだ....」
ハクア「さあ!行くわよ!桂木!」
桂馬「おい!引っ張るな!!」



ハクアと水着探し



ハクア「桂木!これなんてどう!?可愛くない!?」
桂馬「お前胸足りないだ.....おい待てその鎌をしまえ......暴力反....」ボコボコ


ハクア「これとか可愛い〜!これにしよーっと!」
桂馬「コンナリアルミトメナイ」
ハクア「じゃあ桂木今から試着してくるからそこで待ってなさい!」
桂馬「あぁ大丈夫だ お前の水着なんて興味な...いからその物騒な鎌をしま...しまえって」ボウリョクハンタイィィィ
ハクア「じゃあいいって言うまで待っててね!」
桂馬「コンナリアルミトメナイ」
400 名前:名無し 投稿日:2018/10/19 17:56 ID:nyoPO0RH
とりあえず気ままに投稿していきますので
よろしくお願い致します。
401 名前:名無し 投稿日:2018/10/30 15:18 ID:BdCd5Yad
楽しみにしてます
402 名前:名無し 投稿日:2019/01/17 16:48 ID:SipqdPc1
待ってます!!
403 名前:名無し 投稿日:2019/03/03 07:29 ID:T9q6NPRQ
のんびり待ってますね!
404 名前:名無し 投稿日:2019/05/03 05:47 ID:UT2eToAC
支援
405 名前:名無し 投稿日:2019/05/03 05:48 ID:UT2eToAC
最近読み始めました
406 名前:名無し 投稿日:2019/06/02 21:40 ID:BfQUfndv
神のみってやっぱ面白い
たのしみにまってます!
407 名前:名無し 投稿日:2019/07/09 15:21 ID:8uNxFpzg
続き待ってます!
408 名前:名無し 投稿日:2019/10/26 22:21 ID:G5SHJKWD
やっぱ神のみおもろい
409 名前:名無し 投稿日:2019/11/11 22:28 ID:g3Bf5Ean
続きはよ
410 名前:名無し 投稿日:2019/11/11 22:29 ID:g3Bf5Ean
続き
411 名前:名無し 投稿日:2019/12/02 14:38 ID:ePnNXyMQ
かのん出して欲しいです!!
412 名前:名無し 投稿日:2020/03/09 22:07 ID:yc8K8h9N
俺は、、、続かないのを否定する!!
413 名前:名無し 投稿日:2020/04/11 17:49 ID:rgpspCfO
まってます!!!
414 名前:名無し 投稿日:2020/04/11 17:49 ID:rgpspCfO
まってます!!!
415 名前:名無し 投稿日:2020/04/14 20:43 ID:YU4kn1dA
待ってます

416 名前:名無し 投稿日:2020/08/15 01:43 ID:qk420mQo
オリ主です。もう一度頑張ってみようかなと思います。
417 名前:名無し 投稿日:2020/09/10 18:42 ID:BSXuKQmG
まってました!!
418 名前:名無し 投稿日:2021/03/13 20:36 ID:GB5lEprA
ゆっくり頑張ってください!
待ってます!
419 名前:名無し 投稿日:2021/07/25 10:49 ID:7LPAbKXp
待ってます!
420 名前:名無し 投稿日:2021/10/10 18:52 ID:JkFFEzt3
ゆっくり待ってます!
421 名前:名無し 投稿日:2021/12/29 20:01 ID:921TPBn5
待ってます!!
ゆっくりで良いので頑張ってください!
422 名前:名無し 投稿日:2022/02/13 10:34 ID:NmAW3o6Y
今年もまってます!!
423 名前:名無し 投稿日:2022/03/27 14:28 ID:aShXHuwj
主です。久々に神のみを読み返してまた少しだけ書けたらなと思います。ハクアの侵略からまたかける時に書きます。昔ほどしっかりキャラの設定を覚えていないところもあるのでそこら辺は優しく見ていただけると幸いです。
424 名前:名無し 投稿日:2022/03/27 16:53 ID:aShXHuwj
修正版も上げていきます。少し改変が入っていますがよろしくお願いいたします。
425 名前:名無し 投稿日:2022/03/27 16:53 ID:aShXHuwj
ちひろ「茶でも…いかん?」

喫茶店
カランコロン イラッシャイマセー

コウチャヒトツト………コーヒーヒトツ

ちひろ「………」
桂馬「………」
ちひろ「………」
桂馬「……」
ちひろ「………今日はゲームしないんだね」
桂馬「ああ………」
ちひろ「……なんか喋ってよ」
桂馬「お前が誘ったんだろ」
ちひろ「アハハ…そうだったね」
桂馬「……何か聞きたいことがあったんだろ」
ちひろ「……うん」
桂馬「……」
ちひろ「あ…あのさ……きいたよ。鮎川さんから」
桂馬「……」
ちひろ「桂木ってかのんちゃんとかと本当に付き合ってたんだね」
桂馬「………まぁ実際は付き合ってないがな」
ちひろ「………」
桂馬「………」
ちひろ「……結論いうとなんであたしなん?」
桂馬「……僕はお前が好きだからだ」
ちひろ「うっ……じゃ…じゃあなんで歩美とあんなことしたん?」
桂馬「それは僕が地獄との関係者だったからだ」
ちひろ「じゃあなんであん時あたしと付き合ったん?」
桂馬「………」
ちひろ「話してよ」
桂馬「………」
ちひろ「………」ソワソワ
桂馬「………お前も攻略したんだ」ボソ
ちひろ「えっ」
桂馬「だからお前と昔キスしたことがあったからだ」
ちひろ「!!?」
桂馬「だからお前にもいると思った。けど違った。お前には何もなかった」
ちひろ「………」
桂馬「………」
ちひろ「………アハハ。よくわかんないや」
桂馬「なんだよ」
ちひろ「………桂木と二回もキスしてたんだ」ボソ
桂馬「?」
ちひろ「笑っちゃうなぁ。底辺ゴキブリ男に2回も惚れちゃうなんて」
桂馬「馬鹿にしてるのか?」
ちひろ「まぁね」
桂馬「………」
ちひろ「あんたもあんたであたしよりもず~っとカワイイかのんちゃんを選ばずあたしなんてどうかしてるよ」
桂馬「そんなんどうでもいいだろ」
ちひろ「よくない!歩美だって足が速くて可愛くてあと鮎川さんだってだって10年間待ち続けたそうじゃん」
桂馬「………」
ちひろ「あんたどうかしてるよ。10年間待ち続けた女の子を見捨てるなんて」
桂馬「………天理もわかっていたはずだ」
ちひろ「いやでもっ!っ………なんであんなにもあんたに尽くした女の子が私にあんな言葉をあんな顔で言えるのさ」
桂馬「………」
ちひろ「多分あの子も待ってたんだよ。もしかしたらほかの未来。あんたと結ばれる世界を………」
桂馬「そうかもな」
ちひろ「それなら」
桂馬「でも」
桂馬「ここはその未来ではない。僕が望んだ世界だ。ここで決して天理とは結ばれることはない」
ちひろ「………」
桂馬「これからはお前だけをみて生きていく。ちひろが不安になった時はいつでも僕が助けてやる」
ちひろ「………」
桂馬「………」
ちひろ「………あんた本当に馬鹿だね」
桂馬「………」
ちひろ「………あーぁ」
桂馬「………」
ちひろ「………」
桂馬「………」
ちひろ「ほんと馬鹿らし」
桂馬「………」
ちひろ「………」
桂馬「………でお前の答えは決まったのか?」
ちひろ「………」
桂馬「……」
ちひろ「いいよ。あんたと付き合ってあげる」

オマタセシマシター コーヒートレモンティーデス ゴユックリ~

ちひろ「………ック」
桂馬「な…なんだよ」
ちひろ「アハハハハハ。いやいやお茶のタイミングとあんたの臭いセリフに笑えちゃってさ」
桂馬「………臭いとはなんだ」
ちひろ「よくこんなで今までほかの女の子と付き合ってきたね」アハハ
桂馬「これだからリアル女は困る」
ちひろ「なによ。リアル女で悪かったわね」
桂馬「けどなんでか」
ちひろ「なによ」
桂馬「お前を好きになってしまったんだな」
ちひろ「………桂木って羞恥心ないよね」
桂馬「ふっ、笑止。僕なら大量のギャルゲーを持って女子高の教室でゲームできるな」
ちひろ「それ自慢じゃないじゃん」
桂馬「結局お前くらいがちょうどいいんだ」
ちひろ「なによ!ちょうどいいって」ムキー
桂馬「THEリアル女は何をやりだすかわからない。本当に意味がわからない。ギャルゲーの女の子たちを見習ってほしいものだな」
ちひろ「………さっきからなによ」
桂馬「けどそれは二次元で十分だ。三次元は行動が予測できない方が面白い。みんな四苦八苦してリアルで生きている。それに対して興味を持たせたのは、ちひろお前だ」
ちひろ「なんだか凄く上から目線。けどさっきからセリフ臭すぎるつーの」
桂馬「………これだからリアル女は」ズズー
ちひろ「………」
桂馬「………」
ちひろ「なんであんたなんて好きなっちゃたのかな」
桂馬「………うちのコーヒーの方がうまいな」
ちひろ「そういうこと言わないの。これだから底辺変態ゴキブリ男は困るっつーの」ズズー
桂馬「ほっとけ」
426 名前:名無し 投稿日:2022/03/27 17:02 ID:aShXHuwj
登校

エルシー(絵里)「にーさま。朝ですよ」トントン
桂馬「………」
エルシー「にーさま開けますよ」キィ
桂馬「ふっふっふ。今日も6本コンプリートできたぞ」
エルシー「にーさま気持ち悪いです」
桂馬「駆け魂がないと毎日が穏やかだなぁ。っ眩し!太陽め僕を殺す気か!?」
エルシー「にーさま今日は学校ですよ」
桂馬「とりあえず大豆乳を飲むか」
エルシー「にーさま!?きいてますか!?」
桂馬「えるしー?なんだいたのか」
エルシー「さっきからずっとにーさまを呼んでましたけど」
桂馬「んでなんだ?」
エルシー「今日は学校ですよ」
桂馬「今日学校あるのか」
エルシー「やっぱりわかってなかったんですね」アキラメ
桂馬「よしゲームやるぞ」
エルシー「話聞いてましたか!?」
桂馬「なんだよ」
エルシー「ですからちひろさんと一緒に登校するんですよ」


ちひろ「……」ポチポチ
ガチャ
桂馬「………」カチカチ
エルシー「おはよーございます!!ちひろさん!!」
ちひろ「ようエリー!おはよう。」
桂馬「………」カチカチ
ちひろ「……おはよう桂木」
桂馬「………おはよう」プイッ
ちひろ「………」アカァ
エルシー「………」ニヤァ
ちひろ「エリーィィィィィ」アタマグリグリ
エルシー「ちひろさん痛いです痛いです」
桂馬(なんでこんなにドキドキしているんだ)


