サトシ「あれから3年か…」part3

1 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2017/09/04 10:10 ID:AT0buK3j

サトシ一行は、とある事件を解決しようとしていた。


それはポケモンを狂わせて暴徒化させ最後は死に至るといった極めて悪質な事件だ。


そしてついに敵の尻尾を掴むべく、セレナとムサシが立ち上がり敵を会場に誘い込む作戦に出る。


…果たして勝つのはサトシ一行か、あるいは敵か。




2 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2017/09/04 10:11 ID:AT0buK3j

すみません、新スレ立てるのに時間を要してしまいました。


なるべくこのスレで完結させるようにします。

迷惑ばかりで申し訳ありません。
3 名前:名無し 投稿日:2017/09/04 14:45 ID:1bSrmbo1
支援
4 名前:名無し 投稿日:2017/09/04 15:56 ID:wl00lcjA
支援。
しかし、イッチの話が終わったらこのss掲示板は一体どうなってしまうんだ。

不躾ながら今から続編の期待。
支援、支援。
5 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2017/09/04 16:46 ID:k3tAvdUz

マーズさん!
オリジナルで新スレ立ててください!
応援しますよ
6 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2017/09/04 16:54 ID:k3tAvdUz


デントは1人会場を抜け出すと、輝きの洞窟の入り口前に佇んでいた。



そして一歩、一歩と踏み出して洞窟内へと入って行く。



デント(…あっちはサトシ達がいるから安心だろう。)



そんな事を考えながらデントは奥へと突き進む。



ジャリッという足音が洞窟に虚しく響き、空気がとても冷たく快適な気温だ。



デント(僕の読みが当たっているなら…)




そこでデントは立ち止まる。



デント「分かれ道か…」



デントの前には大きく左右に分かれる道が続いていた。



両方とも覗き込んで見るが、どちらともまだまだ奥に続いていそうだ。



デント「果たしてどっちか…」



立ちとまり少し考え込むが、デントは迷わずに右の道を進んだ。



そして足元にタバコを一本置いていた。




7 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2017/09/04 16:59 ID:k3tAvdUz


デント(昔聞いたことがある。輝きの洞窟の輝く原因の光る苔。これは普段から光を放つが人やポケモンの吐き出す息や体温を感じ取るとより強く発光すると。)



デントが進む道はこれまでよりも苔が生い茂り左よりも強い輝きを放っていた。



どうやら習性的に奥に行く程苔が多いらしい。



デント(どちらにも、足跡は無かった。そしてわざわざ足跡を消すポケモンなんていない…つまりポケモン以外の何かが通ってるって事だ。)



デントはそう心で呟きながら歩き続けること数分、立ち止まる。



どうやら最深部だろう。


デント「…!!」



苔が壁や天井にビッシリと張り付いて非常に綺麗なこのスペースに、何者かが膝をつき何かをしていた。





8 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2017/09/04 17:09 ID:k3tAvdUz


そしてその何者かがデントに気付き立ち上がる。



その表情に焦りは無く、むしろ楽しんでるかのようであった。



デント「…やはり気味だったか……トロバ!!!!!」



その人物はそう言われると被っていたマスクを脱ぎ捨てた。



その素顔は紛れも無く、旧友でありコウジンタウン職員のトロバだった。



トロバ「…よく分かったねデント。」



トロバは相変わらず涼しげな表情を見せる。
その裏には余裕があるのか、笑みさえ見せていた。



デントがまず確認した事は警戒しながら辺りを見渡す事だ。



それはトロバ以外に他の者がいないかだ。



トロバ「安心して。ここには僕しかいないよ。」



デントの、その心理を読み取りそう告げた。




トロバ「ここには僕しかいないよ。…コウジンタウン周辺担当の僕しかね。」



デント「…聞きたい事は山ほどあるが…まずは何が目的だい?」



デントも余裕の表情には、余裕の表情で返す。



トロバ「うーん…ポケモンの兵器化及び殲滅…と協会長の意思を継ぐって事かな?」



意外にもトロバはすんなりと言った。



そして恐れていた事態だった。



前協会長のシゲルが創世しようとした世界を継ぎ、また繰り返そうとしてる連中がいるって事だ。



こんな事、トロバ1人では無く大きな組織が絡んでる事が読み取れる。



デント「…なんて事だ…」





9 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2017/09/04 17:16 ID:k3tAvdUz


デント「トロバ…手に持ってるのは注射だね?…今回は薬かい?」



前回の騒動では特殊な電波などを使用してポケモンの脳神経そのものを弄り操る手段を取っていた。



トロバ「あーそうそう。前の電波とかはね、かなり高度な最先端の技術が使われててさ事件が終わった後にデータは抹消されたし…1番開発に携わり内部を知り尽くしていたシゲル協会長も今はいないから、仕方なく薬を開発したんだよ。体内に注がれると、前回と同じ状態になる薬をね。」



今までの事件でおかしくなったポケモンは皆、この注射を打たれ狂ったのだ。



あえて敵を組織は1番シンプルで開発をしやすい薬という選択肢を使ったようだ。



デント「……トロバ、ポケモン好きだったよね?そのポケモンが何匹死んできてると思ってる?」



デントがそう尋ねると、それまで余裕を見せていたトロバの表情が変わった。



トロバ「ポケモン…?が好き…?冗談言わせるなよ。むしろ僕らはポケモンを恨んでる。」



トロバはそう言って拳を握り締める。



そこでデントはタバコに火をつけて続けた。




デント「…話聞かせなよ。それくらい良いだろ?」



そしてトロバは話し出した。




10 名前:夢幻のメロディー 投稿日:2017/09/04 17:41 ID:QtfyTkpC
一応...


サトシ「旅に出たのは17年前か…」
http://sssoukovip.com/thread/323/

サトシ「旅に出たのは17年前か…」part2
http://sssoukovip.com/thread/343/

サトシ「旅に出たのは17年前か…」Final
http://sssoukovip.com/thread/348/

サトシ「あれから3年か...」
http://sssoukovip.com/thread/374/

サトシ「あれから3年か...」part2
http://sssoukovip.com/thread/390/
11 名前:マーズ 投稿日:2017/09/04 17:50 ID:a7crvpyd
ムートさんが作製したスレッドでss作者を募集していたので応募してみます。
皆さんも一緒にどうですか?


イッチさん応援ありがとうございました。これからも頑張ってください。
12 名前:名無し 投稿日:2017/09/05 14:28 ID:fR8CGdIu
前スレで無駄に支援してる奴、流石に自重しろよ
13 名前:マーズ 投稿日:2017/09/05 15:23 ID:hGWYYsBo
-14
ご指摘ありがとうございました。
これから気お付けます。
14 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2017/09/05 17:45 ID:Hwgx2XtR


トロバ「僕たちは、ポケモンを憎んでいる。」



デント「…最初から核心をついたきたね。」



トロバ「ポケモンさえ居なければ…僕等は皆、道を踏み外す事はなかったさ…ポケモンに惑わされて必死にポケモンと関わって来た僕等が馬鹿を見た。…こんな事許せるわけないだろう?」



デント「何を言うんだい。君は立派な町職員で化石発掘現場でもポケモンと関われる仕事をしてるじゃないか。」



トロバ「…立派な…か。まあ、やりたい事やれてる君には僕等の気持ちなんかは分からないだろう。僕等はポケモンに復讐をする。シゲル協会長の考えた世界の創世と並行して…ね。」



トロバのその眼差しは真剣なものだった。



デント「…そうか。人それぞれ考えがあるのは分かる。…だけどね……」



デントはそこまで言うとタバコを足でもみ消してこう吐いた。



デント「奪って良い命なんてあるわけないだろっ!!!」



その洞窟内にデントの声が響き渡る。



トロバ「デント…僕等はもう止まれないんだ。全てのポケモンを殲滅し協会長の世界を作るまではね!!」




デント「…大人しくここで投降するつもりは?」



トロバ「君は馬鹿か?あるわけないだろう?と言ったらどうする?」



デント「…力づくでここで君を止めるまでだ。」



そしてデントの目つきも変わる。



15 名前:名無し 投稿日:2017/09/05 23:14 ID:j0Zvsfrq
マーズって奴やばw
16 名前:名無し 投稿日:2017/09/06 13:33 ID:3OfSlMtx
予想外の展開…!
やっぱり目を離せないな(゚∀゚)
メガ支援!!
17 名前:名無し 投稿日:2017/09/06 14:53 ID:WVV1dhEN
まさかのトロバ!w
支援!
18 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2017/09/06 17:05 ID:1o1ojzeH


それを聞くとトロバは狂ったように笑い出す。


トロバ「あははハハハ!!!君が力づく!?辞めた方が良い。僕等は対ポケモン格闘術を身に付けてる。素人が相手できるわけがないんだよ!」



トロバは腹を抱えてデントにそう言う。



デントもそれを聞くとファイティングポーズをとる。



デント「それじゃあ試してみようか?」



一瞬沈黙が流れたが、すぐにトロバが口を開ける。



トロバ「はあ…人間と戦ってもつまらないんだけどなあ……っ!?」



先手を打ったのはデントだった。


トロバが構えた瞬間にデントは左ジャブを繰り出す。



弾丸のようなスピードで放たれたジャブは綺麗にトロバの顔面を捉えた。



デント「ハッ!!」



続いてコンボの右ストレートを繰り出すがトロバはこれをかわして距離を取る。



トロバ「…そのスピードにフォーム…なんだデント。素人ってわけではないようだね。」




トロバは口元を拭いながらそう言った。



デント「さすがの君も本質を見抜けてなかったって事だね。」



デントはさらに挑発するかのようにそう告げた。




19 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2017/09/06 17:12 ID:1o1ojzeH


トロバ「久しぶりに人間相手で少しは楽しめそうだよ。即KOだけは辞めてくれよ?」



トロバはそう言うと特殊な構えを取ってデントと向かい合った。



デント(いまの右…まさかかわすとは。トロバもただ者じゃない…本気でいかなければ僕が狩られる!)



デントは本人こそ趣味の範囲でジムに通っているつもりだが、センスが光り今ではプロボクサーとも互角以上に打ち合える実力をつけていた。



デント(…それに体格は僕に分がある…いけるさ!!)



見た所トロバはデントより20センチ近くの身長差もあり、体つきもデントに比べて細くとても華奢だ。



単純な体格差を見ればデントがかなり有利なのである。



トロバ「さあ来な…デント。楽しもうじゃないか。」





20 名前:名無し 投稿日:2017/09/06 19:32 ID:BpHVLWft
新スレ立ってた
しかもこの熱い展開
支援!!
21 名前:名無し 投稿日:2017/09/07 10:25 ID:YFwVywHb
ポケモンを無我夢中で撮影していたあの頃のトロバはもういないんだな…
22 名前:名無し 投稿日:2017/09/07 15:01 ID:6IsViubb
デントとトロバ、いったいどっちが勝つのか

23 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2017/09/07 15:46 ID:2WoF4OA6


先手を打ったのはデントだ。


デントは一気に間合いを詰めて本気のラッシュをトロバに決めようとする。



トロバ「ほっ!ほっ!おしいおしい!」



だがトロバは人間離れした反射神経でかわして、デントの攻撃は虚しく空を切る。



デント「くそっ!!」



さらにデントは渾身の右ストレートを出したがトロバは瞬間的にしゃがみ込み、デントの空いたボディに思い切り拳をいれた。



デント「グッ…!」



腹の奥からドスッという鈍い音が響いたのがデントは自覚した。



そしてその場で膝をつきひるんでしまっていた。



デント(くっ…やられる…)



トロバ「あは。もう終わりなんてよしてよ。楽しませてくれるんだろ?」



トロバはデントに追撃はせず、回復を待つらしい。



デントにとっては屈辱的だった。



だが意思とは逆にデントはまだ立ち上がる事も出来ずに激痛に耐えるしかなかった。



歯をくいしばりながら。



デント(なんてパワーだ…あの体のどこにそんなパワーが…)



デントが受けたトロバの攻撃は、今までたくさんの組手をやってきた相手よりも遥かに速く重く…そして的確だった。



なんとか数秒でデントは立ち上がると、より一層気を引き締めてトロバと向かい合った。




24 名前:名無し 投稿日:2017/09/07 16:22 ID:6IsViubb
トロバが思った以上に強いな
デント勝てるのか?
25 名前:名無し 投稿日:2017/09/09 06:14 ID:CMRRwQFa
デントが負けてもサトシ達がいるから大丈夫だろ
26 名前:名無し 投稿日:2017/09/09 09:55 ID:PHuSaRuT
デント「まだ生きてるよぉ〜」
27 名前:名無し 投稿日:2017/09/10 02:46 ID:SRFoSGlU
この世界にマサラ人なんて居ないのか…支援
28 名前:名無し 投稿日:2017/09/10 15:46 ID:DhMd1Viy
支援
29 名前:名無し 投稿日:2017/09/10 18:22 ID:6pMUOePi
>>27

サトシがスーパーマサラ人に覚醒して悪をやっつけてくれるから大丈夫ですよwww
30 名前:名無し 投稿日:2017/09/11 00:03 ID:CGTZOvjW
サトシ「デント!鍛えが足りないんだよ!」
31 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2017/09/11 15:57 ID:ZVkQQdb5


ーーーーその頃会場では



セレナ「ドリドリドリームパワー! DreamDreamパワー!

わたしたち=奇跡のチカラ

ドリームパワー! DreamDreamパワー!

夢見たときから始まるの

笑顔だって涙だって 明日にデコレーション

サンキュ! キミとふたり

進め! あたらしい「大好き」を追いかけて
♪」



セレナはパフォーマンスの合間にマイクを握り、持ち前の歌唱力で場を賑わせていた。



観客も掛け声を上げて盛り上がっていた。



その様子をサトシとティエルノは共に見ていた。



サトシ「歌もうまいのかセレナは!」



ティエルノ「うん!すごいよ何でもできるんだね!」



セレナは以下に観客を楽しませるかに全てを賭けているため演出も完璧だった。



ムサシも即興ではあるものの高いレベルのボイスパーカッションでセレナを援護していた。



ティエルノ「…ほんと数万人呼んでも良いくらいのクオリティだよこのライブ。」



サトシ「ああ!もっともっと広めてやりたいな…!!」



そこでティエルノが異変に気付く。



ティエルノ「ところでデントの姿が見えないけど…」



ティエルノがそう言うとサトシも周りを見渡す。



サトシ「ほんとだ…さっき裏方に飲み物届けに行ったけどいなかったな…」



ティエルノ「まさか…既に行ったんじゃ……」







32 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2017/09/11 16:02 ID:ZVkQQdb5


サトシ「まだ会場のどこかにいるかもしれない!手分けして探してみよう!」



サトシのその提案にティエルノはうなづくと二手に分かれてデントの姿を探した。



会場といっても広いわけではないのですぐに2人は合流して状況を伝え合う。



サトシ「こっちはさっぱりだ。ユリーカに聞いても見てないって。」



ティエルノ「僕の方もシトロンも首を傾げていたよ!」



サトシ「ほんとに1人で行きやがったのか…」



ティエルノ「だとすると話の通りサトシに着信の合図が来るはず。言いつけ通りにここはそれを待った方が良いんじゃないかな…」



思ったら即行動派のサトシだったが、ここは考え直してデントを信じてその合図を待つ事にした。




33 名前:名無し 投稿日:2017/09/11 17:45 ID:1qpYzzy3
サトシが歌唱力褒めるってことはよっぽど歌上手いんだろうね、セレナ。

支援
34 名前:名無し 投稿日:2017/09/11 20:48 ID:3fCIeAzb
昨日から"サトシ「旅に出たのは17年前か···」"の一話を
読み始め、いま追い付きました!
とても面白く、現在も更新しているので次の更新が楽しみです!
あ、でも無理せず自分のペースで書いてください。
35 名前:名無し 投稿日:2017/09/13 22:37 ID:fGjG5m2n
支援
36 名前:名無し 投稿日:2017/09/13 23:43 ID:cRdVJFXR
支援
37 名前:名無し 投稿日:2017/09/14 22:06 ID:rPgjrhDm
支援
38 名前:名無し 投稿日:2017/09/15 15:48 ID:T9rbT9KX
無理しないでください
39 名前:名無し 投稿日:2017/09/15 15:48 ID:T9rbT9KX
無理しないで
40 名前:じーく 投稿日:2017/09/17 14:57 ID:mG9dTZdw
おお、初めてリアルタイムで遭遇したw
支援
41 名前:名無し 投稿日:2017/09/19 03:51 ID:Ij2XkmJG
面白い!!

支援!
42 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2017/09/19 15:54 ID:Hozo5WI6


トロバとデントは向かいながらまだ動いていなかった。


デントは先手を打つ事にためらっているのだが、トロバは余裕があるのだろう。



トロバは構えをやめて話し出した。



トロバ「ところでさ、聞きたいんだけど何故ここが分かった?何故僕だと思ってたんだ?」



デント「……数日張り込みしても動きがないのは周辺に人がいないからだと目をつけた。それでセレナたちの協力のもと人を集めたらドンピシャだよ。」



トロバ「へえ。それで?」



デント「そして君にこの事を伝えた時、君の返事は(僕らも助かるよ)と言った。他の職員は町として助かるよ。という答えだったのに対して君だけは、僕という単語を使ってたのを聞き逃さなかったのさ。」



トロバ「……。」



デント「そして先日僕は役場に今日の事で挨拶をしに出向いた。その時に間違ったフリをして職員ルームに紛れ込んだ。そこで確認をしたんだよ。君のシフト表をね!!」



トロバ「シフト表?」



デント「ああ。僕はこの前君にも当日会場スタッフとして出向いて欲しい事を伝えたよね?その時君は断った。その日は休みで用事があり違う町へ行くと。…だが僕がみたシフト表は君は出勤となっていた。更に、その日の出勤欄には化石調査とね。君だけが化石調査の仕事が入っていたわけだ。つまり他の職員は会場スタッフとして来てるのに対して君だけ1人で化石調査をしてる事になっているから、他の職員からしたら会場にいなくても違和感は無くて僕らに休みと伝えても、問題はなくこの計画を進められたということだよ。」





43 名前:名無し 投稿日:2017/09/19 18:29 ID:MOM9sE4k
支援
44 名前:名無し 投稿日:2017/09/19 23:17 ID:go6Pe7Ei
おお!来たのか。
支援!
45 名前:名無し 投稿日:2017/09/20 04:09 ID:d1HZEO03
支援
46 名前:じーく 投稿日:2017/09/20 16:58 ID:RUdUHo8W
支援
47 名前:名無し 投稿日:2017/09/22 15:39 ID:Jd611PSU
支援
48 名前:名無し 投稿日:2017/09/24 09:02 ID:wbssrcrA
支援
49 名前:名無し 投稿日:2017/09/24 09:04 ID:wbssrcrA
支援
50 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2017/09/24 16:15 ID:tJumY0op


トロバ「少し君たちを見くびっていたよ。保安部隊でも尻尾を掴めていないのに、ただの一般人がここまで来れるなんてね。」



デント「僕だってまさか本当にいけるなんて思わなかったさ。…だけど僕たちにはそれぞれの分野での実力者が揃ったんだ。やっぱり仲間の存在は大きいよ。」



トロバ「さて…そうなればあまり長居はできないね。デント…君はここで倒れてもらうよ。」



デント「どうかな?ここで倒れるのは君だよ。そして君たちは正義に屈服するんだよ。」




再び2人は詰め寄り打ち合いが始まった。



その様子は依然デントが劣勢ではあるが、クリティカルヒットは無いもののデントの攻撃もトロバに何度か当たるようになっていた。




デント(ここでトロバを確保すれば解決できる!!!)



デントは研ぎ澄ました思考で上手くトロバの攻撃をガードする。



トロバ「くそっ!早くくたばれ!!!」



デントはトロバの癖を見抜いた。


それは思い通りにならないとトロバはイライラして集中力が低下する事だ。



現に初めの頃と比べるとトロバの攻撃は大振りになりスピードも落ちていた。



これを見てデントはトロバの怒りを買うために防御に徹していた。



トロバ「消えろ!!!!」



デント(今だ!!)



トロバが渾身の大振りパンチを繰り出した時、デントは見逃さず間合いを詰めてトロバを掴んで背負い投げの体制に入った。



砂地ではあるがここで投げつけられたらさすがのトロバも一撃で沈むだろう。



打撃が通用しないと悟ったデントはこの必殺技の機会を伺っていたのだ。



そして今、絶好の機会に直面したのだ。



デント「一本!!」



デントは全身の力を込めてトロバを投げつけた。


51 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2017/09/24 16:27 ID:tJumY0op


体感的には確実に決まった。……はずだった。



だがトロバの人間離れした能力がここでも発揮された。



デントが投げる瞬間にコンマ数秒のタイミングでうまく抜け出して、投げられた力を利用してトロバは空中で宙返りをして上手く地面に着地した。



トロバ「よっと!!…ふぅ〜さすがに今のは危なかったよ。まさか投げ技まで身につけているとはね。」



トロバは軽く額の汗を拭うと涼しげな表情でデントにそう言った。



デント「ば、馬鹿な!!!今の投げを回避だって?…化け物か!?」



デントは驚き、目の前にいるトロバに恐怖さえ覚えた。



デント(くっ…ここまでか…)



万策尽きてしまったデントには諦めの心がどうしても浮かび上がる。



デント(…あと2分。)



デントは腕時計で時間を確認した。



実はデントはもしものためにサトシに後2分後に自動的にSOSのメールがいくように設定していたのだ。



それは時間を指定して一時的にメールセンターに預けているだけの状態なので既に送信済みであった。



つまり、電波の届かない洞窟内でも指定の時間がくればサトシにメールが届く寸法だ。



デント(やはり設定しておいて良かった…後は時間稼ぎに徹しよう…)



2人が駆けつければ、もしかしたはトロバ確保が出来るかもしれない。



さらに増援を呼べるかもしれない。



それに期待してデントは一方的に防御体制を取っていた。



トロバ「人間相手にこんなに楽しめたのは初めてだよデント。…さあ安心してくたばりな!!ゲームオーバーだよ!!」



無慈悲にもトロバの打撃のラッシュはデントの全身に叩きつけられる。



身体中に激痛が走るが、デントは耐えていた。



ここで下手に反撃してもデントが倒れる時間が早まるだけ…



それを理解してデントはジッと耐えていた。



トロバの殴打の数々を。


52 名前:十五歳の早計 投稿日:2017/09/24 18:50 ID:A12Gk9s5
肉弾戦の戦闘描写が丁寧で面白いです。話にも色々伏線が張ってあるので目が離せません、支援。
53 名前:名無し 投稿日:2017/09/24 19:32 ID:Y8d2zelD
支援
54 名前:ブルー 投稿日:2017/09/25 03:30 ID:LJ3Jyqfo
支援!
55 名前:ジョー 投稿日:2017/09/27 22:12 ID:pIpfQJwB
お久しぶりです

文章や表現が神がかってますね!

