サトシ「あれから3年か…」part3

1 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2017/09/04 10:10 ID:AT0buK3j

サトシ一行は、とある事件を解決しようとしていた。


それはポケモンを狂わせて暴徒化させ最後は死に至るといった極めて悪質な事件だ。


そしてついに敵の尻尾を掴むべく、セレナとムサシが立ち上がり敵を会場に誘い込む作戦に出る。


…果たして勝つのはサトシ一行か、あるいは敵か。




2 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2017/09/04 10:11 ID:AT0buK3j

すみません、新スレ立てるのに時間を要してしまいました。


なるべくこのスレで完結させるようにします。

迷惑ばかりで申し訳ありません。
3 名前:名無し 投稿日:2017/09/04 14:45 ID:1bSrmbo1
支援
4 名前:名無し 投稿日:2017/09/04 15:56 ID:wl00lcjA
支援。
しかし、イッチの話が終わったらこのss掲示板は一体どうなってしまうんだ。

不躾ながら今から続編の期待。
支援、支援。
5 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2017/09/04 16:46 ID:k3tAvdUz

マーズさん!
オリジナルで新スレ立ててください!
応援しますよ
6 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2017/09/04 16:54 ID:k3tAvdUz


デントは1人会場を抜け出すと、輝きの洞窟の入り口前に佇んでいた。



そして一歩、一歩と踏み出して洞窟内へと入って行く。



デント(…あっちはサトシ達がいるから安心だろう。)



そんな事を考えながらデントは奥へと突き進む。



ジャリッという足音が洞窟に虚しく響き、空気がとても冷たく快適な気温だ。



デント(僕の読みが当たっているなら…)




そこでデントは立ち止まる。



デント「分かれ道か…」



デントの前には大きく左右に分かれる道が続いていた。



両方とも覗き込んで見るが、どちらともまだまだ奥に続いていそうだ。



デント「果たしてどっちか…」



立ちとまり少し考え込むが、デントは迷わずに右の道を進んだ。



そして足元にタバコを一本置いていた。




7 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2017/09/04 16:59 ID:k3tAvdUz


デント(昔聞いたことがある。輝きの洞窟の輝く原因の光る苔。これは普段から光を放つが人やポケモンの吐き出す息や体温を感じ取るとより強く発光すると。)



デントが進む道はこれまでよりも苔が生い茂り左よりも強い輝きを放っていた。



どうやら習性的に奥に行く程苔が多いらしい。



デント(どちらにも、足跡は無かった。そしてわざわざ足跡を消すポケモンなんていない…つまりポケモン以外の何かが通ってるって事だ。)



デントはそう心で呟きながら歩き続けること数分、立ち止まる。



どうやら最深部だろう。


デント「…!!」



苔が壁や天井にビッシリと張り付いて非常に綺麗なこのスペースに、何者かが膝をつき何かをしていた。





8 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2017/09/04 17:09 ID:k3tAvdUz


そしてその何者かがデントに気付き立ち上がる。



その表情に焦りは無く、むしろ楽しんでるかのようであった。



デント「…やはり気味だったか……トロバ!!!!!」



その人物はそう言われると被っていたマスクを脱ぎ捨てた。



その素顔は紛れも無く、旧友でありコウジンタウン職員のトロバだった。



トロバ「…よく分かったねデント。」



トロバは相変わらず涼しげな表情を見せる。
その裏には余裕があるのか、笑みさえ見せていた。



デントがまず確認した事は警戒しながら辺りを見渡す事だ。



それはトロバ以外に他の者がいないかだ。



トロバ「安心して。ここには僕しかいないよ。」



デントの、その心理を読み取りそう告げた。




トロバ「ここには僕しかいないよ。…コウジンタウン周辺担当の僕しかね。」



デント「…聞きたい事は山ほどあるが…まずは何が目的だい?」



デントも余裕の表情には、余裕の表情で返す。



トロバ「うーん…ポケモンの兵器化及び殲滅…と協会長の意思を継ぐって事かな?」



意外にもトロバはすんなりと言った。



そして恐れていた事態だった。



前協会長のシゲルが創世しようとした世界を継ぎ、また繰り返そうとしてる連中がいるって事だ。



こんな事、トロバ1人では無く大きな組織が絡んでる事が読み取れる。



デント「…なんて事だ…」





9 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2017/09/04 17:16 ID:k3tAvdUz