HR前

エルシー「おはようございます!!」ガラッ
クラスメイト「おはようエリィ」
桂馬「………」カチカチ
ちひろ「………」スタスタ
結「おはよう桂馬君」
桂馬「朝からなんだよ」
結「今日は桂馬君のためにお弁当作ってきたんだよ!!」
桂馬「いらない。僕は10秒飯で十分だよ」
結「あと今日桂馬君が欲しがっていたゲーム持ってきたよ!!」ジャジャーン
桂馬「これは……伝説の初回限定版で初期不良で攻略不能と言われた名作………。」
結「もしお昼一緒にお弁当食べてくれたらこれあげるよ」
桂馬「本当か!?」
ちひろ「はい。そこまで」イライラ
結「!?」
桂馬「!?」
ちひろ「桂木!今日あんたはあたしの弁当食べてもらうから」バンッ(机)
桂馬「断る」
ちひろ「なんでさ」
桂馬「僕は常に満腹だから必要ない」
ちひろ「?」
桂馬「常にゲームの中で食べているからさ」キリッ


桂馬カオボコボコ
ちひろ「とにかく今日は昼よろしく!!」スタスタ
桂馬「………」
結「……これはなかなかはいれなさそうだなぁ」
桂馬「お前はお前の人生を歩めよ」
結「嫌だよ。僕が諦めつくまでは絶対にあきらめない。しがらみから抜け出せっていったのは桂馬君だよ」
桂馬「………好きにしろ」
結「うん」ニコッ


昼休み


桂馬「なんで僕が」ハァッ
ちひろ「彼女の手作りを食べれるだけ光栄に思え!」
桂馬「僕は頼んでいない」
ちひろ「じゃあ食べようよ」
桂馬「はぁっ………」ガクッ
ちひろ「こちらです……」ジャジャーン
桂馬「……感想に困るほどの普通の弁当だな」
ちひろ「これでもがんばったんだから。ほらこれ食べて」ユビサス
桂馬「ハァ……。わかった」パク
ちひろ「………」ドキドキ
桂馬「……普通だな」
ちひろ「もっと感想とかあるでしょ!?」
桂馬「普通に食べれる。可もなく不可もなくだ」
ちひろ「むっ………。ならおいしくなる方法教えてあげるよ」
桂馬「?」
ちひろ「はい。これあーん」
桂馬「!!!!?」
ちひろ「はっはやく.....恥ずかしんだから」アカァ
桂馬(3次元があーんだと!?僕は2次元の住人だ住人だ住人だ住人だ………)
ちひろ「ってい」ムリヤリ
桂馬「っム!!?」
ちひろ「どう?」
桂馬「お……おいしいと思います」
ちひろ「………」アカァ
桂馬「……」アカァ

月夜(なんてところで見せつくてくれるのですか……。ねぇ栞?)
栞(……)パクパク
月夜(どうやら現実についていけてないようですね)
427 名前:名無し 投稿日:2022/03/27 17:18 ID:aShXHuwj
放課後
ドッタンドドドタン ジャーーーーーン
ちひろ「今日調子いいねぇ」
結「なんか力を出したくてね」
歩美「結今日もよかったね」
京「ちひろもよかったよ。歌に感情こもってたしよかったよかった」
エルシー「私はどうでしたかぁ?」
京「エリィ?前より下手になった?前ちゃんとひけてたよね?」
エルシー「あれれ?にーさまどうでしたか?」
桂馬「僕に聞くな」カチカチ
京「そういえば今日はなんで桂木ここにいるん?」
桂馬「今日はエルシーと一緒に買い物して帰るからな」
京「ふーん。っあそういえばこないだのあの件!結局どうゆうことなの!?」
歩美「!?」
ちひろ「!?」
桂馬「特になんでもない。お前に話すことではない」
京「なになに?こないだ痴話喧嘩してなかったっけ?」
桂馬「話聞けよ」
京「ではちひろさん真相を」
ちひろ「えっ………えーと」
歩美「………」
エルシー「………」ソワソワ
桂馬「…」
ちひろ「………あの」
歩美「桂木に私フラれたんだ」
京「え」
ちひろ「………」
エルシー「………」オドオド
桂馬「………」
歩美「んじゃ私帰るね」スタスタ ガラッ
シーン

京「えーと。うん。なんかごめん」
桂馬「………」
ちひろ「私も帰るね」スタスタ
結「………」ニヤニヤ
エルシー「うぅぅぅぅぅ」オドオド
桂馬「エルシーうるさい。ゲームの邪魔だ」
エルシー「にーさまのバカぁ」

歩美とちひろ

歩美「……」スタスタ
ちひろ「……歩美まってよ!」ハァハァ
歩美「わかってるよ!別にちひろに対しては怒ってもないし」
ちひろ「でも!」
歩美「でも!?どうしよもないじゃん。桂木はちひろのことが好きなんだし」
ちひろ「……」
歩美「……」
ちひろ「……」
歩美「……桂木がちひろを好きになっていなかったとしてもこの恋は終わってたと思う」
ちひろ「………」
歩美「あいつは桂木はいいやつだから。あいつが本当に好きになった相手は絶対に傷つけないから」
ちひろ「あゆみ………」
歩美「私もこれですっきりできたし」
ちひろ「……」
歩美「ちひろは変わったよ」
ちひろ「え……」
歩美「ちひろの恋が本当に実ること応援してるよ。もしあいつがちひろを悲しませたら跳び蹴りでもいれてやるっていうの」
ちひろ「うん………」
歩美「……」
ちひろ「……」
歩美「っ....しんみりした話はやめたやめた!あーなんかたいやき食べたくなってきたなぁ♪ちひろの奢りね♪」
ちひろ「なんでさ!」
歩美「細かいことは気にしない気にしない」バシバシ

桂馬(これからゲームやってるだけで跳び蹴りとか何発かくらいそうだな)


メール


ちひろ宅
ちひろ(桂木にメールおくろ。なんて送ろうかな……。とりあえず休日デートにでもいかん?っと。)ポチ
   (【桂馬より】断る)
ちひろ(なによ。せっかく誘ったのに(プンスカ)付き合ってもう3週間くらい経つのにデートないのはおかしいでしょっと)ポチ
   (【桂馬より】そんなの関係ない。僕はゲームで忙しい)
ちひろ(なかなかてごわいなぁ。なら落とし神様難易度は高いのですがどうしても一緒に恋したい子がいるのです。どうかおたすけくださいませんか?っと)ポチ
ちひろ(なんかいまの恥ずかったな)
   (【桂馬より】神は逃げない。)
ちひろ(これってOkってことなのかな?)

桂馬宅(リビング)
桂馬「くそ。あいつ変な技覚えやがって」
エルシィ「」ニヤニヤ


休日 デート(午前)


桂馬「はぁ………何故だ」カチカチ
ちひろ「なによ」
桂馬「なによじゃない。なぜ僕が休日にお前と付き合わなければならん」カチカチ
ちひろ「じゃあ歩美呼ぶね」
桂馬「勘弁してください」
ちひろ「てことでゲーム没収」ホイッ
桂馬「何すんだ」
ちひろ「こっちだって覚悟決めてきてるんだから」ボソッ
桂馬「……」
ちひろ「………」
桂馬「………はぁでどこいくんだ?」
ちひろ「っあ、そうだね。んーと適当にぶらつこうよ」
桂馬「なんて時間の無駄なんだ……。これだからリアル女は」
ちひろ「はい。文句言わない。いくよー」ズルズル
桂馬「こんなの二次元だけで十分だーーーー」ズルズル


デート(昼)


結局桂馬のゲーム集めになっていた
桂馬「時にはいいな ぶらつくのも」キリッ
ちひろ「なんであたしがこんなんのにつきあってんの」クテクテ
桂馬「まだまだ。ギャルゲーは僕を待っている」
ちひろ「はぁ……。どこか飯いかん?」
桂馬「飯なんて一日一食で充分だろ?」
ちひろ「あそこ入ろうよ!!」
桂馬「まだだ!もう少しいけるだろ」
ちひろ「あゆみ……」
桂馬「すみません」


イラッシャイマセー ニメイサマライテンデース

ちひろ「ウマ!桂木これウマいよ」
桂木「食べながら喋るな」カチカチ
ちひろ「そういうあんたもどっからとPFPをだしてやってるじゃん」
桂馬「やはりゲームは最高だな」カチカチ
ちひろ「そういうこというやつにはこれだ」
ちひろは身を乗り出して対面越しの桂馬と一瞬キスをする
桂馬「!!?」
ちひろ「さすがに恥ずかしいね」
桂馬「」パクパク
ちひろ「桂木?」
桂馬(ここここいつアホなのか?ここんなこんなとこでキスって)
ちひろ「桂木って意外と押しに弱いんだ。いいこと知った」ニヤァ
桂馬「ほっとけ」アセアセ
428 名前:名無し 投稿日:2022/03/27 17:21 ID:aShXHuwj
ハクアはふと思い出す


ハクア「新地獄もこれからね」
ローラ「あーぁ。めんどくさいわね」
ハクア「そういえばあの後桂木に会ってなかったわね」
ローラ「あんな気持ち悪い男二度と会いたくないわね」
ハクア「別れくらい言いたかったわ。そういえばあいつのバディーって誰だったっけ?」
ローラ「あ……。誰だっけ?」
ハクア「やっぱりおかしいわよね……」
ローラ「まぁよくない?」
ハクア「いやでもあいつのバディーとはいつも一緒にいたような気がするのよね」
ローラ「数少ない友達をうしなったのね」ププ
ハクア「失礼ね!!」バンッ(机)
ローラ「冗談よ」
ハクア「もう」
ローラ「はぁ……。まさかあんたとこんなにも一緒に仕事する時が来るなんてね。昔なら考えられなかったわね」
ハクア「そうね」
ローラ「まぁあんたくそ真面目な鉛筆だから仕事も押し付けられるし私は楽でいいけど」
ハクア「やっぱりあんた嫌いだわ」
429 名前:名無し 投稿日:2022/03/27 17:54 ID:aShXHuwj
デート(午後)


楽器屋
桂馬「……25万か。PFPの最新が10台以上買えるじゃないか」
ちひろ「なんでそんなものが10台も必要なのよ………」
桂馬「また弾くのか?」
ちひろ「だってこのギター好きだもん」
桂馬「買ってやらんぞ」
ちひろ「わかってるわよ」

ちひろギター堪能中


ちひろ「毎回緊張するわー」
桂馬「前よりうまくなったか?」
ちひろ「前よりはね。まぁ前聴いてもらった時から一か月くらいしかたってないけど」
桂馬(手に血豆できてるほど練習してるのか)
ちひろ「桂木?」
桂馬「あぁ。次行こう」


ちひろ「………」ストラップ見てる
桂馬「………」
ちひろ「うーん………」
桂馬「欲しいのか?」
ちひろ「いや。うん欲しく……いや欲しいかな」
桂馬「はぁ。そのくらいなら買ってやるよ」
ちひろ「ほんとに!?」
桂馬「まぁ中古ゲームくらいだしな」
ちひろ「その言葉いらないわぁ……。まぁありがと。……け……けいま!」
桂馬「!!?」
ちひろ「…」アカァ

お互いしばらく沈黙が続きました


デート(夕方)


桂馬「もう歩けない」
ちひろ「男でしょ!?なんでもう歩けないのさ?」
桂馬「ゲーマーの脚力をこえている……」
ちひろ「今からどうする?」
桂馬「家に帰る」
ちひろ「ダメ」
桂馬「だが断る。もう充分だろ?」
ちひろ「いやまだ………」
桂馬「まだ行きたいとこあるのか?」
ちひろ「じゃあ…うん……あたしの家くる?」
桂馬「っえ」
ちひろ「いややっぱなんでもない」アカァ
桂馬「………」
ちひろ「………」
桂馬「なら僕の家にこい。お茶も出してやる」
ちひろ「………うん」