支援続けます
56 名前:名無し 投稿日:2017/09/29 16:37 ID:K9F8oE6C
支援
57 名前:名無し 投稿日:2017/09/29 21:19 ID:cBxWi6oY
前回のスレが終わって見失ったのかと悲しくなったけど、見つかって良かったー

支援!
58 名前:名無し 投稿日:2017/09/30 22:31 ID:yu7edK0x
支援
59 名前:名無し 投稿日:2017/10/01 00:06 ID:ov9ozH3q
追い付いた
待ってますぜぃ 支援
60 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2017/10/03 17:48 ID:YaZTj63F


そしてデントは倒れたいのをグッと堪えて、その時が来た。



転送メールは計画通りにサトシへと転送された。



サトシのポケット内でスマホのバイブレーションが確認できた。



すぐさまサトシはポケットからスマホを取り出し、画面を開いた。



サトシ「デントからだ!!」



サトシはそう言うとティエルノを見る。



ティエルノ「なんだって!?要件は!?」




ティエルノも驚いた反応を見せる。



サトシ「それが、空メールなんだよ。どういう意味か…」



ティエルノ「SOSメールと見て良いんじゃないかな?切羽詰まった状況だと一々内容を文にしてられないし…」



サトシ「きっとそうだ!よし!洞窟に急ごう!!」



ティエルノ「他の皆連れてかないか?」



サトシ「いや、こっちを手薄にするのはまずい…後はシトロンユリーカと協会職員にこの場は任せよう!」



ティエルノ「そうだね!!」



ティエルノは強い眼差しでサトシを見ると頷いた。




61 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2017/10/03 17:54 ID:YaZTj63F


2人は駆け出して洞窟までたどり着くと迷わず洞窟内に入り込んだ。



それはデントの足跡が残っていたからだ。



サトシ「新しい足跡だからきっとデントだろう。」



ティエルノ「うん!足跡を追えばこの入り組んだ洞窟も攻略できるさ!!」



2人は走り続ける。
洞窟内には足跡がこだましていた。



サトシ「ティエルノ体力あるなあ…」



ティエルノはその体型にも関わらず、サトシから遅れるどころかリードしていた。



これまでダンスの稽古を必死に積んで来たのだろう。



その努力は裏切らずここで役立っていた。



ティエルノ「当たり前さ!!この程度、稽古に比べたら大した事ないよ!動けるデブを舐めてもらっちゃ困るなあ!」



ティエルノは得意げにそう言った。



これは余談であるが、ティエルノが現役ダンサー時代の異名は“動けるデブ”だったらしい。



サトシはそれを聞いて苦笑いを見せるが、心から頼りにしていた。

62 名前:ジョー 投稿日:2017/10/03 18:56 ID:SB7P7FNU
おお、ティエルノ動きが俊敏ですね。

支援しまーす!
63 名前:ブルー 投稿日:2017/10/04 03:59 ID:hKTIt390
おお、支援!
やっぱり面白いですなー
64 名前:名無し 投稿日:2017/10/04 06:26 ID:ScD3VzNm
支援です

ふと気付いたけど、「旅に出たのは17年前か……」の時ははスマホじゃなくてポケフォンって言ってたような……
65 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2017/10/04 07:52 ID:4JRTszE2

呼称をさりげなく変えました笑
やはりスマホにした方が皆分かりやすいと思ったので…
66 名前:ジョー 投稿日:2017/10/04 10:35 ID:ttTioCdU
読者のことを考えるのは大事ですよね

次の投稿楽しみにしています!
67 名前:名無し 投稿日:2017/10/06 15:26 ID:li6bsPCm
デブではないけど、
動けない自分には羨ましい...。

支援
68 名前:名無し 投稿日:2017/10/07 12:05 ID:c5TaKphE
マーズが何か言ってきても反応しなくていい
69 名前:名無し 投稿日:2017/10/07 12:44 ID:c5TaKphE
支援


70 名前:ジョー 投稿日:2017/10/07 14:50 ID:CFZr0jhr
マーズさん

好き嫌いは誰にでもありますが、一生懸命描いている人を馬鹿にするのはやめましょう
71 名前:名無し 投稿日:2017/10/08 17:18 ID:GSXgSSjw
支援
72 名前:名無し 投稿日:2017/10/09 09:13 ID:sLZOYZ0x
支援
73 名前:名無し 投稿日:2017/10/09 13:48 ID:oszJ6xJo
支援
74 名前:林檎 投稿日:2017/10/10 08:31 ID:TVSJkNFu
だいぶ前のことですいません。

>>8のデントのセリフ

×気味 ○君

細かいところを指摘するようで申し訳ないです。無理せず頑張って下さい
75 名前:名無し 投稿日:2017/10/12 02:43 ID:Dkqj7ACS
支援!!

頑張って下さい!
76 名前:名無し 投稿日:2017/10/12 10:07 ID:n2zi9X91
支援
77 名前:名無し 投稿日:2017/10/13 01:17 ID:4TX64kdg
見てるよ
ゆっくりで良いから頑張ってね 支援
78 名前:名無し 投稿日:2017/10/15 19:22 ID:M1vLCkXO
支援ー
79 名前:名無し 投稿日:2017/10/16 01:08 ID:BpT0sJZt
支援
80 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2017/10/16 17:27 ID:fcEDv6tT

しばらく走ると2人は立ち止まる。



そして2人の前には大きな分かれ道がたちはだかっていた。



サトシ「右か左か…」



ティエルノ「もし間違えたら致命的な時間のロスになる…慎重にいこう!」



頼みの足跡もいつからか地面が砂地から岩盤のような物に変わっていて足跡を見つけるのは厳しそうだ。



サトシ「よしティエルノ、俺がじゃんけんで勝てば右でティエルノが勝てば左に行こうか!」



ティエルノ「確かに確率は五分五分…でもリスクが…」



サトシ「だけど足跡が無いんじゃどうしようもないぜ?」



ティエルノ「うーん…とりあえず僅かな足跡でも良い!よーく見てみようよ!」




ティエルノはそういうとしゃがんで分かれ道を捜索し始めた。




81 名前:ブルー 投稿日:2017/10/16 20:08 ID:X6ie0xi7
支援!
82 名前:名無し 投稿日:2017/10/17 21:15 ID:h6zMRcNG
支援!
83 名前:名無し 投稿日:2017/10/21 18:09 ID:P5cp7BSa
支援
84 名前:名無し 投稿日:2017/10/22 07:53 ID:Emob1Qx6
支援
85 名前:名無し 投稿日:2017/10/22 17:53 ID:qdkSRxWp
支援
86 名前:名無し 投稿日:2017/10/22 17:54 ID:qdkSRxWp
支援(о´∀`о)
87 名前:タマムシのジムリーダー 投稿日:2017/10/23 05:02 ID:I74uiLOm
支援
88 名前:名無し 投稿日:2017/10/23 09:31 ID:pU26FOLo
支援
89 名前:名無し 投稿日:2017/10/23 14:31 ID:TEqXnhhr
支援
90 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2017/10/24 06:09 ID:ttxFhr5t


ティエルノ「あっ!サトシ見てよ!」



ティエルノが指差す方にはタバコが一本転がっていた。



サトシ「これはデントの銘柄だな。」



サトシはタバコを拾って確認をする。



ティエルノ「うん。こんなマニアしか好まない珍しい銘柄はデントくらいしかいないよ。それにまだ手もつけてない新品だ。」



サトシ「じゃあこれはデントが残した道しるべってことか!」



ティエルノ「うん、間違いない!!」



サトシ「そうと決まればダッシュだ!」



ティエルノ「サトシ危ない!」



ティエルノの呼びかけは一歩遅く、サトシは足場の悪い岩盤につまづき派手に転んでしまった。



サトシ「いってえ〜…擦りむいたな…」



ティエルノ「この通り足場も危なくなってるから急ぎつつ慎重にいこう。」





91 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2017/10/24 06:16 ID:ttxFhr5t


2人は数分間走ると拓けたスペースへとたどり着いた。


ティエルノ「最深部ってやつだね…。コケが光っていて綺麗だ…」


サトシ「デント!」



辺りを見渡し、サトシはデントに気付くと2人で駆け寄った。



デントは傷だらけで倒れ込んでいた。



それ以外に人の気配はなかった。



サトシ「遅かったか…ちくしょう…」



ティエルノ「デント!大丈夫か!?」



2人の声を聞くとデントは目を開いた。



デント「ああ…ごめん…時間…稼いだけど…ちょっと足りなかった…」



ティエルノ「ひどい怪我だ…とにかく洞窟から出ないと…」



2人はデントに肩を貸し、デントもヨロヨロと立ち上がり3人は洞窟から脱出することにした。



デント「…トロバも…犯人組織の一員だ…気をつけろ…」



ティエルノ「そんな…トロバが…」



以前1番の仲良しだったティエルノのショックは大きい。



デント「油断してた…僕ならいけると…過信してしまった…」



サトシ「とにかく今は外に出ることが先決だ。」



3人は出口へと急いだ。

92 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2017/10/24 06:21 ID:ttxFhr5t


そして洞窟をなんとか出るとティエルノは会場付近まで戻り車を出すことにした。



サトシ「デント、いまティエルノが車で来る。なんとか病院まで耐えてくれ。」



デント「ああ、死にはしないさ……だけど恐らく右腕がやられてしまったね…」



デントの右腕は力なく垂れ下がっていた。



サトシ「酷いことしやがるぜ…トロバの野郎…」



デント「…僕らが動いてることが完全に知られた……これからは危険になる。…絶対に1人行動はするな…」



サトシ「わかってる。」


そしてティエルノは車で砂煙を巻き上げながらデントの前に停車した。



ティエルノ「さあ!デント乗ってくれ!」



サトシは肩を貸してデントを車内に乗せる。




サトシ「俺は残ってシトロンたちに報告とこっちの警備にあたる。デントはまかせた!」



そう言うとサトシは会場へと戻り、ティエルノはアクセルを踏んで町内の診療所へと向かった。


93 名前:ジョー 投稿日:2017/10/24 16:20 ID:XNMWdZNH
デント生きててよかったですね

支援です
94 名前:ブルー 投稿日:2017/10/24 19:43 ID:hBVXaLe2
支援!
これからの展開がどうなるのかいつもワクワクします!
95 名前:名無し 投稿日:2017/10/26 22:14 ID:xw4AF1Un
支援だ
96 名前:名無し 投稿日:2017/10/28 15:02 ID:LKJxgu0Q
ティエルノ敵説
支援
97 名前:名無し 投稿日:2017/10/28 15:28 ID:MYeH1dPj
セレナとシトロンも敵だったりして
支援
98 名前:名無し 投稿日:2017/10/28 19:47 ID:6Jy7rp4X
96,97さん

そういう事言わないで下さいよ
読者の方々はもちろん何よりもイッチさんが混乱するじゃないですか

余計な予測立てずイッチさんがどんな展開にして行くか見るようにすべきだと思います

乱文失礼致しました。
イッチさん支援です!
99 名前:夢幻のメロディー 投稿日:2017/10/28 21:13 ID:AnT85JQB
そこら辺の事をどうして欲しいかイッチさんが意思を示してくれたら嬉しいんですけどね。
別にイッチさんも他の方も責めているつもりはありません。
100 名前:名無し 投稿日:2017/10/29 10:18 ID:9K6V488V
支援
101 名前:名無し 投稿日:2017/10/29 17:43 ID:VROrcKJV
支援
102 名前:名無し 投稿日:2017/10/29 19:15 ID:KBUL3Eau
たまに※96※97みたいな考察する奴いるよね。
悪気はないだろうと思うけど、見てて不快だし、何よりイッチに失礼だからやめてほしい。
103 名前:名無し 投稿日:2017/10/30 15:01 ID:piWvGgao
支援
104 名前:名無し 投稿日:2017/11/03 17:30 ID:y42beamK
支援!
105 名前:光り輝きしちくわ大明神 投稿日:2017/11/04 11:08 ID:5EF05iAh
支援!
久しぶりに見に来たら結構進んでたd(ŐдŐ๑)
トロバ強いなぁ…
106 名前:名無し 投稿日:2017/11/04 21:20 ID:4kBDKjpw
支援
107 名前:名無し 投稿日:2017/11/04 21:29 ID:FdCJIpde
支援
108 名前:名無し 投稿日:2017/11/06 19:18 ID:mz8zaGlT
支援
109 名前:名無し 投稿日:2017/11/09 17:53 ID:q0IeIB1P
メガ支援!
110 名前:名無し 投稿日:2017/11/12 18:03 ID:V8XN3IUf
支援
111 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2017/11/13 14:49 ID:aA4sQOjx


長らく更新できず、申し訳ありません!
112 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2017/11/13 14:57 ID:aA4sQOjx


サトシは走り会場まで辿り着くと、会場内は混乱が生じてざわめいていた。



セレナ「皆さん、落ち着いてください!情報が入り次第お伝えします!」


こんな所を車が通過して、尚且つ運転手はイベントスタッフだったのだ。
何事かと混乱するのも無理はなかった。



そして何があったかも分からないスタッフ側はその場を落ち着かせるより他はなかったのだ。



サトシは事態を察すると、ステージへ上がりマイクを受け取った。



サトシ「皆様、お騒がせして申し訳ございません。只今、立ち入り禁止である洞窟の方面への警備に当たっていたスタッフが熱中症による体調不良を訴えたため、病院へと搬送しました。」




サトシもまさか本当の事は言えず、とっさにごまかす。



セレナもそれに続いて説明をする。



セレナ「意識もはっきりとしていたようですので問題は無いと思いますが、念のため通院の措置を取ったとのことです!この通り気温も高いので皆さんもお気をつけて、もし体調を崩したら遠慮せず近くのスタッフにお伝え下さい!」



サトシとセレナの対応で会場は落ち着きを取り戻してライブも再開を始めた。



そしてサトシはスタッフテントへ向かい、シトロンに状況を説明した。



シトロン「なるほど…そんな事が。」



シトロンも気持ちは複雑なようだ。




113 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2017/11/13 15:09 ID:aA4sQOjx


サトシ「ああ、どうする?イベント中止にするか…?」



シトロン「その必要はないでしょう。こんな大勢のいるところへ正体のバレた連中が奇襲に来ることは考えられない。」



サトシ「わかった。デントたちは大丈夫か?2人しかいないぞ。」



シトロン「それも町中なら問題はないはずです。病院なら警備体制もしっかりしてます。」



サトシ「なら良いんだが…」



シトロン「とにかく今は無事にライブを終えることを考えましょう。」



サトシ「そうだな。ところで救急箱はあるか?」



サトシはそういうと自身の膝を指差す。



サトシの膝は服越しでも血が滲んでいた。



サトシ「さっき盛大にコケてしまってよ。消毒くらいしとこうかなって。」



シトロン「それならここに…思ったより傷が深いですね。」



シトロンはポケットからカプセル状の薬を取り出してサトシに渡す。



シトロン「化膿止めです。一応飲んどいて下さい。」



サトシ「何だよ大袈裟だな…まあでも飲んどくか。」



サトシは水を手に取りカプセルを飲みきるのをシトロンは確認する。



シトロン「…じきに良くなるでしょう。」



サトシ「ああ、サンキュー。後は終わるまで警備しとくぜ!」



サトシはそう言い残すとテントを立て会場へと戻った。



サトシが居なくなるのを確認するとシトロンは1人呟く。



シトロン「これは…ピンチとチャンスが同時に来ましたね…上手くいけば良いのですが…」






114 名前:ジョー 投稿日:2017/11/13 17:50 ID:9neqAlOl
イッチさんいつもお疲れ様です

今後の展開が楽しみですね、支援します!
115 名前:名無し 投稿日:2017/11/13 18:05 ID:Q9QlOMzR
支援!
116 名前:名無し 投稿日:2017/11/14 20:01 ID:nzY8oYzA
シトロンの薬怖いんだが...
支援
117 名前:夢幻のメロディー 投稿日:2017/11/14 21:05 ID:2mp2t5Qr
サトシはそう言い残すとテントを立て会場へと戻った。
は、
サトシはそう言い残すとテントを出て会場へと戻った。
の間違いですか?
118 名前:ブルー 投稿日:2017/11/18 22:52 ID:vQhCixc9
すこぶる支援!( °∀°)o彡°ガンバレ!イッチさん!
119 名前:名無し 投稿日:2017/11/21 17:39 ID:fS16Fuyg
メガ支援
120 名前:名無し 投稿日:2017/11/22 01:16 ID:HQApBd2t
追い付いてしまった…支援です!
121 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2017/11/22 15:09 ID:Tbg6NHan


サトシ達は気を引き締めて警備に当たるが、その後の動きは無く時刻は夕方を回りライブ終了の時間となる。



セレナ「皆さん本日はどうもありがとうございました!とても幸せな時間でした!」



セレナがそう言うと歓声が上がる。



ムサシ「…まあ楽しかったわ!またどこかで!」



ムサシはあくまで自分のスタイルを貫いて挨拶をする。



それを聞いていたスタッフ一同はヒヤッとするも、ブーイングどころかセレナ同様の歓声が巻き起こった。



「良かったぞー!!」


「ムサビー復活しろー!!」


「セレナー!また次のライブも行くぞ!」



観客の熱い言葉に2人は再び深々とお辞儀をしてライブは無事に終了となった。



観客が退くと先程までの熱気や盛り上がりが嘘のように静寂に包まれていた。



サトシ「2人ともお疲れ様!」


サトシが2人へ冷たいドリンクを渡すと2人とも受け取り飲み出す。



疲れ切ってるはずだが表情はとても爽やかなものだった。



セレナ「無事終わって良かった。デントは大丈夫なの?」



サトシ「まだ連絡は来てないけど…無事を祈ろう。」



ムサシ「うちのバカ社長もまだ来てないみたいね。」




122 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2017/11/22 15:20 ID:Tbg6NHan


サトシ達が話していると、ちょうどシトロンとユリーカもその場へ駆け寄る。



シトロン「先程ティエルノから連絡がありました。」


サトシ「無事なのか!?」


シトロン「ええ。一通り検査を終えたところらしいです。見た目の酷さに反して軽傷で済んでいたようです。」



シトロンのその言葉に皆は胸をなで下ろす。




シトロン「…ですが右腕にヒビが入ったようでしばらくは自由が利かないようです。」



ユリーカ「…デントはうわ言でずっと、皆申し訳ない。って呟いてるみたい…。」



ユリーカが辛そうにそう告げた。


サトシ「そんな事ないぜ。トロバの正体も分かったし何より一般人への被害はゼロだ。素晴らしい戦果だぜ。」



セレナ「そうよ。目的の一般人を守るというのを身を犠牲にして果たしたのだから自分を責める事はないと思う。」



サトシとセレナの言葉に皆も同意する。



シトロン「もちろんです。ところで先程、コウジンタウン職員さんの応援が到着して我々の代わりに片付けを済ますから帰って休んでくれとの事です。」



それはとてもありがたい話だった。
サトシ達ももちろんセレナとムサシは早く休ませるべきだ。



サトシ「じゃあここはお言葉に甘えようか。」



シトロン「ええ。本人がいないのがあれですが一旦デントの店へ集まりましょう。デントの許可は得てます。」



シトロンのその言葉に皆は頷き、コウジンタウン職員へ挨拶を済ませるとサトシ達は一度ミアレシティへと戻る事にした。






123 名前:ブルー 投稿日:2017/11/23 20:51 ID:3dX8Beye
キターーー(°∀°)ーーー!支援!
124 名前:名無し 投稿日:2017/11/23 21:32 ID:VDGYL5NL
やっとキタ!!
125 名前:名無し 投稿日:2017/11/25 07:33 ID:UXgXVt9T
支援‼︎
126 名前:名無し 投稿日:2017/11/27 02:24 ID:aX2ciwb6
面白い!!

支援!!
127 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2017/11/27 15:44 ID:mJZnh7AH

月が町を照らす中サトシ達一同はデントの店へと集まっていた。



ティエルノもデントを病院は任せて顔を出していた。


ティエルノ「デントは特に手術とかも必要なく治療できるって。それで済んで良かったよ。」



サトシ「ティエルノ助かったよ。」



シトロン「…さて恐らく連中は早めに動きを見せるはずです。」



シトロンの言葉に皆は注目する。



シトロン「デントの拉致を失敗した事により敵の情報が我々に漏れた事は敵だって分かるはず…ここからの被害拡大を恐れて何か仕掛けてきてもおかしくはありません。」



サトシ「た、確かに…こっちのメンバーはトロバも良く知っているはずだし…」



シトロン「ええ。いよいよ最終決戦と言ったところですかね?安心して下さい。皆に必ず勝利をもたらします。」



シトロンは胸を張ってそう言うが皆は不安感を隠せない。


無理もない、相手は何をするか分からない犯罪集団で規模も人数もこちらより上なのだから。




128 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2017/11/27 15:56 ID:mJZnh7AH


ユリーカ「でもお兄ちゃん…何でそこまで言い切れるの?」



ユリーカは不思議そうにシトロンへと尋ねる




シトロン「それはすぐ説明します。今言うよりは事が起きてから言った方が手っ取り早いです。」



更に皆の頭には、?が浮かぶがシトロンの目に迷いはない。



その時、まるでタイミングを図ったかのようにスマホが鳴り出した。



サトシ「…俺だ。仕事の件かも…わりいちょっと席外す。」



サトシはそう告げると部屋を飛び出して屋外へと出た。



サトシ「非通知…?」



非通知からの着信であったがサトシは応答し、電話ん繋げた。



???「サトシだな。何も言わずに1人になれる場所へ移れ。誰かに行ったりしたらデントが入院している病院を爆破する。」



突然の事にサトシは動揺するが、怒りが込み上げてきた。



サトシ「ちょうど今外に1人だよ。…お前誰だ?」



???「なら話が早い…ただお前が1人じゃないと分かれば迷わず爆破だ。忘れるな。良いな?」



サトシは舌打ちをするが、敵は本当に爆破をしかねないためここは応じる事にした。



サトシ「分かった。約束する。俺は1人だ。仲間にも言わない。」



???「よし、今から1人でミアレタワービルまで来い。電話は繋ぎっぱなしでな。」



サトシ「…分かった。」



指定されたビルはサトシがいる場所から徒歩10分程で辿り着いた。


サトシは周りを見渡すが誰もいない。



サトシ「着いたぜ。後はどうすれば良いんだ?」



???「その場で手を後ろに組め。絶対に振り返らずな。少しでもこれに背けば…分からな?」



サトシは怒りで歯を食いしばりながら言う通りにする。





129 名前:ブルー 投稿日:2017/11/27 21:04 ID:WAnjmZiC
おお!来てましたか♪支援(*´ω ` *)
130 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2017/11/28 15:00 ID:yzH9ia2D


サトシが言われるままに手を組み目を閉じて数秒後頭を掴まれてビルの壁面へと押し付けられた。



サトシ「いっつ…」



鈍痛と共に顔にヒンヤリとしたコンクリートの感覚が伝わる。


そのまま目隠しをされ手を後ろで縛られる。



サトシ「お前ら何者だ?」


サトシはそういうと腹部に痛みが走る。



目は見えないが蹴りを入れられたのだろう。
サトシはバランスを崩し倒れ込んだ。



倒れたところで口を塞がれついには物も言えなくなる。



「よし、乗せろ!」



男の声と共に足音が近づいてサトシは無理やり起こされ、車内へと投げ込まれた。



サトシ(…3人…いや4人か…声に聞き覚えはない…おおかた下っ端ってとこだろうか…)



サトシは唯一自由のきく聴力を頼りに自己分析をする。


そしてエンジン音が聞こえると同時に車が走り出す感覚を感じた。



サトシ(…広いな…乗用車ではない…バンか何か…)



サトシは手足を振り解こうと試すものの無理と判断して今の現状を受け入れる事にした。




サトシ(ちくしょう…)




131 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2017/11/28 15:12 ID:yzH9ia2D


サトシが店を出てから1時間以上は経過していた。



しびれを切らしてセレナが口を開く。



セレナ「さすがに遅すぎるわ…サトシに何かあったんじゃない!?」



ティエルノ「セレナ落ち着いて!まだそうと決まったわけじゃ…」



ティエルノも立ち上がってセレナをなだめる。



シトロン「いや、恐らく何かあったんでしょう。高確率でサトシは拉致されましたね。」




シトロンは腕時計で時間を確認してからそう告げる。



それを聞きユリーカが激昂して立ち上がる。




ユリーカ「いくらなんでも酷いよ!何でそんな事平気で言えるのよ!!そんなにサトシが嫌いなの?」



ユリーカの問いに対してシトロンは眼鏡をクイッと上に上げながら答える。



シトロン「私情を絡ませる事は辞めましたよ。これは作戦の一環です。」



ユリーカ「どういう事…?」



皆はシトロンの答えに注目をする。



シトロン「僕が無策でサトシをそんな危険な目に合わすわけありません。…言うなればサトシが拉致される事は予知していたものの、あえて敵に預けました。」



ムサシ「…何言ってんのアンタ?れいとうビームで頭冷やそうか?」



シトロン「いえ、結構です。まずサトシは拉致されましたが、敵はサトシに手出ししません大丈夫です。」



セレナ「どうして言い切れるの?」


シトロン「まず敵がしたいのは口封じでしょう。よってサトシは人質。こちらが何かしない限り無事は保証できます。」



ティエルノ「でも何でサトシなんだい?別に誰でも良いんじゃ?」




シトロン「サトシはこの中で唯一の既婚者…家庭持ちです。つまり人質に最も適しているのです。」



ここまでくると皆も落ち着きを取り戻したようだ。



セレナ「じゃあなんでサトシが拉致されても冷静なの?無策じゃないって言ってたけど…どういうこと?」



132 名前:名無し 投稿日:2017/11/28 15:30 ID:T7t1qUHT
どういうこと?
支援
133 名前:名無し 投稿日:2017/11/28 15:32 ID:SIvh0GLQ
支援
134 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2017/11/28 15:40 ID:yzH9ia2D


