ポケットモンスター NEW HISTOREY

1 名前:ジョー 投稿日:2016/12/10 14:53 ID:XGCGEVmW
かつて、カントー地方のマサラタウンから最強のポケモントレーナー「ポケモンマスター」を夢見て旅を続けたトレーナー・サトシと相棒であるねずみポケモンのピカチュウ。ポケモンや仲間たちとの出会いと別れをへて、いくつもの地方で好成績を挙げたサトシは、ポケモンリーグの公認トレーナーとして、知らぬ者なき英雄となった。
あれから時は過ぎ、サトシの魂を受け継ぐ1人の少年が新たな旅へと赴く。

その名は…スバル
2 名前:ジョー 投稿日:2016/12/10 19:15 ID:XGCGEVmW
主人公

スバル サトシとセレナの息子。アローラ地方のポケモンスクールで講義を終え、ポケモントレーナーを目指して旅を始める。父のサトシ同様優しさと熱さを兼ね備えた性格だが、目上の者に当初から敬語で会話をしたり、親の七光りと思われないように精進するなど異なる面もある。


3 名前:ジョー 投稿日:2016/12/11 00:14 ID:OQFWX8sQ
皆さん初めてなのですみませんけどもアドバイスならびに支援をよろしくお願いします
4 名前:ハック 投稿日:2016/12/11 03:16 ID:gloGRO9j
どうも!ポケモンSSポケモンその後の物語を書いているハックです。
見ていて続きが気になりました!
あと、少し間違いがありますよ。ピカチュウは、ネズミポケモンじゃなくて、デンキネズミですよ。
あと、質問です。
主さんはポケモン何からやってますか?
ちなみに僕は、
プラチナ→ソウルシルバー→Y→アルファサファイア→サンムーン(両方)です。
最後になりましだが、支援です。
5 名前:ジョー 投稿日:2016/12/11 10:45 ID:OQFWX8sQ
ハックさん ご指摘ありがとうございます

そうですね…。初代〜ダイヤモンド・パールですね

最近はハートゴールドとソウルシルバーどちらをどちらを買おうか迷っているところです
6 名前:ジョー 投稿日:2016/12/11 19:56 ID:OQFWX8sQ
1人の少年が、ミニバイクでマサラタウンを駆けていく。

少年の名はスバル。ポケモントレーナーを目指してアローラ地方のポケモンスクールに2年半通い、卒業試験に合格してポケモントレーナーの資格を得て故郷に帰ってきたのだ。

バイクのスイッチを切って、リュックからモンスターボールを取り出す。

スバル「長旅お疲れ様。着いたぞ、リオル!」

ボールから波紋ポケモンのリオルが飛び出した。10歳になり、ポケモンスクールで出会ってからの相棒だ。冒険の中で人間の言葉を話せるようになったため、意思の疎通もバッチリである。

リオル「相変わらずスバルの運転は荒いなぁ…。ボールの中だと余計にそう感じるよ」

スバル「ごめん、結構揺れるもんね…。」

リオル「卒業証書ちゃんと出しておきなよ。何のために家に帰ってきたと思っているのさ?」

スバル「分かってるって。」

リオルをボールに戻して、家のドアを開ける。

スバル「ただいま、母さん!」

ドアを閉め、中に入るが誰もいない…。
7 名前:ジョー 投稿日:2016/12/12 21:10 ID:6vBFo039
スバル「あれ?誰もいないのかな・・?」

靴を脱ぎリビングに行っても誰もいない。仕方がないので、ひとまず自分の部屋へ行き上着を掛ける。

スバル(変だなぁ、母さんの事だから出かける時に鍵をかけ忘れるなんてことはまず無いはずだけど…。)

しばらく物思いにふけっていると、足音が聞こえてきた。ブロンズ色のショートカットをした女性が入る。

???「あの子、まだ帰ってないのかしら?遅くなるならメールくらいしろっていつも言っているのに…。全く!」

女性の正体は、スバルの母にしてポケモンパフォーマーとしてカロス・オーレ両地方で名を轟かせるセレナだ。カロス地方出身であり、近所でも親しみやすい人柄と20代後半とは思えない美貌ゆえに慕われる存在である。

スバル「ただいま、母さん。」

顔を出したスバルを見るなり、セレナは家事の手を止め、歩み寄る。

セレナ「何で帰って来たときに一声かけなかったのよ⁉︎遅いから母さん心配だったのよ?」

早口でまくし立てるセレナにたじろぎつつ、スバルは訳を話す。理由を聞いて幾分は怒気を沈めた。

セレナ「まぁ、いいか。お帰り!お正月以来ね。」

スバル「うん。今日は大切な話があって来たんだ。」

スバルは前置きをすると、リュックからスクールからの卒業証書を取り出した。

スバル「おかげさまで無事に卒業出来ました。ありがとう」

心から頭を下げ、感謝の意を表す。セレナはスバルを静かに見つめて微笑む。

セレナ「頑張ったわね。首席…とまでは行かなかったけれど、一生懸命頑張って元気に帰って来てくれて、嬉しいわ。トレーナーとしては認められたけどまだここからがスタートよ!」

スバル「ありがとう、母さん。」

セレナ「さ、モンスターボールを出して。あなたのポケモン達にもご飯をあげなくっちゃ」

スバル「うん、そうだね!」

スバルはボールから、リオルと勇猛ポケモンのウォーグル、暗闇ポケモンのヤミラミを出す。

セレナは目の高さをポケモン達に合わせて優しい笑みを向けた。

セレナ「みんなありがとう。うちの馬鹿息子を助けてくれて。」

ウォーグル「ウォー‼︎」

ヤミラミ「ヤーミ」

リオル「''とんでもないです。こちらこそ感謝しています。''と言っています。」

リオルが人の言葉を話しているのを見てセレナが驚いたのはいうまでもない。
8 名前:ジョー 投稿日:2016/12/14 00:20 ID:zCWGbEda
セレナ「リオル君、人の言葉を話せるの⁉︎」