カフェ・グランパ

麻里「おかえりー。桂馬」
桂馬「ただいま。かあさん」
ちひろ「こんにちは」ヒョコ
麻里「いらっしゃい。桂馬のお友達?」
桂馬「………」
ちひろ「いや私はその………」
エルシー「ちひろさんこんにちはー」ガチャ
ちひろ「やっほー」
エルシー「本当ににーさまとでーとしてきたんですね」キラキラ
麻里「で……でーと……?」
桂馬「ばか!!」
エルシー「?」
麻里「てことは家に連れ込んできていまからいたすつもりだったのね………」
桂馬「違うから。母さん」
麻里「エリちゃん!!今日は二人で旅行しましょう!!」
エルシー「っえ?お母様?」
麻里「じゃあお二人さん。ごゆるりとー」バイクノル
エルシー「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ?」

桂馬「………うちの母さんは全く」ハァ
ちひろ「………」アカァ
桂馬「ちひろ?」
ちひろ「っえ……あ……うんごめん……」
桂馬「いや別に………」
ちひろ「………」
桂馬(なにこれ。すごい変な雰囲気なんだけど……。エルシー早く帰ってきてくれ)

夜(桂馬宅)

桂馬「帰りたかったら帰っていいんだぞ」
ちひろ「いやその……今日は別に用事もないし」
桂馬「う………そうか」
ちひろ「………」
桂馬(さっきからちひろの様子がずっとおかしい。くそ気まずい)ピンポーン
桂馬「誰か来たみたいだな」
ちひろ「うん」
桂馬「ちょっと見てくるわ」スタスタ ガチャ

天理「お母さんいるかな?……」
桂馬「今はいない」
天理「そっか……」
桂馬「うん」
天理「エルシーさんは?」
桂馬「今外出中だ」
天理「そっか……」
桂馬「……もういいか?」
天理「いやそのこないだ旅行いった時のお土産!!……」
桂馬「そうか……」
天理「うん……」
桂馬「………」
天理「……うん」
ちひろ「桂木誰とはなしてるん?ってっえ」
天理「っあ」
ちひろ「………」
ディアナ「桂木さんはいつからそんな不純になってしまったのですか」シュイン
桂馬「いや待て。ディアナ。これには深い事情があるんだ」
ディアナ「不潔で不気味で得体のしれない女好きの変態だけだと思ってましたが」
桂馬「ひどいいわれようだな」
ディアナ「ご両親と妹さんがいない間にあんなことやこんなことを」
桂馬「あんなことってなんだよ」
ディアナ「変態男私に話しかけないでください!!」
桂馬「理不尽すぎる」
ディアナ「それでは失礼します」
桂馬「……ディアナ……いや天理」
天理「……うん」シュイン
桂馬「お前は10年間幸せでいれたか?」
天理「……楽しかったよ」
桂馬「そうか」
天理「………」
桂馬「………ディアナ」
ディアナ「なんでしょうか?桂木さん」シュイン
桂馬「天理を頼んだ」
ディアナ「…言われなくてもわかってますよ。それでは失礼します」
桂馬「じゃあな」
ディアナ「えぇ」スタスタ

桂馬「………」
ちひろ「……」
桂馬「………」
ちひろ「……桂木?」
桂馬「飯でも作るか」
ちひろ「……うん」


ちひろ「桂木何でもできるんだね」
桂馬「ゲームで体験してるからな」カッカッカ
ちひろ「いやでもこの料理の手際はもうプロでしょ」
桂馬「昔母さんによく手伝わされたからな」
ちひろ「なんかむかつく」

桂馬「できたな。食べるか」
ちひろ「うん。……いただきます」
桂馬「久々に夜に固形食を食べたな」
ちひろ「あんたどんな食生活してるのさ。ってうま!?」
桂馬「普通だろ」モグモグ
ちひろ「なんでこんなゴキブリ男に料理で負けるのさ……」


ちひろ「食べた食べたー」
桂馬「食べたな。よし、僕は部屋に戻ってゲームをする」
ちひろ「っえ。なんかしようよ」
桂馬「なんもやることないだろ。やることないなら風呂入って寝ろ」
ちひろ「えぇ………。先にはいったらあとで桂木が風呂に入るんでしょ?」
桂馬「そんな性癖は持ってないから安心しろ」
ちひろ「まぁいいけど」

ちひろ入浴中
ちひろ「今頃何してるのか。桂木」プカプカ

桂馬自室

桂馬「今日は疲れたな。そんな時はゲームに限る!!よし今日も徹夜だ!!」
そして桂馬はゲームの世界に入っていった

AM2:00
エルシーの部屋。
ちひろ(あぁ。寝れん。あいつまだゲームやってるんかな?)スタスタ

桂馬自室前
ちひろ(きてしまった。まぁみるだけならいいよね)キィッ
ちひろの目の前に現れたのは6画面に二次元の女の子たち……
ちひろ「うわぁ……。これは改めてひくわ」
    (桂木寝てんじゃん。椅子の上で。)
ちひろ「桂木椅子の上で寝てると体痛めるよ。ほらベットまでいくよ」
桂馬「んーちひろか?」
ちひろ「はいはいちゃっちゃと動く」
ちひろは桂馬に肩を貸して歩かせベットに寝かしつける
桂馬「まだ僕はゲームが足りないんだぁぁ」ジタバタと抵抗を見せるが力はない
ちひろ「また明日やればいいでしょ」
桂馬「今日がいいんだ今日が.......zzz」
ちひろ「ハァ...ようやく寝たか」
桂馬「………」スースー
ちひろ「………」桂馬の眼鏡外す
桂馬「………」スースー
ちひろ(眼鏡外すと可愛い......ずっと見てられるかも......私もだんだん眠くなってきちゃったな……)


桂木宅(朝)


桂馬「あれ………いつの間にか寝ていたのか……。僕としたことが……」
ちひろ「………」スースー
桂馬(うーんと。なんだこれ……。なんで僕とちひろは一緒に寝てるんだ…)
【状況;桂馬の背中に引っ付いてる感じ】
ちひろ「……う…ん……?」
桂馬「………」
ちひろ「……?」
桂馬「やぁおはよう」
ちひろ「………!!?」


桂馬「なんで僕が殴られなければならん」ボコボコ
ちひろ「変態変態この底辺変態ゴキブリ男!!!」
桂馬「……理不尽だ。……てかなぜお前がこの部屋にいる。……というより何故僕は椅子からベットに移動してるんだ」
ちひろ「いやそれは……」
桂馬「……」
ちひろ「………」
桂馬「……はぁ。もういいとりあえず僕の部屋から出ろ」
ちひろ「……うんってっあ」スルッ
何かの拍子に桂馬の方向へ倒れこむ

桂馬「!!?」
ちひろ「……」アカァ
桂馬「すまん……」
ちひろ「いや…別に………」
桂馬「………」
ちひろ「……………」
桂馬「………」
ちひろ「……いいよ」
桂馬「………」手で口塞ぐ
ちひろ「!?」
桂馬「まだそんなにあわてなくていいぞ。僕は逃げない……」
ちひろ「……なにさ。かっこつけて……。だっさ……」クスクス
桂馬「……ほっとけ」


帰り際
ちひろ「………かえるね」
桂馬「……あぁ」
ちひろ「……いろいろありがとう」
桂馬「……まぁな」
ちひろ「最後にさ……」顔近づける
桂馬「………!?」
一瞬だが桂馬の口内にちひろの舌が入り込む
ちひろ「……やっぱり恥ずかしいけど」アカァ
桂馬「………」
ちひろ「……じゃあね」バタン


桂馬「……やはりリアルはクソげーだな」
430 名前:名無し 投稿日:2022/03/27 18:09 ID:aShXHuwj
模試返却


ちひろ「……また微妙だなぁ…」ハァッ
エルシィ「ちひろさん?どうしたんですか?」
ちひろ「いや模試の偏差値が54でさぁ……。国公立行けるかなって思ってて…」
エルシィ「すごいじゃないですか!!私なんて偏差値?39?でしたよ」
ちひろ「……それ笑い事じゃないよ……」
エルシィ「でもでも歩美さん偏差値43でしたよ」
歩美「馬鹿ぁ!!言わないでよ」
エルシィ「だって歩美さんさっき私に自慢したじゃないですか」
ちひろ「」ププッ
歩美「ち~ひ~ろ~?」アタマグリグリ
ちひろ「ごめんごめん」イタイイタイ
京「どうしたの?なんかあったの?」
ちひろ「いや模試が……って京!学年3位!?偏差値67って化物じゃん!!」
エルシィ「京さんすごーい。わたしの倍もありますー」
京「エリーそれはやばいんじゃないのかな……。そういえば結は70超えてたよ」
ちひろ、歩美「70!?」
京「まぁ結は2位なんだけどね……。1位はあのオタメガ……」ハァッ
歩美「あいつやっぱり一番なんだ……」
ちひろ「ちょっとあいつんとこ行ってくるわ」スタスタ
歩美「いってらー」

京「歩美仲直りできたんだ」
歩美「別にもともと喧嘩なんてしてないし……」
エルシィ「」ニヤニヤ


ちひろ「桂木?模試見してくれん?」
桂馬「……」カチカチ
ちひろ「ゲームに没頭中……。(聞こえてないみたいだし鞄いじればでてくるかな?桂木の志望校も気になるし……)」
桂馬「……なんだ?」
ちひろ「あんた聞こえてたんか。模試見してくれん?」
桂馬「模試?お前も物好きだな…。ほらこれ」ペラッ
ちひろ「どれどれ……。!!?あんた全国で4位って……。」
桂馬「上には上がいるもんだな。この上の奴らとあってギャルゲーを薦めたいものだな」
ちひろ(こいつやっぱり化物だったわぁ……。志望校は……。って私立大学じゃん!?てか志望校一つって)
ちひろ「なんで桂木は鳴沢大学なん?」
桂馬「そんなん決まってるだろ。家から近いにきまってる」キリッ
ちひろ「ふーん(鳴沢大学かぁ。私ならもしかしたら頑張ればいけるかも……)」


期末テスト


カフェ・グランパ

ちひろ「てなわけで試験勉強しましょう!!」
歩美「イエーイ」
エルシー「助かりますー」
桂馬「お前ら何故僕の家でやる……」
歩美「だってあんた頭いいじゃん。だから教えてもらおうと思って」
ちひろ「そうだそうだ」
桂馬「断る」
歩美「なんでよー」
桂馬「ゲームで忙しい」
麻里「ちょっと桂馬こっちきな……」グイッ
桂馬「っえ……」
ボコッ カアサン イタイイタイ グヘェ マジシヌシヌ

桂馬「さぁ勉強するか」カラダボコボコ
歩美「……うん」
ちひろ「……エリー…。おばさん怖いね……」ボソッ
エルシー「これが普通ですよー」ニコニコ
ちひろ「っえ……」アオザメ


桂馬「何故こんな問題もわからん」
歩美「いやわかるもん!勉強してないだけだもん」
桂馬「勉強しろよ……」
歩美「そろそろ休憩しよ!!」
桂馬「まだ勉強し始めて30分しかたってないぞ」
歩美「さぁお菓子食べよ食べよ」
桂馬「おい」
エルシィ「食べましょう!!」
桂馬「便乗するな」
ちひろ「これ桂木どうやってやるん?」ボリボリッ
桂馬「食べながらやるな」


