孤独な天才

1 名前:名無し 投稿日:2017/03/16 21:54 ID:tbFESu4Q
まず始めに、注意書き

素人が書いた小説です。過度な期待はしないで下さい。

プロローグ部分だけ完成したので、取り敢えず投稿しますが、続きは別掲示板になるかもしれません。

未完になったらすみません(リアル大事に)。
2 名前:名無し 投稿日:2017/03/16 21:55 ID:tbFESu4Q
世の中には色んな人がいる、その中でも天才と言われる一握りの人間がいる。

俺もその中の一人だ。と言っても頭がいいわけではない、ただ、サッカーが異様に上手いだけである。

子供の頃からサッカーをやってきた。同級生には勝てる存在はおらず、プロですら1on1で勝ってしまった程である、だが、その為に俺はサッカーを愛せなくなってしまった。

今までは、どうしたら上手くなれるだろうかそればかり考えて強くなっていった。しかし、今は、、、

自分と同等、または、それ以上の存在がいないと知った時、何の為にサッカーをしているのか解らなくなった。

プロに入らないかという誘いもあったが、もうサッカーをやりたいという気持ちは無くなっていた。

だから、サッカー部もない元女子校の高校に入った。これが、自分の人生を変えるとは知らずに、、、。
3 名前:名無し 投稿日:2017/03/16 21:55 ID:tbFESu4Q
男「はあー、終わった。」

始業式が終わった俺は、背伸びをした後、帰る準備を始めた。

他の人は中学生の友達などと話していたが、俺の知り合いは別な学校に行っている。大体、ほとんど女子なので話しかけるづらいというのもある。

俺はさっさと準備をして教室を出た。
4 名前:名無し 投稿日:2017/03/16 21:56 ID:tbFESu4Q
男「結構広いよな」

外に出た時何と無くグランドに出たが、結構な広さがあった。これなら、サッカーもできそうだ。

男「はっ、、、今更何を考えているのだか」

俺が自傷気味に呟いていると

「〜〜〜〜〜!!!」

どこからか、声がした。

女「女子サッカー部!!!誰か入りませんか??!!」
5 名前:名無し 投稿日:2017/03/16 21:57 ID:tbFESu4Q
、、、女性が何か叫んでいた。確か今日始業式だったよな?

この学校は始業式の次の日実力テストがあるので部活の勧誘、活動はテストが終わった後と先生たちも言ってたはずだ。

しかも、サッカー部って確かこの学校女子すらなかったはずだか?そう思ってみると、そこにはサッカーボールを持ち、ユニフォームを着た女子が居た。

女「女子サッカー部!誰か入ってくれませんかー!!」

何と無く気になって近づく。

男「、、、。」

この女子は何で誰も居ないグランドで叫んでるんだろうか?いや確かにグランドの前に帰ろうとしている生徒がいるけど、たった一人で叫んでるから引いてるからね、、、。あっ、あの人目を逸らした。そんなことを考えていると、、、。

女「女子ーー、わっ!!!」

やっとこっちに気づいた。取り敢えず、聞きたい事を聞こうか。
6 名前:名無し 投稿日:2017/03/16 21:58 ID:tbFESu4Q
男「あの、すみません。部活動の勧誘って今日駄目じゃ無かったのではありませんか?」

上級生かもしれないから丁寧に言ったが、こんな感じで良いのだろうか、そんなことを考えてると、

女「えっ、そうなの?今日から私入学したばっかりだから解らなかった」

、、、それは俺もだか、そうか、同級生かあ、先生の話何も聞いてなかったんだな。

男「何で始業式学校に来た初日に勧誘なんてしてんだ?しかもサッカー部ってこの学校ないだろ」

女「そうよ、だから部員を集めて作るのよ!!」

そうか、無いなら作るのか、だったら、最初からあった学校に通えよ。

俺がそんな事を考えてると、

女「あっそうだ、初対面で悪いんだけどマネージャーやってくれない?取り敢えず人数を揃えないといけないから」
7 名前:名無し 投稿日:2017/03/16 22:00 ID:tbFESu4Q
、、、会って数十秒の人間にマネージャーをやるよう誘われたのだが、