デント「トロバ…手に持ってるのは注射だね?…今回は薬かい?」



前回の騒動では特殊な電波などを使用してポケモンの脳神経そのものを弄り操る手段を取っていた。



トロバ「あーそうそう。前の電波とかはね、かなり高度な最先端の技術が使われててさ事件が終わった後にデータは抹消されたし…1番開発に携わり内部を知り尽くしていたシゲル協会長も今はいないから、仕方なく薬を開発したんだよ。体内に注がれると、前回と同じ状態になる薬をね。」



今までの事件でおかしくなったポケモンは皆、この注射を打たれ狂ったのだ。



あえて敵を組織は1番シンプルで開発をしやすい薬という選択肢を使ったようだ。



デント「……トロバ、ポケモン好きだったよね?そのポケモンが何匹死んできてると思ってる?」



デントがそう尋ねると、それまで余裕を見せていたトロバの表情が変わった。



トロバ「ポケモン…?が好き…?冗談言わせるなよ。むしろ僕らはポケモンを恨んでる。」



トロバはそう言って拳を握り締める。



そこでデントはタバコに火をつけて続けた。




デント「…話聞かせなよ。それくらい良いだろ?」



そしてトロバは話し出した。




10 名前:夢幻のメロディー 投稿日:2017/09/04 17:41 ID:QtfyTkpC
一応...


サトシ「旅に出たのは17年前か…」
http://sssoukovip.com/thread/323/

サトシ「旅に出たのは17年前か…」part2
http://sssoukovip.com/thread/343/

サトシ「旅に出たのは17年前か…」Final
http://sssoukovip.com/thread/348/

サトシ「あれから3年か...」
http://sssoukovip.com/thread/374/

サトシ「あれから3年か...」part2
http://sssoukovip.com/thread/390/
11 名前:マーズ 投稿日:2017/09/04 17:50 ID:a7crvpyd
ムートさんが作製したスレッドでss作者を募集していたので応募してみます。
皆さんも一緒にどうですか?


イッチさん応援ありがとうございました。これからも頑張ってください。
12 名前:名無し 投稿日:2017/09/05 14:28 ID:fR8CGdIu
前スレで無駄に支援してる奴、流石に自重しろよ
13 名前:マーズ 投稿日:2017/09/05 15:23 ID:hGWYYsBo
-14
ご指摘ありがとうございました。
これから気お付けます。
14 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2017/09/05 17:45 ID:Hwgx2XtR


トロバ「僕たちは、ポケモンを憎んでいる。」



デント「…最初から核心をついたきたね。」



トロバ「ポケモンさえ居なければ…僕等は皆、道を踏み外す事はなかったさ…ポケモンに惑わされて必死にポケモンと関わって来た僕等が馬鹿を見た。…こんな事許せるわけないだろう?」



デント「何を言うんだい。君は立派な町職員で化石発掘現場でもポケモンと関われる仕事をしてるじゃないか。」



トロバ「…立派な…か。まあ、やりたい事やれてる君には僕等の気持ちなんかは分からないだろう。僕等はポケモンに復讐をする。シゲル協会長の考えた世界の創世と並行して…ね。」



トロバのその眼差しは真剣なものだった。



デント「…そうか。人それぞれ考えがあるのは分かる。…だけどね……」



デントはそこまで言うとタバコを足でもみ消してこう吐いた。



デント「奪って良い命なんてあるわけないだろっ!!!」



その洞窟内にデントの声が響き渡る。



トロバ「デント…僕等はもう止まれないんだ。全てのポケモンを殲滅し協会長の世界を作るまではね!!」




デント「…大人しくここで投降するつもりは?」



トロバ「君は馬鹿か?あるわけないだろう?と言ったらどうする?」



デント「…力づくでここで君を止めるまでだ。」



そしてデントの目つきも変わる。



15 名前:名無し 投稿日:2017/09/05 23:14 ID:j0Zvsfrq
マーズって奴やばw
16 名前:名無し 投稿日:2017/09/06 13:33 ID:3OfSlMtx
予想外の展開…!
やっぱり目を離せないな(゚∀゚)
メガ支援!!
17 名前:名無し 投稿日:2017/09/06 14:53 ID:WVV1dhEN
まさかのトロバ!w
支援!
18 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2017/09/06 17:05 ID:1o1ojzeH