ちひろ「こんなもんでお開きでいいかな」
歩美「いいんじゃない?」
エルシィ「疲れましたぁー」
桂馬「勉強してたの結局5時間やって50分くらいだったがな」カチカチ
麻里「また桂馬をこき使ってあげてね」ニコニコ
桂馬「もう勘弁してくれ」
ちひろ「はい。では解散―」
歩美「んじゃ私帰るねー。おじゃましましたー」
エルシィ「歩美さん さようならー」
ちひろ「それじゃ私もお邪魔しましたー。」
麻里「ちょっとちひろちゃんいいかな?」ヒョイヒョイ
ちひろ「はい。なんでしょう?」
麻里「ちひろちゃん。あの子普通なら伝わるようなことも通じないことが多いと思うからそこんとこ大変だとは思うけど桂馬をよろしく頼むわね」ボソボソ
ちひろ「はい。わかりました」

桂馬「余計なお世話を」

ハクア桂木家現る

ハクア(暫く来てなかったからなんか懐かしく感じるわねぇ……)ガチャ
ハクア「お邪魔しまーす!!」
桂馬「!!?」
ハクア「久しぶりねー」
桂馬「来てほしくなかったがな」
ハクア「あんたのおかげで地獄は救われたからこんな忙しい中感謝しにきたのよ」
桂馬「なら来るなよっておい待てその鎌をしまえ......暴力反....」ボコボコ

ハクア「そういえば桂木のバディーってどこ行ったの?私の隣にずっといたような気がしたんだけど……。」
桂馬「僕のバディーはここにいるぞ」
エルシー「ハクアー!!」
ハクア「……この子だれ?」
エルシー「私だよ!!私エルシー」
ハクア「……………ごめん。全く思い出せないの」
エルシー「……っあ……うん……そうだね初めましてだったね……」
ハクア「もしかしてこの子がバディー………」
桂馬「そうだ」
ハクア「……」
エルシー「........」
桂馬「………」
ハクア「………また今度地獄が穏やかになったらここにまた来るわね」
桂馬「好きにしろ」
ハクア「それじゃあね。桂木。……エルシー?もまた今度ゆっくり話しましょ」ピロロロ
エルシー「……うん!!」


桂馬「こうなって本当によかったのか?」
エルシー「ちょっと悲しいですがこれも当然わかってました……。」
桂馬「そうか」
431 名前:名無し 投稿日:2022/03/27 18:21 ID:aShXHuwj
エルシー「なんでハクアはきたんでしょうか……」
桂馬「なんとなく感づいてはいたんだろ。僕のバディーがあいつが最も大切にしていた友達だったってことを」
エルシー「....また仲良くなれますかね?」
桂馬「知るか」プイッ
エルシー「もっとまじめなこたえくださいよー」ブンブン
桂馬「腕を振るな。ゲームに集中できん」
エルシー「うぅぅぅぅぅ」
桂馬「エルシーうるさい」


クリスマス


ちひろ「クリスマスだー」
歩美「イエーイ」
エルシー「イエーイ」
結「桂馬君とクリスマス過ごせるなんて最高だよ」
京「なんでうちで……」
桂馬「なんで僕まで……」
ちひろ「細かいことは気にするなー」ワイワイ
京「家が散らかると怒られるんだけど……」
歩美「ゴミなんて出さないから安心してよ」ボリボリ
京「早速食べかす落としてんじゃん」
結「桂馬君!これ飲も!!」ジャジャーン
桂馬「それチューハイじゃないか」
結「細かいことは気にしない」ニコニコ

そして時間が経ち歩美とエルシーが酔いつぶれました……

歩美「気持ち悪い~」ウゥゥ
京「大丈夫かー?だから言わんこっちゃない。ジュースとは違うんだよ」
歩美「だってだって~。てか京お母さんみたい……」アタマグールグル
京「もう」ハァッ
結「もうちょっと飲もうよ」ニコニコ
桂馬「なんでお前は顔が白いんだ……。お前化物か……。」
京「私もう結構きてるんだけど………」
エルシー「にーさまがさいきんわたしをかまってくれない~。ちひろさんいがいにわたしもみてくれないと……そろそろ襲っちゃいますよ……」ウーウー
桂馬「おい。最後の言葉怖いぞ」
結「エルシー大胆だね。じゃあ……僕も酔っちゃたかなぁ……」
桂馬「じゃあってなんだ……嫌な予感しかしないぞ」
結「カラダ熱くなってきちゃったなぁ……。さぁきて桂馬君」バッ
桂馬「最後むちゃくちゃだぞ。くんなくんな。近寄んな」チカイチカイ
ちひろ「ゆいー?いいかげんにしてよー」ゴゴゴ
結「おっと。これはごめんごめん。スキンシップが激しすぎたようだね」
桂馬「助かったーって何やってんだ」トトト
結「え。みんなのコップに飲み物注いでるんだよ」ニコニコ
ちひろ「まだ飲むき……?」アオザメ
結「もちろん」ニコニコ

そして半強制的に皆さん結様にお酒を飲まされ京とちひろは息絶え(熟睡)ました

桂馬「お前一体なにもんだ……」
結「いやいやまさか桂馬君が倒れないとは誤算だったな……。恐れ入ったよ」
桂馬「なんでこんだけ飲んで顔が真っ白なんだ」アタマイタイ
結「桂馬君…。寝たかったら寝ていいんだよ?僕が5時間かけて家まで運んであげるから」ニコニコ
桂馬「その家までのありえないような道のりはいったい何するつもりだ……」
結「そんなこと言えるわけないじゃないか……。桂馬君にコスプレさせてホテ…」
桂馬「おーい。ここに変態がいるぞー」
歩美「桂木~。水入れて~」
桂馬「はぁ。仕方がないなぁ」ハァッ トトト
歩美「ありがとー。ゴクゴクプハ~。生き返るー」
桂馬「おっさんかよ」
歩美「桂木~。ほんとあんたのせいで私の人生どうしてくれんのよ」
桂馬「なんだよ」
歩美「あんた以上に真剣に恋なんてできんのだけど~。ほんとあんたのせいでめちゃくちゃよぉ」
桂馬「……」
歩美「はぁ今でもあんたのこと好きなんだけどどうしたらいい?」
桂馬「お前本当に酔ってるのか?」
歩美「………答えて」
桂馬「お前もし今ちひろが起きてたらどうするつもりだった……」
歩美「こんなこと聞くわけないじゃん」
桂馬「はぁ……。前にも言ったが僕には好きなやつがいる。だからお前とは付き合えない」
歩美「………ッ。アハハ」
桂馬「なんだ」
歩美「あんたのこと今も好きなんて嘘に決まってんじゃん。なに真剣に答えてんの」アハハ
桂馬「やっぱりお前酔いが回ってたんだな」
歩美「アハハ」
結「僕をほったらかしにしないでよー」トトト
桂馬「おい酒を注ぐな」
結「まだまだー」ニコニコ
歩美「………馬鹿」ボソッ

ちひろ「………」


クリスマス(帰り道)

京「もう!結!次絶対お酒なんて禁止だからね!!」
結「ごめんごめん。次は気を付けるよ」
歩美「うーうー。歩けないー」
エルシー「私が送ってってあげますー」
京「エリー?大丈夫?さっきまで酔いつぶれてたけど」
エルシー「大丈夫ですよ。さっきよく寝てましたから」
京「私はまだアタマ痛いんだけど」ズキズキ
桂馬「エルシー。遅くなるなよ。お前の帰りが遅くなると僕が母さんに怒られるから」
エルシー「りょうかいしました」
ちひろ「私も歩けん」ボソッ
桂馬「僕が送ってってやる」
ちひろ「!!?あんたが!?」
桂馬「嫌ならいいぞ」
ちひろ「ううん!!送ってって」パタパタ
桂馬「ほら背中のれ……」プイッ
ちひろ「うん……」


歩美「いいなー」ボソッ
結「結局歩美も諦めきれてないんだね」
歩美「いやその………」
結「諦めはついてるけど新しい恋ができないんだね」
歩美「だってあいつ以上にいいやつがいないんだもん……」
結「歩美は可愛いなぁ」ダキッ
歩美「ちょっとやめてよー。てかあんた酒臭すぎー」
結「っえ!?」ガガーン


ちひろと桂馬


ちひろ「……」
桂馬「………」
ちひろ「……あのさぁ」
桂馬「……」
ちひろ「……さっき歩美の話聞いてたんだけど……」
桂馬「………」
ちひろ「………わたしどうすればいいのかなぁ」
桂馬「………お前の好きにしろ」
ちひろ「でも……」
桂馬「………………」
ちひろ「………」
桂馬「………歩美のためを思ってお前が本当に別れたいと思ったなら別れても構わないぞ。お前は僕に付き合ってるにすぎん。あとはちひろ次第だ」
ちひろ「………」
桂馬「………」
ちひろ「………私不安なんだ。あんたの1番に慣れてるかが」
桂馬「………」
ちひろ「結だって私より運動も、勉強、容姿だって優れてるし歩美だって……」
桂馬「………」
ちひろ「……私さ………いつ桂木に愛想つかされるかとおもうと不安で……」(涙目)
桂馬「……僕は絶対ちひろに愛想を付くことはない。それは誓っていえる」
ちひろ「…………ほんと?」
桂馬「あぁ…………」
ちひろ「………」
桂馬「………」
ちひろ「……ありがとう」
桂馬「………」
ちひろ(桂木の背中暖かいなぁ……。)
432 名前:名無し 投稿日:2022/03/27 18:24 ID:aShXHuwj
修学旅行 序章


エルシー「にーさま!!修学旅行楽しみですね!!」
桂馬「面倒くさいだけだろ。僕は当日仮病する」
エルシー「えぇー!?なんでですかー」
桂馬「飛行機には持ち込みに制限があるだろ。パソコンなんて持ってたら軽く20㎏なんて超えてしまうだろ」
エルシー「なんでそんなもの持ってく必要があるんですか……」ガックシ
結「桂馬くーん!!おはよう!!」
桂馬「……」カチカチ
エルシー「結さん!!おはようございます!!」
結「桂馬君!!修学旅行の班一緒になろうよ!」
桂馬「断る」
結「じゃあよろしくね!!」
桂馬「おい!!話聞けよ……」
エルシー「最近結さんエスカレートしてますね……」


授業(班決め)


先生(二階堂じゃないよ)「じゃぁ班決めするぞー。ちなみに中川も参加するそうだ」
クラス生徒たち(特に男子生徒)「うぉぉぉぉぉまじで!?!?」
エルシー「ほんとですか!?かのんちゃんと一緒がいいです!!」
結「じゃあ僕は……桂馬君!!班の紙に名前書いとくね」
桂馬「おい!!やめろ!!」

そして盛り上がり班が決まりました

エルシー、かのん、京、ちひろ
歩美、結、桂馬、モブ子

そして修学旅行が始まりした
433 名前:名無し 投稿日:2022/03/27 18:31 ID:aShXHuwj
修学旅行(前編)


桂馬「なんてこった……。僕のゲーム三昧がぐちゃぐちゃじゃないか……」
結「いいじゃないか。僕は桂馬君といれれるだけで楽しいよ」ニコニコ
桂馬「ふざけるな!僕はお前といるだけで生死をさまよって気分になる」
結「そんな褒めなくても」テレッ
桂馬「褒めてない」