シトロン「これを見てください!」



シトロンが手際よくノートパソコンを開き、画面を皆に見せる。


表示されたのはミアレ近辺のマップで一部に赤い点がついていた。




シトロン「実はライブ中にサトシに化膿止めと称した薬を飲ませました。実はあの薬、我が社が開発した超小型高性能のGPSなんです。」



そこまで聞くと皆は驚く。



ティエルノ「じゃあ地図にある赤い点がサトシがいる地点なんだね?」



ティエルノが画面を指差してそう尋ねる。



シトロン「その通りです。現在はミアレシティを出て北上していますね。」



ユリーカ「すごいけど…体内にそんなもの入れて大丈夫なの?」



シトロン「心配ご無用。時間が経てば自然に排出されます。ですのでそれまでは居場所を完全特定できます。…恐らく拉致された段階で厳しいボディチェックがあると思います。だけど、体内で超小型ならスルーできるはずです!!」



ムサシ「やるわねアンタ!今度膝枕してあげるわ!」



シトロン「いえ、結構です。…場所が特定出来たらいよいよ最終決戦に乗り込みます!!」





135 名前:gettwo 投稿日:2017/11/28 16:48 ID:HjMTev8k
おおお~熱くなってきましたね
136 名前:ブルー 投稿日:2017/11/28 21:33 ID:H0KuLtbp
キタコレ!支援!
シトロンが飲ませていた薬がGPSだったなんて...
やっぱり面白いですね!
137 名前:名無し 投稿日:2017/11/29 16:15 ID:oondxaM0
いよいよ最終決戦か....
支援
138 名前:名無し 投稿日:2017/11/30 13:32 ID:TCzyU5fr
支援
139 名前:名無し 投稿日:2017/11/30 14:52 ID:x3TmaL6F
支援です!頑張ってください!
140 名前:名無し 投稿日:2017/12/02 06:18 ID:NThgLsoU
支援
141 名前:名無し 投稿日:2017/12/02 09:59 ID:uky9gkkY
支援
142 名前:名無し 投稿日:2017/12/02 18:03 ID:CDBkV3NQ
大支援!
143 名前:名無し 投稿日:2017/12/04 17:35 ID:vVAE2Gxf
支援
144 名前:名無し 投稿日:2017/12/05 23:23 ID:vmEDyAti
ムサシとシトロンのやり取り面白いw
支援!
145 名前:名無し 投稿日:2017/12/06 08:20 ID:AwbZBAWC
いつもいいところで終わる
支援
146 名前:名無し 投稿日:2017/12/07 08:15 ID:vAUhZvm3
支援
147 名前:名無し 投稿日:2017/12/07 17:25 ID:Af3exs8l
シトロン、そこはお言葉に甘えとけよw
148 名前:名無し 投稿日:2017/12/08 21:25 ID:Gv0tJ9ZL
>147さん

シトロンDTですなwww
149 名前:名無し 投稿日:2017/12/10 16:52 ID:GwY7lTMn
支援
150 名前:名無し 投稿日:2017/12/11 20:04 ID:lynqDgqt
2年がたちますなぁ
ウルトラサンムーン楽しいですなぁ
このスレいいですなぁ
支援ですなぁ
151 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2017/12/13 17:54 ID:9oFyii3m


サトシは意識を取り戻しハッと起き上がる。



だが手足の自由は無く視界も閉ざされていた。



サトシ(そうか…俺…拉致されて…寝てたのか…)



正確には眠らされていたのであるが、そんなことはどうでも良かった。



「おっ。目が覚めたか。リーダーがお待ちだ。」



声がする方に顔を向ける。
幸いにも口のテープは外されていたため声は出せた。



サトシ「お前ら人を変なとこに連れ込むなよ!」



男「悪いな。俺も気は進まなかったが上の命令には背けないもんでね。」



男はそう言うとサトシを立たせて足の縄を解いた。



男「さあ、歩くぞ。」



男はサトシの背後に回り歩かせる形で部屋を出た。



サトシ「てか俺明日仕事なんだけど…帰してもらえないよね?」



男「休めてラッキーじゃねえか。」



サトシ「やっぱ帰してくれないよね。せめて休む連絡だけでも…」



男「無理だな。お前このシチュエーションでよくそんな事させてもらえると思ったな。」




男は結構気さくに話してくれていた。



サトシ「いや、期待はしてないけど言ってみた。」



男「そうか、よくわかってるじゃないか。」




盲目の状態で歩く事すら恐怖だったがそれも数分で終わる。



男「リーダー!!連れてきました!」



男の声が響く。
恐らくリーダーとやらがいる場所へ着いたのだろう。





152 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2017/12/13 18:03 ID:9oFyii3m


???「サトシ…だな。まずは貴様らを賞賛しよう。」



サトシ「賞賛って何だよ…」



???「保安部隊でも掴めなかった我々をよくここまで手こずらせたな。素晴らしい健闘だ。」



リーダーと思わしき男はそう言いながら軽く拍手をする。



サトシ(…どっかで聞いたような声だな…気のせいか…思い出せないだけか…)



???「聞けばお前らは探偵でも保安部隊でもない素人じゃないか。なぜここまでやれた?」



サトシ「まあ気合いの入れ方が違うんだよ!」



???「面白い。ならお前は二度とここから出られないわけだが心境は?」



リーダーは軽くそう言うが内容がとてつもなくおぞましいものだった。



サトシ「いやいや!ざっけんな!なんで男監禁すんだよ!趣味悪すぎるぜ!」



???「お前はただカロスにきて何事も無く仕事して帰れば良かったんだよ。自分を恨みな。」



サトシ「とんでもねえ奴だな。お前ら自分たちが何してるか知ってるのか?」



???「もちろんさ。…全ては…協会長の仰せの通りに!!」



153 名前:名無し 投稿日:2017/12/13 18:58 ID:HemlE1Gd
支援!!
154 名前:gettwo 投稿日:2017/12/14 09:58 ID:kFBoHyXL
協会長だとぉ!?
155 名前:名無し 投稿日:2017/12/14 23:48 ID:ZRhWnAo6
支援!

協会長って誰だったっけ....。
156 名前:名無し 投稿日:2017/12/15 01:49 ID:XvTUkltD
☆協会長 阿部高和 降臨♂☆
157 名前:名無し 投稿日:2017/12/15 10:13 ID:5sHyJGSp
支援
158 名前:名無し 投稿日:2017/12/16 07:15 ID:h9ARJTpS
155さん、確かシゲルだったような
間違ってたらすみません
159 名前:名無し 投稿日:2017/12/16 09:49 ID:sPI0CC4g
協会長クソワロタ
160 名前:名無し 投稿日:2017/12/16 19:27 ID:gTo6ZLRS
>158さん
ありがとうございます。
ちょっと復習して来ます!
161 名前:ブルー 投稿日:2017/12/17 20:58 ID:m6ZyPSxM
支援!
協会長ってシゲルだったけど別の人がやっているのかな...
162 名前:ブルー 投稿日:2017/12/17 20:58 ID:m6ZyPSxM
支援!
協会長ってシゲルだったけど別の人がやっているのかな...
163 名前:名無し 投稿日:2017/12/17 21:40 ID:Sq4MLsQ5
展開がメッチャ楽しみ!

メガ支援!
164 名前:名無し 投稿日:2017/12/19 17:21 ID:wKc6YvE9
支援
165 名前:名無し 投稿日:2017/12/21 22:48 ID:zCa9lsjX
支援
166 名前:名無し 投稿日:2017/12/22 02:35 ID:AenQbzAt
シゲルって死んだんじゃ…
167 名前:名無し 投稿日:2017/12/22 20:54 ID:2UYDMkRO
>>166

遺体や遺品が何も残ってなかったって時点で怪しいと思ったけどな
168 名前:名無し 投稿日:2017/12/24 12:25 ID:Kmjv3ePg
トロバはシゲル協会長はもういないっていってたけどそれは嘘なのかな?
169 名前:名無し 投稿日:2017/12/25 14:49 ID:RbhvsoIu
支援
170 名前:名無し 投稿日:2017/12/28 11:50 ID:K0DqUYbt
支援!
171 名前:名無し 投稿日:2017/12/29 15:57 ID:V4NeHnNV
支援
3周目してきたぜ
172 名前:名無し 投稿日:2017/12/30 18:11 ID:KCrQ6oNp
支援
173 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2017/12/31 16:27 ID:D83izXIV

皆さま、更新できず申し訳ありません。
年内にもっと進めたかったのですが…

来年もどうかよろしくお願いします
174 名前:ジョー 投稿日:2017/12/31 17:52 ID:I2iTGR7a
支援します

イッチさんも良いお年をお迎えください

175 名前:名無し 投稿日:2018/01/01 05:19 ID:aj4vPpIf
あけおめ + 支援
176 名前:名無し 投稿日:2018/01/02 23:59 ID:LoMjHDOU
イッチさんあけおめ
超絶支援
177 名前:名無し 投稿日:2018/01/05 13:59 ID:8qbQtFUn
支援
178 名前:名無し 投稿日:2018/01/05 18:49 ID:icaMoepX
あけおめことよろです。
179 名前:名無し 投稿日:2018/01/05 21:29 ID:9uVdKHY9
なん……だと…。
最近見初めて、結構昔からあるから完結まで見れるな~って思ってたら、まだ続いていたとは……。
え、めちゃ嬉しい!!
これは私にもリアルタイムで見れる可能性があると言うことか!やったぁ!!

長文失礼致しました。それと、支援
180 名前:名無し 投稿日:2018/01/10 07:30 ID:Dcy0QAvm
支援
181 名前:名無し 投稿日:2018/01/13 21:53 ID:JqHz1l67
支援
182 名前:名無し 投稿日:2018/01/16 07:48 ID:ojGbhusx
支援
183 名前:名無し 投稿日:2018/01/20 01:12 ID:C7tgHSzA
支援

それとみなさん完全にヒカリたん忘れてませんか?ヒカリたんまさかご主人がエライことになってるなんて思ってないでしょうね〜
184 名前:名無し 投稿日:2018/01/20 16:10 ID:jud7gLQU
支援
185 名前:名無し 投稿日:2018/01/24 07:54 ID:ECdOACpI
久々に見にきたけど更新されてない
イッチさん忙しいのかな?
186 名前:名無し 投稿日:2018/01/24 14:55 ID:icZciBPc
支援
187 名前:名無し 投稿日:2018/01/24 20:47 ID:ih5I6QB5
イッチさん忙しそうだね
お疲れ様です
188 名前:名無し 投稿日:2018/01/26 20:55 ID:lUjaubRX
支援
189 名前:レボリューション 投稿日:2018/01/27 19:52 ID:yZljosjB
「旅に出たのは17年前か」の頃から読んでます
続き楽しみにしてます 支援
190 名前:名無し 投稿日:2018/01/27 22:43 ID:yZljosjB
支援
191 名前:名無し 投稿日:2018/01/28 19:21 ID:4G0GTljD
イッチさん、別に急かすつもりはないけどssのこと忘れてませんよね?

楽しみに待ってますよ
支援
192 名前:名無し 投稿日:2018/01/29 09:11 ID:vw7BOnX2
191さんと同じくです

支援
193 名前:名無し 投稿日:2018/01/30 22:26 ID:hv4DHAOO
イッチさ~ん
生きてますかー?
はやく書けという訳じゃないのですが……
あまり顔出してくれないと忘れてないか心配です……。
ゆっくりで構わないので、途中放棄はやめてほしいです~
194 名前:名無し 投稿日:2018/01/31 20:35 ID:6hrfGe1P
支援
195 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/02/01 12:56 ID:cOMz0e8F

皆さんすみません…
忘れてたわけではありませんが、くっそ忙しくて…

これから書ける時間ちょくちょく取れると思うのでしっかり完走します!
196 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/02/01 13:09 ID:cOMz0e8F


サトシ「協会長だと!?」



サトシは男が放ったワードが頭に響くと同時に、あの壮絶な死闘と恐ろしい計画がよぎる。



サトシ「協会長って…シゲルの事か!?」



???「ああ。貴様もよくご存知のシゲル協会長さ。我々はあの方の意思を継ぎ実現しなければならない。」



サトシ「まさかシゲルは生きてたのか!?いや、燃え盛る業火に姿を消したはず…」



???「協会長はきっと生き延びてるに決まってる。そしてどこかで再起を待ってるのさ。」



サトシ「…現時点では不明ってやつか。だろうな。」



協会長「まあ、どちらにせよ貴様は協会長をそんな目にあわせた言わばA級戦犯だ!」



サトシ「んなアホな事あるか!そんな恐ろしい計画を実現させるわけにいかないんだよ!!」



???「恐ろしい?素晴らしいの間違いだろ?」




197 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/02/01 13:18 ID:cOMz0e8F


サトシ「何だと!?」



サトシは言い返すが男は構わず話し続ける。



???「まずポケモンは人間なんかよりも優れた身体能力を持っている。これは分かるだろう。」



当然誰にでも分かる。
ポケモンは人間が、到底マネできない能力を持っている。



大空を自由に飛び回ったり、炎を吐いたり…数え切れないほどである。



???「そして我々が持っていて、ポケモンに無い物…それは頭脳だ。」



サトシ「それが何だ?」



???「例えるなら人間社会でも能力のあるものを頭が良い者が使ってる。…そういうことだ。我々はポケモンを活用すべきなんだよ。」




サトシ「……使う方向が間違ってる…」



???「まあそれには人間の私情も絡んでる。それはな、ポケモンのせいで人生が狂った人間が山のようにいる事だ。」




サトシは胸に突き刺さる。

サトシも、昔はそんな考えをしていた事があるあったからだ。






198 名前:名無し 投稿日:2018/02/01 20:43 ID:pNpTRKRJ
イッチさん忘れてなくて良かった

支援
199 名前:ブルー 投稿日:2018/02/03 00:41 ID:IBbb2rnr
おお、きてたぁ!支援!
今まで忙しかったのですか。お疲れ様です。
焦らずゆっくりと投稿してくださいね~?
待ってます!
200 名前:名無し 投稿日:2018/02/03 07:32 ID:XNNsSY7E
支援!
201 名前:名無し 投稿日:2018/02/03 12:33 ID:38qPdLwb
イッチさん生きててよかった!!
ゆっくりでいいので絶対完走してください!
イッチさんなら大丈夫←みんなヒカリちゃん忘れないでね
支援です。
202 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/02/03 15:39 ID:xWrCX8io




???「ふん…まあ今更こんな事言ってもしょうがないな。」



サトシ「…。」



サトシは黙り込んでしまう。
様々な記憶が交差する。


サトシ「…お前らの気持ちは痛い程分かるよ。肯定さえも…したいのかもしれない…」



サトシは自身の経験も思い出し、そんな言葉を発する。



???「おや?物分かりが良いじゃないか。」



サトシ「でも…でも…」



???「なんだ。何が言いたい?」



サトシ「だからってポケモンの命を粗末にするのは許せねえ!!」



数々の思いを振り切りサトシは、ポケモンへの愛を胸に秘めてそう叫んだ。



???「…ほう。ちょっと見直したと思ったが撤回しよう。おい!こいつの目隠しを取れ!」



下っ端「え?良いんですか?」



???「ああ。どうせこいつはもうここから出れない。素顔を晒しても問題は無い。晒しておいてやりたいしな。」



下っ端はそれを聞くと「はい!」と返事をしてサトシの目隠しを外す。



ようやくサトシの視界に光が入ると共に、敵リーダーの素顔が露わになる。


203 名前:888 投稿日:2018/02/04 00:24 ID:dLBtYxor
気になるなあ
イッチさんの絶対このスレで終わらせる、っていう意気込みが
対応の違いから伝わってくる
支援
204 名前:名無し 投稿日:2018/02/05 13:59 ID:TZb0RpsR
支援!
205 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/02/06 16:06 ID:c6uEZRAn


サトシ「おい…嘘だろ…?嘘って言ってくれよ…。」



男は素顔を露わにすると不敵な笑みを浮かべて言う。



???「驚いたか?…サトシ。」


そう言いながら長めの前髪をかきあげる。


サトシ「何でだよ…何でよりによってお前なんだよ…シンジ!!!」



そう。
この組織を指揮していたのは、サトシがシンオウを旅してた頃の好敵手であり理解者でもあったシンジだった。



当時を思わせるような長髪。
そして整った端正な顔立ちに、時々毒を吐く口調…あの頃のままだった。



シンオウリーグでサトシと激闘を広げた事が印象深い。



お互い高めあった最高の好敵手だっただけに、この事実をサトシは上手く飲み込めない。



どうしても辛かったのだ。




206 名前:名無し 投稿日:2018/02/06 21:49 ID:M1R9k29i
シンジw
207 名前:名無し 投稿日:2018/02/06 22:52 ID:QDkDoWEv
ここで登場とは...

支援
208 名前:名無し 投稿日:2018/02/07 21:40 ID:FQqy3cRi
タイプワイルドが脳内再生しよる…

メガ支援!
209 名前:名無し 投稿日:2018/02/07 22:08 ID:3diipjHR
支援
210 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/02/08 09:11 ID:Ki1vxVDn

お世話様でございます。
ちょっとこれとは関係ない話ですが、イッチ名義でツイッターを始めてみました。
今更ですが…
特に意味はないのですがただの宣伝です、申し訳ありません。

作った理由はここのスレじゃ皆様の質問や絡みを受けきれないので一応という事で…w

@ichi_pk_k をもし迷惑じゃなければよろしくお願いします。


もちろんここの更新をメインで進めます!
211 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/02/08 11:53 ID:TaEP9GZL


シンジ「貴様こそ何だ!」


失念にうなだれるサトシを睨みシンジはそう言い放つ。


サトシ「…何がだよ!」



シンジ「貴様こそ…こっち側の人間だろう?境遇も全て俺たちと同じはずだ。それなのに…協会入りだと?笑わせるな。」



その表情には怒りと憎しみが満ち溢れていた。



サトシはシンジがこうなるな前に出会い、阻止して正しい道へ行かせたかったと激しく後悔をする。



サトシ「…何言われても俺は今の道から外れるわけにはいかない…そしてお前らの罪も消えない。頼むシンジ!!自首するんだ!今なら…今ならまた変われるチャンスは残ってるから!!」



サトシは溢れ出る想いをぶつける。



だがあの頃のシンジは既にいなかった。



シンジ「よくありきたりな事ばかりペラペラ言えたもんだな。どの道俺たちは立ち止まれない。協会長の仰せのままに…作戦決行をしなければならない!貴様らのような裏切り者、そして我々の人生を狂わせた全てのポケモンに宣戦布告をする!!」



シンジは強く決心している。
そんな目をしていた。



サトシ「なら全力で立ちはだかってやるよ!!」


それはサトシも同じだった。


いや、サトシだけではない。
サトシを中心に集ったメンバーも、もちろん同じ気持ちだ。



212 名前:名無し 投稿日:2018/02/08 12:57 ID:VsdS8GTP
面白いです!!

支援!!
213 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/02/09 07:35 ID:VKUw1SNV


夜が明けるとシトロン達も集合していた。


デントの店にシトロンが入ると既に皆は着席していて、シトロンに注目が集まる。


窓から景色を覗くと眩しい朝日と共に、忙しそうに歩くサラリーマンや学生達が見える。




シトロン「僕が1番遅かったようですね…」



駆けて来たのだろう。
シトロンは息切れをしながら皆にそう言う。



ティエルノ「ところで、僕やムサシは自由業だから月曜から時間取れるとして…君たちは大丈夫なのかい?」



ティエルノが心配そうに訪ねるのも無理はない。



会社勤めのシトロンとユリーカが月曜の朝からここにいるという事は、自身の仕事を疎かにしているのだ。



ユリーカ「私は会社勤めと言っても自営みたいなものだから、言い訳して何日か休みは取れるの。でもお兄ちゃんは平気なの?」



シトロン「大丈夫ですよ。私も。立場上、多少の融通は効きますし必殺の有給がありますからね。」



シトロンはメガネをクイッと上げながら得意げにそう言った。



そして続いて話し出す。



シトロン「今日、奴らのアジトへ乗り込みます!事態は急展開を迎えています。」



ティエルノ「急ぐ気持ちはわかるけど…」



やはりいざ乗り込むとなると流石に皆は不安げな表情を浮かべる。



シトロン「ええ。サトシが捕まった事によって敵も抑えられる前に計画実行を急ぐはずです。大ごとになる前にこちらが乗り込み阻止しましょう!!」



それを聞くと更に皆は俯き自信を無くしていたが、1人は張り切っていた。



ムサシだ。




214 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/02/09 07:53 ID:VKUw1SNV


ムサシ「なんだかワクワクしてきたわね!」




ムサシはそう言うと同時に立ち上がる。



ティエルノ「おいおいムサシ…これは簡単な事じゃないんだよ…下手したら命の危険があるし…」



ティエルノがそうなだめるが、ムサシは続けて皆へ言う。



ムサシ「何言ってんの皆今まで旅して数々の修羅場をくぐってきたはずよ。これくらいそれに比べればどうって事ないはずだわ。」



それを聞くと皆の心にあの頃の数々の出来事が横切る。



長い旅の中であった辛い事、危険な事。激闘…



あの頃のポケモンに賭けた青春、熱い気持ちを思い出す。



そして一同は頷いて立ち上がった。



セレナ「確かにあれに比べたらそんな厳しい事じゃないわ!」



ユリーカ「何度か死ぬ思いを回避してきたからね!そうそう簡単にはやられないはず!」




ティエルノ「僕だって暗黒の売れないダンサー時代を1日12円のもやしだけで乗り切った経験あるんだ!どうって事ないさ!」



セレナ「ちょっとそれは違う気が…」



とにもかくにも、皆の魂に引火。
激しく燃えたぎる。



シトロンはムサシに歩み寄る。



シトロン「やるじゃないですか。頼りにしてます。」



シトロンは照れながらもそう言う。



ムサシ「アンタも分かってるわね。今晩どうかしら?」



シトロン「うっ寒気が…遠慮しておきます。」





215 名前:名無し 投稿日:2018/02/09 17:29 ID:l8fU4PQC
ティエルノわろたwwwwwwwww
216 名前:名無し 投稿日:2018/02/11 15:27 ID:tqoldECi
最後のムサシとシトロンの会話に草w
217 名前:名無し 投稿日:2018/02/12 01:21 ID:Q33e7mYy
ムサシちゃっかりシトロンに誘ってるww

イッチさん頑張れ!!
応援してます♪

支援!!(p`・ω・´q)
218 名前:名無し 投稿日:2018/02/12 09:30 ID:4cDhBmhv
支援!
219 名前:ブルー 投稿日:2018/02/13 02:06 ID:nrnXqYKA
いつのまにか話が進んでるΣ(°Д°
あ、支援です!
ムサシはシトロンに気でもあるのかな(笑)
220 名前:名無し 投稿日:2018/02/15 14:51 ID:HhwBkqb1
小説サトシ


221 名前:名無し 投稿日:2018/02/16 23:40 ID:w43Ab4II
とりま支援しとくっす
222 名前:名無し 投稿日:2018/02/19 14:24 ID:FJKXXzZm
久しぶりに始まりましたね!
楽しみにしていたので嬉しいです(*^^*)
ムサシとシトロンの絡みが…(笑)

支援です!
223 名前:名無し 投稿日:2018/02/20 07:43 ID:uxKH3sBo
続き待ってるよ
支援
224 名前:名無し 投稿日:2018/02/23 13:58 ID:8YMuk2Wp
支援
225 名前:名無し 投稿日:2018/02/24 01:15 ID:tSlsJW7o
支援
226 名前:名無し 投稿日:2018/02/24 11:29 ID:I1ePqr46
続き待ってました!
支援
227 名前:名無し 投稿日:2018/02/25 00:37 ID:1D8OTXsJ
支援
228 名前:名無し 投稿日:2018/02/27 09:45 ID:mkNhYkDl
支援
229 名前:名無し 投稿日:2018/03/01 15:33 ID:Ebq6d0kz
支援
レス潰しすんません
230 名前:名無し 投稿日:2018/03/01 19:09 ID:vFeB8WPw
続き楽しみに待ってますよー
メガ支援!
231 名前:名無し 投稿日:2018/03/04 01:55 ID:ls5bj5lz
今日、~17年を初めて見つけて読みました
支援
232 名前:名無し 投稿日:2018/03/08 19:56 ID:e0sh2Pnr
ティエルノワロタ
233 名前:名無し 投稿日:2018/03/09 17:28 ID:XoyVBr3l
支援
234 名前:名無し 投稿日:2018/03/12 16:54 ID:kQDHTrlC
イッチさん忙しそうだな

続き楽しみにしてるよ
まあ無理しないで
235 名前:名無し 投稿日:2018/03/12 22:33 ID:p1sFe4ch
支援
236 名前:名無し 投稿日:2018/03/13 07:20 ID:iJpjGqdf
超支援!!!!!!
237 名前:名無し 投稿日:2018/03/15 08:22 ID:NwR96HtZ
気長に待ってまーす!
支援!
238 名前:名無し 投稿日:2018/03/15 10:14 ID:CTkYmSBc
昨日第一部?を偶然見つけて一気に読んで追いついた! 続き楽しみにしています!支援!
239 名前:名無し 投稿日:2018/03/16 16:23 ID:cgM133Pv
支援
240 名前:名無し 投稿日:2018/03/17 01:03 ID:pzvM098p
支援!
241 名前:888 投稿日:2018/03/17 19:30 ID:meE861Ci
支援
242 名前:名無し 投稿日:2018/03/20 14:46 ID:TIvbJkGR
支援
243 名前:名無し 投稿日:2018/03/21 16:02 ID:p3BORbrD
支援
244 名前:名無し 投稿日:2018/03/25 01:02 ID:I6vqtys7
リアルタイムで追い付けるなんて……

展開が楽しみすぎる!