リオル「アローラで学校生活や冒険しているうちに話せるようになったみたいで、自分でもびっくりしてます。ママさんの驚いた顔初めて見ました。」

リオルはすましてそう返し、ウォーバーンたちとポケモンフーズを食べ始めた。

スバル「そういえば、父さんは?」

セレナ「知らない!」

スバルの言葉を聞いたセレナは、そっぽを向いて厨房に戻ってしまった。スバルは唖然としてテーブルに着く。リオルと視線を合わせた。

スバル(またやってしまった…。)

リオル(呆れた。少しは察してあげなよ。)

セレナはテルーナーの程よく加減した火炎放射でローストポークとスープを煮込む。元々料理は得意な方で、旅をしていた時はしばしば腕を振るっていた。

柱時計が夜8時を回った頃、外から荒い息と軽快な足音が聞こえてきた。ガラリと戸が空くとキャップに身を包んだ長身の男性がつまづいて転ぶ。傍らにはピカチュウの姿があった。

???「痛え…帰って早々付いてないぜ。」

ピカチュウ「ピカピ〜」

この男こそ、マサラタウンが生んだポケモンバトルのエキスパートと言われる有名トレーナーにしてスバルの実父でもあるサトシだ。修行の旅を終えて帰って来たのである。

サトシ「スバル、聞いたぞ。卒業おめでとう!」

スバル「ありがとう父さん。父さんたちの言った通りだった。いきなりトレーナーになる前に向こうで勉強出来てよかったよ。」

スバルの報告を聞き、卒業証書に目をやったサトシは息子の成長を感慨深げに感じていた。そしてリオルを始めとしたポケモン達にも目を向ける。

スバル「父さん、母さんのところへ行ってあげなよ?」

サトシ「今飯作ってくれてるのに大丈夫なのか?」

言い終わらないうちにスバルは強引にサトシとセレナを引き合わせる。セレナはサトシを見てふてくされたように睨み返した。辺りは2人きりになる。

サトシ「セレナ…」

セレナ「何よ…⁉︎」

サトシ「そう怒るなよ。長いこと留守にしてて悪かった。」

セレナ「今日はスバルが卒業して帰ってくる日だって分かってたでしょ?修行や大会に出るのはサトシの夢があるから一向に構わないわよ。
でも卒業式にちょっとくらい顔を出してあげるとか、その場で労ってあげてもいいんじゃないの?今日だって遅くなるって連絡もよこさないし、私たちみんな揃って家族なのに…。」

涙を目に浮かべながらセレナは続ける。

セレナ「貴方達が無事かどうか、心配で毎日眠れないんだから…‼︎」

サトシはカロス地方へ共に旅をした時のように最愛の妻となったセレナを優しく抱きしめ、頭を撫でてやった。

サトシ「ありがとう。いつもながら心配かけたな」

泣きじゃくるセレナを落ち着かせてテーブルに彼女の作った料理を運ぶ。

3人は冷水で乾杯をして再開とスバルの卒業を祝い、久々に水いらずの夕飯を楽しんだ。途中、サトシが真剣な眼差しをスバルに向ける。

サトシ「なぁスバル、トレーナーとしては正式に認められたけどどこから旅をするつもりだ?」

スバル「カントー地方かな。腕を磨いてバッジをゲットするんだ。ポケモンリーグを目指すかはその後考える。」

サトシ「そうか。強い奴らが沢山いるからいつでも油断せずに行けよ。」

セレナ「アローラでゲットしたポケモン達は連れて行くの?」

スバル「連れて行きたいけどカントーにはいないポケモンばかりで目立つから、リオル以外は預かってもらいたいと思うんだ。」

困ったように腕を組むスバルを見て、セレナは言った。

セレナ「オーキド博士の研究所に相談したら?父さんが今までゲットしたポケモンも預かったもらってるから」

サトシ「あいつのところか…」

ポケモン研究の第一人者と言われ、サトシの師匠的存在であるオーキド・ユキナリはスバルがアローラ地方に旅立った前年に世を去り、今は孫でありトレーナーとしても研究者としても一流のシゲルが跡を継いでいた。シゲルとの出会いはスバルの冒険の序章に過ぎなかった…



9 名前:ジョー 投稿日:2016/12/14 19:42 ID:zCWGbEda
ここまでどうでしょう?
10 名前:名無し 投稿日:2016/12/14 20:31 ID:JeNUoiID
素晴らしい( ͡° ͜ʖ ͡°)
11 名前:ジョー 投稿日:2016/12/14 22:07 ID:zCWGbEda
名無しさん

ありがとうございます
12 名前:名無し 投稿日:2016/12/15 23:02 ID:VGattAsI
食事と身支度を終えてスバルが部屋で休んでいる頃、サトシとセレナはリビングでコーヒーを飲んでいた。一息ついたところでセレナが話を切り出す。

セレナ「スバル、逞しくなって戻ってきたわね。」

サトシ「あぁ。まだまだ足りないところはあるけどな。」

セレナ「お父さんらしい言葉がサトシから出るとは思わなかったわ。」

少しムッとしたサトシを見てセレナはクスクスと笑う。

セレナ「冗談よ。スクールに通わせてからトレーナーにするっていう貴方の判断は正しかったと思うわ。」

サトシ「俺、勉強もろくにしないままトレーナーになって、カスミやタケシ、ゲンジに博士のおかげでやっと基本がわかるようになったからな。ちゃんと心構えを学ばせてから旅に出さなきゃいけないって思ったんだ。俺がなりたての頃に比べるとちょっとマシになったみたいで良かったぜ。」