モブ子「結って桂木の子とめっちゃ好きなんだね……。桂木意外とモテるんだ」
歩美「っあうん。っそ…そうだね!!」

男子生徒一同「なんで桂木だけ女に囲まれてるんだ」ゴゴゴ

かのん「久々の学校が修学旅行ってなんかおこがましいかなぁ……」
エルシー「そんなことないですよー!!私なんてかのんちゃんがくるだけで元気になれますもん」
ちひろ「かのんちゃんを見ただけで男子なんて相当な盛り上がりみせてるからね」
京「そうそう」ニコニコ
かのん「そうかなっ」チラッ(桂木を見る)
ちひろ「どうしたの?」
かのん「いやっなんでもないよ!!」ブンブン


そして飛行機で北海道へ………。


修学旅行(1日目)

北海道到着

結「着いたねー」
モブ子「そうだねー」
歩美「……寒っ」
桂馬「……」カチカチ
結「桂馬君一緒にまわろ!!」ダキッ
桂馬「抱き付くなー」バタバタ

エルシー「うわー雪だらけですー」
京「寒ッ!修学旅行の時期間違えてない!?」
ちひろ「それには同意するわー」ブルブル
かのん「アハハ…クシュン」


児玉「今日は全員固まって移動するから変な場所に行くなよ!!いいな!?」
一同「……はぁぁーーーーーい」ボソボソ
児玉「声が小さいぞー!!」
一同「はぁーーーーーーい」

生徒A「めんどくせー」
生徒B「かのんちゃんと話して~」
生徒C「俺も~」
歩美「まわりうるさいなー」
京「まぁ修学旅行とかのんちゃんが二つかぶればそうなるよねー」
結「あれ?桂馬君は?」
エルシー「あれ?にーさまがいない……。どこいったんでしょう……?」

ベンチでゲーム中
桂馬「………まったく」カチカチ
桂馬「……疲れるな。まじで結をどうにかしないと……。僕のゲームライフが崩れる!!」コツコツ
かのん「……ここにいたんだ」
桂馬「……なんだかのんか…。なんかようか?」
アポロ「……全く婿殿はつれんのー」シュイーン
桂馬「……アポロか。お前も僕にようか?」
アポロ「女神に対してもこの態度。これは婿殿に天罰を加えないといけないのぅ」
桂馬「勘弁してくれ」
アポロ「だってのぅ。こんだけかのん婿殿のことを思って今日も楽しみに婿殿と話せることを待ちど……」シュイーン
かのん「……ごめん今の忘れて!!」
桂馬「お前も大変だな」
かのん「まぁそうだね。けど私の落ち込んでるときでもアポロは励ましてくれるし正直助かってるんだ」
桂馬「そうか」カチカチ
かのん「……私ね。桂馬君に感謝してるんだ。私が刺された時も助けてくれたし桂馬君がいなかったら今ここにいないしね」
桂馬「僕はやるべきことをやっただけだ」
かのん「桂馬君らしいね……。……そういえばちひろさんと付き合ってるんだよね」
桂馬「あぁ」
かのん「あのさ私今でも桂馬君のこと好きなんだ」
桂馬「そうか。でも……」
かのん「わかってるよ。付き合えないことくらいね。だからだからね……。私はね!絶対に桂馬君にあの時付き合っとけばよかったって思えるくらいいい女になってみせるよ」
桂馬「そうか……。がんばれよ」
かのん「……ッ。うん。それじゃあ本当のバイバイだね」ツー
桂馬「……あぁ」
かのん「……さようなら。桂馬君………」
桂馬「………さようなら」


桂馬「………リアルもやるときはやるな…」


旅館


男子A「少し歩き疲れたわぁ。風呂入りてぇ」
男子B「どうやなぁ。はやく風呂入って飯食いてえな」
男子C「おいオタメガ!風呂行こうぜ」
桂馬「ゲームで忙しいから断る」
男子A「こいつずっとゲームかよ」
男子C「鍵だけ頼んだぞ」
桂馬「あぁ」(ようやく一人になれたな……)フゥッ


そして食事の時

エルシー「あれっ?またにーさまいません」モグモグ
歩美「あっ、そういえばいないね」
男子B「お前の兄ちゃん部屋でゲームしてるぞ」ハハハ
エルシー「にーさまどこにいっても行動変わりませんね……」タハハ
ちひろ「………」モグモグ



桂馬(悲惨な目にあった。あいつら女子かよ。かのんとはどうだったとか歩美とか結との関係とか。あいつらしつこすぎだろ。さすがに腹減ったな。コンビニでも行こう)カチカチ
桂馬「…………でなぜお前がいる」
ちひろ「あんたが腹空かせてそろそろコンビニでも行こうとするんじゃないかと思って散歩してただけ」
桂馬(こいつ僕の行動を把握しているのか……。なかなかやるな)
ちひろ「私も実はあんまし夜食べてないから今から何処か食いに行かん?」
桂馬「だが断る」
ちひろ「なんでさ」
桂馬「近さ一番!早さ一番!それがコンビニだ!」
ちひろ「……全くあんたは」ハァッ
桂馬「これが僕だ。ってなんで掴むんだ」ガシッ
ちひろ「はいはい。今からラーメン食べに行こうよ」ズルズル
桂馬「おいっ。僕は早くゲームがしたいんだ」ジタバタ

ラーメン屋(AM1:00)


桂馬「よくこの時間まで店を開いてるもんだ……。」
ちひろ「まぁ時間ぎりぎりだけどね」
桂馬「てかこんな時間にラーメンとか太るぞ」
ちひろ「じゃあラーメン二人でわけようよ」
桂馬「はぁ。僕は構わないが……」
ちひろ「すみませーん。このラーメンひとつお願いしまーす」

アリガトウゴザイマース ラーメンヒトツ


イッチョアガリ オタセシマシター


桂馬「あつそうだな……」
ちひろ「あついほうがおいしいしいいんじゃん。さ食べよ。はいこれ箸」パキッ
桂馬「……どうも」
ちひろ「うまー!!桂木も食べなよ!!」
桂馬「僕は別にお前が満足ならいらない」
ちひろ「またそういうこという……。……」フーフー
桂馬「?」
ちひろ「はい。……あーん」サシダス
桂馬「はぁっ。僕は子供じゃないぞ」パクッ
ちひろ「………」
桂馬「……美味いな。……どうしたんだ?お前」
ちひろ「いや私も食べさせてほしいなっておもって」
桂馬「………はぁっ。わかった」フーフー
ちひろ「……」ドキドキ
桂馬「……い……いくぞ」手震える
ちひろ「……うん……」パクッ
桂馬「……」
ちひろ「…………」モグモグ
桂馬「………どうだ?」
ちひろ「………おいしい……」ニコッ
桂馬「……お……おう」
ちひろ「……けいま……ありがとう……」
桂馬「あぁ……」
434 名前:名無し 投稿日:2022/03/27 18:43 ID:aShXHuwj
二日目修学旅行(中編)

札幌市内

結「ついに待ちに待った自由行動日だね!!」
歩美「そうだね」
モブ子「歩美服カワイイね。新しく買ったの?」
歩美「いや別にそういうわけではないけど……」チラッ
桂馬「……」カチカチ
モブ子「オタメガまたゲーム……」ハアッ
歩美「桂木らしいね」ハハッ
結「桂馬君!!さぁ何処から回ろうかなぁ?」ガシッ
桂馬「おい。やめろ。掴むな、引っ張るな。ゲームができんから」バタバタ

そして時は過ぎていき

桂馬「結……。もう勘弁してくれ……」ヒカラビタサカナノヨウダ
結「桂馬くん。疲れたのかい?なら僕がお姫様だっこしてあげるよ」ニコッ
桂馬「まじで勘弁してくれ……」
歩美「まぁまぁ結。ちょっとは休憩したら?さっきからずっと歩き続けてるし…」
モブ子「私もうげんかーい」グッタリ
結「うーーん。じゃあどっかご飯いこっ!!」
歩美「さんせーい」
モブ子「やっと座れるー」
桂馬「……帰りたい……」

そして結が桂馬に対しまぁさまざまなセクハラ的行為をして食事をしたのであった

歩美「食べた―食べたー」
結「食べたねー。桂馬君楽しかったね」ニコッ
桂馬「モウニドトオマエトハタベナイ」
結「え!!?なんで!!?」ガガーン
モブ子「……正直あれはさすがに結やりすぎだよ……」
結「えぇー。僕なんか悪いことしたかなぁ?」
歩美「自覚してないんだ……」

向こうから舞島高校の男子生徒が来る

男子F「おい。おまえいくんだろ?」
男子G「いやいや雰囲気大事だろ」
男子H「そうやってまた逃げる―」
男子G「わかったよ。いけばいいんだろ」
一同「おお!がんばれ!」ガヤガヤ

結「どうかしたのかな?」
歩美「……さぁ?」

男子G「やぁ!!五位堂さん達」
結「やぁ。僕たちになんか用かな?」
男子「あっあぁ。高原ちょっといいか?」
歩美「あ、あたし!?」
男子G「ちょっと付いてきてくれないかな?」
歩美「なんで……?」
男子G「いや……うんちょっと話したいことがあるから
結「話だけならいってあげたら?」
歩美「……わかったわ」
男子G「ありがとう!!じゃあいこう」

ちょっとした公園


茂みに隠れる3人
桂馬「なんで僕まであいつらを尾行しなあかんのだ……」
結「いいじゃないか」ワクワク
モブ子「なんか緊張するね」ソワソワ
結「あの子確かサッカー部のキャプテンとかじゃなかったっけ」
モブ子「結構女子の中では人気だよねー」
結「……あ始まった」


男子G「あのさ高原!!俺さ……」
歩美「……」
男子G「高原のこと……」
歩美「………」
男子G「す…」
歩美「ごめんなさい!!」
男子G「っへ?」
歩美「私好きな人いるの」
男子G「……まじかぁ」
歩美「ごめん」
男子G「……ちなみに誰?」
歩美「………私は……桂木が好きなの……」

一方茂みでは
桂馬「!!?」
モブ子「!!?」

男子G「か……かつ……かつらぎ?」
歩美「っそ、そうよ!!桂木桂馬がすきなの」スタスタ
男子G「……?」
桂木「!!?おい歩美!?」ガシッ バサバサ
歩美「私はこいつが好きなの」
男子G「………」(唖然)
歩美「わかった?だからあんたとは付き合えない!じゃあね」スタスタ

結「あっあゆみ!!まってよ」バサバサ
モブ子「っちょ結!!置いてかないでよー」アセアセ


そして男子Gを置き去りに公園から歩美たちは去っていきました

結「まってよー。あゆみー」タッタッタ
歩美「………」スタスタ
桂馬「………おい」
歩美「………なんか文句ある?」
桂馬「………なんでわざわざことが大きくなるようなこと言った」
歩美「………」
モブ子「歩美―!?どういうこと!?」
結「まぁまぁ落ち着いて」
歩美「………」
桂馬「……事が大きくなればちひろも歩美に対して不信感をもつしあいつは僕に対しても不安を抱く……。もう少し物事を考えて行動してくれ」
歩美「………私の気持ちも整理させたかったんだ」
桂馬「……は?」
モブ子「どういうこと?私話よくわかんないよ」
結「あとで教えてあげるから」
歩美「…………。桂木にお願いしたいことがあるんだ」
桂馬「……なんだ?」
歩美「………今日残りの時間私の彼氏になってよ」
桂馬「は!?」
モブ子「あゆみ!?本気!?」
歩美「今日一日さえ終わればもう区切りをつけるから」
桂馬「…………だが僕はちひろと付き合ってるから無理な話だな」
モブ子「っえ!?桂木ちひろと付き合って他の!?」
歩美「…………」
桂馬「…………」
結「……………付き合ってあげたらいいんじゃないかな?」
桂馬「は?お前なに言ってんの?」
結「これには桂馬君にも責任があるはずだ。それぐらいわかるだろ?」
歩美「…………」
モブ子「…………」アワアワ
桂馬「………………はぁ。わかった今日一日だけだぞ」
歩美「ほんと!?」
桂馬「…あぁ」