それを聞くとトロバは狂ったように笑い出す。


トロバ「あははハハハ!!!君が力づく!?辞めた方が良い。僕等は対ポケモン格闘術を身に付けてる。素人が相手できるわけがないんだよ!」



トロバは腹を抱えてデントにそう言う。



デントもそれを聞くとファイティングポーズをとる。



デント「それじゃあ試してみようか?」



一瞬沈黙が流れたが、すぐにトロバが口を開ける。



トロバ「はあ…人間と戦ってもつまらないんだけどなあ……っ!?」



先手を打ったのはデントだった。


トロバが構えた瞬間にデントは左ジャブを繰り出す。



弾丸のようなスピードで放たれたジャブは綺麗にトロバの顔面を捉えた。



デント「ハッ!!」



続いてコンボの右ストレートを繰り出すがトロバはこれをかわして距離を取る。



トロバ「…そのスピードにフォーム…なんだデント。素人ってわけではないようだね。」




トロバは口元を拭いながらそう言った。



デント「さすがの君も本質を見抜けてなかったって事だね。」



デントはさらに挑発するかのようにそう告げた。




19 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2017/09/06 17:12 ID:1o1ojzeH


トロバ「久しぶりに人間相手で少しは楽しめそうだよ。即KOだけは辞めてくれよ?」



トロバはそう言うと特殊な構えを取ってデントと向かい合った。



デント(いまの右…まさかかわすとは。トロバもただ者じゃない…本気でいかなければ僕が狩られる!)



デントは本人こそ趣味の範囲でジムに通っているつもりだが、センスが光り今ではプロボクサーとも互角以上に打ち合える実力をつけていた。



デント(…それに体格は僕に分がある…いけるさ!!)



見た所トロバはデントより20センチ近くの身長差もあり、体つきもデントに比べて細くとても華奢だ。



単純な体格差を見ればデントがかなり有利なのである。



トロバ「さあ来な…デント。楽しもうじゃないか。」





20 名前:名無し 投稿日:2017/09/06 19:32 ID:BpHVLWft
新スレ立ってた
しかもこの熱い展開
支援!!
21 名前:名無し 投稿日:2017/09/07 10:25 ID:YFwVywHb
ポケモンを無我夢中で撮影していたあの頃のトロバはもういないんだな…
22 名前:名無し 投稿日:2017/09/07 15:01 ID:6IsViubb
デントとトロバ、いったいどっちが勝つのか

23 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2017/09/07 15:46 ID:2WoF4OA6


先手を打ったのはデントだ。


デントは一気に間合いを詰めて本気のラッシュをトロバに決めようとする。



トロバ「ほっ!ほっ!おしいおしい!」



だがトロバは人間離れした反射神経でかわして、デントの攻撃は虚しく空を切る。



デント「くそっ!!」



さらにデントは渾身の右ストレートを出したがトロバは瞬間的にしゃがみ込み、デントの空いたボディに思い切り拳をいれた。



デント「グッ…!」



腹の奥からドスッという鈍い音が響いたのがデントは自覚した。



そしてその場で膝をつきひるんでしまっていた。



デント(くっ…やられる…)



トロバ「あは。もう終わりなんてよしてよ。楽しませてくれるんだろ?」



トロバはデントに追撃はせず、回復を待つらしい。



デントにとっては屈辱的だった。



だが意思とは逆にデントはまだ立ち上がる事も出来ずに激痛に耐えるしかなかった。



歯をくいしばりながら。



デント(なんてパワーだ…あの体のどこにそんなパワーが…)