セレナ「いいの?あの子は将来貴方のライバルになるかもしれないのよ?」

サトシ「簡単に追い抜かれてたまるかよ。ポケモンマスターに迫る勢いまで来たんだ。その時は親父の底力ってやつを見せてやるさ。」


セレナ「サトシらしいわ。そういう一途なところはあの頃と変わらないのね。でもそういうところもひっくるめて好きになった。だから一生一緒にいたいと思ったの。」

サトシはセレナの言葉を聞いてコーヒーを飲み干すと、真顔でセレナを見つめる。

セレナ「どうしたの?」

サトシ「俺もセレナの優しさが好きだ。心から笑っている時のお前は本当に可愛いし、パフォーマーとして活躍するので一杯のはずなのに俺たちが帰れる場所を作ろうって頑張ってくれる。だからありがとうは俺とスバルのセリフなんだ。」

セレナは瞳を潤ませてサトシの隣へ縋る。驚かれたのは言うまでもない。

セレナ「しばらくこうしていてもいい?」

甘えた表情のセレナにサトシは全てを察したかのように優しく肩を預けた。夫婦水いらずの夜をゆったりと楽しんだ。

翌朝〜

スバル「じゃあ、研究所に行ってきます」

リュックとポケモン達の入ったボールを持ってスバルは駆け出した。



13 名前:ジョー 投稿日:2016/12/17 00:15 ID:YAU1yKd0
研究所についたスバルは、たくさんのポケモン達が庭で飼われているのを見て驚きを隠せなかった。

スバル(やっぱり博士の研究所はすごいな。きっと父さんのポケモン達も…おっとまずはシゲル博士に合わないと)

ドアの前に立ってスイッチを押し、認証システムを起動させた。音声判別式になっているので画面に向かって話そうとするとモニターに白衣を羽織った好青年が写っている。サトシのライバルにして研究所の所長、シゲルだった。

シゲル「おや…君は確か。」

スバル「この研究所の近所に住んでいるスバルです。ご無沙汰しています、博士。」

シゲルは首をかしげたが、サトシの息子であったことを思い出した。連れられて中に入り、先代の所長であるユキナリの遺影に報告をする。

シゲル「君はアローラ地方でトレーナーになるための勉強をしていたそうだね。」

スバル「基本的なことが中心でしたけど…。」

シゲルはスバルの発言を聞き真顔になった。

シゲル「今の発言は聞き捨てならないな。基本の意味を軽く考えていると取られても仕方がない。疎かにすることで苦しむのはトレーナーだけではなくポケモン達なんだ。君も一歩踏み出すなら常にその言葉を君に命じておくべきだ。」

サトシ同様トレーナーとして数え切れない程挫折を味わったシゲルの言葉はスバルに重く突き刺さった。さらにシゲルは続ける。

シゲル「だが、投げ出すことなく熱心に取り組んだから正式に認められたということでもある。その姿勢を貫けば、君はきっといいトレーナーになれるよ。」

スバル「ありがとうございます。」

シゲル「話は変わるけれど、どんな相談できたんだい?」

スバルは事情をこれこれだと説明した。シゲルは顎をしゃくりつつ頷いて聞いている。

シゲル「なるほど。それでは出発に合わせて君のウォーバーンとヤミラミは責任を持って預ろう。

スバル「すみません、宜しくお願い致します。お前達、僕が戻って来るまで博士の言うことを聞いて修行もちゃんとするんだぞ。」

ウォーバーン「ウォー」

ヤミラミ「ヤミ〜」

ウォーバーンは素直に聞いたが、ヤミラミはとても寂しそうにしていた。

リオル「泣くなよヤミラミ。留守番をお願いするだけだからさ。」

リオルをなだめるヤミラミをシゲルは興味深げに見つめた。

シゲル(人間の言葉を話すリオル…。進化を犠牲に人の言葉を覚えたか、あるいは高い知性を持っているか・・)

リオル「博士、どうかしましたか?」

シゲル「いいや、なんでもないよ。スバル君、ちょっとみんなをボールに戻して僕の部屋にこれるかい?

スバル「え?はぃ、分かりました。」

シゲルの後をついて行くと、部屋ではオレンジ色の髪を逆立てた少年が待っていた。年は同じく12歳

この少年こそ、スバルのライバルとして激突する存在となる…。




14 名前:名無し 投稿日:2016/12/17 15:34 ID:YAU1yKd0
アラシ 12歳。逆立てたオレンジ色のショートヘアが特徴の男性トレーナー。荒々しい言動が多いが、友情と熱い心を持ち合わせる熱血漢。サトシを尊敬しており、彼の息子であるスバルにライバル心を燃やす。弱点として、やや精神論に頼りがちなところがある
15 名前:ジョー 投稿日:2016/12/18 00:42 ID:Gacqv9vK
遅れてすみませんが、アニポケで活躍したキャラクターの子供や弟子が中心になる作品になっています。

スバルとアラシの研究所でのやり取りはGB版ポケモンの冒頭をモデルにしています(わかったらすごいです)
16 名前:ジョー 投稿日:2016/12/18 19:10 ID:Gacqv9vK
あとIDは違いますが同一人物が同じブラウザで書いていますので、ご了承願います
17 名前:名無し 投稿日:2016/12/21 01:21 ID:JxnfUq6K
Historyのスペル間違ってるような…
18 名前:ジョー 投稿日:2016/12/22 00:41 ID:EktquJrO
名無しさん
全く気が付きませんでした。ご指摘ありがとうございます
19 名前:ジョー 投稿日:2016/12/29 23:43 ID:MYEOeSqZ
シゲル「やあ、待たせたね」