モブ子「ってか私たちいまからどうすんの?」
結「尾行しよっか」ニコニコ
モブ子「っえ」

そして歩美とのデートが始まりました

歩美とデート1(PM:2:00)

歩美「さぁ二人でいろいろまわろ!!」
桂馬「あぁ。でどこに行くんだ?」
歩美「じゃあ……うーんと白○恋人パークとかはどう?」
桂馬「いいぞ。僕はどこでも」
歩美「……はぁ。全くそういう返事しない。さぁいこっ!桂馬っ!!」
桂馬「あぁ」

白○恋人パーク

桂馬「なんだここ。工場っぽくないな」
歩美「そうだね。花でいっぱいだねー。ちょっと寒いけど」
桂馬「………」
歩美「………」
桂馬「さすがに人も少ないな。この時期」
歩美「二人で貸し切りしてるみたいだね。……ねぇ桂馬。手……寒いな……」
桂馬「……手袋すればいいだろ」
歩美「……もぅ。じゃぁ」ギュッ
桂馬「……っお、おい」
歩美「……これで温かいね」ニコッ
桂馬「…勝手にしろ」プイッ


一方尾行部隊は
モブ子「まじで歩美、オタメガのこと好きだったんだ……。」
結「そうだねー」ワクワク
モブ子「結もオタメガのこと好きなんでしょ?いいのこんなことしてて?」
結「僕は別にいいよ。桂馬君は見てるだけで楽しいし」ニコニコ
モブ子「……結…。あんたブレないわね……」


歩美とデート2(PM3:10)


そしてしばらくして白○恋人パークを後にちょっとした喫茶店入った

歩美「ふぅ。あったかーい」
桂馬「そうだな」
歩美「………」ズズズ
桂馬「………」ズズズ

オマタセシマシター パンケーキオモチシマシター ゴユックリ~

桂馬「また甘いものを……」
歩美「いいじゃん!甘いの好きなんだもん」モグモグ
桂馬「太るぞ……」
歩美「いいのいいの!その分運動するから」モグモグ
桂馬「はぁ………」ズズズ
歩美「……。…っはい桂馬」ッス
桂馬「………ん?」
歩美「………これ食べて」
桂馬「………僕は甘いもの苦手なんだが」ハァッ
歩美「いいから食べなさいよ」
桂馬「………はぁ」パクッ
歩美「………」
桂馬「……まぁ普通においしいんじゃないか?」
歩美「そう。よかった」二ィッ

結「………甘いね」
モブ子「………私も彼氏が欲しい……」


喫茶店の表通り


エルシー「北海道すごいです!!おいしいものでいっぱいです」パクパク
かのん「エルシーちゃん。よく食べるねー」
ちひろ「っはは。そういうかのんちゃんだってさっきから結構食べてるよ」ハハッ
かのん「へへっ。なんかおいしくてついつい色々食べちゃいますよね」
京「とりあえずかのんちゃんがいるだけで歩くの大変なんだけどね。行く先々サインだの写真だのほんと疲れるよ」ゲンナリ
かのん「ごめんっ!!私が班いたせいで大事な時間けずちゃって」ペコッ
京「いやいやっ!!そんなつもりで言ったわじゃないんだよ」アセアセ
ちひろ「まぁまぁ。かのんちゃんがいるおかげで行く先々いっぱいもの貰えるしいいじゃんか」モグモグ
エルシー「私はかのんちゃんといれるだけで幸せですしー」パクパク
京「もう二人とも……はぁってっあ、あの喫茶店歩美たちいんじゃん」
エルシー「あ、ほんとですねー。ってあれっ?にーさまと歩美さんしかいませんけど……」
京「ほんとだ。結たちと分かれちゃったりしたんじゃない?」
ちひろ(なんで二人でいるんだろ………)
435 名前:名無し 投稿日:2022/03/28 10:03 ID:v7iqQx5I
PM4:30 修学旅行(後編)


札幌市内
かのん「今日は疲れたねー」
ちひろ「そろそろ宿に戻らないとねー」ブーブー
エルシー「そうですねー」
ちひろ「あメールだ………」ゴソゴソ カチャ
エルシー「宿までどれくらいですか?」
京「うーん……まぁ6時までには着くんじゃない?」
エルシー「えぇ~とおいですぅ」
ちひろ「まぁ今から少しず……………!!?」
京「どうかしたのちひろ?」
ちひろ「ごめん!!先に宿戻ってて」タタタ
京「ちょっちひろ!?え!?どこ行くの!?」
かのん エルシー「???」
ちひろ「6時までには戻るから大丈夫!」タタタ
京「もうっ」
エルシー「なんかあったんですかね?」


歩美とデート3(PM:5:00)


川沿い


歩美「もう真っ暗だね」
桂馬「まぁ冬だしな」
歩美「そろそろ宿に戻らないといけないね」
桂馬「そうだな」
歩美「じゃあこの関係ももう終わりだね」
桂馬「あぁ」
歩美「最後にさ……わがままな事していい?」
桂馬「なんだ?」
歩美「これで最後だよ」チュッ
桂馬「!!?」
歩美「………ごめんね」
桂馬「お前……なんで……」

ちひろ「………うそ……」

桂馬「!!?」
歩美「………」
ちひろ「……歩美の嘘つき。桂馬も桂馬だよ………」ダッ
桂馬「おいっ!ちひろ!」
歩美「………」
桂馬「どういうことだ歩美……」
歩美「ごめん。なんか全部奪いたくなっちゃったの……」
桂馬「お前………まぁいい。僕はちひろを追う」
歩美「うん……。私、最低な女だね。こんなことしてもどうしようもないことくらいわかってるのに」
桂馬「はぁっ………」アタマポンポン
歩美「最後までずるいね……」
桂馬「お前は悪くない……。僕がすべて悪い」
歩美「………」
桂馬「……とりあえず宿に戻っとけよ。……じゃあな」タタタ
歩美「……………うん」


歩美「これで本当に終わっちゃった………」ツー
結「………」
歩美「これでよかったのかな?」
結「……わからない。神のみしかわからない。けど歩美なりに考えた結果なんだよね?」
歩美「……うん」グスッ
モブ子「そうだよ。歩美は悪くないと思うよ」
歩美「………ごめんねちひろ…みんな……」グスッ


桂馬「あいつどこ行った!?」ハァハァ
桂馬(そんな遠くへは行かんはずだが宿に戻るとも考えにくい。そうだ)カチカチ
桂馬「エルシー!?質問はなしだ!ちひろの場所を探ってくれ!」
エルシー『どうしたんですかー?羽衣もうないんでわかりませんよー』
桂馬「そうだった……。ならおまえがちひろをメールでどこかに誘導しろ」
エルシー『ええっ!?そんなの無理ですよー』
桂馬「やれ!!じゃあな」
エルシー『ちょっにーさ……』プツッ
桂馬(とりあえず僕なりに頑張るか)タタタ


ちひろ(はぁ………。なんで私逃げたんだろ……。)

【携帯】
歩美より

先に謝っとくね ちひろゴメン


ちひろ(私やっぱり駄目なのかな……。)

桂馬「ここにいたか……」
ちひろ「やっぱりエリーのメールはあんたの仕業だったんだね」
桂馬「………」
ちひろ「………」
桂馬「………ちひ…」
ちひろ「………なんであの時歩美とキスしたん?」
桂馬「………いやそれは」
ちひろ「答えて」
桂馬「……いきなりだったから……」
ちひろ「いきなりだから何……?本当に嫌なら辞めさせることもできたよね!?」
桂馬「いやそうだが……」
ちひろ「あたしは桂木が時々見せる優しいところも好き……」
桂馬「…………」
ちひろ「けど桂木は誰にでも優しすぎるんだよ!あたしは…!あたしは……」
桂馬「………ゴメン」ダキッ
ちひろ「!!?」
桂馬「ちひろの事考えてたつもりだったんだが考えきれてなかった」
ちひろ「…………」ブワッ
桂馬「ごめんな……」
ちひろ「…………」ブンブン
桂馬「……なぁちひろ」
ちひろ「………」
桂馬「.....明日は自由日だろ?一緒に二人で回らないか?」
ちひろ「………うん」グスッ


次の日 函館市内(午前)

ちひろ「結構静かだねー」
桂馬「まぁこんなもんだろ」
ちひろ「寒いね」
桂馬「まぁな」
ちひろ「ほらっ………」ッス
桂馬「……はぁ」ギュッ
ちひろ「……ありがと」
桂馬「……どこから行くんだ?」
ちひろ「桂馬といられるならどこでもいいよ」ニコッ
桂馬「……お前馬鹿になったか?」
ちひろ「馬鹿とはなにさ!!……でも馬鹿でも構わん……だから」ダキッ
桂馬「お、おい!腕に抱きつくな」
ちひろ「離れたくない……」ボソッ
桂馬「っ………」

モブ子「ちひろ、オタメガにべったりじゃん……」
京「これはデレデレだね」
結「尾行したくなってきた」ソワソワ
歩美「結?今日は邪魔しちゃダメだよ。今日は私たちだけで私たちなりに楽しもうよ!!」
かのん「そうだね」
エルシー「そうですね!!私たちも楽しみましょう!!」

函館(正午前)

ちひろ「あ、あそこの店おいしそうだね」
桂馬「……寄るか?」
ちひろ「寄ってみよっか」ギュッ

コレヒトツオネガイシマス コレダネ ドウモアリガトウ

ちひろ「いただきまーす!!あつっ!!うまー」
桂馬「それはよかったな」
ちひろ「これうまいよ!!桂馬も食べなよ!!」スッ
桂馬「僕は別に……」
ちひろ「ほらっ……って熱いか。フーフー」
桂馬(なんだかそのしぐさ好きだな)パクッ
桂馬「うまいな」
ちひろ「でしょでしょ!!」ニコッ
桂馬「なんでお前そんなに嬉しそうなんだよ」
ちひろ「いやいや別にってっあ桂馬ほっぺに食べかすついてる」
桂馬「っん?こっちか?」
ちひろ「いやそっち」
桂馬「ここか?」
ちひろ「いやいや……。そうだ」スッ
桂馬「?」
ちひろ「」ペロッ
桂馬「!!?」
ちひろ「ごちそうさま」ニコッ
桂馬(まじかよ………)パクパク
ちひろ「結構恥ずかしいね……」アカァ
桂馬「……ならやるなよ馬鹿」ボソッ


函館(午後)