デントが受けたトロバの攻撃は、今までたくさんの組手をやってきた相手よりも遥かに速く重く…そして的確だった。



なんとか数秒でデントは立ち上がると、より一層気を引き締めてトロバと向かい合った。




24 名前:名無し 投稿日:2017/09/07 16:22 ID:6IsViubb
トロバが思った以上に強いな
デント勝てるのか?
25 名前:名無し 投稿日:2017/09/09 06:14 ID:CMRRwQFa
デントが負けてもサトシ達がいるから大丈夫だろ
26 名前:名無し 投稿日:2017/09/09 09:55 ID:PHuSaRuT
デント「まだ生きてるよぉ〜」
27 名前:名無し 投稿日:2017/09/10 02:46 ID:SRFoSGlU
この世界にマサラ人なんて居ないのか…支援
28 名前:名無し 投稿日:2017/09/10 15:46 ID:DhMd1Viy
支援
29 名前:名無し 投稿日:2017/09/10 18:22 ID:6pMUOePi
>>27

サトシがスーパーマサラ人に覚醒して悪をやっつけてくれるから大丈夫ですよwww
30 名前:名無し 投稿日:2017/09/11 00:03 ID:CGTZOvjW
サトシ「デント!鍛えが足りないんだよ!」
31 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2017/09/11 15:57 ID:ZVkQQdb5


ーーーーその頃会場では



セレナ「ドリドリドリームパワー! DreamDreamパワー!

わたしたち=奇跡のチカラ

ドリームパワー! DreamDreamパワー!

夢見たときから始まるの

笑顔だって涙だって 明日にデコレーション

サンキュ! キミとふたり

進め! あたらしい「大好き」を追いかけて
♪」



セレナはパフォーマンスの合間にマイクを握り、持ち前の歌唱力で場を賑わせていた。



観客も掛け声を上げて盛り上がっていた。



その様子をサトシとティエルノは共に見ていた。



サトシ「歌もうまいのかセレナは!」



ティエルノ「うん!すごいよ何でもできるんだね!」



セレナは以下に観客を楽しませるかに全てを賭けているため演出も完璧だった。



ムサシも即興ではあるものの高いレベルのボイスパーカッションでセレナを援護していた。



ティエルノ「…ほんと数万人呼んでも良いくらいのクオリティだよこのライブ。」



サトシ「ああ!もっともっと広めてやりたいな…!!」



そこでティエルノが異変に気付く。



ティエルノ「ところでデントの姿が見えないけど…」



ティエルノがそう言うとサトシも周りを見渡す。



サトシ「ほんとだ…さっき裏方に飲み物届けに行ったけどいなかったな…」



ティエルノ「まさか…既に行ったんじゃ……」







32 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2017/09/11 16:02 ID:ZVkQQdb5


サトシ「まだ会場のどこかにいるかもしれない!手分けして探してみよう!」



サトシのその提案にティエルノはうなづくと二手に分かれてデントの姿を探した。



会場といっても広いわけではないのですぐに2人は合流して状況を伝え合う。



サトシ「こっちはさっぱりだ。ユリーカに聞いても見てないって。」



ティエルノ「僕の方もシトロンも首を傾げていたよ!」



サトシ「ほんとに1人で行きやがったのか…」



ティエルノ「だとすると話の通りサトシに着信の合図が来るはず。言いつけ通りにここはそれを待った方が良いんじゃないかな…」



思ったら即行動派のサトシだったが、ここは考え直してデントを信じてその合図を待つ事にした。




33 名前:名無し 投稿日:2017/09/11 17:45 ID:1qpYzzy3
サトシが歌唱力褒めるってことはよっぽど歌上手いんだろうね、セレナ。

支援
34 名前:名無し 投稿日:2017/09/11 20:48 ID:3fCIeAzb
昨日から"サトシ「旅に出たのは17年前か···」"の一話を
読み始め、いま追い付きました!
とても面白く、現在も更新しているので次の更新が楽しみです!
あ、でも無理せず自分のペースで書いてください。
35 名前:名無し 投稿日:2017/09/13 22:37 ID:fGjG5m2n
支援
36 名前:名無し 投稿日:2017/09/13 23:43 ID:cRdVJFXR
支援
37 名前:名無し 投稿日:2017/09/14 22:06 ID:rPgjrhDm
支援
38 名前:名無し 投稿日:2017/09/15 15:48 ID:T9rbT9KX
無理しないでください
39 名前:名無し 投稿日:2017/09/15 15:48 ID:T9rbT9KX
無理しないで
40 名前:じーく 投稿日:2017/09/17 14:57 ID:mG9dTZdw
おお、初めてリアルタイムで遭遇したw
支援
41 名前:名無し 投稿日:2017/09/19 03:51 ID:Ij2XkmJG
面白い!!