アラシ「待ちくたびれましたよ、博士」

アラシはソファーから立ち上がり、スバルを見つめた。

アラシ「お前、誰?」

スバル「人に名前を訪ねるときはまず自分から尋ねるのが礼儀じゃないのかい⁇僕はこの近くに住んでいるスバルって言うんだ。よろしく。」

スバルがマサラタウン出身であることを知ったアラシは顔色を変えた。

アラシ「俺はワカバタウンのアラシだ。マサラタウンといえば、シゲル博士の他に俺様が尊敬するサトシさんがお住いの街じゃねえか‼︎」

スバル「まあね。ところでワカバタウンってジョウド地方のはず。ジョウドリーグは出たはずじゃ…」

トレーナーは地元のリーグを後に残し、他地方を回って地元に戻るケースもあった。

しばらくするとシゲルがカプセルを運んできた。3つのモンスターボールが置かれている。

シゲル「ポケモンスクールを卒業し、トレーナーとしてポケモンリーグに挑む君達にささやかなプレゼントだ。1体だけポケモンを託そう。」

スバル&アラシ「ありがとうございます。」

ボールの中には草タイプのフシギダネ、炎タイプのヒトカゲ、水タイプのゼニガメがそれぞれ入っていた。2人が迷っていると、シゲルの助手が駆け込んできた。

助手「博士、大変です。研究室の動力室に何者かが侵入しました」

シゲル「何⁉︎」

モニターを見ると口ばしポケモンのオニドリルがけたたましい雄叫びをあげていた。
20 名前:ジョー 投稿日:2016/12/31 04:10 ID:ykLKq0E0
オニドリルはドリル口ばしで動力室の機械を壊し始めた。グラグラと振動が起こる。

アラシ「見ちゃ、いられねえな。いくぜ相棒‼︎」

アラシはモンスターボールから電気ポケモンのエレキッドを繰り出した。気合が入っているのか腕を盛んに回す。

アラシ「俺たちでオニドリルを追い出してやらァ‼︎」

エレキッド「ビッビリ〜‼︎」

アラシとエレキッドは勇んで駆け出す。スバルもリオルをボールから出した。

スバル「リオル、僕たちも行こう‼︎」

リオル「もちろんさ。」

シゲル「おい、待てスバル君‼︎勝手なことをされては…」

ため息をつきながらシゲルは目を閉じる。

シゲル(サトシの息子だけあって無鉄砲さはそっくりだな。)

スバルの後ろ姿をボールに入ったフシギダネは黙って見ていた。

動力室についた2人はオニドリルを探しにそれぞれ動いていた。

スバル「…暗くて探しづらいな。ヤミラミのフラッシュがあればいくらかはやりやすくなるけど。」

途端、オニドリルが甲高い声でスバルとリオルに迫った。

スバル「まずい‼︎リオル、久々の実戦行けるかい⁉︎」

リオル「言うまでもないさ。」

スバル「だね。''神速''だ‼︎」

リオルの神速は電光石火より素早く先制攻撃ができる技だ。ノーマル・飛行タイプのオニドリルの素早さを超えるに適した技といえよう。

神速を受けたオニドリルだが、捨て身タックルで返り討ちにした。更に反動をもろともせず燕返しをヒットさせる。効果は抜群だ‼︎

スバル「リオル‼︎」

リオル「まだ行けるさ…」

スバル「よし、お前を信じるよ。まだここからだ‼︎」

オニドリルはリオルにとどめを食らわせようとドリル口ばしの体制で急降下する。もしリオルがかわせば攻撃がコンピュータに当たるリスクがあった。その時、''つるの鞭''がオニドリルの口ばしに絡みつく。

フシギダネの仕掛けた攻撃だった。スバルが気になってついてきたようである。

スバル「フシギダネ‼︎どうして…⁇」

フシギダネ「ダネダネ‼︎」

リオル「僕らが気になってついてきたみたいだね」

驚くスバルを尻目に淡々と通訳するリオル。フシギダネはオニドリルを床に投げつけた。

スバル「ありがとうフシギダネ。よし、リオル行くぞ。真空波‼︎」

リオルの真空波がヒットし、オニドリルは倒れた。

スバル「やったぞリオル、フシギダネ‼︎」

スバルが動力室から出ようとした矢先、アラシとエレキッドが走ってきた。

アラシ「チッ、なんだお前が倒したのかよ。せっかく俺の見せ場だって時によぉ〜。」

スバル「今は取りあえずオニドリルを放してここから出よう‼︎」

2人はシゲルの書斎に戻った。直後血相を変えたシゲルから厳しいお叱りを受けたことは言うまでもない。30分経ったのち助手が声をかけた。

助手「とはいえ君達の活躍がなかったら研究所の機能が回復されませんでした。礼を言います。」

アラシ「当然のことをしたまでっすよ」

スバル「勝手なことしてすいませんでした…。」

シゲル「ところでポケモンは…」

シゲルが言い終わらないうちにフシギダネはスバルの元へ駆けて行った。

スバル「よろしく頼むよ、フシギダネ。」

アラシ「そんじゃ俺はこいつにします‼︎」

アラシはヒトカゲの入ったボールを選択した。熱血漢の彼にはぴったりと言えよう。

シゲルからトレーナーの身分証でもあるポケモン図鑑をもらい、新たな仲間をゲットしたスバルとアラシ。彼らの因縁はここから始まるのだった。

To Be Continued




21 名前:ジョー 投稿日:2016/12/31 19:54 ID:ykLKq0E0
ここまでご覧いただいたみなさんありがとうございます。

文章の進め方等至らないところはたくさんありますが来年もよろしくお願いします

それでは良いお年をお迎えください
22 名前:ジョー 投稿日:2017/01/02 01:05 ID:Qkqas0Qi
明けましておめでとうございます

今年もゆっくりではありますが話を書いていきたいと思っています。よろしくお願いします
23 名前:ジョー 投稿日:2017/01/06 00:38 ID:936eBjsY
本編再開です