ちひろ「今日もやっぱし昼も寒いね」
桂馬「まぁもう3時だしもうこの時期だと夕方みたいなもんだからな」
ちひろ「そうだね……」
桂馬「………なぁちひろ」
ちひろ「なに?」
桂馬「そのなんだ。お前がもしいるんだったらこれ受け取ってくれ」スッ
ちひろ「え……開けていい?」
桂馬「あぁ好きにしてくれ」
ちひろ「開けるね………」シュルシュルー
桂馬「……」プイッ
ちひろ「うわ……。マフラー……」
桂馬「まぁなんだ…。お前マフラー旅行中つけてなかったしよく首元寒そうにしてたし………いらなかったらいいんだぞ別に……」
ちひろ「……いや……ものすごく嬉しいよ……」
桂馬「そうか……」プイッ
ちひろ「……あ、そうだ。桂馬ちょっと近づいて」
桂馬「こうか?」
ちひろ「そうそう」シュルシュルー
桂馬「お、おい」
ちひろ「桂馬も首元なんもしてないんだから……これで二人とも暖かいしいいじゃん……」アカァ
桂馬「……好きにしてくれ」プイッ


函館(夜)


夜景の見えるベンチ


ちひろ「綺麗だね……夜景」
桂馬「そうだな」
ちひろ「……今日はありがとう……」
桂馬「別に感謝されるようなことはしてない」
ちひろ「それでも……ありがとうって言いたいの」
桂馬「そうか………」
ちひろ「桂馬って鳴沢大学目指してるんだよね?」
桂馬「家から近いからな」
ちひろ「私も鳴沢大学目指すよ……」
桂馬「そうか……」
ちひろ「だからもしあたしが鳴沢大学受かったら一緒にどっかで住んでくれない?」
桂馬「………別に構わない」
ちひろ「ホントに!?ホントに!?」ガシッ
桂馬「本当だ。だから掴むな。揺らすな」ユラユラ
ちひろ「あ、ゴメン……」
桂馬「………」
ちひろ「ねぇ…桂馬」
桂馬「……なんだ」
ちひろ「………キスして」
桂馬「………」
ちひろ「………」
桂馬「………」
ちひろ「………桂馬....硬くなってる」
桂馬「………」



そして月日は流れて………
436 名前:名無し 投稿日:2022/03/28 10:06 ID:v7iqQx5I
合格発表


ちひろ「………」ソワソワ
桂馬「……お前緊張しすぎだろ……」
ちひろ「……そういう桂馬だって心臓バクバクしてんじゃん」胸に顔あてる
桂馬「っお、おい。………まぁ僕のゲームライフが崩されるかもしれんからな……」
ちひろ「なにさ!私に大学落ちてほしいの!?」
桂馬「お、大学の合格発表の欄が更新されたぞ」
ちひろ「……やばいすごく緊張してきた……」
桂馬「………とりあえず入力と……」
ちひろ「………」ゴクンッ
桂馬「ちなみに僕はもう受かってるからな……」
ちひろ「あんたが受かってることくらいわかるさ」
桂馬「じゃあ……ちひろ……あとは押すだけだ……」
ちひろ「………い……いくよ……」ソー
桂馬「………ぁー」
ちひろ「えい!!見ちゃだめだかんね」
桂馬「………」
ちひろ「………う……う」
桂馬「う……?」
ちひろ「受かった~!!!!!」
桂馬「本当か!?おめでとう!」
ちひろ「うん……ありがとう」グスッ
エルシー「ちひろさんおめでとうございます!!」ガチャ
ちひろ「エリー!!よかったよ!よかったよ!」ウワーン
エルシー「私とにーさまとこれからも同じですね!!」
桂馬「お前指定校だったもんな」
エルシー「私も受かったことには変わりないんですから」
ちひろ「……桂馬……これからも同じだね」
桂馬「………あぁ」

僕しか知らない物語……
神も予測できない僕の波乱な高校生活……
僕が神の神のみぞ知るセカイを終えた。
437 名前:名無し 投稿日:2022/03/28 10:15 ID:v7iqQx5I
大学編

ちひろ「………桂木~。ごはんできたよー」カチャ
桂馬「あぁ……。今行く」
桂馬(僕はちひろと付き合いだしてから、少しゲームをやる量が減った。最近では小説をよく読むようになった。そして大学に入り、ちひろとの二人暮らしが始まった。)

ちひろ「ねぇ。今日何限から授業ある?」
桂馬「3限からかな。それまでは何もない」
ちひろ「じゃあ、まだ時間あるんだ。じゃあさこれ教えて」
桂馬「……仕方ない。教えてやる………」
桂馬(昔よりちひろに流されることが多くなった。これは良いことなのかはわからない。けど今ちひろのいない世界は考えられないほど僕の世界は変わってしまった)

ちひろ「この行列どうやってやるん?」
桂馬「これはまず0の列を作るテンプレの式だ。」
ちひろ「0の列?」
桂馬「ちひろ。そんなこともわからんのか。」
ちひろ「何よ!?いいじゃん勉強今からすれば」ムキー
桂馬「はぁ……。まぁだから0の列を作って階段、いわゆる解の自由…………(以下省略)」
桂馬(僕とちひろは揃って鳴沢大学の経済学部経済学科に入学した。しかし学科の人数が多くちひろと僕はクラスが違っていた)

ちひろ「やっぱり桂馬はすごいねー。わたしでもわかっちゃたわ」
桂馬「あぁ……。てかこれはわからな困るがな」カチカチ
ちひろ「さっきから何やってんの?」
桂馬「バイト」
ちひろ「あんたバイトやってたの!?」
桂馬「だったらなんで僕らが今も普通に暮らせれてると思ったんだ」
ちひろ「そういえば毎月毎月15万も私らの共同貯金にお金入ってた……。てっきり仕送りかと思ってたよ」
桂馬「僕も時々バイトしてるんだ。感謝しろ」
ちひろ「桂馬がバイトなんて信じられない……。てか時々のバイトで15万って何やってんの?」
桂馬「株」
ちひろ「え」

大学

エルシー「にーさま、ちひろさん、こんにちはー。」
ちひろ「おうエリー元気にしとったかー?」
エルシー「はい。さっきもみなさんとからおけいってきましたー」
ちひろ「みなさん?」
エルシー「みなさんです!」
ちひろ「あ。イケメンばっか……」
桂馬(エルシーは大学に入った直後、僕らと一緒に住みたいと駄々をこねていた。しかしエルシーも少しずつ大学にも慣れ持ち前の天然ぶりを発揮しいつの間にか男を落としまくるある意味落とし神に変貌を遂げていた。)

エルシー「じゃあ、ちひろさん。にーさま。明日のお昼一緒に食べましょうね!」タタタ
ちひろ「はいはい。そんじゃね」

桂馬「……あいつ変に男に付きまとわれなければいいがな」ボソッ
ちひろ「ちゃんと心配するんだ」
桂馬「ほっとけ」


授業


教授「………あーこうであるから………」

桂馬(教授はずっと教科書どおりの事しか言わない。だから授業を受ける生徒たちはスマホをしたり他ごとをしたりして過ごしている。そして僕もまた読書をしたりゲームをしたりしている)

??「ちょっと隣いいかしら?」
桂馬「あぁ。……お前、重役出勤か」
??「まぁこの先生は出席をとらないですし、まあ私もあまり興味がないので……」
桂馬「お前も高校の時から変わらないな。高校の時もほとんど月見てたし」
月夜「そうですわね。今も月を見ることは毎日欠かさず行っていますわ」
桂馬(そう。まさかのまさか……。大学に入るまで知らなかったが月夜も同じ大学に所属し、同じ学部、まして学科が同じ、クラスも同じである)
月夜「今日は栞と一緒に朝、お茶をしてきたのですわ。そしたらいつの間にか時間が過ぎ去っていて少し遅れてしまったのです」
桂馬「少しっていうかもうあと15分で授業終わるがな」
桂馬(栞も鳴沢大学に入学し、学部学科は違うものの未だに月夜と栞は親友と言える関係を続けている)

月夜「桂馬。最近彼女との関係はどうなのですか?」
桂馬「いつもどおりだ」
月夜「桂馬の言葉は信用できませんね」
桂馬「おい」
月夜「私もあなたの言葉に迷わされた身なので……」
桂馬「おい。わざといってんだろ」
月夜「では私は今から用があるのでお先に失礼するわ」
桂馬(そういうと授業が終わるなりすぐ出て行ってしまった。全く何がしたかったのか……。というより月夜はまぁ見た目がいいため講義室に入ると男子らの目を釘付けにする。だから昔はあまり気にしなかったが周りの目が痛い……)


サークル活動


桂馬(僕は大学に入ってから生まれて初めて部活に参加した。サークル名は”図書館愛好会”とまぁなんかありきたりの名前である。名前のとおり図書館を愛する即ち、本を読んだりパソコンで調べものなどなどするサークルであり、規則も緩く出入り自由という緩々なのが決め手だった。そのため時々ここでバイトをしたりする)
栞「………あの……」
桂馬(………)カチカチ
栞(…………)ソワソワ
桂馬「………何か用があったんじゃないのか?」
栞「あ、はい。………これ続き出来ましたです……は」
桂馬「……語尾が変だぞ。……見して」
桂馬(地獄と縁が切れてから1年と半月が過ぎたが、栞と描く物語は完結していない。というより終わる気配がない)
桂馬(…………)カリカリ
栞(………)ソワソワ
桂馬「できたぞ」サシダス
栞「あ、はひ。………どうもです」
桂馬「僕はこれで失礼する……」ガタッ
栞「……あ、あの。また来てくれ…ますよね……?」
桂馬「……この話が終わるまでは来るよ。必ず」

夜(PM9:00)

鳴沢市駅街

桂馬(ちひろはここらで某有名な喫茶店のバイトをしている。そして今日のシフトは10時までらしい。だから今日は立ち寄ることにした)スタスタ
ちひろ「いらっしゃいませーってどうしたの?」
桂馬「ちょっとサークル帰りで遅くなったしまぁちひろがバイト終わるまで待って一緒に帰ってやろうと思っただけだ」
ちひろ「最後の言葉なかったらいいのに……。けど昔ならそんな事言わなかったよね」
桂馬「ほっとけ」
女先輩「ちひろ。彼氏さんといちゃいちゃするのはあとにしなさい。後ろにお客さんいるんだから」
ちひろ「いちゃいちゃって///っは、すいません。桂馬?何頼むの?」
桂馬「じゃあエスプレッソのSサイズで。僕の作るコーヒーよりおいしく頼む」
ちひろ「ふん。今日こそはあんたを見返してやるんだから」
桂馬「…楽しみにしてる」
ちひろ「……え///」
女先輩「おーい。ちひろバイト中だぞー」

夜(PM10:05)


ちひろ「お待たせ―。待った?」
桂馬「本読んでたし、まぁ全然待ってないぞ」
ちひろ「そっか。……桂馬だいぶ変わったよね。昔ならどこと構わずゲームしてたのに」
桂馬「今もゲームはしてるけどな」
ちひろ「けど昔はずっとゲームやってたしゲームのためなら何でも犠牲にしてきたじゃん」
桂馬「なんか言い方かっこいいけど、やってることがクズだな……。てか今のマンションだと大量のゲームやるとブレーカー落ちるしな」
ちひろ「でもさ。昔のあんたならそんな事気にしてなかったよね」
桂馬「そうだな。今はちひろがいるしな」
ちひろ「ちょっと……/////」アカァ
桂馬「……」ナデナデ
ちひろ「………/////」
桂馬「……それよりなんだ」
ちひろ「へ」トロン
桂馬「あのエスプレッソ。まだまだ僕には勝てんぞ」
ちひろ「えまじで?」
桂馬「けど前よりうまかった。成長してると思う」
ちひろ「……む。言い方」
桂馬「?」
ちひろ「まぁいいや!ならご褒美欲しいな」
桂馬「え?」
ちひろ「今日バイト先の制服あるんだ……。これでしよっか///」
桂馬「は?」
438 名前:名無し 投稿日:2022/03/28 10:23 ID:v7iqQx5I
エルシーと旧友