支援!
42 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2017/09/19 15:54 ID:Hozo5WI6


トロバとデントは向かいながらまだ動いていなかった。


デントは先手を打つ事にためらっているのだが、トロバは余裕があるのだろう。



トロバは構えをやめて話し出した。



トロバ「ところでさ、聞きたいんだけど何故ここが分かった?何故僕だと思ってたんだ?」



デント「……数日張り込みしても動きがないのは周辺に人がいないからだと目をつけた。それでセレナたちの協力のもと人を集めたらドンピシャだよ。」



トロバ「へえ。それで?」



デント「そして君にこの事を伝えた時、君の返事は(僕らも助かるよ)と言った。他の職員は町として助かるよ。という答えだったのに対して君だけは、僕という単語を使ってたのを聞き逃さなかったのさ。」



トロバ「……。」



デント「そして先日僕は役場に今日の事で挨拶をしに出向いた。その時に間違ったフリをして職員ルームに紛れ込んだ。そこで確認をしたんだよ。君のシフト表をね!!」



トロバ「シフト表?」



デント「ああ。僕はこの前君にも当日会場スタッフとして出向いて欲しい事を伝えたよね?その時君は断った。その日は休みで用事があり違う町へ行くと。…だが僕がみたシフト表は君は出勤となっていた。更に、その日の出勤欄には化石調査とね。君だけが化石調査の仕事が入っていたわけだ。つまり他の職員は会場スタッフとして来てるのに対して君だけ1人で化石調査をしてる事になっているから、他の職員からしたら会場にいなくても違和感は無くて僕らに休みと伝えても、問題はなくこの計画を進められたということだよ。」





43 名前:名無し 投稿日:2017/09/19 18:29 ID:MOM9sE4k
支援
44 名前:名無し 投稿日:2017/09/19 23:17 ID:go6Pe7Ei
おお!来たのか。
支援!
45 名前:名無し 投稿日:2017/09/20 04:09 ID:d1HZEO03
支援
46 名前:じーく 投稿日:2017/09/20 16:58 ID:RUdUHo8W
支援
47 名前:名無し 投稿日:2017/09/22 15:39 ID:Jd611PSU
支援
48 名前:名無し 投稿日:2017/09/24 09:02 ID:wbssrcrA
支援
49 名前:名無し 投稿日:2017/09/24 09:04 ID:wbssrcrA
支援
50 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2017/09/24 16:15 ID:tJumY0op


トロバ「少し君たちを見くびっていたよ。保安部隊でも尻尾を掴めていないのに、ただの一般人がここまで来れるなんてね。」



デント「僕だってまさか本当にいけるなんて思わなかったさ。…だけど僕たちにはそれぞれの分野での実力者が揃ったんだ。やっぱり仲間の存在は大きいよ。」



トロバ「さて…そうなればあまり長居はできないね。デント…君はここで倒れてもらうよ。」



デント「どうかな?ここで倒れるのは君だよ。そして君たちは正義に屈服するんだよ。」




再び2人は詰め寄り打ち合いが始まった。



その様子は依然デントが劣勢ではあるが、クリティカルヒットは無いもののデントの攻撃もトロバに何度か当たるようになっていた。




デント(ここでトロバを確保すれば解決できる!!!)



デントは研ぎ澄ました思考で上手くトロバの攻撃をガードする。



トロバ「くそっ!早くくたばれ!!!」



デントはトロバの癖を見抜いた。


それは思い通りにならないとトロバはイライラして集中力が低下する事だ。



現に初めの頃と比べるとトロバの攻撃は大振りになりスピードも落ちていた。



これを見てデントはトロバの怒りを買うために防御に徹していた。



トロバ「消えろ!!!!」



デント(今だ!!)