その夜、自宅へ帰ったスバルは、研究所での出来事を両親に報告した。新しい仲間・フシギダネの紹介もする。

サトシ「へえ〜、懐かしいな。」


セレナ「あら、お父さんフシギダネ持ってたの?」

セレナとスバルはそれを聞いて驚いた。

サトシ「ああ、初めてピカチュウと一緒に旅をした時にな。今は研究所の庭に預けているんだ」

ピカチュウもサトシの肩に乗って話を聞いている。

スバル「それじゃかなり強いはずだよ。もうフシギバナに進化していてもおかしくないんじゃないかな?」

サトシ「進化するかどうか最終的に決めるのはポケモン達だ。進化によって戦い方が変わるポケモンもいるからな」

スバル「それじゃポケモンによっては特訓だけでは解消できない過度な負担が…」

サトシ「ま、そういうことだ」

サトシはビールを飲み干して答えた。ビールといっても、トレーナーとして動きやすい体を保つため普通のコップの半分程度に抑えたり、友人付き合いで年2回嗜む程度にとどめていた。

スバルとリオルは部屋で眠れず、ベランダに行って夜風に当たった。

リオル「もうすぐ旅立ちだね、スバル。」

スバル「うん。いよいよだ。」

リオル「不安はないのかい?」

ため息が小さく漏れた。

スバル「スクール時代よりも険しい戦いになるのは覚悟しているつもりだよ。でもやっぱりなんというか…ね」

少し沈んだ彼を見てリオルは正拳突きを軽く食らわせる。受け身を取るもばたりと倒れた。

リオル「呆れた。やる前から弱気になってる場合じゃないよ。アローラの時、どうやって実戦や試練をクリアして来たか忘れたの?」

スバルの頭の中にスクールの頃の出来事が思い出される。バトルも、無理難題と思える課題もゲットしたポケモンとの信頼でやり通して来たことだった。

スバル「…そうだな。絶対バッジを8つ集めてカントーリーグに行くぞ‼︎」

リオル「おう‼︎」

1週間ほど春休みを過ごし、スバルはウォーバーンとヤミラミを研究所に預け、リオルとフシギダネを連れて大いなる旅路へ向かった。
24 名前:ジョー 投稿日:2017/01/07 00:53 ID:OjL1bf53
人物紹介 2

サトシ マサラタウン出身のポケモントレーナーで、スバルの父。10歳の頃から偉大なるトレーナーに与えられるポケモンマスターを目指して電気ネズミポケモンのピカチュウと修行の旅を続け、各地方のチャンピオンズリーグで好成績を挙げる。17歳でセレナと結婚し、その年にスバルが生まれた。
スバルにトレーナーの先輩として厳しい評価を下すことも多いが決して全否定はせずフォローしたり、修行のために家を空けてセレナに心配をかけてしまう事を気にして家族の時間を作るなど、家族愛に溢れた青年に成長している。

シゲル サトシのライバルで、ポケモン研究家オーキド・ユキナリ(以下オーキド博士と表記)の孫。祖父の死後にマサラタウンの研究所を引き継ぎ、研究とサトシが預けているポケモンの庭を管理している。トレーナーとしての実力もサトシと互角に渡り合えるほどで、最古参のパートナー・カメックスは特に強力。ポケモンスクールを卒業し、トレーナーとしての一歩を踏み出すスバルら次世代の少年に期待を寄せている。


セレナ スバルの母で、カロス地方出身のポケモンパフォーマー。サトシとは幼少期にオーキド博士主催のポケモンサマーキャンプで出会い。10歳になって再開してからはカロス地方を共に旅した。サトシの熱く優しい性格に惹かれていたが、鈍感な彼にはなかなか気づいてもらえなかった。7年後サトシと再開し、紆余曲折を経て彼のプロポーズを受け入れマサラタウンに移住。スバルを身ごもった。


料理が上手く勝気な性格でスバルにとってはやや頭が上がらない存在だが、夫・サトシを心から愛し、スバルの旅を応援する優しい女性である


長くてすみません。新しい人物が出て来たらガンガン紹介していきます




25 名前:ジョー 投稿日:2017/01/10 00:22 ID:NALpbdma
スバルはポケモン図鑑を取り出し、内蔵されているタウンマップを開いた。最初に挑戦するジムのある町を探すためだ。

スバル「うーん…いちばん近いのはトキワシティか。でも四天王だったキクコさんが亡くなって、今は臨時休業って話だからな…。」

リオル「旅に必要な物はリュックの中にほとんどあるけど、バトルの時に必要なものは買ったの?」

リオルが横から口を挟む。

スバル「完全に忘れてた…っていうか、いつの間にボールから出たんだよ⁉︎」

リオル「さあね〜」

スバル「取り敢えずトキワシティでモンスターボールとキズ薬を買わないと…」

目的地をトキワシティに定め、スバル達は旅を続けた。歩いていくにつれて、だんだんと日がくれて行く。

ポケモンの出現率の低い草原を探し、そこで野宿しようとした時、ガサガサと茂みから足音が聞こえた。

コラッタ「コラッタ‼︎」

ポケモン図鑑が反応し、ポッポとコラッタのデータが表示された。

図鑑『コラッタ ねずみポケモン 1日中エサを探している。キバは死ぬまで伸び続けるので、硬いものをかじって削る。』

野生のコラッタが傷ついたポッポを追い回していたのだ。

スバル「ポッポを助けないと…」

スバルは思い切ってフシギダネを繰り出した。

スバル「フシギダネ、体当たりで注意をコラッタに向けるんだ」

フシギダネ「ダネ‼︎」

フシギダネの助走をつけた体当たりがコラッタにヒットした。しかしコラッタも噛み付くで応戦する。

スバル「つるの鞭で払い除けろ‼︎」

つるの鞭がコラッタの前歯に絡む。その勢いを利用し、フシギダネはコラッタを遠くに飛ばした。

スバル「やったぞ‼︎ありがとうフシギダネ。」

フシギダネ「ダ〜ネ」

ポッポはお礼を言っているかのように何度も羽根をばたつかせて戻って行った。

一息つくとリオルを出し、フシギダネを相手にジム戦に向けて特訓が始まった。フシギダネの体当たりを強化し、つるの鞭をコントロールする。リオルは真空波の威力を底上げするために実戦で練習した。