もちろん支援!!
245 名前:名無し 投稿日:2018/03/25 17:07 ID:YaYOzP4c
支援
246 名前:名無し 投稿日:2018/03/28 01:32 ID:JVlxm770
イッチ大丈夫なん?
もう2カ月経とうとしてんで?
みなの者よ!もっと支援するのだー!

支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援

イッチー、急かしてるわけではないが、完走は絶対やでー!10年待ってもいいから完走してほしい。でも、マジできつい状況ならせめて一言ほしいです!
247 名前:名無し 投稿日:2018/03/28 14:11 ID:fSH26zfY
がんばってくれーー待ってます!
支援
248 名前:名無し 投稿日:2018/03/28 22:16 ID:JVlxm770
いまから、アジトに乗り込むとかあるし、話の展開考えてんのかな?

てか、シゲル・シンジっていう最高のライバルキャラが二人とも敵とは悲しいな…。

サトシはコジロウに出会い、今のように変われて
シンジは向こう側の人に出会い、今のようになってしまった感じかな…、あのときのサトシもあっち側の人間に会い、何かとそそのかされたら行きかねんし、シンジをバトル一択やったからなぁ…。

長文失礼。支援
249 名前:名無し 投稿日:2018/04/01 14:50 ID:qEY4xmek
2ヶ月経っても来てないってことはイッチさん
相当忙しいんだろうな
250 名前:名無し 投稿日:2018/04/02 05:09 ID:d6HrwgN6
支援
251 名前:名無し 投稿日:2018/04/02 20:17 ID:lSmqTTMW
イッチさん元気してるかー?

別に煽るわけじゃないけど、あんまり浮上していないと俺たちファンも心配なんだよ笑

どのくらいかかりそうかとかある程度で良いから教えて欲しいな〜笑

まあ俺たちはあんたの書くストーリーを楽しみにしてるから気長に待つけどよ!

メガ支援!!
252 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/04/04 15:09 ID:5bnzYW83

皆さま、また長らくストップしてしまい申し訳ありません。
更新再開します!
できるだけ時間空けないよう心がけます!
253 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/04/04 15:24 ID:5bnzYW83

シトロン率いる数名は早朝から車を走らせて敵陣へと向かっていた。


ユリーカ「ところでお兄ちゃん、私たち装備は揃えたけど……ほぼ勢いできちゃったけど大丈夫なの?」


助手席のユリーカが不安そうにシトロンにそう尋ねた。


シトロン「大丈夫です。僕も勢いですから。無策に近いです。」



デントを欠いた今、唯一の頭脳派であるシトロンのその発言に一同の血の気が引く。



ティエルノ「おいおい!!流石にそれはまずいんじゃ…」


シトロン「ええ、まずいです。まあ無策というのは冗談です。」



シトロンは眼鏡をクイッと上げて得意げに続けた。



シトロン「我々にできる事はもはやこれまで……敵陣を突き止めたら通報します」



その発言を聞くと皆は疑問の声を上げた。


ユリーカ「お兄ちゃん!!それはどういう……」



ユリーカが話し合える前にシトロンは口を開いた。



シトロン「冷静に考えましょう。ここまでよくやってきて敵陣に突入する所まで来ました。素晴らしい戦果です。……でもどう考えてもこれ以上は精鋭とは言え組織を叩くには僕らだけでは無理です。」



ムサシ「……それはそうだけど…なんか……諦めるようにしか聞こえないわ。」



シトロン「諦めるつもりはありません。ただ協会の力を借りるだけです。……一般人の僕らが巻き込まれたと知れば協会は多数の保安員を送り込んでくれます。それで敵の動揺と目を引く……そこを少数精鋭の僕らが奥に突撃して解決に進みます。」



254 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/04/04 15:29 ID:5bnzYW83


ムサシ「そう……なら良いわ。確かにそれが良いわね、いずれにせよ協会の介入は必須だからね」


ムサシの冷静な意見で全員は納得した。


シトロン「大丈夫ですよ、協会に手柄はあげませんから。あくまで暴くのは我らです!」


ムサシ「やっぱりアンタは出来る男ね。どうかしらこの件が終わったら…?」



ムサシは誘惑のまなざしでシトロンを強く見つめる。


シトロン「……胃痛が……と、とにかく急ぎますか…」



シトロンはそう言うとアクセルを強く踏んで車のスピードをあげた。


車内はこれから戦いに行くとは思えないほど笑いに包まれていた。

255 名前:名無し 投稿日:2018/04/04 16:22 ID:ZydOU9oj
再開されてる!!
支援
256 名前:名無し 投稿日:2018/04/04 20:46 ID:1EIW2QmP
ありがとう!待ってたよ!メガ支援!!
257 名前:名無し 投稿日:2018/04/05 05:39 ID:5NR9As17
ついに来た!! 続きが楽しみ!
支援!
258 名前:名無し 投稿日:2018/04/05 14:07 ID:YKJFJf8t
支援
259 名前:名無し 投稿日:2018/04/06 11:36 ID:YctRkcAz
最初から読み始めて、まさか追いつくとは思ってもみませんでした…
全力で支援します!
260 名前:名無し 投稿日:2018/04/08 14:18 ID:UUux10eh
支援
261 名前:名無し 投稿日:2018/04/09 15:35 ID:mAL7LcQG
お、追いついた・・・。支援
262 名前:名無し 投稿日:2018/04/10 14:32 ID:nQho4fgw
やっと追いついた

支援
263 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/04/10 15:13 ID:9EvSKQZo


サトシ「なあ〜もう解放してくれよ〜」


サトシは再び檻に監禁され、見張り番の男にそう泣きつく。


見張り「ダメに決まってんだろ……俺だってこんな事したくはないけどよ…」


見張りの男は同情するようにそう答える。
マスクで顔を隠しているが、目元を見る限りサトシと同世代だろうか。


サトシ「なんだお前他のやつと違って話分かりそうだな。こんな事辞めて足洗えって」


見張り「辞めても仕事なんかねえよ…俺みたいな旅ばっか続けてた奴はよ」


見張りは少し悲しそうに言う。
やはりこの集団もサトシと同じ境遇の者ばかりで心から悪者には出来なかった。


サトシ「……でももう時間の問題だぞ?」


サトシが捕まった状態ではシトロン達を始め協会だって黙ってはいない。


見張り「もう良いんだ俺は……と話はここまでにしようか。情が湧いては戦い辛いしな……」


サトシ「……そのつもりならこっちも全力でいかせて貰うぜ!」


やはり旅人同士、戦いへの精神はまだ健在のようだ。



264 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/04/10 15:24 ID:9EvSKQZo


シトロン「位置的にはもうすぐ……ミアレ北部の山中ですね」


あれからしばらく車を走らせるが、シトロンはそう言いながら車を停める。


セレナ「山の中にアジトが…?ありきたりですぐ協会に目をつけられそうだけど…」


シトロン「いえ、隅々まで衛星写真を駆使してみましたがそれらしき建物はありませんね……地下施設と考えるのが普通でしょう」


シトロンはパソコンを開いてそう言う。


ムサビー「そう言えば聞いたことがあるわね……以前にホウエンの放棄されたニューキンセツをヒントにここカロスでも巨大地下都市を建設していたと……」


シトロン「ええ、よくご存知で……あまり世間には浸透してませんが確かに計画はあったようです。ですがコストやエネルギー供給の問題が山積みとなって結局は建設を途中放棄……ニューキンセツと同じ運命を辿ったようです」


いくら科学や技術が発展したとはいえ、山中の地下深くに巨大都市を造るのはまだ人間には早すぎたのだ。


ムサシ「……工事に関しても公共事業じゃなく個人と聞いたわ、恐らくその持ち主から敵組織が高額で買い入れした可能性が高いわね」


シトロン「冴えてますね、恐らくはそうでしょう。世間や協会の目から逃れている都合の良い場所です。極秘で動くのも容易だったのでしょう。」




265 名前:イッチkaito 投稿日:2018/04/10 15:31 ID:9EvSKQZo


ティエルノ「よーし!!場所も突き止めたし後は行くだけだ!!」


ティエルノの言葉で皆は装備を整えて車を降りる。
不気味な程静まりかえった山中は立ち入るのを躊躇してしまうほどだ。


シトロン「慎重に……車をここに止めれば距離的に見つかりづらいはず…後はどこに監視カメラやセンサーがあるかわかりません……」


ユリーカ「電子機器の特定機を持ってきて正解だった!高価だから仕事以外では使いたくないけど仕方ないわ」


ユリーカはそう言いながら特殊なガン型の機械を四方に向ける。


精密な機械やセンサーの放つ微量な電波や電気を察知するという優れものだ。


これがあれば敵の目をかいくぐって行ける。


シトロン「でかしました!!それを駆使して慎重にいきましょう!!」


ユリーカを先頭に一歩ずつ踏み出す。


足元の枯れ枝や木の葉の音すらも最低限に留める努力をした。



266 名前:名無し 投稿日:2018/04/10 16:42 ID:9sFf0tyH
支援
267 名前:名無し 投稿日:2018/04/10 18:28 ID:3KmE2qHy
支援
268 名前:名無し 投稿日:2018/04/11 13:26 ID:JsnRQ5kJ
支援
269 名前:名無し 投稿日:2018/04/11 16:51 ID:z0HntD3L
いつの間に更新されてた…支援。
270 名前:名無し 投稿日:2018/04/12 12:59 ID:2qXGOvjW
支援
271 名前:名無し 投稿日:2018/04/12 18:29 ID:pClidLq6
支援!支援!!支援!!!
272 名前:名無し 投稿日:2018/04/13 17:55 ID:Ih9raoiI
支援
273 名前:名無し 投稿日:2018/04/14 09:32 ID:RYOususu
支援
274 名前:名無し 投稿日:2018/04/16 20:40 ID:HqTa5EA3
支援
275 名前:名無し 投稿日:2018/04/16 20:40 ID:HqTa5EA3
支援
276 名前:ブルー 投稿日:2018/04/19 20:32 ID:XQxCNwHo
テラ支援!

まってましたぁぁぁ!
277 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/04/20 15:26 ID:pr5Xoqi9


ユリーカ「やっぱり結構な量のセンサーカメラが……」


ユリーカが足を止めてそう言う。
振り向くと100メートル程は歩いただろうか、究極の慎重さで進んだためか体感的にはもっと進んだかに思えた。


足を止めた矢先、後方から足音が聞こえた。
それもポケモンではなく間違いなく人間の足音だ。


一同は鼓動が高鳴り嫌な汗が頬を伝う。


最後尾を務めるティエルノが振り向き臨戦体勢を取ると、その人物は姿を現わす。


ティエルノ「き、君は!?」


スラッとした長身に落ち着いた風貌の好青年、その人物はーー


デント「君たちだけで潜入とは……デンジャラスなテイストだね」


デントだった。
彼は苦笑いを含めてそう言う。
まだ癒えてない傷と右腕に巻かれている包帯が痛々しい。




278 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/04/20 16:00 ID:pr5Xoqi9


シトロン「デント……あなたが加われば確かに心強い……ですがその手負いの体では正直足手まといです」


シトロンは毒を吐くように言うが、裏を返せば物凄く心配していた。


デント「なーに、大した事ないさ。ほら!」



デントはそう言いながら怪我を負った右腕を激しく振るう。


シトロン「わ、わかりましたから落ち着いて!!的に見つかる!!」


シトロンは慌ててデントを制止する。
デントは万全ではないものの何とか動ける状態にあるらしく、ここで合流する事となった。


ここでデントの復帰は大きい。
頭脳だけに長けているシトロンと違い、まさしく文武両道を極めるデントは色々な方向で力になるだろう。


デント「さあ皆で最高のフィナーレを飾ろうじゃないか……!!」


ユリーカ「……デント……無理はしないでね……」



意気揚々と列に加わるデントにユリーカはこっそりグイグイと服を引っ張りながらそう耳打ちをする。


その表情は皆に見せる表情とは違ってどこか女性らしい顔だった。


デント「……大丈夫さ、イージーなテイストだよ!!」


それを見たユリーカは安心を覚えて再び前を向き皆と歩み出す。



279 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/04/20 16:07 ID:pr5Xoqi9


ーーコウジンタウン某診療所


朝早くから医務室では白衣を纏った医者がカルテをながめている。


看護師「せ、先生……13号室のデントさんの姿が……」


その看護師は慌てて医務室に入ると息を切らしながらそう伝えた。


医師「ああ、彼は早朝からどうしても外せない仕事があって外出させてくれってね」


医師はやや険しい表情を浮かべて看護師にそう告げた。


看護師「そうでしたか……ですがあの体で仕事なんて……自営業のようですから事務作業でしょうか?」


看護師のその問いに医師の表情は更に険しさを増していた。


医師「それがね、結構体を使うかもしれないと……」


医師は苦笑いを浮かべて腕を組む。


看護師「そんな!無謀です!まともに動くのも辛いはずですよ!?」


看護師も激昂して医師に詰め寄る。
医療関係者として正しい反応だ。


医師「まあ落ち着いて聞きたまえ……」


そうして医師は看護師をなだめて話し始めた。
280 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/04/20 16:25 ID:pr5Xoqi9


医師「私も医者として止めたんだけどねえ……本人が強く希望して……あそこまで真っ直ぐな目を向けられて心が動いてしまった」


医師はそう言うと自分の未熟さを恨み始めた。


看護師「……私も先生と同じ立場ならそうしたと思います…」


医師「そして本人の希望した際にのみ投与できる鎮痛剤を今朝注射したんだ、だからしばらくは自由に動けるはずだよ」


看護師「効き目は長いのですか?」


医師「いや……結構強い麻酔でね、過剰投与は生命の危険も出てくる。なので体調不良が出ない範囲で投与したのだよ。……もって半日、正午過ぎには効き目がドンドン薄れるだろう」


医師は心配そうに腕時計を見ながらそう答えた。


看護師「そうですか……」


医師「ああ、それを本人も承知でね。なんとか効き目が持続するうちに済ましてここに戻るとは言っていたが……どこか心配でね……」


看護師「無事住むことを祈りましょう……それほど強い希望を出したならどうしても仕方ない事情があったのでしょう」


医師「うむ……なんとか半日で済まさないと歩くのもままならないだろう……」


医師と看護師はその会話を終えると業務に急いだ。


医師「デントくん……絶対に時間を守るんだぞ…」


一人きりになった医務室には医師の声だけが響いていた。


281 名前:名無し 投稿日:2018/04/21 04:23 ID:57Ezj0iL
支援
282 名前:名無し 投稿日:2018/04/21 15:02 ID:fXzfWFyd
支援
283 名前:名無し 投稿日:2018/04/24 13:49 ID:BuvXTVtp
支援
284 名前:ブルー 投稿日:2018/04/24 17:22 ID:b6zDqcDO
支援!

更新待ってます!
285 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/04/27 15:37 ID:1LmXrEHd


シトロン「……あれが入り口のようですね」



シトロンの声で皆は立ち止まり目を前に向けると地盤に鋼鉄の扉が張り付いていてその脇に警備役と思われる2人が座り込んでいた。


誰も気付かないこの場所、警備も退屈なのがうかがえる。


デント「意外と警備は手薄なんだね」


シトロン「他に潜んでる可能性も……でもセンサー反応も2人だけですね」


シトロンはパソコンを弄りながらそう言うとそれを閉じてしまいこむ。


ムサシ「2人なら一気にかかりゃ制圧できるわん」


ムサシは腕まくりをしながら戦意剥き出しでそう答える。


シトロン「いや、内部に連絡取られたらまずいです……ここは慎重に……」


ムサシ「作戦があるわ、私があの2人の前に出てただ道に迷った美女を演じるわ。隙をついたら一気に抑えてちょうだい」


ムサシの提案に皆は悩むが、この状況ではいずれにせよ警備の2人を抑えなければならない。


デント「美女……?まあ、シンプルだが効率的だね」


シトロン「それしかありませんか……ではムサシ、なるべく会話を長引かせてくださいその間になるべく近付きます」


シトロンの話に皆は頷くと作戦開始となった。


286 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/04/27 15:47 ID:1LmXrEHd


ムサシが歩き出すとシトロン達は左右に分かれて身を潜めた。


フラフラっと歩くムサシに警備員が気付いて臨戦体勢を取る。


警備A「なんだ貴様!!」


警備員はとっさに腰から警棒を取り出す。
どうやらそれ以上の武器はないようだ。


ムサシ「山菜採りに来たら迷い込んじゃったのよぉ。あなた達の姿が見えたから助けを求めに……」


警備A「まっすぐ下れば道が出てくる、ここは政府指定の立ち入り禁止区域だ。早く去るんだな、おばちゃん」


ムサシは作戦通りにうまく動いていたが、ある一言に過剰反応を見せる。


ムサシ「おば……おばちゃん!?アンタ!誰に向かって言ってるのよ!!」


ムサシは声を荒げて怒りをぶつける。
一瞬、驚いた警備員も更に声を張り出した。



警備A「とにかくここは立ち入り禁止だ!早く山を下れ!」


警備B「それとこの場所は他言無用でな?下手に話すとその老いた首が飛ぶぞ、おばちゃん。今回は俺らしかいないから見逃してやるよ。おばちゃん。」


ムサシは両手を握りしめて足元をプルプルさせていた。


ムサシ「誰がおばちゃんよ!!このブサイク!!ハゲ!!」


警備A「てめえ…気にしてる事を…このクソババア!!」


その瞬間、ムサシはオーバーヒートした。
後方で見ていたシトロン一行は皆、こう口にした「嗚呼、あのバカ……」


ムサシ「キエエエエエエエッッッッ!!」




287 名前:名無し 投稿日:2018/04/28 11:28 ID:inU5vxnQ
支援
288 名前:ブルー 投稿日:2018/04/28 22:18 ID:8H7MPr0O
支援w

ムサシ発狂してて吹いたww
289 名前:名無し 投稿日:2018/04/30 17:11 ID:hYOeftGq
ムサシ新種のポケモンかな?w

メガ支援!
290 名前:やまびこ 投稿日:2018/04/30 17:35 ID:1JBNZ5hP
久々に見れた!
イッチさんこれからも頑張ってください!
支援
291 名前:名無し 投稿日:2018/05/02 13:33 ID:FnhhxH9U
追いつきましたヽ(´▽`)/
支援
292 名前:名無し 投稿日:2018/05/02 14:02 ID:sHi08TPT
支援
293 名前:名無し 投稿日:2018/05/02 17:26 ID:NgRDz2QB
支援
294 名前:888 投稿日:2018/05/05 10:08 ID:uhK8Exlr
「美女…?」

支援
295 名前:名無し 投稿日:2018/05/08 11:09 ID:LuxtQgUR
これ見ながら仕事頑張ってます!