男「嫌だ」

女「ちょっとは考えてよ!!!」

男「、、、だったらサッカーボールを置け」

彼女はキョトンとしながら、ボールを地面に置いた。

その瞬間俺はボールを奪い取った。

男「俺から、ボールを取ったら考えても良いぞ」
8 名前:名無し 投稿日:2017/03/16 22:00 ID:tbFESu4Q
何故俺がいきなりそうしたのか、簡単に言ってしまえば嫉妬だ。俺はサッカーしか無かったのに、そのサッカーをやる事が、苦痛になってしまった。

そんな中サッカーを楽しそうに喋る人を見て、むかついてしまった。

サッカーを遠ざけたのは自分なのに勝手にイライラしているのは、自業自得頭ではわかっているのに、心を抑えきれなかった。
9 名前:名無し 投稿日:2017/03/16 22:01 ID:tbFESu4Q
女「本当、嘘じゃ無いわよね?」

男「あぁ、やれるものなら、、、」

言い終わる前にやって来た。

男(っておわ!!)

所詮女子だと侮っていた。一瞬女は視界から消え気づいたら俺の真横にいた。長年の経験から咄嗟に躱したが危なかった。

しかし、安堵する事なく女はボールを奪おうとする。ほんの少し油断すれば、すぐ奪われてしまうだろう。
10 名前:名無し 投稿日:2017/03/16 22:02 ID:tbFESu4Q
男(何だこれ、何だこれ、、、)

男は戸惑っていた、今まで自分とサッカーをした者はすぐ自信や戦意を無くしたり、俺の事を特別視して、サッカーで向かってくる人はいなかった。

しかし、目の前には今まで居なかった、いや待ち望んで居た相手が居た。
11 名前:名無し 投稿日:2017/03/16 22:02 ID:tbFESu4Q
男(おっとやば!)

咄嗟にボールを庇ったが、後ちょっとで取られそうになった、、、この数十秒で上手くなっている?

男(、、、面白くなって来た)

十数分後、ギャラリーが増え先生に止められるまで、俺はサッカーを楽しんだ。
12 名前:名無し 投稿日:2017/03/16 22:06 ID:tbFESu4Q
取り敢えず、プロローグが終わったのですが、短すぎましたね。取り敢えず続きはもう一人の部員が出て来るところまで書きたいと思います。

多分短すぎるのでこっちに書きます。では、
13 名前:名無し 投稿日:2017/03/16 22:44 ID:is3TpyCD
せっかくなので、もう少し書きます。
14 名前:名無し 投稿日:2017/03/16 22:44 ID:is3TpyCD
女(何なのよあいつ!!)

彼女は怒っていた。

あのサッカー対決の時、

〜〜〜〜〜〜

女先生「あなた達何をやってるんですか!!?」

私が必死になってボールを追いかけていると、先生がやって来た。

周りを見渡すと他の生徒達が囲いを作っていた。その時始めてやばいと感じた。
15 名前:名無し 投稿日:2017/03/16 22:45 ID:is3TpyCD
女(そういえば、周りで部活やってる人が居ないけど、、、)

女先生「今日は部活は禁止でしょうが、男子は制服のままでグランドに出てるし、埃だらけになったらどうするんですか!!?」

やば、今日部活禁止だったんだ。多分だけどこの先生この前女子高だったせいか、規律とか細かな所まで気にしそうだ。

私がやばいとかそんな事を考えていると、

男「はっは、、、、あーはっはっはっは!!!」

男が大きな声で笑い出した。

女先生「いきなり何を、、、」

男「いいよ、入るよサッカー部」

女「へっ?」
16 名前:名無し 投稿日:2017/03/16 22:46 ID:is3TpyCD
いや、先生いるのに何言ってるんだこいつというより、私まだボール取ってない。

そうなのだ。この目の前のいきなりボールを奪って勝負を仕掛けて来た無礼な(女もなかなかだが本人は気づいていない)男子、その男からボールを取っていないのだ。

今まで私は女子なら負けなしだったので、相手の男子は素人だろうからすぐに取れると思ったのがいけなかった。全然素人じゃないじゃん!!全然取れない!!!だからそんな状況で、サッカー部に入ると言われて、、、。