月がではじめた頃、ポケモン達をボールに戻したスバルは旅に備えて改良したテントを広げ、中にある小部屋のベットで1日の疲れを癒した。

スバル(2人とも初めての特訓にしちゃいい動きだけど、もっとトレーニングしてジム戦で勝てるように頑張ろう。ポケモンの長所を引き出すのが、僕の仕事だ。)

翌朝、トキワシティに着いたスバルは、ポケモンセンターでポケモン達の回復を済ませた。直後、ポケモンの看護師、ジョーイが声をかける。

ジョーイ「あなた、トレーナーさん?」

スバル「はい、ジム戦に挑戦するのと、モンスターボール等備品を買いに来たんです。」

ジョーイ「それなら、カントーリーグの参加登録をしないといけないわね。」

スバル「参加登録?どうすればできるんでしょうか?」

ジョーイ「カウンターの右端にあるレコードにポケモン図鑑をかざすの。後は指示に従って操作すれば登録されるわ。」

ジョーイに案内された端末のパネルを慎重に捜査する。しばらくして「complete‼︎」と表示された。

ジョーイ「マサラタウンのスバル君ね…。これで登録完了よ、頑張ってね‼︎」

スバル「ありがとうございます、ジョーイさん。」

トレーナーとしての一歩を踏み出したスバルは、意気揚々とフレンドリーショップへ向かった。

中へ入ると、黒服の男性が銃口を向ける。

???「動くな・・。」

店主は両手を広げ、無抵抗をアピールする。

スバル(何だ?あの制服は確か父さん達から聞いたことがある…。ロケット団⁉︎」

しかし、制服にRマークはなかった。

店主「あなた達の目的は一体…?」

???「腐敗の粛清と統一…。」

黒服の男性はワンリキーを繰り出す。事態を重く見たスバルは、リオルを繰り出した。

???「粛清を妨げるのか?」

スバル「言っていることの意味はさっぱり分からないけど、僕は身勝手な理由で町に迷惑をかける奴は許さない…‼︎」

黒服の男性は目もくれない。

???「瓦割り。」

ワンリキーの瓦割りがリオルに襲いかかる。しかしスバルは動じない。

スバル「神速で回避しろ‼︎」

ワンリキーは目でリオルを追う。

???「距離が縮まったところへメガトンパンチ」

体制を整え、狙いすまされたメガトンパンチがリオルのアゴを捉える。

スバル「リオル、大丈夫かい⁉︎」

リオル「僕の心配はいい。次に備えて!」

???「トドメの地球投げ」

ワンリキーはリオルを捕まえ、地球投げの体制に入る。よもや勝負は決まったと思われたその時…

スバルはニッと笑った。

スバル「リオル、地球投げの勢いを利用して真空波‼︎」

リオルはワンリキーの喉元めがけて真空波を放つ。着地で下降の途中を狙い、怯んだ隙を見て脱出したのだ。ワンリキーは真っ逆さまに落ちていく。黒服の男はワンリキーをボールに戻すと急いで逃げて行った。

スバル「すごかったぞ、リオル‼︎」

リオル「スバルの指示のおかげさ。」

スバルは散らかったショップの掃除と整頓を手伝った。落ち着いた頃、店主が歩み寄って来た。

店主「窮地を救ってもらったばかりか、店の修理まで手伝ってもらって感謝してるよ。これは私からのほんの少しの気持ちだ。

見ると10個のモンスターボールとキズ薬、毒消しが3つずつ入っていた。

スバル「当然のことをしただけなのにこんなにいただいちゃって…ありがとうございます。」

店主「あぁ、そうそう。ポケモンは最大で6体しか所持できない。それを越すと自動的に指定したボックスに転送されるから注意してね。それとジム戦をするなら最初はニビシティのジムに挑むといいよ。」

スバルのボックスはシゲルに管理を頼んでいるので7体を越した場合はうち1体をオーキド研究所に転送する必要がある。

スバルはショップを出ると最初のジムがあるニビシティ目指して旅立つのだった。





26 名前:名無し 投稿日:2017/01/10 01:27 ID:BX3SoyU7
しえん!
27 名前:ジョー 投稿日:2017/01/10 16:39 ID:NALpbdma
26さん

ありがとうございます。頑張ります
28 名前:ジョー 投稿日:2017/01/11 00:17 ID:5HFU8qiG
トキワシティでカントーリーグ参加登録を終え、謎の黒服の手からフレンドリィショップを守ったスバルは、最初のジムがあるニビシティへ向けて修行の旅を続けていた。トキワとニビの境目に来た時、看板が目に留まる。

『この先、トキワの森。』

トキワの森を抜けるとニビシティへ続く道が開ける。虫ポケモン好きのトレーナーが集まる場所でもあった。看板を見たスバルは胸を踊らせる。


スバル(よし、ジム戦に備えてトキワの森で修行するぞ‼︎あわよくば仲間を増やせるといいな。)

スバルは意気揚々と森へ入っていった。草むらをかき分けて進んで行くと、毛虫ポケモンのビートルを連れた短パン小僧に出くわした。

短パン小僧「おれはテツジ。お前も虫ポケモン捕まえに来たのか⁇」

スバル「いや、僕はこの森を抜けてニビシティに行くところさ。」

テツジ「へぇ。お前みたいな新米トレーナーがジムリーダーに勝てるわけないじゃん」

煽ってくるテツジに半ば気にもせず、スバルは言い返した。

スバル「どうかな?出番だ、フシギダネ‼︎」

ボールからフシギダネが勢いよく飛び出す。対するテツジが繰り出したポケモンはコクーンだ。

コクーン「コクーン」

図鑑『コクーン さなぎポケモン ビードルの進化系。ほとんど動かず 木につかまっているが 進化の準備で身体が熱くなっている』

テツジ「草タイプのフシギダネでは相性が良くないってわかってるのか?コクーン、硬くなる‼︎」

硬くなるは自分の防御力を大幅に上げる技。さなぎで覆われたコクーンの守りはますます硬くなった。

スバル(つるの鞭ではコクーンに効果が今ひとつ…ならば!)