支援
296 名前:名無し 投稿日:2018/05/08 17:08 ID:3IfOsvJW
支援
297 名前:名無し 投稿日:2018/05/09 18:49 ID:Ru9Zrx4i
支援
298 名前:名無し 投稿日:2018/05/12 10:45 ID:BMPhF3mp
支援
299 名前:名無し 投稿日:2018/05/12 23:04 ID:BMPhF3mp
支援
300 名前:名無し 投稿日:2018/05/13 17:16 ID:hUf9DjVk
300ゲット
支援
301 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/05/17 15:24 ID:cK3majDJ


ムサシが発狂と共にメガシンカをしたところで、シトロン達は立ち上がり扉に向かい走り出そうとした。


シトロン「……やっぱりその必要はなさそうですね」


シトロンの声に皆は立ち止まりムサシの方に視線を向けると、ムサシは両腕を豪快にふるって警備の二人へ同時にラリアットを決めた。


鈍い音と共に警備員は空中で回転して地面へと叩きつけられ、その後はピクリとも動かなかった。


ムサシ「フー、フー」


皆はポカーンとした表情でただムサシを見つめるしか出来ずにいた。


デント「見事……ワンダフルなテイストだね……」


シトロン「ええ……取り敢えず警備員を抑えますか」


デントとシトロンは倒れこむ警備員が装備してた手錠を見つけると2人に固定して動かないように施した。


ティエルノ「よーし!!後は潜入するだけだ!!」


セレナ「引き締めないとね……」


セレナの言葉に皆は頷いて心を1つにする。




302 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/05/17 15:37 ID:cK3majDJ


シトロン「そうですね、ですがその前に…」



シトロンはスマホを取り出しながら話し出す。


シトロン「この辺で当初の予定通りに保安部へと連絡を入れます。あとは逆探知でこの場所を見つけてくれるでしょう」


シトロンは冷静に考えを述べる。
ここで保安部への援軍要請する事にあまり気は進まないが、多勢に無勢……


ここはシトロンの意見が正しかった。


全員が捕まってしまってはこの事件もサトシ達の存在も全て闇に葬られてしまう。


デント「そうだね、それが良いよ。まあ……保安部に敵を抑えさせて僕らで内部を暴けば良いだけさ」


デントの答えに満場一致で皆は返した。


それを見届けるとシトロンはスマホで電話をかけ出す。


シトロン「もしもし、僕です…ええ……例の件で……細かい住所はそちらで特定を……そうですね……かなりの動員を要請します……わかりました……え?この場でおとなしく?するわけないでしょう!早く来てくださいね!!」


シトロンは電話を切ると歩き出す。
どうやら保安員は知り合いのようだ。


シトロン「行きましょう……治安を……風紀を乱す者の制裁に!!」


扉は頑丈だが警備員を配置していたためか施錠はされていない。


右にデント、左にティエルノが一斉に扉を開いた。


そしてシトロンを先頭に潜入を開始した。







303 名前:名無し 投稿日:2018/05/17 21:17 ID:91s9oTtb
支援ゼット
304 名前:名無し 投稿日:2018/05/18 15:38 ID:iMZ5lu2n
あいかわらずムサシ強いな
流石ハブネークを素手で捕まえただけのことはある
305 名前:名無し 投稿日:2018/05/20 22:39 ID:dtZe0Neq
支援です!
306 名前:名無し 投稿日:2018/05/20 22:39 ID:dtZe0Neq
連投すまん

そろそろサトヒカ夫婦も恋しくなってきた…w
307 名前:名無し 投稿日:2018/05/22 06:21 ID:055HhM0T
え、あっ終わってなかったのか
今日初見で前作から読んだけど投稿時期が数年前だったから続編も完結してるもんかと思ってた、、
うわあ久々にss読もうかなと思ったらこれかぁリアタイは久々だ〜
今後追っていきます内容ドストライク更新待ち遠しい超支援!!!
自分も昔書いてたので思うことがありますがイッチさん、完結を期待してます!が、あくまであなたの思うままに好きな時に好きなだけ書いてください応援してます!
書いてたら止まらなかった長文失礼しました!
308 名前:888 投稿日:2018/05/26 22:47 ID:2pXulT8a
ヒカリ気になる

支援
309 名前:名無し 投稿日:2018/05/27 13:32 ID:Vx41tZee
まだサナ出てないな
310 名前:名無し 投稿日:2018/05/27 16:47 ID:EYnvtSu6
コジロウとコサブロウが恋しくなってきた
あとタケシも
311 名前:名無し 投稿日:2018/05/28 04:41 ID:9zRxnVrD
支援
312 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/05/28 15:03 ID:WlLW9tpq


セレナ「すごい……」


一同は内部に入ってすぐさま、思わず足を止めた。


目の前に広がるのは地下のはずが大都会に来たような都市が広がっていた。
建設放棄したとはいえ大部分のベースは出来上がってたようだ。


高いビルや多数の移住者を想定したであろう住宅地に色々な分野の店……そのへんの町と比べても劣らぬ光景だった。


デント「不思議な光景だね。……見たところ入り口を封じていたことで安心してるのか建物の施錠はされてないね」


デントはすぐ近くの建物に駆け寄りそう言った。


これは好都合である。
建物を自由に使えば隠れる所に事欠かない上に囲まれても保安部隊が駆けつけるまで籠城戦も可能となる。


ティエルノ「でも入って数分経つけど一向に敵は来ないね……この辺はセンサーやカメラも無いようだし……」


ティエルノが首を傾げて自信の疑問を口にすると、シトロンが推測を始めた。

313 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/05/28 15:11 ID:WlLW9tpq


シトロン「致命的な資金不足ですね。彼らは大規模とはいえ所詮は一般人の集まり……旧協会残党が加わった所で完全な配備までの資金がないのでしょう。」


シトロンの推測は間違ってなかった。
的組織はこの都市の買い入れや薬品の開発費などで既に苦しい経済状況にあった。


シトロン「この街を見る限り……恐らく最深部の敵のアジトがある所にのみ厳重な警戒態勢を用意してると思います」


デント「ヒュー!冴えてるね。そうと決まれば冒険がてら進もうか」


デントは指を「パチン」と鳴らし意気揚々とそう返した。


ムサシ「……丸腰はきついわね、あそこの建物はホームセンターじゃない?」


ムサシの指差す先には大型のホームセンターと思わしき建物があった。


ムサシ「商品が残ってるかは分からないけど立ち寄って使えそうな物を持ち出しましょうよ」


ここは珍しく皆がムサシの意見に賛成してまずはそちらに向かう事になった。


314 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/05/29 15:16 ID:bdN9hbrX


デントを先頭に目的地にたどり着くと辺りを警戒して侵入する。
ここまで大規模な都市廃墟はどこか不気味である。


ホームセンター廃墟には、出店の準備が整っていた事を思わせる程に商品が乱雑にされてはいるがまだ幾らかは残っていた。


デント「この中から目ぼしい物だけを持ち出そうか」


シトロン「といっても何を使えば良いのか…」


シトロンはあらゆる商品を手に取りながらそう呟く。


ティエルノ「へへっ…これがあれば百人力だね!」


ティエルノはスポーツコーナーから金属バットを持ち出して素振りをしていた。


ムサシ「無いよりは…ってところね。私はあれにしようかしら」


ムサシは何かを見つけたようで駆け出すが足元に転がっていた商品につまづいた。


ムサシ「キーー!!何よ!!もうこれで良いわ!!早く行きましょう!!」


ムサシの怒りは一瞬で沸点に達し、つまづいた原因となったラッカースプレーを荒々しくポケットに突っ込むと我先に店を出てしまった。


皆はそれに気付いて急ぎ半ば適当に商品を持ち出してムサシを追った。



315 名前:ジョー 投稿日:2018/05/29 15:33 ID:rSsjn8th
いつもお疲れさまです

支援します
316 名前:名無し 投稿日:2018/05/30 05:00 ID:6tImbJzQ
支援
317 名前:名無し 投稿日:2018/06/03 14:10 ID:BtqClwXj
支援
318 名前:チンパン中岡 投稿日:2018/06/03 14:51 ID:QVVWKwSF
支援
319 名前:名無し 投稿日:2018/06/04 09:04 ID:fgQTSvPv
支援
320 名前:スカトロ珍太郎 投稿日:2018/06/07 20:06 ID:nTbdxdE9
支援
321 名前:オニキス 投稿日:2018/06/08 10:04 ID:z1TwKS8W
支援
322 名前:たつや 投稿日:2018/06/11 21:10 ID:6DEN1ih0
超支援
323 名前:ノロイ 投稿日:2018/06/14 04:18 ID:8hkGs0NE
追いついた!
昨日、前作のあれから17年~を偶然みつけて夢中で読みました。
数年前のものなのでもう完結してるかなぁと思いながら読み進めてたらまさかのリアルタイム!
嬉しい
イッチさんこれからも楽しみにしてます

支援ーーー
324 名前:ノロイ 投稿日:2018/06/14 04:20 ID:8hkGs0NE
↑「あれから17年~」じゃなくて「旅に出たのは17年~」でしたね。
間違えすみません。
325 名前:オニキス 投稿日:2018/06/17 07:25 ID:nlue4ydL
支援
326 名前:Πравда@受験生 投稿日:2018/06/21 15:43 ID:YPhqXwXX
このシリーズ読んだら受験勉強の疲れも癒せます❗超支援сиен!
327 名前:名無し 投稿日:2018/06/24 16:17 ID:UKrNMkKg
続きが楽しみです!支援!
328 名前:名無し 投稿日:2018/06/25 19:14 ID:Ut2Kq3Lk
支援!

329 名前:名無し 投稿日:2018/06/27 22:28 ID:oaGwR7X8
支援
待ってる
330 名前:ブルー 投稿日:2018/06/28 19:33 ID:8H8LZSy0
支援!待ってまーす!
(忘れられてないよね・・・?)
331 名前:名無し 投稿日:2018/07/01 13:36 ID:6CK0CFJt
支援
332 名前:名無し 投稿日:2018/07/02 17:51 ID:xKWQSAgW
支暖
333 名前:野獣先輩 投稿日:2018/07/03 20:13 ID:2vXrqPCh
まずうちさぁ、屋上・・・あんだけど・・・焼いてかない?(迫真)
334 名前:名無し 投稿日:2018/07/04 05:04 ID:PQkWcCe8
支援
335 名前:名無し 投稿日:2018/07/04 13:38 ID:ooRO8mWr
支暖
336 名前:名無し 投稿日:2018/07/05 15:06 ID:Bm4MfDpD
支援
337 名前:名無し 投稿日:2018/07/07 06:11 ID:P0PEn7DC
支援しまーっす!!
338 名前:名無し 投稿日:2018/07/08 05:08 ID:0uw36n4H
ヒカリ完全に空気じゃん
339 名前:名無し 投稿日:2018/07/08 07:15 ID:7Ix0rLpD
支援(*ノ゚Д゚)八(*゚Д゚*)八(゚Д゚*)ノ
340 名前:名無し 投稿日:2018/07/08 11:51 ID:YpcnmWbL
忘れてるわけじゃないよね…?
341 名前:名無し 投稿日:2018/07/09 17:00 ID:VP01zOGQ
もしかして飽きた?
342 名前:名無し 投稿日:2018/07/10 07:41 ID:3EACuNu9
支援
343 名前:名無し 投稿日:2018/07/13 04:51 ID:s8B9VwHR
2ヶ月か…
まじでイッチさんどうしたんだろうな…
忙しくて来れないのかそれとも飽きたのか…
344 名前:名無し 投稿日:2018/07/13 10:39 ID:cHCcZMuv
支援
345 名前:名無し 投稿日:2018/07/13 20:05 ID:B0fXyZ5a
久しぶり
忘れてなくて良かったよ
これからも応援してます
メガ支援
346 名前:名無し 投稿日:2018/07/14 09:05 ID:aShAQUOn
支援
347 名前:名無し 投稿日:2018/07/15 09:20 ID:rPXp1AW0
おーいイッチ
忙しくて来れないんだろうけどせめて生存報告ぐらいはしてくれよ
348 名前:名無し 投稿日:2018/07/15 21:19 ID:L7fnXwNl
趣味で書くものだから気長に待とうぜ。
349 名前:田所浩二 投稿日:2018/07/16 00:48 ID:edvDbZUV
いいよ!来いよ!
350 名前:名無し 投稿日:2018/07/17 01:55 ID:RxVAjmvH
8時間前に読み始めたssがまだ続いてて焦った.....


支援
351 名前:名無し 投稿日:2018/07/18 20:12 ID:SIKhkZWe
>349

1145141919810
352 名前:名無し 投稿日:2018/07/21 10:14 ID:r4dLAka1
2ヶ月も放置するとかどういうこと?

353 名前:名無し 投稿日:2018/07/22 06:48 ID:aXkdymjX
>>352
気長に待てよ
イッチは毎日ここに来れるほど暇じゃないから
354 名前:名無し 投稿日:2018/07/22 15:55 ID:MGwsmgWn
それでもあんまり更新してくれないとフツーに心配する
せめて生存報告くらいはして欲しい
忙しいのはよく理解しているけど、『ちょっと待ってて下さい』くらいの一言は宜しく
355 名前:ねこやま 投稿日:2018/07/23 12:30 ID:tU7zHWnV
数年前に読んでたSSだったけど久々に見てたらまさかの追いついてびっくりです!!
すごくたのしみにしてます!!頑張ってください!!
356 名前:名無し 投稿日:2018/07/25 19:34 ID:4ValeTxB
イッチさん生きてるの
生きてたら何かしらリプくれ
357 名前:名無し 投稿日:2018/07/25 20:29 ID:ioYtmKed
イッチ、何か一言くらい言えよ…
いつまで待たせるんだよ…
358 名前:名無し 投稿日:2018/07/25 23:21 ID:KtbAwu6m
支援
359 名前:名無し 投稿日:2018/07/26 04:06 ID:Wy38mO2n
支援
360 名前:名無し 投稿日:2018/07/27 18:44 ID:X1NiuIZs
流石にもう気長に待てない
361 名前:名無し 投稿日:2018/07/27 20:54 ID:LhZGr7OA
こういう長編SS書いてる作者って途中で飽きて失踪することが多いんだよね
362 名前:名無し 投稿日:2018/07/27 22:32 ID:CXMPgifU
>>361 そういうこと言うやつのせいでもある。

イッチ、根をつめすぎず、頑張れや
363 名前:名無し 投稿日:2018/07/28 04:57 ID:QZRVQ2Us
>>361
イッチさんには都合ってものがあんだよ
2ヶ月更新しないだけで失踪したとか決めつけるな
364 名前:名無し 投稿日:2018/07/28 18:14 ID:S7uYz97v
これ、まだ続いてたのか。
365 名前:名無し 投稿日:2018/07/29 08:14 ID:geMC8nr2
支援
366 名前:syamu_game 投稿日:2018/07/29 12:15 ID:V996D88X
おいまだかなげえんだよ(イッチがんばれや!)
367 名前:名無し 投稿日:2018/07/29 16:12 ID:R2XsC8Gz
支援
368 名前:名無し 投稿日:2018/07/30 05:01 ID:hTX5TC5p
さすがにもう気長に待てないな
他の奴も言ってることだが何か一言くらい言ったらどうなんだ?
369 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/07/30 16:14 ID:xTU7r1LE

皆さん、2カ月も放置する形になって大変申し訳ありません。
もちろん忘れていた訳ではなく、「書かなきゃまずいな……でもちょっと…明日でも良いよな…」
という気持ちが延々と続いて甘えてズルズル来てしまいました。

自分からこんなSSを書いておいて非常に失礼かつ無責任なのですが、致命的にネタが浮かばず悩んでいて伸ばしてしまった結果です。

もう一度気合い入れて完走まで頑張ってみますので、どうか応援頂けないでしょうか。

もちろん沢山の批判も覚悟の上です。

実はここ数日他の方の有名なSSを読み漁り気分を高めていました。
そして私もSSで色んな方々を楽しませてみたいと気持ちが再燃しました。

最初から今まで自分勝手で本当に申し訳ありません。

もう一度だけ、チャンスをください。

話は続けます、どうか、どうかよろしくお願いします。
370 名前:ブルー 投稿日:2018/07/30 16:59 ID:DPkQUqOT
やっとイッチさん来たか・・・。
まぁ、こんだけ長く続けたらそういう気持ちにもなりますよね・・・

スランプは誰にもあることなのですが、これからは内容に困っても生存報告ぐらいはしていただいて欲しいなぁ。と思いました。

以上
371 名前:名無し 投稿日:2018/07/31 04:30 ID:f0Z7gdrX
イッチさん戻って来たか
支援
372 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/07/31 09:58 ID:s4bbdrUK
370様

はい、仕事などで多忙な事はありましたが何とか存命中です。

皆様もありがとうございます。

もう少ししたらまた続きを書き出します。
申し訳ないです
373 名前:名無し 投稿日:2018/07/31 19:57 ID:jpqNWSU2
やっと戻って来たね
お帰りイッチ^ ^
ちゃんと生きてる事だけでも分かれば、そんな慌てて書かなくて良いよ
メガ支援ね〜
374 名前:名無し 投稿日:2018/07/31 20:58 ID:Ky86BAjk
待ってました!
おかえりなさい(^^)

楽しみにしてる人たくさんいると思うんで、イッチさんのペースで無理なく頑張って下さい!!
375 名前:名無し 投稿日:2018/08/01 07:40 ID:taMFc2Pw
支援
376 名前:名無し 投稿日:2018/08/02 05:10 ID:Vw39BRBw
支援
377 名前:名無し 投稿日:2018/08/02 09:33 ID:DXhCNjAj
待ってました!
頑張って!
支援
378 名前:名無し 投稿日:2018/08/02 19:55 ID:rhHNGEpT
頑張ってください。支援!
379 名前:オニキス 投稿日:2018/08/03 07:49 ID:1i0LAM0c
支援
380 名前:名無し 投稿日:2018/08/04 08:36 ID:L20SPVxm
支援
381 名前:名無し 投稿日:2018/08/04 09:23 ID:zoYH9mDn
良いものにはアンチがつきものって言うし
あまり気にし過ぎてもても仕方ないことです
支援
382 名前:名無し 投稿日:2018/08/05 05:59 ID:j6KplfK1
支援
383 名前:名無し 投稿日:2018/08/07 05:19 ID:XtTuxxgd
支援
384 名前:名無し 投稿日:2018/08/07 17:22 ID:ELDMxhuR
支援
385 名前:名無し 投稿日:2018/08/08 14:08 ID:DdsVus5N
支援
386 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/08/08 19:48 ID:kgSjnYVy


ーーーー同時刻カントー地方


1人の女性は船を降りて日差しに目を細めながらその場で伸びをしていた。


その様子を見て男は声をかける。



コジロウ「おうヒカリ!おかえり」


コジロウはスーツ姿でその女性ことヒカリに駆け寄る。


ヒカリ「あ、コジロウ!とコサンジも来てくれてたのね!!」


ヒカリがコジロウの後ろに立っているコサブローに気付くと手を振る。


コサンジ「俺はコサブローだ!!」


いつもの流れとは言え久々のやりとりに3人は安心感を覚えて自然と笑みがこぼれる。


コジロウ「どうだった?シンオウ帰省は」


コジロウとコサンジがヒカリの荷物を分けて持ち歩きながらコジロウがそう尋ねる。


ヒカリ「それはもうすごく楽しかったわ。お母さんとも長くいれたし、もう最高!」



ヒカリはそう言うと共に輝かしい笑顔を見せたので発言に嘘はないのだろう。


ヒカリ「でもわざわざ出迎えなんて申し訳ないわね……」



コジロウ「いや、良いんだちょうど朝一でここクチバの取引先と打ち合わせがあってな……これからは暇だしな」


コジロウは打ち合わせによってやや疲れた表情をしていた。


事業は変わらず順調のようだ。


387 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/08/08 19:58 ID:kgSjnYVy


コサンジ「サトシもあと少しで帰って来るんだよな、あいつうまくやれてるかな?」


ヒカリ「うーん言われてみれば初めての出張だしね、普段もだらしない生活だからどうだか」


いかにも一端の妻と取れる返しをヒカリは発した。
三年前の純情な女性だったヒカリを見てきた2人は同時に心で『女ってこえー』と呟いた。



コジロウ「まあでもあいつは仕事に関しては出来るやつだからうまくやってるさ、帰ってきたらまた居酒屋に拉致ろうぜ」



コジロウのその言葉にコサンジは「そうだな」と返すがヒカリはそれを聞き逃さなかった。



ヒカリ「あなた達が遅い時間まで飲ませるから帰った後大変なのよ!!飲むなとは言わないけど!!」


ヒカリはバシッと言い放つと二人は萎縮して「はい……」としか言えずにいた。


コジロウ、コサンジ「……やっぱ女ってこえぇぇ…」



カントー地方の日常は平和のようだ。
皆、サトシ達がどうなってるかなど知る由もなくいつも通りに回っていた。


ヒカリ(……しばらく連絡ないけどサトシってばまた携帯忘れて出勤したのね……早く会ってはなしたいな……)



だが、ヒカリにももちろん愛がある。
ただサトシの無事を祈り空を見上げていた。



この空にもちろん罪はなく、サトシたちの事などが無かったかのように透き通った景色がどこまでも広がっていた。



388 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/08/09 06:37 ID:nGIx3rYn


ヒカリの心配をよそにここ地下施設では戦いの火蓋が切って落とされようとしていた。


シトロン「ムサシ!待ってください!」


ムサシは先ほどの事でイライラしてどんどん奥へと進んでいく。
完全に自業自得なのだが。


それを皆がヒヤヒヤしながら背中を追っていた。


ムサシ「こんな陰気なとこに何時間もいられないわ、早くカタをつけるわよ」


ムサシはそういうと鼻息を「フン!」と鳴らす。


すると皆の目前には最深部と思わしき最果ての建造物が姿を現わす。


ここが決戦の場というのが感じ取れる。
どこか殺風景な至って普通の大きな工場のようなその建物は不気味な雰囲気を放っている。


さすがのムサシもそこで足を止めて息を呑む。



389 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/08/09 08:13 ID:nGIx3rYn

デント「さて……どうしたい?」


沈黙を打ち破ったのはデントでこれからの行動について尋ねる。
その表情は至って冷静だった。


シトロン「……保安部隊もそろそろ到着する頃ですし多少の無茶はできますね」


シトロンは眼鏡を触りながらそう返す。


見渡す限りは正面のシャッター以外に入り口はおろか、窓なども見当たらない。


侵入は正面突破しかない事を意味している。



セレナ「でもこのシャッター……どうやって開ける?力づくでは到底無理よ」


目の前のシャッターは固く閉ざされていて機械でも出入りするのかは不明だが、とても大きくこの人数でも自力では開かないだろう。



シトロン「んー……ほっとけば開くと思いますよ。奴らも甘くはないでしょう。」


シトロンがそう言いながら指差す方向には監視カメラが設置されていた。
つまり建物の前に来た時点でこちらの存在は相手に知られていたということだ。


デント「いくは保安部が来るとは言え結局正面突破かい……もう少しスマートにいきたかったなあ……」


ティエルノ「よし……いつでもこいー!」


手首のストレッチをするデントの横でティエルノは金属バットを強く握りしめる。




390 名前:名無し 投稿日:2018/08/09 15:20 ID:Qr2o0zQ6
久しぶりの更新サンキュな
メガ支援!
391 名前:名無し 投稿日:2018/08/09 15:24 ID:nzupZ43t
支援
392 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/08/09 17:10 ID:g9UJPIK9


ユリーカ「でもあのお兄ちゃんがこういう強行に出るとはね……」



ユリーカはこれまでのシトロンの行動に対して疑問を覚えているようだ。


シトロン「ふふ……もちろん策の内に決まってるじゃないですか」



それを聞いたシトロンは「来た!」と言わんばかりの得意げな表情を見せる。


シトロン「あの要塞のシャッターが開く前に保安部が到着したら奴らはそのまま立て篭もりますよ?そうなると制圧にかなりの時間を要する上に人質のサトシが危うくなります。」



デント「やっぱ冴えてるな君は」


ここまでの計算ぶりにデントも驚きを隠せないようだ。


シトロン「ええ、ですのでシャッターが開いてからのミッションを言います。……ちょっと難易度が高いですがミスは出来ません」


そこまで言うとシトロンは先ほどと打って変わって不安げな表情を浮かべた。


シトロン「まずシャッターが開いたら突入して、内側の壁をユリーカとデントで探って下さい。絶対に開閉のスイッチは存在します。」


デント「なるほどね」


シトロン「見つけ次第、ユリーカの知識を武器にコードを速やかに切断して閉じることを不可能な状態にして下さい。その間は僕らが敵を寄せ付けません」


ユリーカ「……わかったやってみる!!でも最低限の道具しか持ってないから出来るかどうか…」






393 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/08/09 17:20 ID:g9UJPIK9


シトロン「これを!」


シトロンはそう言いつつ簡易な手提げをユリーカに手渡す。


ユリーカがそれを覗き込むと、ニッパーやハンマーや壁を破砕する金属などが入っていた。


シトロン「これを想定して先ほどのホームセンターで使えそうな物は持ってきました。いざという時の武器にもなるでしょう」


シトロンの手際の良さには心底皆は感心していた。


ムサシ「あなたやっぱりやるわねえ。これが終わり次第……ね?」



ムサシは人差し指をシトロンの唇に当たる。



シトロン「ひっ……心臓痛が…」


デント「そんな事よりもその次のミッションは?」


その様子を見ていたデントは苦笑いをしながら切り出した。


シトロン「ああ……これが一か八かの賭けになりますが……保安部が到着する前にサトシを救出するのです」



シトロンは落ち着きを取り戻して声を絞り出した。
まだどこか表情は青いが。


セレナ「待って……敵に囲まれた状態でそれを突破した上に地形も分からない施設内からサトシを見つけ出すってこと!?」


シトロン「そうです……ですので一か八か……色々とアイテムもありますからそれに賭けましょう」


終盤はやや雑だがこれが今の彼らに成せる限界だろう。


もうその手段しか残されてなかった。


シトロン「もう時間もないでしょう…手短に話します。まずはですね……」


シトロンが皆に話し終えると共にシャッターが機械音と共に開いた。


高鳴る鼓動、逃げ出したい恐怖を抑えて皆は駆け出した



394 名前:名無し 投稿日:2018/08/10 07:36 ID:8cc67O7x
支援
395 名前:名無し 投稿日:2018/08/10 15:19 ID:hrJ9ukEX
支援!
396 名前:名無し 投稿日:2018/08/10 15:41 ID:Su1UmQYJ
支援
397 名前:名無し 投稿日:2018/08/10 15:41 ID:Su1UmQYJ
支援
398 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/08/11 06:49 ID:uOrK0Rqo

元カノが結婚してワロタwwww
ワロタ……
399 名前:名無し 投稿日:2018/08/11 10:15 ID:XaIw0MGq
398ってイッチさん?
何言ってるの?
叩かれ過ぎておかしくなった?
400 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/08/11 11:59 ID:rMmYpZsd

399様

至って正常ですよ(`・ω・´)ゞ
いま更新できるほどの時間がないのですみません
401 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/08/11 13:11 ID:rMmYpZsd


シャッターが開くと同時に一同は駆け出して内部へとまずは侵入する。
これが絶対条件で外にジリジリと追いやられたらおしまいだからだ。


入り口から5メートルほどのところで足を止める、なぜなら10メートル前方にはざっと30人は戦闘員が出迎えているからだ。



ここからが正念場である。


ティエルノ「ウヒョおおおお!!!」


まず、テンポよく敵に思考する時間を与えないうちにティエルノが金属バットを振り回しながら敵に突撃をした。


攻撃ではない。敵に押さえられないよう距離感も保ちつつ絶妙なタイミングでだった。


戦闘員「な、なんだ!!」


戦闘員「気が狂ったのか!?」


戦闘員が突然の事に注目してざわめき出した。


シトロン(今です!!)