男「あっ、女子じゃなくて、作るのは普通のサッカー部だからな」

女「はっ、い?」

そう言いながら、彼は鞄のところに向かっていった。
17 名前:名無し 投稿日:2017/03/16 22:48 ID:is3TpyCD
女先生「ちょっと待ちなさい!」

男「あっ、先生すみませんおさがわせして、すぐ帰りますから、、。」

女先生「、、、解りました。明日は試験ですし今日は余り言いませんが、明日の放課後、職員室に来なさい」

結局、明日説教されるのかい!というより、明日試験って、、、やば。そんな事を考えていると

男「じゃ帰るか」

帰るかって待て!!
18 名前:名無し 投稿日:2017/03/16 22:50 ID:is3TpyCD
女「ちょっと!私のボール!!返してもらってない!!!」

男「戦利品としてもらってくぞ、どうせ毎日使うんだからいいだろ」

よくないよ!!何いってるのこの人は?!

男「勝てたら返す」

女「今すぐ返せ!オラーー!!」

『女子でオラーーって』という声が聞こえた気がしたが気の所為だろう、私は男を追いかけたが男はサッサッと逃げていった。
19 名前:名無し 投稿日:2017/03/16 23:13 ID:is3TpyCD
次の日、いやー、昨日はすんげー楽しかった。久しぶりに思いっ切り体を動かせた。

それに昨日やってみて思ったがあの女子まだまだ発展途上だ。おそらく才能だけなら俺以上だ。

今の段階でもかなりいいがまだまだ物足りない。

だったら鍛えれば良い、俺以上に強くなって俺の壁になってくれれば俺はもっと強くなれる。

ああ、そうだこれだ。今まで失っていて今できたもの目標だ。

昔はただ上手くなればいいと思っていた。

誰よりもサッカーが上手くそうすれば、自分が欲しいものが見つかると思った。

だけど、誰よりも上手くなった自分に待っていたのは、空しさだった。

プロの人にすら「お前はうますぎる」と言われ、目標というものが無くなってしまっていた。

だけど今の学校には俺の欲しかった物がある。
20 名前:名無し 投稿日:2017/03/16 23:13 ID:is3TpyCD
男「と言うわけでサッカーやろうぜ」

女「どういう訳よ、第一今試験中の昼休みでしょ、せめて終わってからにしなさい」

昨日いきなり、校則破ったやつに言われたくない。

女「というより、それ私のボールじゃない!返しなさい!!」

男「やだ、これは俺の戦利品だ!」

女「何が、、、」

女が黙る何だいきな、、、

??「随分余裕そうね」

その声に右を向くと、、、先生が居た。

女先生「昨日の件忘れてないでしょうね」

男「、、、はい」

くっそー、とりあえず引くが、放課後絶対やってやる。そう思いながら俺は教室に戻った。
21 名前:名無し 投稿日:2017/03/16 23:14 ID:is3TpyCD
ちなみにサッカーやった事ないので描写がおかしかったら言ってください。
22 名前:名無し 投稿日:2017/03/17 00:23 ID:qL4ckY8G
放課後、女先生の説教後、俺達二人昨日と同じくはボールの奪い合いをして居た。

本当は普通の1on1でも良かったが、俺自身ボールを奪われるまで続けたいと思っていた。というのも、続ければ続ける程彼女の動きが良くなって来ているのだ。例えばスポンジのように短期間で凄まじいスピードで成長している。