スバル「フシギダネ、めいいっぱいの力で体当たりを繰り返してくれ‼︎」

フシギダネは助走をつけて体当たりを繰り返すが、コクーンはビクともしない。逆にフシギダネの方に疲れが見え始めていた。

テツジはニヤリとほくそ笑む。途端、眩しい光がコクーンを包んだ。みるみるうちに姿が変わる。

テツジのそばでは蜂のようなポケモンが飛んでいた。コクーンはスピアーに進化したのである。

テツジ「どうだ、見たか‼︎虫ポケモンは進化が早く最終進化になって初めて本来の強さが発揮されるポケモンなのさ。」

スバル「くそっ、迂闊だったか…。」

スバルはどうすれば良いか思案にくれていた。その間にテツジのスピアーが放つダブルニードルが迫る。

スバル「かわせ‼︎」

しかしあと一歩間に合わずダブルニードルがフシギダネに命中した。

テツジ「続いて毒突きだ‼︎」

後退したフシギダネを高速で追いかけ、毒突きを直撃させるスピアー。フシギダネは倒れ込んでしまう。

テツジ(草タイプに有利な技を連続でクリーンヒットさせた…コレで勝機は…)

テツジはこの時勝利を確信していた。スバルは絶対絶命のピンチに陥る。

スバル「フシギダネ、大丈夫か⁉︎」

フシギダネはよろよろと立ち上がる。そして緑色の光が蕾から発せられた
29 名前:ジョー 投稿日:2017/01/12 00:07 ID:cRGyS8wh
スバル(この光は…⁉︎)

フシギダネ(というより草タイプの御三家ポケモン)の特性''深緑''である。体力が残り少なくなると、技の威力が増大する。同じような特性には、''猛火''や''激流''が当てはまる。

フシギダネ「ダネッ‼︎」

テツジ「何ぃ⁉︎」

スバル「残念だったね、フシギダネは毒タイプも併せ持っているんだ。それによって毒タイプの技の効果は通常になる。」

フシギダネはまっすぐにスピアーを見つめた。そして紫色の塊を口から吐き出す。スピアーは塊をくらい毒に侵された。

スバル「すごいぞフシギダネ、ベノムショックを覚えたんだね⁉︎」

反撃開始と言わんばかりにスバルは目をテツジに向ける。

テツジ「毒タイプのスピアーにベノムショックは効果が薄い。お前の不利は揺るがないよ‼︎」

スバル「確かにそうだ。でも諦めなければきっと勝機はある。フシギダネ、もう一度ベノムショック‼︎」

テツジ「毒の効果を上げるつもりか?引っかかるもんか。かわせ‼︎」

スピアーは素早い動きで回避したが、着地後に毒のダメージで怯んだ。

スバル「今だ、つるの鞭でベノムショックを引っ掛けろ‼︎」

テツジ「余計なことをされる前に、毒突きでケリをつけるぞ‼︎」

スピアーはフシギダネめがけて突っ込んでいく。しかし避けようとはしない。ジリジリと距離が詰まる。

スバル「いい距離だ。投げつけろ‼︎」

毒突きとベノムショックが同じタイミングでぶつかった。辺りは静まり返る。

2匹とも立っているかに見えたが、しばらくしてばったりとスピアーが倒れる。フシギダネの勝利だ。

フシギダネ「ダ〜ネ‼︎」

フシギダネがどうだと言わんばかりに勝鬨を上げる。しかしダメージが大きかったのか息が途切れていた。

スバル「大丈夫か、フシギダネ?」

労いの言葉をかけ、ボールに戻すスバル。同じ様にテツジもスピアーをボールに戻した。

テツジ「お前のフシギダネ、すげえな。ジム戦頑張れよ‼︎」

スバル「君のスピアーも強かったよ。いいバトルをさせてもらった。」

お互いの健闘を讃え合うと、正面を向き一礼した。

スバル&テツジ「ありがとうございました‼︎」

トキワの森をさまよい、野生のポケモンを相手に技を磨くフシギダネとリオル。半日経ったところでようやく森を抜けることができた。

リオル「やっと出口だ〜。」

スバル「二人ともお疲れ様‼︎」

最初のジムがあるニビシティに続く道を、スバルは突き進んでいった。

To Be continueed




30 名前:名無し 投稿日:2017/01/12 23:51 ID:KNV9kVOR
支援
31 名前:ジョー 投稿日:2017/01/13 00:47 ID:9hrxnrG2
アニポケ時代からの変化

ポケモントレーナーになるためには、ポケモンを所持できる10歳から2-3年間の間、ポケモンスクールにおいてポケモンとの接し方やトレーナー(及びコーディネーター)としての心構えなどを学習し、卒業試験(及びトレーナー協会主催の検定試験)に合格し資格を得たものが認定される。言い換えればポケモンスクールを卒業しなければ各地方のリーグやコンテストに挑戦することはできない。

各地方にポケモンスクールが設置されているが、敢えて地元のスクールに通わず他地方に渡るものも存在する。

ジム戦はジムリーダーとのバトルに勝てばバッジゲットとなるのが通例であったが、今作品では勝利よりもジムリーダーがトレーナーに査定した能力(適応力、判断力)を備えているかによってバッジを授与される場合も存在する。

32 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2017/01/13 06:29 ID:Tcx4Betd

いつも私のssにコメント下さりありがとうございます。
ss書く大変さは良くわかります、頑張って下さい!!