そしてシトロンがデントとムサシにアイコンタクトを送る。


サインを受けた二人は入り口から左右に通路が続いている奥へ向かって煙玉を投げる。


ティエルノが全員の注目を集めた一瞬の隙をついた作戦だった。


この左右にある通路は外観の構造を見ればあらかた予想がついたのである。


ここまではシトロンの思惑通りだった。




402 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/08/11 13:28 ID:rMmYpZsd


そして左右の奥で煙玉が炸裂する。


白い煙が充満して入り口付近にも漂ってきている。


ようやくそこで敵が気付く。


戦闘員3「お、おい!なんだこの煙は!」


戦闘員15「左右からだ!」


戦闘員たちは多少の混乱を見せた。
これも狙い通りである。


シトロン(……なんとかうまくかかってくれました)



ティエルノ「みんなー!!仲間の奇襲が成功したぞーー!!!」



ティエルノが振り向き大声でそう言う。
そして皆もそれに便乗する。


シトロン「これで形成逆転ですね!」


デント「ふう、おとり作戦も成功ってことだね」



この作戦により敵はあたかも多勢の奇襲が来たと思い込みますます混乱していた。



戦闘員26「左右に散れー!!奥に行かせるな!!」



戦闘員29「増員も呼べ!!」



その声を合図にこの場にいる戦闘員が左右にかけていき人数は半数程度まで減少した。


これで奥への突破口も見えてきたのである。
闇雲に最初から突撃するのとでは成功率に雲泥の差がある。


だがこのフェイクも長く続くわけではない、奥へと向かった戦闘員が気付く前にここを突破する事が絶対条件なのだ。




403 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/08/11 14:15 ID:vaWQhRoD


そんな中、ユリーカはただ一人だけ伏兵として外のカメラ死角で待機をしていた。


あの状況ではまずここへは敵が来ない。


ユリーカ(あ……みんなの声……これが合図!!)


先ほどの大声がユリーカ侵入の合図である。
ユリーカは深呼吸をして内部へと足を進めた。



ユリーカが見た光景は混乱に乗じて皆が攻撃を加えているところだった。


ホームセンターで仕入れたさまざまな物を武器にシトロン達は果敢に戦っていた。



ティエルノは依然金属バットを振り回してそれに怯んだ敵にデントがすかさずカラーボールを顔めがけてぶつける。



セレナとムサシはパフォーマンスを見せるかのような華麗な動きで敵をかわして引き付けている。


それを確認してユリーカはシャッターのスイッチを見つけて作業に取り掛かる。


ユリーカ「良かった、比較的単純なものだ……!!」


ユリーカは持参した道具とシトロンから受け取ったものを器用に手際よく使い分けてコードをむき出しにする事に成功した。


ユリーカ「この大元の線を切断するだけ!」


ユリーカがニッパーを手に持ち、コードを挟んだ瞬間に首に強い力が掛かり後ろに仰け反る。



戦闘員9「この女!!なにしてやがる!」



不覚だった。
さすがに全員の目を盗むのは不可能だったようだ。


ユリーカ「キャッ…離して…」


後ろからチョークをかけられ声も呼吸もやっとだ。


あと一歩だったのに……


そんな無念がよぎった時、突然かかっていた力から解放された。




404 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/08/11 14:22 ID:vaWQhRoD


デント「おーっと、そんな汚れた手で触ってもらっちゃ困るねぇ」


ユリーカは足を崩し倒れこむと同時に見上げるとデントが戦闘員の腕を掴み捻り上げていた。


ユリーカ「デント!!!」


ユリーカはいつにない笑顔をデントに送る。



戦闘員「こんのぉ…野郎!!」


戦闘員がデントの手を振りほどいて殴りかかるがデントは軽くかわして一気に距離を詰める。


デント「よし!一本!!」


戦闘員が態勢を整える前にデントはうまく体を組み込ませて投げ地面に叩きつける。


戦闘員はその瞬間、「ぐふ」とだけ声を上げて倒れ込んだ。


デント「今だ!ユリーカ!」


デントの声に頷くとユリーカは再びニッパーを手に持ち、コードを切断してついでにスイッチも壊した。


これでシャッターは開きっぱなしになるので保安部隊の出入りも容易となる。






405 名前:名無し 投稿日:2018/08/11 21:50 ID:7BnMpvIj
来たあああ!!!!
支援!!
406 名前:名無し 投稿日:2018/08/15 08:41 ID:nyX2exbN
支援
407 名前:名無し 投稿日:2018/08/16 06:41 ID:p8FTURKY
支援 支援 支援 支援 支援 支援 支援 支援 支援 支援 支援
408 名前:名無し 投稿日:2018/08/16 17:41 ID:EM9Forqa
支援
まさか読み直したくて最初っから読んでたら続編があるなんて
しかも追いついちまったwwww
409 名前:名無し 投稿日:2018/08/16 23:58 ID:tTLLpboY
あらいつの間に…支援です!!
頑張って!!
410 名前:名無し 投稿日:2018/08/17 10:28 ID:IJrWEVBr
支援
411 名前:名無し 投稿日:2018/08/19 20:16 ID:wFeXTeW0
支援
412 名前:名無し 投稿日:2018/08/23 08:19 ID:7MbBuTd2
支援
413 名前:名無し 投稿日:2018/08/25 17:36 ID:VzBfbiaO
追いついた
支援
414 名前:名無し 投稿日:2018/08/27 05:03 ID:NXvpsPhU
次の更新はいつになりそうですか?
415 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/08/27 13:07 ID:nMKndqpe


本日ですよー!

416 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/08/27 13:14 ID:nMKndqpe


デント「どうやら対ポケモン格闘術とやらを身につけてるのは一部だけか…」


デントはうずくまる戦闘員を見ながらそう呟く。


ユリーカ「デント!敵が!」


ユリーカが指差す方から新たな戦闘員が警棒を握りしめて向かってくる。


デント「しまった!」


敵も単純なわけではなかった。
この状況で一番戦闘力の低いユリーカを狙ってきたのだ。


デントは一歩出遅れたものの、ユリーカに振りかざされた警棒から自身が右腕を使い盾となった。



ゴンという音が体を駆け巡る。
同時に右腕には痺れるような鈍痛が走る。


デント「くっ……まだまだ!!」



デントの顔は歪みつつも、長い足をうまく使った蹴りを戦闘員の顔に入れる。


またも一発KOでその戦闘員も勢い良く側面に吹っ飛んだ。



デント「ユリーカ、無事か?」


デントは右腕を抑えながらたずねる。



ユリーカ「うん、ありがとうデント。ところでケガしてるのに無茶はだめ!」



ユリーカは今にも泣いてしまいそうな、消えそうな弱々しい表情でデントを見上げた。



デント「どうってことないさ。君を守れるのならどうなっても構わない」



デントはそう答えるとユリーカは赤面しながら俯いた。



デント(……とはいっても長くはもたなそうだな)



デントは右腕を伸ばしてみるが、先程まで無かった弱い痛みを感じる。


鎮痛剤も徐々に薄れてきたのだろう。




417 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/08/27 13:26 ID:nMKndqpe


シトロン「さあ後は二手に分かれて突破しましょう!!」


シトロンが皆に近づきながらそう告げる。


セレナ「私が……私がいく!」



セレナはそう言い残すと隙をついて1人単身突撃を仕掛ける。



シトロン「ちょ、セレナ!お待ちを!!」



シトロンがセレナを追っていくがあえなく戦闘員も追ってくる。



やっとセレナに追いつき止まらせた頃にはすでに前方には戦闘員が囲んでいた。



シトロン「しまった……」



シトロンの思考も止まり万事休すと思ったところで戦闘員を割ってタバコをくわえたデントが入ってくる。



シトロン「デント!!」


デント「一服タイムだったのになあ……シトロン、最後までスマートにいこう」



デントはそう言うとカバンからあるものを取り出した。



シトロン「それは!?」


デントがホームセンターから持ち出していたものだった。
それは主に農業機械に使う混合ガソリンだった。


手頃な2L缶ではあるものの、一気に引火すればそれなりの威力を発揮する。



デント「……この先はシトロンとセレナがサトシの元へ行くべきだ」



デントは意味深とも言える事を告げると缶の蓋を開けて戦闘員の前方に全てをばら撒いた。



デント「行け!シトロン!!」



デントがそう叫ぶとシトロンとセレナは顔を合わせて頷くとデントを背に走り出した。



デント「……ケリつけてきな…2人とも」


デントはそう言い終えると煙をいっぱいに吸い込み、タバコを前方へと弾き飛ばした。


タバコが地面に接地すると同時にガソリンは燃え上がり、戦闘員とデントの前に炎のバリアが出来る。


デント「量が量だ……数分で燃え尽きるだろう……足止めが精一杯か…」




418 名前:名無し 投稿日:2018/08/27 16:20 ID:NXvpsPhU
支援
419 名前:名無し 投稿日:2018/08/27 17:47 ID:Eg7Tpx1a
某スーパーマサラ人「行け!シトロン!キミに決めた!」
420 名前:名無し 投稿日:2018/08/27 19:43 ID:xNzFExTf
支援
421 名前:名無し 投稿日:2018/08/27 22:50 ID:tNOWnu7B
追い付いた
あれだよなサトシさんらとか洗脳解除して世界を救った救世主様で群衆を納める偶像としても有用な英雄様なのに扱いが雑過ぎん?
しかも命令混みだとしても殺人未遂まで犯してるタケシの下で平社員…協会っていうのはブラック過ぎます…
勿論そんな事になれば続編もなかっただろうからサトシが聖人で甘んじんでる設定なのは理解してるけどw
422 名前:名無し 投稿日:2018/08/28 16:31 ID:xCpVtzY0
このSS始まってから2年と9か月
続編始まって2年このスレ始まって1年
早いなぁ
支援
423 名前:名無し 投稿日:2018/08/28 17:52 ID:AQmYcNOa
支援!
424 名前:名無し 投稿日:2018/08/31 01:06 ID:pI2AFdWV
まさかこんな所に天才作家がいらっしゃったとは
425 名前:名無し 投稿日:2018/09/02 15:11 ID:46dZjZL1
支援
426 名前:名無し 投稿日:2018/09/02 21:29 ID:lgLjtIXb
支援
427 名前:名無し 投稿日:2018/09/02 21:30 ID:lgLjtIXb
支援
428 名前:名無し 投稿日:2018/09/03 16:23 ID:iSPVUJsW
追い付いてしまったー

続きたのしみよ
429 名前:名無し 投稿日:2018/09/04 14:42 ID:o88MZdxv
支援
430 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/09/04 17:51 ID:XqPfu7HP

>>421

まあそれは…サトシさんたちが見返りを求めないぐうぐう聖ってことでw

強いて言えば狭き門の協会という職員にサトシみたいな経歴の者がなれた時点で人生大逆転っていう設定です
431 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/09/04 17:59 ID:XqPfu7HP


セレナ「皆大丈夫かな……」



セレナは駆け足を緩めることなく、そう呟いた。
殺風景な廊下に2人の足音と吐息だけが響く。



シトロン「……デントがなんとかしてくれます。もしもの場合はモンスタームサシがいますので。」


セレナ「それもそうね。」


セレナは当初は不安な表情を浮かべているがムサシというワードを出した途端にけろっと顔つきが変わる。


色々な受け取りができるが、よほどムサシを信頼してるのだろう……とシトロンは捉える事にした。



シトロン「後はサトシの体内にある発信機を辿れば例え入り組んだ室内でも辿り着けます。」



セレナ「あ!あそこにも警備員が!」


セレナのその言葉を合図に2人はスッと曲がり角に身を潜めた。



ただの通路が続いているだけ、隠れる場所も無い。
背後や前方に敵が来たら間違いなくアウトだろう。



シトロン「……あの警備員がいる方角を目指さなければなりません。」


シトロンは恐る恐る顔をわずかに出して位置と人数を確認する。



シトロン「距離は約20メートル……人数は3人ですね……」


セレナ「どうにか欺かないと……」


この2人ではなんとか掻い潜る選択しかない。
戦闘力を考えても真っ向にいけば捕まるのが目に見える。




432 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/09/06 19:32 ID:sdXZZI2W


シトロン「良いですかセレナ、今僕たちはT字通路にいます。目の前が壁で行き止まり、左には敵、右には奥まで通路が続いています。」


シトロンが小声でセレナに大体の地形を説明する。
いつまでもここに潜むわけにはいられない。
いずれ追っ手が来るのも容易に想像がつく。


シトロン「要はあの3人を右側通路まで引き付ければ僕らは奥へと進めるわけです。」



セレナ「どうするの?また煙玉?」


シトロン「いえ、先ほどの状況とは変わってます。僕らからみて右ですが敵から見ればまっすぐ……煙玉を放ったところで瞬時に見破られるでしょう……」



シトロンはそう言うと右手通路に視線をやるが、敵の視覚外まで煙玉を飛ばすには数十メートル。
今身を潜めてる場所の状況では思い切り振りかぶって投げれない。


せいぜい敵にバレぬよう片手を出して軽く投げる程度しか出来ないだろう。


それで距離数を稼ぐのは無理がある。



セレナ「そういえばあのホームセンターから色々持ってきていたようだけど……」



セレナはカバンを漁るシトロンに対して尋ねる。



シトロン「ええ……何となく使えそうな物を複数持ち出しましたが……あまり役に立たなそうですね……」



それを聞くとセレナは「そんな……」と呟くが、その直後シトロンが何か閃いたようにあるものを取り出した。

433 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/09/06 19:41 ID:sdXZZI2W


シトロンはカバンから手のひらサイズ程であるピッピのフィギュアの様なものを手に持つ。


セレナ「それは…おもちゃ?」


これをどう使うのかセレナは強く疑問に思う。


シトロン「これはですね……以前ポケモン方が改正される前に開発されたピッピ人形の改良版ですね」



セレナ「懐かしい響きが……あのピッピ人形?」



ピッピ人形は以前の旅人たちの保険アイテムであり、野生のポケモンと遭遇した時、襲われた時に身代わりになって引きつけてくれる優れた救世道具だ。



しかし、時代が変わるとともにその存在自体忘れられていった。



シトロン「これは持ち運びを考えて小型になってるのです。頭部に小さなボタンがあるでしょう?これを長押しすると……」



シトロンはそう言いつつ行動を起こすと、手のひらサイズであったフィギュアは膨らみ大柄な人形となった。


セレナ「すごい!!こんなものまで開発されてたのね……」



シトロン「ええ……ですがこれが開発されて世に出回ったのがポケモン禁止法直前なので……ほとんどの人は知らないでしょう。」



セレナ「でもこの人形でどうやって切り抜けるの?」



セレナのその疑問を聞くとシトロンはうすら笑みを浮かべながら答える。



シトロン「改良点は他にもあるんですよ」





434 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/09/06 19:50 ID:sdXZZI2W


シトロン「次は背中にあるこのダイヤルを最大限まで回します。回し切ったあとに先程の頭部のボタンを押すとこの人形が勝手に走ってくれるんです。」



セレナ「すごい!!たしかに上手く使えばこの状況も……」



セレナはこのアイテムとシトロンの閃き、両方に感心していた。


シトロン「ええ、しかも障害物を感知して避けながら走るので側面の壁にぶつかる心配もないのですよ」



シトロンは言い終えると敵がちょうどこちらを見ていないタイミングでピッピ人形を通路に置き、スイッチを入れた。



その人形は意外にも大きな足音で警備員とは逆の方へ走っていく。



警備員「あ!!ポケモンだ!!」


警備員c「敵がここまで来たか!確保するぞ!」



警備員たちは3人とも猛ダッシュでピッピ人形を追っていった。



シトロンとセレナはこっそり身を潜めているが、こちらを見もせずに警備員は通過していった。


シトロンの計算通りでよほど必死に追ったのだろう。


ピッピ人形は曲がり角にぶつかると、センサー感知をして右に曲がって更に進み出した。



もちろん警備員も追い続けて行ってついにはシトロンたちの視界から消えた。


シトロン「かかった!!今ですセレナ!!」


セレナはその声に頷くと2人同時に走り出した。



より速く、より無音に近い足音で。






435 名前:名無し 投稿日:2018/09/06 20:04 ID:sdXZZI2W
436 名前:名無し 投稿日:2018/09/07 04:56 ID:BV12jf16
支援
437 名前:さんのー 投稿日:2018/09/08 05:34 ID:zdvnBw6B

一昨日から17年前を読み始めまさか追い付けるとは
438 名前:名無し 投稿日:2018/09/08 18:41 ID:DJjbIIUx
支援
439 名前:名無し 投稿日:2018/09/10 16:28 ID:uJiE7Xle
支援
440 名前:名無し 投稿日:2018/09/10 20:22 ID:Wmub64oF
追いついた
支援
441 名前:名無し 投稿日:2018/09/10 20:25 ID:Wmub64oF
「17年前」から読み始めてやっと追いついた。
イッチさんめっちゃ面白いです!
支援
442 名前:名無し 投稿日:2018/09/10 22:10 ID:RHXMt4k4
追いついた。まさか、リアルタイムで読むことになるとは。作者さんがんばってください!支援
443 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/09/12 17:57 ID:rr48SRd9


デント「ぐはっ…」


デントは敵の攻撃を受け無残にも壁に叩きつけられて倒れこむ。
壁に激突した衝撃で呼吸もままならなかった。


デント「く……」


立ち上がろうにも体が言うことを聞かないデントにユリーカが駆け寄り支える。


デントは周りを見渡すとティエルノとムサシコンビも既に壁を背に囲まれていた。


ティエルノも体力が尽きてもうバットを振り回す力も残っていなかった。


ティエルノ「ははっ……草野球でバット振りは鍛えたんだけどなあ……」



ティエルノは力なくそう呟く。



ムサシ「なーにが。打率1割7分のくせに」



相変わらずムサシは余裕を見せるがその表情はたしかに焦りが出ていた。



皆は既に限界を迎えていた。
万策尽きて体力も残されていなかった。


いや、この状況を考えるとよく善戦した方だろう。
444 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/09/12 18:04 ID:rr48SRd9


そしてデントたちはついに完全包囲されてしまっていた。


デント「ははっ……後はサトシたちが頼みの綱か…」


戦闘員「手こずらせやがって」


戦闘員52「小細工だけで俺らを撒けると思ったのか?」



だがその時入口シャッターの後方から大勢の足音が聞こえてくる。


ただの複数ではない。間違いなく…大軍の。



そして呆気にとられる戦闘員たちをよそについにその軍勢はシャッター内へと侵入してくる。


保安隊「大人しくしろー!保安部隊だ!!」


1人の声で全員はザザッと列を横に広げて構え出す。



ついに保安部隊の到着だった。
見たところ盾を構えているあたり特殊部隊も出動したのだろう。


デント「よし…形勢逆転だ…!!」



それを見た瞬間デントたちの士気は回復する。


???「ふーん……ここが秘密アジトね……この前代未聞の大事件……経験値、稼がせてもらいますよ」




445 名前:名無し 投稿日:2018/09/12 18:53 ID:xBoXpR9B
更新されてた
支援
446 名前:名無し 投稿日:2018/09/13 16:19 ID:ogomAHga
支援
447 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/09/13 19:07 ID:Sc7m9wSH


デント「君は……ショータじゃないか…?シトロンの知り合いとは聞いてたが君とはね」



指揮をとるリーダーと思わしき青年にデントはそう尋ねる。


ショータ「やあデント。積もる話もあるがそれは置いといて、シトロンはどこだい?」



ショータはシトロンの旧友だ。もちろん当時サトシとも交流はあった。
色々あったようだが現在はポケモン協会保安部の若きして上に立つ人間として君臨している。


デントのソムリエという職業柄もあり度々顔見知りではあっなようだ。


デント「それが人質を助けるべく内部へと潜入していったよ……」



ショータ「はあ……まあそうだろうとは思ったけどね、あの冷静なシトロンがそう打って出るなんて珍しい。……まあ皆を助けつつ……僕は僕で経験値稼がせてもらいますわ」



ショータはそう言うと指示を出す。



ショータ「これはカラス保安部の名誉がかかってる!!1人も逃すな!!攻撃もやむを得ない、だが絶対に両者から犠牲者を出すな!!」



ショータが大声でそういうと保安部隊の者たちは「オオー!!」と声を張り上げて敵組織の確保に取り掛かった。


抗争が勃発かと思いきや、敵は予想外の行動に出ていた。



448 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/09/13 19:17 ID:Sc7m9wSH


もちろん必死の抵抗を見せる敵もいるが、それは全体の半数に満たなかった。


泣き喚き逃げ惑う者、放心状態で投降する者、反旗を翻して味方に攻撃を加える者…様々だった。


ムサシ「なにやってんのかしら」


そしてその状況から解放されたデントたちは集まり両者の攻防を眺めていた。


デント「……よほど結束力に欠けた部隊だったんだろうね」



頭数こそ多いが、心から前協会を崇拝しているメンバーは多くはなかった。
そのため統率力や結束もバラバラでついにここにきてボロが出てしまっていたのだ。


ムサシ「なーんか哀れね〜。ロケット団出身から見たらあり得ないわ」



ティエルノ「とりあえず僕らは無事助かったわけだけど……どうする?」



ティエルノの声に一瞬だけ皆は黙り考えるが、答えは皆同じだった。



皆「この機に乗じて奥に行っちゃおう!!」


デント「そうこなくちゃね!!……ちょっとカタをつけたい人もいるしね」



皆は頷くとショータや保安部隊の目を盗んでこっそりと奥へと進み出した。





449 名前:ゲッコウガ 投稿日:2018/09/15 16:13 ID:FNIJkGv6
〜旅に出たのは17年前か〜を今日知って、猛スピードで読んだ。まさか投稿をリアタイで出来るなんて....。感激!!!支援です!!
450 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/09/15 18:09 ID:bbQ69BST


ーーーーカントー地方にて


ヒカリ「タケシ、カスミ、これシンオウのお土産よ!!」


ヒカリは自室に二人を招き、テーブルいっぱいに土産袋を置いた。



タケシ「ありがとう!かなり買ってきたんだな…」


タケシとカスミはその量を見て苦笑いをする。



ヒカリ「ええ、コジロウたちやケンジのも買ったから多くなっちゃって」


カスミ「ほんと仲間想いね!」


カスミはそれをみて思わず微笑み心が癒されていた。


ヒカリ「特にコサンジのぶん忘れるとスネるからね…」


タケシ「はははっ!あいつらしいな。サトシが帰ってきたらまた集まろうかな!」



カスミ「…ハメはずし過ぎないようにね?」



そのタケシに対してカスミは目を細めてそう言うと、タケシは冷や汗をかく。


その様子をみてヒカリはクスっと笑っていた。



ヒカリ「そういえばここ2日くらいサトシから連絡来ないのよね〜。タケシにも来てない?」



ヒカリはスマホを手に持ちながらタケシに尋ねるが、タケシは首を横に振った。



タケシ「いや……俺にも来てないな……」



ヒカリ「まあ元々スマホいじるような人じゃないみたいだから良くある事なんだけどね…」



カスミ「でも一通くらい報告は欲しいよね…」



カスミはヒカリが心配してる事を感じたりそう言う。



タケシ「まあもうすぐ帰ってくる日も近いしな、今日あたり連絡来るさ!!……おっ、電話か……噂をすれば帰る手はずの報告だな?」



タイミングよくタケシのスマホは着信音をだしてタケシは部屋を一度出て屋外で応答をし出した。



451 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/09/15 18:17 ID:bbQ69BST