女「はあ、はあ」

、、、スタミナ以外、

そうだよなあ、1時間以上連続はきついよなあ、しかも本気の連続、俺も結構まじでやってたが、本気を出してもスタミナが残らないと試合じゃあやっていけない。

これも課題だなあと思いつつ、今日はストレッチをして帰らせた。

帰り際、

女「、、い、はあ、い、か、ら、、、はあ、ボ、ウ、ル、はあ、か、え、せ!」

とか、いってた気がするが、気にしないでおこう。

そう思って帰っていると、
23 名前:名無し 投稿日:2017/03/17 00:24 ID:qL4ckY8G
??「おいてめえ、やっと見つけたぞ!」

何処からかドスが効いた声が聞こえた。

何だあと思い、物陰から覗いてみると、三人の男達と一人女子が居たってあの制服うちのじゃん。

不良1「お嬢ちゃんには申し訳ないが、お前さんの兄貴に色々世話になってなあ」

不良2「申し訳ないが、俺達と一緒に来てもらう」

不良3「痛い事はしないよ、多分な!」

三者三様色々言っているが、これは、やばい、とりあえず、

男「なあ、何やってるんだ?」

って俺何やってるんだよ。何も策ないのに、出て来ちゃったよ。

不良1「何だてめえは?!」

ですよねえ。こっちに矛先向かいますよねえ。いやもうどうにでもなれ。

男「いやあ、女の子一人に男三人ってかっこ悪くないですか?」

とりあえず、話が通じるかだけ確認してみるいや、煽ってるように言ってる気がするけど大丈夫か?

不良1「はっ、ただの小娘だったらな!」

へっどいう事?俺が疑問に思っていると、

不良1「とりあえず来てもらうぞ!」

ヤベッと思った瞬間不良は地面を転がって居た。
24 名前:名無し 投稿日:2017/03/17 00:25 ID:qL4ckY8G
不良1「くっ」

不良2「よくも!!!」

その後も一方的だった。不良達が襲いかかっても、何度も投げ飛ばした。

不良も結構丈夫なのか、何度も起き上がって立ち向かったのだが、全部無駄だった。

俺が女子に見惚れていると、不良の一人が俺の背後を取っていきなり俺を羽交い締めにしてきた。

不良3「おい、こっちを見ろ!!」

ってやべ、完全に油断してた。いつの間にか刃物を持って首に当てられてるし、、、しかも、羽交い締めにしてる腕の力だけで足が宙に浮いてるし、ええい、ままよ

俺は腹筋の力だけで足を振り上げると相手の足めがけて振り下ろした、一瞬怯んで足がついた隙にドリブルで相手を交わす応用で相手から抜け出した。その瞬間女人はいつの間にか不良の側に行って投げ飛ばしていた。

??女「もうこれ以上起き上がれないでしょ、昔の弟子だった人間がこんな事するとは、後で示しをつけてもらわないとなあ。」

何だか行ってる事は解らないが、取り敢えず助かったようだ。
25 名前:名無し 投稿日:2017/03/17 00:26 ID:qL4ckY8G
??女「兄さんも巻き込んでごめんな、ありがとな」

男「、、、こちらこそ助けてくれてありがとう、助けに行ったのに助けて貰ってたら世話ないなあ」

??女「いや、この人ら結構な武道家だったんよ、だから、、、」

??男「おい!!大丈夫か!!!??」

男「???!!」

女の人と話していると大男が、向こう側から走ってきた。

??女「あっ、兄さん」

兄さん、えっ血繋がっるの?

??男「大丈夫だったか?」

??女「うちは大丈夫だったんだけど」

そう言って俺を見た。

??男「この男が襲ってきたのかあ??!!」

??女「違う違う、襲ってきたのは伸びてる奴ら、この人は助けようとしただけ」

寿命が縮んだ、、、。

??男「そうか、すまなかった。、、、取り敢えず、今日見た事は忘れて帰った方がいい、後日お詫びに向かう」

いやいや、忘れろと言っておいて詫びに向かうって矛盾してない?

まあ、後は大丈夫そうだし、というより俺がいたら邪魔になりそうなので帰りますか、あぁ、いい気分だったのに、今日は疲れた。
26 名前:名無し 投稿日:2017/03/17 00:26 ID:qL4ckY8G
〜〜〜〜〜

??男「さてとこいつらは半殺しにするとして」

??女「、、、」

??男「どうかしたか?」

??女「いやな、さっきの人、羽交い締めにされて自分で抜け出しんだ。だけどこいつら曲がりなりにも私達の弟子だった奴ら、だからちょっとやそっとじゃ締めを緩めない、だから緩んだとしてもほんの少しだったはずなんだけどどうやって抜け出したのか少し気になってな」

??男「こいつらが修行不足だけじゃないか?」

??女「さあ、けど、、、少し興味が湧いたわ」
27 名前:名無し 投稿日:2017/03/17 00:30 ID:qL4ckY8G
よし、二人目出した。因みにゴールキーパー役やってもらうつもりです。
書き込む