支援します!

33 名前:ジョー 投稿日:2017/01/13 18:05 ID:9hrxnrG2
イッチさん、ありがとうございます

イッチさんのスレで自分の作品に関して書いてしまったことこの場を借りてお詫びします。

よろしければまた来てください
34 名前:ジョー 投稿日:2017/01/15 00:54 ID:i5mbKsZH
ニビシティでのジム戦に向けて修行を続けるスバルは、『迷いの森』と呼ばれる虫ポケモン達の生息地・トキワの森で虫ポケモン使いのトレーナーや野生のポケモンとの実戦でポケモンたちを鍛えて森を抜け、ニビシティへやって来た。

スバル「やっと着いたな〜」

スバルはキズ薬を与えてフシギダネとリオルを休ませる。ジム戦に備え、体調を整えなければならない。

スバル「早速ジム戦…と行きたいところだけど、着いたばかりだし明日にするか。」

リオル「そうしたほうがいいと思う。修行のおさらいもしなくちゃいけないしね」

フシギダネ「ダネ⁉︎」

フシギダネだけは不服そうにスバル達を見つめる。

リオル「すぐにでも戦いたいのはわかるけど、まず街並みを見てそれからがいいよ。」

リオルが通訳を兼ねてフシギダネをなだめた。

この光景を見ていた眼鏡をかけた中年男性が声をかけた。

???「よぉ、おまえカントーリーグ目指してるのか?」

スバル「はい、そうですけど…。」

???「いい目をしているな、未来のチャンピオンを目指すなら、ジムリーダーの使用タイプを把握しなくちゃ駄目だぜ。それじゃ!」

男性はそういうとその場を去っていった。

スバル(なんだったんだ、今の人?)

スバルはあっけにとられたが、気を取り直して有名なニビ博物館を見学することにした。ポケモン達の歴史やカントー地方に伝わる伝説、それに対する近年の研究が細やかに示されている。屋上には古代ポケモンの化石や標本などが置かれていた。スバルは一つ一つに目を輝かせる。

???「気に入ったか?」

スバルが後ろを振り向くと、細い目をした若者が立っていた。

スバル「はい、初めて見たものばかりでとても興奮しています。」

???「ポケモンのことを深く知るには、その歴史にも目を向ける必要がある。」

スバル「はい。僕もその通りだと思ってます。」

???「俺はジロー。このニビシティに住んでいるものだ。見た所君もトレーナーのようだが、どこから来たんだい?」

スバルは物腰柔らかなジローの態度に慌て、襟を正す。

スバル「挨拶が遅れてすみません!マサラタウンから来ました、スバルというものです。」

ジロー「マサラタウン…。レッドやサトシを輩出したあのマサラタウンか‼︎」


スバル「ご存知なんですか?」

ジロー「知っているも何も、サトシさんには子供の頃から家族共々お世話になってるからね。」

スバル「そうだったんですね。」

2人が話していた時、警報が鳴り響いた。

35 名前:名無し 投稿日:2017/01/17 10:22 ID:DActOhhY
支援
36 名前:ジョー 投稿日:2017/01/17 21:52 ID:hjyQaVDx
35さん

ありがとうございます。がんばります
37 名前:名無し 投稿日:2017/01/18 18:14 ID:44lygD0I
超支援 
頑張って!
38 名前:ジョー 投稿日:2017/01/18 23:32 ID:ysx28j5R
37さん

ありがとうございます。

頑張ります
39 名前:ジョー 投稿日:2017/01/19 00:09 ID:ZZunGUDa
辺りがグラグラと揺れ始める。機械から水蒸気が吹き始めていた。

ジロー「水蒸気…っていうことはまさか⁉︎」

スバル「何かあるんですか⁇」

ジロー「あぁ。化石から古代ポケモンを復活させる装置だ。勤務している館員しか軌道法は知らないはずだが…。」

スバル「でなければ警報はならないですよね⁇」

ジロー「スバル君、見物客を避難させてくれ。そして、非常口で待っているんだ」

スバル「僕も行きます。ジローさんだけじゃ…」

ジロー「状況が分かっているのか、俺1人の生命より何百人の生命を犠牲にすることになるんだぞ⁉︎」

ジローはスバルを一喝すると、装置がある格納庫に向かっていった。

呆然としている暇はない。事態を打開するために係員たちがデータを洗い出し、館内放送を飛ばす。見物客の中には突然の状況にとまどう大人や、不安で涙を堪えるのに精一杯な子供の姿もあった。

スバル(今できることを、やるしかない‼︎)

スバルは意を決して非常口に客を案内する館員の手伝いをした。ガタガタと館内が騒がしくなっていく。

全員が避難したのを確認したところで、スバルは格納庫へ向かっていった。

窓口の係員「待ちたまえ‼︎」

係員の言葉も耳に入らないくらいにスバルは急いだ。

格納庫についたジローは、停止されていたはずの化石復元マシーンが作動しているのを見つけた。

???「とんだ邪魔が入ったね。」

銀色の制服をまとった茶色いボブヘアーの女性が声をかけた。

ジロー「貴様、何者だ⁉︎」

???「何と言われて答えてやるほど、僕達は親切じゃないのさ。」

今度はまだ5-6歳くらいの男児が女性の隣に立つ。

???「アル‼︎余計な口を挟むんじゃないよ‼︎」

アル「短気だな、ネネは。今回は共同任務なんだ。こうでもしなきゃ成り立たないだろ⁇」

ジロー「共同任務…だと⁉︎」




40 名前:名無し 投稿日:2017/01/19 01:04 ID:xJIuRuZw
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