カスミ「ヒカリ、あまり心配するのも良くないわ。この時間ちょうど面白い昼ドラがやってるから気分転換にでも見ない?」


カスミはヒカリの寂しそうな顔をみてそう慰める。



ヒカリ「そうね……!!ありがとう!今テレビつけるわね…」


ヒカリはテーブルからリモコンを手に持つとスイッチを入れるがドラマなど放送している様子もなく緊急のニュースが流れていた。



アナウンサー「現在、ここカロス地方では前代未聞の事件が起きています!ミアレ北部の山中にいますが依然として保安官及び特殊部隊も集まりピリピリとした空気が流れています!!!」



アナウンサーは現場からの速報を伝えると事件の全貌を大まかに説明をし出した。



ヒカリ「ねえカスミ……サトシって……」



ヒカリは恐る恐るカスミの顔を見るがカスミは笑いながら否定をする。



カスミ「ない!ない!いくらサトシがトラブルに巻き込まれやすいとはいえ……ないない!!」



ヒカリ「そうよねーー!!」



二人はそう言い笑い合うがアナウンサーの次の言葉を聞いて表情を変える。



アナウンサー「更に犯人グループは協会職員を人質に立てこもっています。被害者はカントー地方から研修に来ているサトシさん30歳です。詳しくはまだ不明ですが、慣れない土地に来て不安にも巻き込まれたと見られています。……他にも一般人が何人かサトシさんの救出を試みて内部へと侵入したようで未だに出てくる気配はありません。」



ヒカリ・カスミ「えええええええ!!!!」




452 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/09/15 18:28 ID:bbQ69BST


二人が顔を合わせて口をパクパクさせているところでタケシがものすごい勢いで部屋へと来る。


タケシ「うおおお!!やばいぞおお!!」


ヒカリはタケシが来るなり不安をあらわにして疑問を投げかける。



ヒカリ「ねえタケシ!ほんとにサトシなの!?大丈夫だよね!?」



タケシ「落ち着けヒカリ!!……今カロス協会から電話があってな……サトシで間違いないらしい……研修先にも連絡無しで欠勤もして心配してたそうだ。」



ヒカリはタケシの言葉を聞いて「うそ……」と呟く。



タケシ「……だが人質という状態だ、安心は出来ない……ヒカリ、急遽だがすぐにカロス地方に一緒に向かおう。俺もカントー請負人としてすぐに呼ばれた…」



ヒカリは黙って頷くと簡単に荷物をまとめた。



タケシ「カスミ、すまんニビジムへ戻って色々まとめあげてくれ…」



カスミは「わかった!」と頷くと足早にジムへと向かっていった。


タケシ「とにかく行こう。緊急自体だからポケモンでの移動許可も降りた。オニドリルでひとっ飛びとする!」



タケシはそう言うとヒカリと外に出てモンスターボールを投げてオニドリルを出す。



ヒカリ「無事よね……まさかあのサトシが死ぬなんて…ないよね?」



2人はオニドリルにまたがりヒカリはタケシの背中にそう尋ねる。



タケシ「……あいつは殺そうとしても死なないやつだよ。それはお前もよく知ってるだろ?」



タケシはそれだけ言うとオニドリルに指示をすると、2人は空高く舞い上がった。


453 名前:さんのー 投稿日:2018/09/15 20:18 ID:mmtQzMwb
しえん
454 名前:名無し 投稿日:2018/09/16 05:55 ID:mKiKlCjx
支援
455 名前:ゲッコウガ 投稿日:2018/09/16 06:13 ID:UDkk143F
キズナ支援です!!!
456 名前:ひら 投稿日:2018/09/17 11:23 ID:EWujvs6e
支援です!
457 名前:名無し 投稿日:2018/09/19 22:52 ID:YOrxxpoM
SEN
458 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/09/21 15:51 ID:tcCgbgdB


シトロン「サトシ!!」


シトロンは保安官に気付き手薄となった監獄部屋へとセレナと辿り着くとすぐさまサトシを発見して声をかける。


サトシ「シトロン!…セレナ!」


サトシは格子上の扉にしがみつく形で駆け寄る。
意識もはっきりとしていて、外傷もないサトシの様子に2人は胸をなでおろす。


サトシ「とりあえず現状を教えてくれ!」


サトシのその質問にシトロンは頷くと手短に状況説明をする。



サトシ「保安部隊も動いてるのか!こりゃこっちの勝ちだな……といっても俺がココを出なきゃ意味がねえ」



サトシの言葉を聞くとシトロンは扉部分に蹴りを入れたり渾身の体当たりをしてみるが、さすがに自力で壊せる程甘くはなかったようだ。



サトシ「……看守役の奴が数人いるんだ。そして不定期に見回りに来るんだけどそいつらから鍵を奪えれば手っ取り早いんだけど」



シトロン「そうですね。今持ってるアイテムではとても開けられそうにありません」



シトロンは再度バッグの中を確認するが首を振る。



セレナ「看守が一人で来るなら何とかなりそうなんだけど…」





459 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/09/21 16:00 ID:tcCgbgdB


サトシ「そればっかりは分からないんだ……一人で来る時もあれば三人の場合もあるからな……だけど保安官に気を取られて一人で見回る可能性は高いはず……」


シトロン「でしたら……僕とセレナで力づくで鍵を奪うしかありませんね……何か使えそうな物を探すのも手ですがその時に襲われたら一巻の終わりです」



シトロンは周りを見渡すが倉庫などアイテムがありそうな場所は付近には無く、ここまでほぼ一本道のため下手に動くのはまずいと判断した。



セレナ「シトロン……今までは何とか道具を駆使してここまで来れたけど、力づくでなんて大丈夫かな?」



まずはセレナの言う通りだった。
いくら運動神経抜群とはいえセレナは女性で体格も劣る。


シトロンも肉弾向きではないため二人掛かりでも不安は残る。


シトロン「ええ…たしかに私はサトシやデントと違って力では勝てません……ですが……頭脳でなら勝てます!!」



シトロンは得意げに自身の頭部を指差しながらそう答えた。



確かにこれまで素晴らしい策を考えミッションをこなして来たシトロンの頭脳は大きい武器だ。



サトシ「まかせたぜ……」




460 名前:名無し 投稿日:2018/09/23 13:59 ID:12GQ4cnQ
えぇ…サトシに壊せない檻って硬すぎるだろ

支援
461 名前:アルカリ性 投稿日:2018/09/24 19:29 ID:6NAVkmV9
もの凄く良い物を見させて貰いました。続き頑張って下さい。
462 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/09/25 14:55 ID:mwYTJv2S


「カツカツ……」という足音が徐々に近付いてくるのが感じ取れる。


幸いなことに足音を聞くからには人数は1人のようだ。


サトシ「おーい!!看守さん!早く来てくれーー!!」



タイミングを見計らい、サトシは大声を上げた。
もちろん声は届き足音が早くなる。



看守「これは何だ……!!」



そしてついに皆の視界に現れた看守は驚きの声を上げた。


無理もない。
その光景はシトロンとセレナがその場に倒れ込み「うぅ……」と苦しそうな呻き声を出しているのだから。



看守「お、おいお前!!何があった!?」



看守は状況が掴めず、一部始終を見ていたであろうサトシにそう問い詰めた。


サトシ「俺だって分かんねえよ!!突然2人がここに来たかと思ったら目の前で殴り合いを始めたんだぜ!?」



看守「うーん……お前の仲間たちではないのか?」



サトシ「んなわけあるか!!こんな奴らは知らないしここで殴り合う意味ねえだろ!」


看守「それもそうか……なら変装した保安官がここにも……?」



看守は独り言を何気なく呟いたつもりだが、その一言がサトシたちに「保安官の到着」を知らせる答えとなっていた。



サトシ「とにかくさ、そっちの女の方がめちゃくちゃに殴られてたから早く安否確認してやれよ!」



サトシがうずくまるセレナを指差してそう言う。


保安官「それもそうだな……おいお前、生きてるか?しっかりしろ!!」



保安官がセレナを揺すりながら声をかけ始めた。


それを見たサトシはもう一方で倒れているシトロンにアイコンタクトを送る。





463 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/09/25 15:06 ID:mwYTJv2S


シトロンは瞬時に立ち上がりしゃがんでいる看守の背後から飛び掛かりしがみ付いた。


看守「くそっ!!罠だったか!!離せこの野郎!」



だが看守はしがみ付かれたまま立ち上がると、壁にシトロンもろともぶつけて引き離そうとする。


シトロン「ぐっ……がは……セレナ……早く!」



セレナも立ち上がると看守の腰ベルトに付いている鍵をもぎ取ろうと近づくが思いのほか看守が暴れて中々うまくいかない。


シトロン(簡易的なカラビナフック……簡単に奪えるはず……)



看守「オラオラ!!よくもこんな小細工してくれたな!!」



シトロンの頭には「ガン!」という音が連続して響く。
額には生暖かい嫌な感触がある。
流血してるのが分かる……だがそう簡単に離れるわけにはいかなかった。



シトロン「おりゃー!!」



シトロンは背中にしがみつきながら、ついに看守の首元に噛み付く。


看守「あぁぁぁぁ!!」



看守は怯んで両腕をシトロンこと背中は伸ばした瞬間にセレナは詰め寄って鍵を奪い取った。



サトシ「でかした!!後は開けてくれ!!」



セレナは10以上ある鍵を順番に合わせ始めるが中々合わない。
看守たちは暗記してるのだろう。



後はセレナが鍵を開けるか、シトロンが力つきるかの時間との戦いになった。



シトロン「うう……もう……だめ……」



ついにシトロンは引き剥がされて振り向いた看守の強烈な蹴りを受けて後方に吹っ飛ぶ。



サトシ「ま、まずい!!うおおーー!!」


サトシは駆け出して扉に突撃を始めた。



セレナ「お願い当たって!!」



そしてセレナがランダムに願いを込めた鍵を差し込むと「ガチャ」という音がしてセレナは横に跳んで伏せた。



タイミングよくサトシが解錠された扉にタックルをする形となり、急いで近づき呆気にとられた看守は思い切り扉に打ち付けられて後ろの壁に激突して倒れ込んだ。



464 名前:太郎くん 投稿日:2018/09/25 16:37 ID:l6catVEB
続きが気になります!!!支援です!
465 名前:ワインゴ 投稿日:2018/09/27 18:36 ID:pqUpMyBK
やっと追い付いた...。
466 名前:ゲッコウガ◆RCXLY94kuQ 投稿日:2018/09/28 20:08 ID:TAUdZQ6o
まだかなイッチさん。
467 名前:名無し 投稿日:2018/10/03 13:56 ID:sSC5wEsu
しえん
468 名前:暇ナッツ 投稿日:2018/10/03 16:40 ID:zrL5h1k5
やっと追い付いた、支援!ところでタケシとカスミの間に子共はいるんですか?
469 名前:相棒 投稿日:2018/10/08 16:19 ID:Ac4yBJUp
大支援!!ヽ(゚д゚ヽ)(ノ゚д゚)ノ!!
470 名前:名無し 投稿日:2018/10/08 19:26 ID:GtEG7LeW
し!え!ん!
471 名前:名無し太郎 投稿日:2018/10/10 08:26 ID:dVj2YVhm
しえん!
472 名前:ゲッコウガ◆RCXLY94kuQ 投稿日:2018/10/10 09:28 ID:QYyaLgz9
しえん!しえん!しえん!しえん!しえん!しえん!しえん!しえん!しえん!しえん!
473 名前:名無し 投稿日:2018/10/13 00:34 ID:yD7tkghd
追いついたんだが、とりま思ったのは文句言うやつ多すぎじゃね?って事と自分も別ジャンルでss書いてる身としては早くしろだの遅せぇよだの言われっとてめぇら読んでるだけで書いたことすらないくせにグチグチ文句言ってんじゃねぇよって思うんよね。
そもそも書いている方はネタが切れてしまってたり、思いついてもどう繋いで行けばいいかって考えたりしなければならないこと等多くのことを考えながら書いてるわけよ。
そんな中、早く書けだの遅せぇよだの言われっとじゃあてめぇらこのクオリティ出しながら2年以上かけて書いてみろよって思うんだよね。
これを見てうるせぇなって思うやつ、また荒らしかよって思うやつ、これに対して反抗的なことを思うやつらまとめてこれらss全般を読む資格無いよね。
まず自分で書いてみて苦しみを理解してから出直してきな!
474 名前:夢幻のメロディー◆GlGQ3nWu6s 投稿日:2018/10/13 20:27 ID:jYsw1bFX
473さん。
小説というものは、大衆向けに書かれた場合、
読む権利の無い人は居ません。
大衆向けでないのであれば、それは世間的に価値が低いものということになります。
イッチさんは、読み手を限定するようなことは書いていません。
つまり、このSSは大衆向けです。
(ポケモンが分かる人限定ではありますが…)
書く上で、ネタに困ったりするのは、物書きとしての義務みたいなものでもあります。
その事に関するストレスなどは、本人が自分でコントロールしなければいけません。
また、SSの価値を決めるのは読者であって、
作者や専門家ではありません。
骨董品だって、鑑定家がいくら高く評価しても買い手が価値を認めなければ無価値です。
従って、一般読者の率直な意見は重要な参考資料です。
読者の希望に最大限合わせることは、クオリティでもあります。
もし、作者が大衆からの価値を無視するのであれば、
気に止めなければ良いですし、
そもそも、投稿しなければ良いと思います。
要するに、作者は自分で考えても向上しない場合、
大衆の率直な意見を柔軟に取り入れる必要もあるのです。
あなたのやり方は、個人の解釈をとにかく押し付けているため、
その柔軟性を欠けさせようとしています。
決めつけたように書かずに、一意見として書くべきだと思います。
475 名前:暇ナッツ 投稿日:2018/10/14 06:46 ID:V3MAukTy
>>474
よく言った❗
476 名前:>>473です。 投稿日:2018/10/15 17:25 ID:CQJwIVwy
>>474さんはご自分でssを書いた事があるんですね?
あるからそんな偽善じみた事が書き込めるんですよね?
もしそうでなければ、あんな偽善じみたこと書き込まないでくださいよ。
イッチさんの場合はあまりありませんが大抵のss作者は原作との差異を無くすために色々と調べなければならなかったりするわけですよ。
最もそれら以前に作者側は日々の仕事をこなし、疲れている中で作者側は作者側の生活がある為夜更かしはそうそうできることじゃない。イッチさんがなんの仕事をしているかは分かりませんが、少なくとも疲れない仕事って言うのは無いですよね。
このssを読んでいる方々の中にも社会人の方、いらっしゃると思います。土曜日、早く起きて自分の為になにか出来ますか?又は日曜日、夜遅くまで起きていて次の日寝坊しないと豪語できますか?
出来ると言う人は沢山いるでしょう。じゃ、実際やってみてくださいよ。それも一度や二度じゃない。何度も何度も。そんなこと続ければ確実に身体を壊しますよ。そんな事も考えの中に入れない、作者側の都合も考えない、ssに一言も投稿出来ないほど忙しいのに生存報告という名の投稿を強いる、そんな読者がいい読者だとは思えませんね。
作者側が投稿出来ないということはそれ程、仕事等が忙しいって事をわかっていない。いや、わかろうとしてないですよね。だってあれだけ催促してますからね。>>474さんは「書く上で、ネタに困ったりするのは、物書きとしての義務みたいなものでもあります。
その事に関するストレスなどは、本人が自分でコントロールしなければいけません。」と書き込んでますよね。貴方のこの一文、作者側のことなんて考えてないですよね。この世にストレスのない仕事なんて無いんですよ。その仕事のストレスに足して趣味で書いていたssでストレスを作者側が感じていたとしたら、貴方こそ自分の意見を押し付けてるだけじゃないか。ましてや、ポケモン等の長寿アニメの二次創作。if物語なら原作の設定(人格や言葉遣い等)をアニメに近づけなければそのアニメのファンが黙っていない場合もある。だからこそ作者側は投稿する時、慎重にならなければいけないんですよ。下手したらそのss自体を消さなければならない事態になりかねないですからね。
ありえないと思うことばかりですが実際にあったことです。そしてそれを自分は目の当たりにしてきました。だからこそ思うんですよ。暴言気味な催促や投稿を強いる事をする読者は読むんじゃないよとね。ただ、面白くて続きを期待するだけならこのssにも溢れている「支援」この一言でいいんじゃないんですかね?
それに、「早くしろ」や「遅せぇよ」等のコメントまたは書き込みは読者の希望等ではなくただの自己満足の催促以外のなにものでもない。先の展開を予想する、読者側の希望を出す、「支援」のコメントや書き込み。これらは作者側にはネタの刺激になったりするので嬉しい限りです。
ですが、それとこれでは天と地程の差がある。それこそ、星と道端の石ころの様に。自分にも催促していた時期がありましたが、その時の作者に「自分で書いてから催促してよ。自己中心的な考えはやめてよ。こっち側の気持ちを理解してからものを言え。」こう言われて、自分でも書いてみました。そこで自分はやっと理解ができ、催促や投稿を強いるコメントや書き込みがどれだけ辛いかを体験しました。
>>474さんはそれらを理解し、体験したからこそそう言う書き込みが出来るんですよね。
もしそうでなければ、反論なんて出来ませんもんね。
まず、自分で体験してください。
それから、あらゆる事を想像し、起こりうる事態をよく考えてから書き込みやコメントをしてください。
その書き込みやコメントがどれだけ作者側を傷つけるかをね。
自分が言いたいのはこれだけです。
反論があればどうぞ。反応致します。
ただし、筋の通っていない反論には反応致しませんのでご了承ください。
477 名前:夢幻のメロディー◆GlGQ3nWu6s 投稿日:2018/10/15 20:35 ID:tDDXRguP
473及び476さん。
とりあえず、あなたの言うことを簡潔にまとめると、
SSを書くと言うことはとても大変だ。
それなのに作者へストレスを増やすような書き込みをするのは酷い。
と、言うことですよね?
SSを書くことの大変さを何回も表現しなくても結構です。
少なくとも、僕は分かっていますから。



まず、あなたの意見は自分勝手です。
イッチさん本人が言うのであれば、
それは、このSSの一面ということになり、
それを受け入れない者は、来なければよい。
と、言うのなら納得出来ます。
急かしたりする書き込みを受け入れるかどうかはイッチさん次第です。



それから、僕が意見を押し付けていると書かれていますが、
僕は、文末を敢えて「思います。」と書きました。
納得できない人は、聞き入れなくて良いんです。
もし、その通りだと感じた人がいたのなら、
それは、その人が自ら僕の意見を取り込んだんです。
しかし、あなたは決めつけています。
僕は、内容ではなく、文末のほんのちょっとの言葉において、
決めつけるなと言ったんです。



別に悪口などを拒否したって良いんですよ。
本人がそれで良いと思うのなら。
本人がどうありたいかによります。
あなたに決める権利はありません。



あなたが皆さんに伝えていることは個人的に素晴らしいことだと思っています。
SSを書く大変さは、
頑張ってSSを書いたことのある人にしか分かりません。
それを発信したのですから、
その気持ちに同情して、急かすような書き込みをやめる人だっているはずです。
ただ、示すだけで良いんです。
決めつける必要なんてありません。



決めつけてしまえば、信じてよいのか戸惑ってしまいます。
決めつけられた意見が違っていたら、
決めつけられたままにはいかないため、
反対意見を出さなければいけません。
全員の意見が一致することは稀です。
従って、ほぼ必ず対立しています。
「賛成する人が多いからこっちの意見が正しいんだろうな…」
「数の暴力は酷い。こっちの味方になろう。」
こんな風に、判断力を鈍らせます。
「自分は、違う。
周りに流されてなんかいない。」
という人もどうでしょう?
現にあなたは、SSの大変さに引っ張られています。
こんな言い争いは、
優勢劣勢が勢いや数で決してしまいます。
しかし、ただの一意見を聞くだけなら、
考える人の中だけの話になります。
他は関係ありません。
SSが早く読みたい。
SSが遅い。という感情にとりつかれていた人も、
SSを書く大変さという別の意見を知ることで、
より確かな答えを得るでしょう。



SSの大変さを知り、
それに納得して急かすのをやめる人がいれば、
それで良いですし、
急かし続ける人がいて、
それをイッチさんが悪く思うのなら、
その人は、このスレッドを追い出され、
イッチさんが良しとするならば、
そのまま、ここに居続ける。
それでは、駄目ですか?
478 名前:>>473です。 投稿日:2018/10/16 09:01 ID:4w3wuF8H
474及び477さん、確かに私は書き込みの中では決めつけていました。と言うより、事実を述べたのみなのでそれが決めつけと言われても私としては困りますね。
昨日も書き込んだことですが「あらゆる事を想像し、起こりうる事態をよく考えてから書き込みやコメントをしてください。
その書き込みやコメントがどれだけ作者側を傷つけるかをね。」それをしていない人が、作者側を思っていない人が多いというのは事実ではありませんか?
まあ、477さんもとい、夢幻のメロディーさんは私に消えてほしそうなのでもう書き込みしませんが、「作者側の都合を理解しようとしない読者はいらない」と思う作者側の人間がいることをお忘れなく。
今のネットは怖いですからね。
479 名前:夢幻のメロディー◆GlGQ3nWu6s 投稿日:2018/10/16 20:04 ID:6FdDPn9Y
473、476、478さん。
少々、決めつけや事実がどうかということに関して、勘違いされているようなので、補足します。



まず、
「SSを書くことは大変だ。」
これは、事実として間違っていないと思います。
僕が決めつけだと言ったのは、
「急かすような書き込みをしてはいけない。」
ということに対してです。
これは、事実ではなく、どちらかというと真実です。
真実をはっきりこうだ。と言うのはどうかな?と思ったので、
決めつけない方が良いと書きました。



何回も言っているようで、ちゃんとまとめられていないような気もするので言いますが、
要は、その人の行動を決めるのは結局その人自身なんですよね。
法律を守るのだって、法律があることによって、安全に暮らしたいから等の理由があるからです。
でも、その行動をすることがどんな意味があるのか分からないこともあります。
そんなときは、あなたがしたように、
別の視点の事実を伝えてあげることが必要です。
だから、
「SSを書くことは大変だ。」
という事実がある、
だから!だから!
みたいな言い方は必要ありません。
考えられない小さな子供に言う訳じゃないんですから、
「SSを書くことは大変だ。」
という事実だけを教えれば後は自分で考えてくれます。
それでも、やめなかったら、
それは、その人が作者を苦しめることを選んだということです。
そんな人は、周りから普通には扱われないでしょうが、
本人がそれを選んだのですから、
問題ないでしょう。
ここは、教育現場じゃありませんから、
教えるという行為は普通受け入れられません。
伝えるという行為ぐらいしかできないんですよ。
480 名前:名無し 投稿日:2018/10/17 05:38 ID:k0elbKbi
気持ちはわかるが言い合いの長文邪魔

