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どうも。下手くそSS作家のジョーです。

ポケモンのオリジナルSSと並行して三国志のSSを書いていきたいと思います

中国 後漢末期

天災が相次ぎ、国家は衰退の一途をたどっていた。朝廷で皇帝を捧げる宦官
(男性の証を犠牲にして、欲を捨て帝に仕える男性)は私欲を肥やすために賄賂無しでは役員の出世もままならない有様であった。そのため民衆は重税の為に苦しみ、衣食住もままならない日々が続いた。

漢の都・洛陽の北に1人の青年が書簡に目を通していた。

若者は曹操。字を孟徳。後に三国の1つ、魏の国の礎を築くことになる。頭脳明晰で鋭い顔立ちの持ち主であり、占いの名士・許劭からは「乱世を駆ける奸雄」と評されていた。

曹操は一通り書簡を読み終えるとふうとため息をついた。

曹操「都は平穏そうだが、宮中はゴタゴタ。天下が荒れている中でよくもまあ平然としていられるものだ。」

ごろりと執務室のベットで横になっていると、1人の青年がやって来た。