エルシー「ハクアー!!」ダキッ
ハクア「エルシー。抱き付かないで」
エルシー「だってだって今日から1年くらい留学生としてこっちにいるんでしょ!?」
ハクアとエルシーは地獄のごたごたの後何度か家にやってきて、その後ハクアは何か思い出したわけではないようだがエルシーとかつてほどではないが仲を修復していた。
ハクア「そうね。まぁ地獄の方も落ち着きつつあるから、ちょっと休暇もらっただけよ」
エルシー「……もしかして神にーさまに会いにきたの?」
ハクア「え、えるしー!?」
エルシー「ハクア焦ってるー。かわいいー」チョンチョン
ハクア「もう……」


かのんの苦悩


かのんは昔よりテレビにでる量も減って、アイドルというより女優として映画などに参加するようになっていた
かのん「昔よりスケジュールの空きが増えたなぁ……」
アポロ「年寄り臭いぞかのん」
かのん「今じゃ週3、4の仕事量だし、大学もまともに行けないし」
アポロ「休みが多いことはいいいことじゃ。大学なんて行かなくても単位とやらはもらえるのじゃろ?」
かのん「そうだけど……。将来的には栄養士になりたいし……」
かのんは栄養士を目指すべく都内の有名大学の栄養管理学科に入ったもののあまり行けずに悩んでいた。何故悩むのかというと今自分の立ち位置が不安定であるからだった。
女優として売れないなら売れなくていいという訳ではないが勉学に励むならこう微妙に仕事が入るのは本人としてもあまり嬉しくはなかった。
かのん「何かいい方法はないのかな?」ウーン
アポロ「こんな時には愛しの桂木桂馬に聞いてみてはどうだ?」ニヤニヤ
かのん(……)ボンッ
アポロ「まだ諦めきれてなかったのかのぅ?本人の前であんな大口たたきおって」
かのん「……だって、結局いい女になれたかわからないんだもん」
アポロ「今のかのんは十分大人ぜよ。少し垢抜けたし、今のかのんを見せたら桂木桂馬もいちころぜよ」
かのん「大人かぁ……」


歩美、世界へ


ちひろ「歩美―」
歩美「おー!!ちひろ来てくれたんだー」
ちひろ「だって歩美日本代表でしょ?すごいじゃん」
歩美「まぁあんま期待されてないけどね」
ちひろ「でもすごいじゃん。歩美はいつの間にかに私が届かない場所に行っちゃたんだね……。」
歩美「ちひろじじ臭いよ」
ちひろ「まぁまぁ。てかこれで本格的に2BPENCILS解散だねー」
歩美「ごめん……」
ちひろ「いやいや歩美は悪くないよ。もともと大学に入ったらバラバラになるのはわかってたし」
歩美「……うん」
ちひろ「てか桂馬。なんか挨拶しなさいよ」
桂馬「挨拶することなんてない」
ちひろ「あ、あんた!歩美は今から世界に飛び立つっていうのに何いってんの!?」
プンスカ
桂馬「ふん。お前に母親面される筋合いはないな」
ちひろ「はぁ?」
歩美「なんだかんだ言って仲良さそうじゃん。ちひろ頑張って」
ちひろ「え……うん」
桂馬「………」
歩美「あ、そろそろ集合時間だからそろそろ行くね」タタタ
桂馬「歩美!」
歩美「……」ビクッ
桂馬「頑張れよ!」
歩美「………っーーー。あんたに言われたくないわ!」

桂馬「ふぅ……。行ったか」
ちひろ「………」ジー
桂馬「どうした?いきなり僕を見つめて」
ちひろ「………ムカついた」
桂馬「は?」
439 名前:名無し 投稿日:2022/03/28 10:30 ID:v7iqQx5I
休日


桂馬(昨日は夜遅くまで寝れなかった。主にちひろのせいで……)
ちひろ(………)スヤスヤ
桂馬(…………)ナデナデ
ちひろ「………ん……」ゴロ
桂馬「………おっと」
ちひろ(………)スー
桂馬(……………飯でも作るか)


本日昼よりエルシーとハクア会うことになっている。今日はまぁ面倒だがハクア留学祝いみたいな感じだ。


飯を作り終り
桂馬「まだ寝てるんか……」
ちひろ(………)スースー
桂馬「起きろ」ペシッ
ちひろ「……ん」

ちひろ「今日はハクアさんと会うんだっけ?」
桂馬「そうだ。エルシーから聞いてただろ?」
ちひろ「いや…そうだけど。あんまハクアさんと面識ないし」
桂馬「そうか。一応言っとくが僕がお前を再攻略してた時のエルシーはハクアだからな」
ちひろ「ど、どゆこと!?」


ハクアの侵略


エルシー「に~さま!!ちひろさーん!!お久しぶりですー」
ちひろ「エリー。4日ぶりだねー」
ハクア「お久しぶりね。ちひろ」
ちひろ「そうですねー。あれ以来ですね」
ハクア「そんな敬語なんて使わなくていいのよ」
ちひろ「ははは……」
ハクア「まぁそれをおいといて桂木一応挨拶しといてやるわ」
桂馬「……お前やっぱり変わんないな」
ハクア「悪かったわね」

ちひろ(何かもやもやする………)

桂馬「なぜお前と二人きりなんだ...」
ハクア「知らないわよ。エルシーがいきなり”かのんちゃんがいた!”とか言ってちひろ連れて走ってどっか言っちゃうんだから」
桂馬「まぁそれもそうだがなんでお前の水着を一緒見なあかんのだ」
ハクア「だ、誰も見てくれる相手がいなんだから!し、仕方なく一緒に見て回ってるの!こんな美少女と回れること有り難く思いなさい!」
桂馬「なんでこんなに貶されてるんだ....」
ハクア「さあ!行くわよ!桂木!」
桂馬「おい!引っ張るな!!」


ハクアと水着探し


ハクア「桂木!これなんてどう!?可愛くない!?」
桂馬「お前胸足りないだ.....おい待てその鎌をしまえ......暴力反....」ボコボコ


ハクア「これとか可愛い〜!これにしよーっと!」
桂馬「コンナリアルミトメナイ」
ハクア「じゃあ桂木!今から試着してくるからそこで待ってなさい!絶対覗かないでよ!」
桂馬「あぁ大丈夫だ お前の水着なんて興味な...いからその物騒な鎌をしま...しまえって」ボウリョクハンタイィィィ
ハクア「じゃあいいって言うまで待っててね!」
桂馬「コンナリアルミトメナイ」
440 名前:名無し 投稿日:2022/03/30 19:12 ID:acErG9iT
ちひろ「ちょっとエリー引っ張らないでぇぇ」
エルシー「あれー?たしかにかのんちゃんがいた気がしたんですが」
ちひろ「まったくもう....てエリー前前!!」
エルシー「え?っ...イタ!」
ちひろ「ほら!前見て歩かないからこうゆうことになるんよ。すいませんうちのものが...」
???「あらお嬢ちゃんごめんなさい?大丈夫かしら?」
エルシー「あ、こちらこそごめんなさい!大丈夫です!」
???「あらそう?ならよかったわ。気を付けてねお嬢ちゃん!」


エルシー「あれぇあの人どこかでみたことあるようなないような....」
ちひろ「え?エリーの知り合い?」
エルシー「はい....んーー」
ちひろ「ん?あれもしかして隣にいるの楠先輩じゃない!?」


楠「全く姉上....せめて前を向いて歩いてください」
檜「いいのいいの!ボーイズビーアンビシャス!」
楠「それ使いどころ合ってます??」
441 名前:名無し 投稿日:2022/03/30 19:28 ID:acErG9iT
桂馬「なんで僕が水着の試着の付き合いをしなくちゃならんのだ....ハァ」ゲッソリ
あれからエルシーたちが戻ってきて約1時間ほど試着に付き合わされたのであった。

エルシー「ハクアの水着かわいかったねー!海がたのしみになってきましたー!」
ハクア「そうかなー?」
エルシー「ほんとほんと!ねぇちひろさん!」
ちひろ「うんうん!モデルさんみたいで凄く綺麗!」
ハクア「ホントに?ちなみに一応桂木にも今度見せてやってもいいわ」
桂木「いらんいらん。お前の平らなむ.....おい待てだからその鎌をしまえ.......」ボコボコ

ハクア「ほんと!サイテー!クズ変態男!」
ちひろ「流石に桂馬が悪い...」
エルシー「相変わらずかみにーさまはかみにーさまですね」
442 名前:名無し 投稿日:2022/04/16 19:19 ID:56Kc1LEv
まってました!!!!!
ありがとうございます!
443 名前:名無し 投稿日:2022/04/18 00:38 ID:iif1nPPv
海だ!

結「みんな久しぶり!!」
エルシー「こんにちはーゆいさんー!」
ちひろ「ゆいおひさー!」
京「ほんとみんな久しぶりだね!」
結「そうだよねー!ちひろ達と大学が違うからほんと中々会えなくて寂しかったよ!」
ちひろ「ほんとほんとー。結と京、東京の"某有名大学"だからねー」
京「こらーちひろ?そこ強調しない」
ちひろ「わりーわりー」ガヤガヤ
エルシー「みなさんそんなことよりスイカわりしませんかー??」
ちひろ「いいねーいいねーやろうやろう!」

桂馬「おいいつまで僕を放置しておくんだ」
ちひろ「だって桂馬、すぐ宿に戻ろうとするじゃん」
桂馬「だからって彼氏の体を土に埋めるやつがどこにいるんだ!」ジタバタ
エルシー「じゃあ私スイカわりしますー!1.2.3...」グルグル
桂馬「おいエルシー話を遮るなっておいお前スイカねぇじゃんまさか」
エルシー「9.10っとよし!あわわどこにわたしはいけば....」
京「えりー!右右!」
桂馬「京様勘弁してください、許してください」
結「京そんなのだめだよー桂馬君が可愛そうじゃないかエリーそのまま直進だよ」
桂馬「おいお前も共犯者か!」
結「ごめんね桂馬君、気絶した君を優しく介抱してあげるから」
ちひろ「こらー結!それはわたしが許さないから」
桂馬「やめろーいやだー!」ジタバタ
エルシー「わたし最近全然かまってくれないにーさまにてんちゅう!!」
444 名前:名無し 投稿日:2022/04/18 02:31 ID:iif1nPPv
SS速報VIPに再度修正もいれ投稿しました(ほんのり)
執筆は不定期ですがほぼ終盤です。また少しでも楽しんで読んでいただければ励みになります。引き続きよろしくお願いいたします。
445 名前:名無し 投稿日:2022/04/20 20:20 ID:OdroB2SH
ありがとうございます!
待ってますね!!
446 名前:名無し 投稿日:2022/08/15 20:35 ID:rwXGlUVC
ゆっくり待ってます!!
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