イッチさん、ゆっくりでいいのでこれからも書き続けてください!応援してます!
481 名前:名無し 投稿日:2018/10/17 07:19 ID:xVpizQwm
別の所で議論してくれ
482 名前:名無し 投稿日:2018/10/17 07:55 ID:p4OIS3Sk
473〜479の長文が邪魔すぎる
こういうことは別のスレでやってくれ
483 名前:名無し 投稿日:2018/10/17 08:19 ID:X55xUb3b
473〜479の言ってることわかるよ。
どっちも正論だし。ss自体を良くしようとしてることがよく伝わってくる。
長文になって見にくいってのはあるけどそれらを思った人がいたってことでいいんじゃないんですか?
長文に対して反応する方もどうかと思いますし。
あと、ここの事で議論してるのに他所でやれはないと思いますよ?
484 名前:名無し 投稿日:2018/10/17 10:22 ID:oL4OyKfp
メガ支援
485 名前:名無し 投稿日:2018/10/17 12:03 ID:O2FJXYkM
ゴチャゴチャよう荒れんなぁ
イッチ支援やで 気長にやってくれやで
486 名前:夢幻のメロディー◆GlGQ3nWu6s 投稿日:2018/10/17 20:01 ID:QKAleIec
皆さんがなるべく不満の無い結果にしたかったのですが、
長文になってしまいました。
すみませんでした。
487 名前:名無し 投稿日:2018/10/18 10:52 ID:Mqd9nXax
483の意見に賛成。
そもそもの話、ここの事で議論してたのに別でやれってさ、自分達が読むのに邪魔だからでしょ?
それは自分勝手じゃないですかね?
486は謝る必要無いよ。議論してた2人かな?は少なくともここを悪くしようと議論してたわけではなく良い方向に向くように議論してたんだから悪くないでしょ。
488 名前:名無し 投稿日:2018/10/18 13:09 ID:Gt61SXET
>>487 そもそもここはイッチさんのスレなんだから議論する場所ではない
489 名前:名無し 投稿日:2018/10/18 14:59 ID:oRPMSMc5
もうひとまず解決したとは思うので、取り敢えず気長に待ちましょうや。メガ支援やでイッチさん
490 名前:名無し 投稿日:2018/10/18 16:11 ID:cforXboU
支援
491 名前:名無し 投稿日:2018/10/18 17:45 ID:qkb2vyX2
何名かわからず屋がいるみたいですが…
まあ、とりまメガ支援!
492 名前:夢幻のメロディー◆GlGQ3nWu6s 投稿日:2018/10/18 19:48 ID:FhHUYEH4
487さん。
僕は、文を長くしてしまったことを謝っているだけです。
これからは、短くまとめられるように努めます。
(というよりは、議論に発展しないように)
長引かないように、
僕はこの件に関して、もう書き込みません。
493 名前:名無し 投稿日:2018/10/19 15:43 ID:STGS7tT4
支援
494 名前:名無し 投稿日:2018/10/19 19:06 ID:3tfqXPWE
イッチさん、頑張って下さい!!!
495 名前:名無し 投稿日:2018/10/20 16:23 ID:Ylr96Ctn
支援
496 名前:名無し 投稿日:2018/10/20 23:48 ID:Xx6e3tsf
議論とか長文とかする人ROMって選択肢ないのかなぁ
メガ支援
497 名前:名無し 投稿日:2018/10/21 09:20 ID:OegQ0nME
支援
498 名前:名無し 投稿日:2018/10/21 19:22 ID:3GzezJAe
支援支援支援
499 名前:名無し 投稿日:2018/10/23 08:22 ID:af5v2Kxt
支援
500 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/10/24 16:41 ID:UQTKW5PS
長らく多忙でした…

何か色々あったようですがあえてスルーさせていただきます。(悪気はないのですよ)
501 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/10/24 16:52 ID:UQTKW5PS


サトシ「セレナ手錠の鍵もセットになってるはず……」



サトシの言葉を聞くとセレナは手に持っている鍵を見て明らかに異質の鍵があることに気付き、サトシの後ろに組まれている手錠を開錠する。


サトシ「よっし!久々の自由だぜ!」


サトシは腕を回して体慣らしを行いながらそう言う。


セレナ「良かった……サトシが無事で……」


目の前で元気な顔を見せるサトシにセレナは思わず目に涙を溜めながらそうこぼした。


サトシ「ああ、ありがとう。シトロンも体張ったな!!」



サトシの言葉にシトロンはフラフラっと近づきいて親指を突き立てる。



シトロン「……いくら他に手段は無かったとはいえあなたを危険な目に合わせてしまった事、謝ります」



シトロンはそう言って頭を下げる。


サトシ「ばーか気にするなよ。結果無事だったんだし相手を追い詰めてるし最高のシナリオじゃんか」



サトシは笑顔でそう言う。


サトシ「とりあえず外した手錠をこの看守に…」


サトシは先程まで自身の自由を奪っていた手錠を持ち倒れこむ看守の手首と檻を繋いだ。



サトシ「後で外しにくるからよ!」





502 名前:名無し 投稿日:2018/10/24 19:00 ID:eNiQmvSP
支援
503 名前:名無し 投稿日:2018/10/26 05:17 ID:zRMxO2ZS
支援
504 名前:名無し 投稿日:2018/10/26 19:22 ID:fKZUYwOS
支援
505 名前:名無し 投稿日:2018/10/28 04:42 ID:lbusTXLZ
支援
506 名前:名無し 投稿日:2018/11/01 15:34 ID:UZyQPAXs
支援
507 名前:名無し 投稿日:2018/11/04 05:21 ID:Bkpg4gCe
支援
508 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/11/07 19:11 ID:vXpI2gpM


サトシ「あとは…シンジと決着をつけるだけだな」


3人で駆ける中、殺風景な廊下に足音とサトシの声だけが響く。


思ったよりも敵とも遭遇せず、スムーズに進めていたのだ。
それもそのはず、まともに組織として抵抗を続けている者はごく一部だけなのだから。



シトロン「シンジ……」


シトロンがサトシが出した名に反応を見せる。


サトシ「ああ、シンオウ時代のライバルでな……こんな形で再会するとはな。ところでシトロンも知り合いだっけ?」



シトロン「い、いやそんなんではないですね。さあ進みましょう」


セレナ「さっきの男、案外簡単に敵リーダーの居場所を教えてくれたけど罠かな…?」


先程、サトシを救出した際に立ちはだかった看守は意外にもシンジがいる場所を口にしていた。


シトロン「いえ……恐らく諦めて口を開いたのでしょう。まあまだ何人かが守ってるとは思いますが大丈夫でしょう」






509 名前:名無し 投稿日:2018/11/08 07:33 ID:W6mgIcls
支援
510 名前:名無し 投稿日:2018/11/08 16:13 ID:bXCqKVIE
支援
511 名前:名無し 投稿日:2018/11/08 19:06 ID:gFIAzsAz
数か月ぶりに来たらここまで進んでいたか!!
続きが楽しみです!
超支援
512 名前:名無し 投稿日:2018/11/13 07:46 ID:gQ3G4MkI
支援
513 名前:名無し 投稿日:2018/11/16 19:32 ID:jQb31Uxf
支援
514 名前:名無し 投稿日:2018/11/18 03:42 ID:Fg0OrfGk
支援
515 名前:山皇 投稿日:2018/11/18 12:55 ID:EAYBtzP0
支援
516 名前:名無し 投稿日:2018/11/18 14:06 ID:Q3RXAXoD
支援
517 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/11/19 15:55 ID:89Ezz30G


ティエルノ「おいおいデント!片足引きずってるじゃないか!」


その頃、デントたちはサトシを救出に向かったシトロンとセレナへ加勢するために施設内を散策していた。


だがフラフラっと歩くデントにティエルノが注意を促す。


デント「まだ大丈夫さ…」


ユリーカ「デント戻ろう!もうよくやったよここまで!」



ユリーカがデントの肩を支えながらそう言う。


デント「はは……まだやり残した事があるのさ…君達こそ大丈夫かい?」


ムサシ「ふん。私は余裕よ、ここで大手柄をあげて全国にムサビー復活を掲げるわ!!」


ティエルノ「あー…やっぱそう言うことか…」


ムサシ「何よ!大体あんたが小さい仕事しか取れないのが悪いのよ!!この件が終わったら特別ボーナス貰わないとだめだわ。なんせ所属タレント様が危険を冒してるんだからね?」



ティエルノ「生きて帰れればね…ははは」


ティエルノが放心状態でそう言いながら指差す方向にはある男が佇んでいた。



……トロバだ。


518 名前:名無し 投稿日:2018/11/19 18:07 ID:V1mu1jVb
やっと追いつきました!大好きです!支援
519 名前:名無し 投稿日:2018/11/20 20:29 ID:BiVFxI6G
支援です!!
520 名前:名無し 投稿日:2018/11/20 20:34 ID:i2uAKKRg
支援支援
521 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/11/22 16:28 ID:6ZcsT9Rl


デント「さあみんな。行くんだ。」


デントは先ほどとは打って変わり、真剣な眼差しになり重い足に気合いを入れて立つ。


ユリーカ「何いってるの!そんな体じゃ無理だよ!!」


ユリーカがデントにすがりつき必死に止めようとはするがデントの目は変わらない。


ムサシ「ふーん。まあ良いわ私らは先に進みましょう」



ムサシはどんな心情なのかは分からないがユリーカの腕を取り進む意思を見せる。


ティエルノ「トロバ…僕たちも相手になる!!どうせ先へは行かせないのだろ!?」


ティエルノは勇んで身を犠牲にするかの如くデントの前に立ちトロバへそう言う。


トロバ「進みたいなら行けば良いさ」


トロバのその声に呆気に取られたがデントの「行け」の合図でティエルノたちは先へと向かい出す。



ティエルノ「トロバ!デントに何かあったら僕は君を許さない」



そしてすれ違いざまにティエルノはこれまでの陽気なキャラを思わせないほどの迫力でトロバへ吐き捨てた。





522 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/11/22 16:33 ID:6ZcsT9Rl


ユリーカ「ちょっと!みんな何でデントを見捨てるの!?仲間でしょ!」


ユリーカは強引に引きずられて遠く離れた通路で2人に投げかける。


ムサシ「はあ……あんたそれでも彼を愛してるの?」


依然ムサシは冷たい口調でユリーカへと答える。


ユリーカ「ふえっ!?…べ、別にそういうわけじゃ…」


ユリーカは不意を突かれたのかやや赤面しながらそう口にする。


ムサシ「彼を想う気持ちは痛いほど分かるけど……彼の目をしっかり見てた?」



ユリーカ「どーゆうこと…」


ムサシ「あれは自分を犠牲にする物の目なんかじゃないわ。遠くを見据える強い眼差し……まるで勝利を確信するかのような…ね。」


ティエルノ「ああムサシの言う通りだよ。…あれは勝負を捨ててるわけじゃないむしろその逆だよ。だからデントを信じよう?」


2人の熱い言葉にユリーカはようやく頷くと3人はサトシたちを求めて更に駆け出した。




523 名前:名無し 投稿日:2018/11/22 16:37 ID:BGOsCE97
支援です。あとイッチさん、先日は(と言うか今日も)僕のスレにコメント有難うございます。励みになります。
524 名前:夢幻のメロディー◆GlGQ3nWu6s 投稿日:2018/11/22 19:09 ID:GHRqeo4m
523は、「トウホク地方を冒険だ!」の作者さんですか?
名無しが自分が誰だか分かっていて当然のように書き込むと、
このスレッドのスレ主みたいに見える傾向にあるので、気を付けた方が良いですよ。
525 名前:名無し 投稿日:2018/11/22 20:18 ID:Lbr7FUzv
524≪
はい。その通りです。気を付けます。
526 名前:名無し 投稿日:2018/11/23 07:57 ID:Tfhr9TQ1
支援
527 名前:名無し 投稿日:2018/11/23 16:27 ID:EdotuAfx
支援
528 名前:名無し 投稿日:2018/11/25 07:20 ID:OWd2fVBI
支援
529 名前:名無し 投稿日:2018/11/25 09:52 ID:2yaLEVcY
支援
530 名前:名無し 投稿日:2018/11/25 17:45 ID:qcYGBwiI
支援
531 名前:名無し 投稿日:2018/11/26 04:47 ID:oMKyxmjC
支援
532 名前:名無し 投稿日:2018/11/29 19:24 ID:KThAZ7d4
支援
533 名前:名無し 投稿日:2018/11/29 20:53 ID:YLW3mwIY
支援支援!!
534 名前:名無し 投稿日:2018/11/30 05:16 ID:p09FTfbJ
支援や支援や!
535 名前:名無し 投稿日:2018/12/01 04:11 ID:4p8O4eRx
支援ですなぁ。
536 名前:名無し 投稿日:2018/12/01 04:11 ID:4p8O4eRx
支援ですなぁ。
537 名前:名無し 投稿日:2018/12/03 07:51 ID:ar2eKhF5
支援
538 名前:名無し 投稿日:2018/12/03 15:29 ID:rYm55eaW
支援!
539 名前:名無し 投稿日:2018/12/03 16:29 ID:r8siwYaA
535・536≪
誤送信で二連続投稿してしまいました…。すみません。ですが支援です!
540 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/12/05 16:35 ID:G5MITrBY

トロバ「…良いのかい?君一人で?皆でかかってきた方が効率的だろ」


沈黙を破ったのはトロバで、その表情は憎しみからか歪んでいた。


デント「言わせてもらおうかい?…君くらいなら僕一人で充分さ」


デントは全く怖じける様子も無く堂々と佇みそう返した。


トロバ「ははは!!前回せっかく助かったのにね君は心底バカだな」


トロバは相変わらず目は笑わずにそう告げた。


トロバ「まさかここまで追いやられるなんてね、この僕たちが……誤算だったよ。あの時君にトドメを刺すべきだった」


そして次は声のトーンも下がり威圧的な口調で静かに呟く。

よく見ると両手が握られている。


デント「さあリベンジといこうか!次は圧倒してあげるよ!!」


トロバ「チッ……!!」


トロバはただ舌打ちをすると同時に一気に間合いを詰めた。


同時にデントも素早く迎え撃つ。






541 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/12/05 16:45 ID:G5MITrBY

シトロン「くっ……最後の最後で阻まれましたか…」


シトロンが足を止める先には敵が3人サトシたちの前に立ちはだかっていた。


彼らの裏手には広いルームがあるようでそこが恐らく最深部にあたるのだろう。


敵「ここから先は誰であろうと通さん」


敵b「ひゃっはー!戦争だー!」


彼らは最後までシンジに従うようでかなり好戦的な態度である。
これでは話し合いで解決できるものではなかった。


サトシ「おいシトロン敵は投降してるんじゃないのかよ」


シトロン「あくまで例外もありですよ。…しかしここでまともに戦ってたらまずい僕がこいつらを止めます」


シトロンはそういうと額に巻いてある布をギュっと縛り直す。


白い布にはジワジワと赤い血が滲んできている。


敵「そうはさせねえよ。」


敵はそういうと同時に持っているリモコンのスイッチを押すと、大きな音と共に裏手のルーム入口からシャッターが降りてくる。


このままでは完全に遮断されてしまう。


セレナ「…させないっ!!」


セレナは言い終わる間も無く飛び出して抑えつけようとした敵の正面から跳躍して敵の頭を踏んで向こうへと着地した。


敵「ぐえっ…」


サトシ「さすがアクロバットで鍛えてるな!…おっといかせないぜ!!」



サトシは次いでセレナを追い出した敵が駆け出す瞬間に後ろから足払いを仕掛けてこれが見事に決まり敵は派手に転ぶ。




542 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/12/05 16:51 ID:G5MITrBY

シトロン「それ!!」


その様子に呆気に取られている残った一人の敵の股間をシトロンは思い切り蹴り上げる。


敵c「あぁぁぁぁぁががぁぁぁあ」


敵cは力無く下腹部を抑えながらうずくまる。


シトロン「サトシ!早くセレナを追って!!」


サトシが、それを聞きセレナに目をやると既に背中しか見えなかった。


サトシ「ばか!ここは片付けてから一緒に……」


シトロン「いえ!僕の役目はここまで!!早くセレナの元へ…!!」



シトロンはセレナが突破した敵、サトシが転ばせた敵合わせて2人を両腕で押さえつけながら必死に訴える。


シトロン「悔しいですが…今セレナを守れるのはあなただけなんです!!…早く!!」


シトロンの数々の想いが伝わるとサトシは無言で頷き背を向け走り出す。


サトシが通り抜けたところでシャッターは完全に降りてシトロンのみがここに残された。


シトロン「サトシ……セレナの事……全てを解き放ってください」




543 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/12/05 17:00 ID:G5MITrBY


敵「てめえよくもやってくれたな!!」


敵b「覚悟しやがれ!」


シトロン「もちろんですとも、さあ早く来てください!体は折れても心は折れませんよ!!」


シトロンは強く吐き捨てると敵に向かって走り出した。


ーーーー


一方、デントとトロバは2回目のリアルファイトを繰り広げていた。


前回に続いてまたもトロバの圧勝かと思われたが、意外にもデントのペースが続いていた。


デント「ハッ!!」


デントは左手で牽制を顔面に打ちながら右足でトロバの足を蹴る。


これも決まりトロバの顔が歪む。


トロバ「蹴り技まで……くそっ!」


デント(来た、右ストレートから…ここで渾身の左…)


デントの読み通りにトロバは攻撃を放つもデントが見切って空を切る。


トロバ「…はあはあ……なぜだあああ!!」


トロバも再び仕掛けるが、デントの右ストレートをカウンター気味に受ける。


トロバ「ぐはあ!!」


トロバは後方に倒れると地面を何度も殴りつけた。


トロバ「クソっ!!」


デント「ふふん。まさか怪我してる右で来るとは思わなかっただろ?それに君の動きもパターンもクセも前回で良く見させてもらったよ。」


トロバ「バカにするなあああ!!」


トロバは我を忘れて助走をつけてデントに殴りかかるもサッと避けられ勢い余り横転する。


デント「職業柄から洞察力には自信があるんだよ。相変わらず君は苛立つと技を忘れて力任せで来てしまう…そうだろ?」



デントは依然として余裕の態度でトロバを見下ろしていた。






544 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/12/05 17:05 ID:G5MITrBY


そう。トロバは人間離れした反射神経とテクニックを身につけている。


だがそれは裏を返すと、平均のスペックにただメッキを塗っていただけ。


計算高いデントに見抜かれた今はメッキの剥がれたただの青年。


その青年ではメッキを塗られ続けているデントには勝てない。



トロバ「うう……」


トロバは立ち上がれずに声を上げながら天井を仰いでいた。


デント「終わりにしようトロバ…君たちもここまでだ。……頼む罪を償うんだ。」


デントは戦意を無くしたトロバに手を差し伸べながらそう言うが、その手は払われてしまう。


トロバ「だからバカにするなって……もう全て終わりなんだよ僕たちは……刑務所から出たところで生きていけるもんか…」



トロバは未だに息切れを起こしながらそう返した。
彼にはもう何の希望も無かった。


光を見失っていた。



545 名前:名無し 投稿日:2018/12/05 19:45 ID:DPaqBbsv
支援
546 名前:名無し 投稿日:2018/12/06 10:19 ID:STMEpwgz
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547 名前:名無し 投稿日:2018/12/06 20:29 ID:NmjtVqu8
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548 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/12/07 16:47 ID:IPjnzhnB


デント「君には最強の武器があるじゃないかトロバ…」


トロバ「武器だと…?」


トロバは口元の血を拭いながら尋ねる。


デント「それはこれだ!!」


デントがそう言うと同時に差し出したのはトロバが愛用しているカメラだった。


トロバ「っ!!返せっ!!」


トロバは勢いよくそれを奪い返すと大事そうにカメラを見つめる。


デント「……それは輝きの洞窟で君が落としていった物だね。まだカメラをやってるんだろ?」


トロバ「……あいにくこの任務のために使ったまでだ。ポケモンのデータに写真は付き物だろ。あくまで研究のためだ。」


トロバは必死に首を振りながらそう言う。


デント「それにしては……随分と関係のないポケモンの写真がギッシリ入ってるじゃないか……」



トロバ「それは…」


デント「まだカメラが好きで好きでたまらないんだろ?もっともっとポケモンを撮っていたい…そうだろトロバ!」


デントはまっすぐとトロバを見つめながらそう言う。



549 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/12/07 16:54 ID:IPjnzhnB

トロバ「違う…違う!!こんなもの…僕を狂わせただけだ!!」


トロバがそこまで言い終えるとデントは手を伸ばしバッとカメラを奪い取る。


デント「ふーん?じゃあこんなものいらないね。……アディオス!」


デントは奪ったカメラを勢いよく地面に叩きつけようとした。


トロバ「やめろおおおおおお!!!!!」


トロバは瞬時にデントへタックルをして再びカメラを手にすると両手で抱えながら、カメラの無事を確認すると安堵の表情を見せていた。


デント「やっぱりね?すまないこうでもしないと本心を知れなくてね……でももう君のカメラへの想いは伝わったよ」


デントは嬉しそうにトロバへ告げる。


デント「それにしても大した腕だよ。風景もポケモンのポーズ角度完璧だよ。」


トロバ「……んなわけないだろ。僕なんて世間に認められないヘボカメラマンなんだから」


トロバには数々の出来事が脳裏をよぎった。
そして今は「後悔」の二文字が浮かんでいた。


トロバ「……どうしてこんな事したんだろうな……ヤケになったんだな……こんな人生に」




550 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/12/07 17:03 ID:IPjnzhnB

デント「トロバ……世間に認められるようになるにはね。腕やセンスに知識……あと絶対条件があるんだよ。それはね…"運"だ」


トロバ「……それだけじゃないだろ、僕は腕もセンスもカケラも無かったそれだけだ」


トロバは力無くそう返す。


デント「いや、運は非常に重要な要素だよ。現に君の撮る写真はそこらへんの雑誌に掲載される写真なんかより遥かに良いよ。……だが君には運が無かった…」



トロバ「何とでも言ってくれよ……僕は生まれた時点で運が無いってのがよーく分かったよ」


デント「それも違うね。言うなれば"運が無かった"だ。でもここで僕と会えたのが君の幸運さ。」


デントは腕を組みそう告げるが、トロバ意味もわからず首を傾げていた。



デント「職業柄ね……写真館や雑誌編集部……君の写真を活かせる分野の方々がたくさん知り合いにいてね……試しにあの時拾った君のカメラのデータを見せるとかなり高い評価でね。」


トロバの頬にはいつしか涙が滴っていた。


デント「なぜこんなカメラマンが世に出ないんだ!と嘆いていたよ」


トロバ「くっ……」


そして再びデントはトロバへと手を差し伸べた。




551 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/12/07 17:10 ID:IPjnzhnB

デント「トロバ…罪を償って来い。いつか出て来い。待ってるから。その時は君のカメラの腕を僕が責任持って活かしてやる。夢を叶えてやる。」


その言葉を差し伸べられた手はトロバにとって一筋の希望、心に光が差し込んだ。


トロバ「できるかよ…僕は何匹ものポケモンの命を奪ったんだぞ……くそっ!!大好きな…ポケモンだっだのに"ぃぃぃい」


トロバはデントの手を握ったままうずくまりこれまでの事を激しく後悔し、懺悔した。


デント「……だからこそしっかりと償うんだ。そして大好きなポケモンの写真で頂点に立てよ。それが償いでもあるし供養の意でもある。」


トロバ「……デントすまない。君に酷い目に合わせた上に…」


デント「気にするな…!!いつかその日が来るまで待ってるさ……グレイトなテイストだよトロバ!!」


トロバ「…ああ。何年かかるかわからないけどな……投降するよ。いつかまた会おう…その時は恩返しを…」


トロバがそこまで言いかけると「そこまでだー!!」という声が辺りに響いた。



552 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2018/12/07 17:17 ID:IPjnzhnB

二人が慌てて周囲を見渡すと特殊部隊が周りを囲んでいた。


隊員「容疑者一名発見!確保だー!!」


その声を合図に5人ほどの隊員が一斉にトロバを取り押さえてあっという間に手錠をかける。


デント「トロバ!!」


トロバ「これくらい予測してただろ?…じゃあなデント…待っててくれ」


トロバはそう言い終えるとデントへ背中を向けた。
その背中だけでデントへ伝わっていた。


バチバチと光を放つ背中が。


デント「おい保安部隊のみんな!」


デントの声に隊員たちは振り返る。


デント「そいつは一人で歩ける…抵抗なんてするもんか…」


デントの声に戸惑うも、すぐにトロバを離すとトロバは囲まれながらではあるが自分の足で堂々とデントの視界から消えて言った。


デント「……トロバ強くなれ」


デントはトロバを見送るとその場に倒れこんだ。

無理もない、満身創痍ながらここまで戦い抜いたのだ。

デントの身体中が悲鳴をあげていた。




553 名前:名無し 投稿日:2018/12/09 13:10 ID:5MiuhzsK
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554 名前:名無し 投稿日:2018/12/09 16:12 ID:W5U6ANVp
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555 名前:名無し 投稿日:2018/12/10 05:00 ID:cfLVywLr
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