トロバが渾身の大振りパンチを繰り出した時、デントは見逃さず間合いを詰めてトロバを掴んで背負い投げの体制に入った。



砂地ではあるがここで投げつけられたらさすがのトロバも一撃で沈むだろう。



打撃が通用しないと悟ったデントはこの必殺技の機会を伺っていたのだ。



そして今、絶好の機会に直面したのだ。



デント「一本!!」



デントは全身の力を込めてトロバを投げつけた。


51 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2017/09/24 16:27 ID:tJumY0op


体感的には確実に決まった。……はずだった。



だがトロバの人間離れした能力がここでも発揮された。



デントが投げる瞬間にコンマ数秒のタイミングでうまく抜け出して、投げられた力を利用してトロバは空中で宙返りをして上手く地面に着地した。



トロバ「よっと!!…ふぅ〜さすがに今のは危なかったよ。まさか投げ技まで身につけているとはね。」



トロバは軽く額の汗を拭うと涼しげな表情でデントにそう言った。



デント「ば、馬鹿な!!!今の投げを回避だって?…化け物か!?」



デントは驚き、目の前にいるトロバに恐怖さえ覚えた。



デント(くっ…ここまでか…)



万策尽きてしまったデントには諦めの心がどうしても浮かび上がる。



デント(…あと2分。)



デントは腕時計で時間を確認した。



実はデントはもしものためにサトシに後2分後に自動的にSOSのメールがいくように設定していたのだ。



それは時間を指定して一時的にメールセンターに預けているだけの状態なので既に送信済みであった。



つまり、電波の届かない洞窟内でも指定の時間がくればサトシにメールが届く寸法だ。



デント(やはり設定しておいて良かった…後は時間稼ぎに徹しよう…)



2人が駆けつければ、もしかしたはトロバ確保が出来るかもしれない。



さらに増援を呼べるかもしれない。



それに期待してデントは一方的に防御体制を取っていた。



トロバ「人間相手にこんなに楽しめたのは初めてだよデント。…さあ安心してくたばりな!!ゲームオーバーだよ!!」



無慈悲にもトロバの打撃のラッシュはデントの全身に叩きつけられる。



身体中に激痛が走るが、デントは耐えていた。



ここで下手に反撃してもデントが倒れる時間が早まるだけ…



それを理解してデントはジッと耐えていた。



トロバの殴打の数々を。


52 名前:十五歳の早計 投稿日:2017/09/24 18:50 ID:A12Gk9s5
肉弾戦の戦闘描写が丁寧で面白いです。話にも色々伏線が張ってあるので目が離せません、支援。
53 名前:名無し 投稿日:2017/09/24 19:32 ID:Y8d2zelD
支援
54 名前:ブルー 投稿日:2017/09/25 03:30 ID:LJ3Jyqfo
支援!
55 名前:ジョー 投稿日:2017/09/27 22:12 ID:pIpfQJwB
お久しぶりです

文章や表現が神がかってますね!

支援続けます
56 名前:名無し 投稿日:2017/09/29 16:37 ID:K9F8oE6C
支援
57 名前:名無し 投稿日:2017/09/29 21:19 ID:cBxWi6oY
前回のスレが終わって見失ったのかと悲しくなったけど、見つかって良かったー

支援!
58 名前:名無し 投稿日:2017/09/30 22:31 ID:yu7edK0x
支援
59 名前:名無し 投稿日:2017/10/01 00:06 ID:ov9ozH3q
追い付いた
待ってますぜぃ 支援
60 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2017/10/03 17:48 ID:YaZTj63F


そしてデントは倒れたいのをグッと堪えて、その時が来た。



転送メールは計画通りにサトシへと転送された。



サトシのポケット内でスマホのバイブレーションが確認できた。



すぐさまサトシはポケットからスマホを取り出し、画面を開いた。



サトシ「デントからだ!!」



サトシはそう言うとティエルノを見る。



ティエルノ「なんだって!?要件は!?」




ティエルノも驚いた反応を見せる。



サトシ「それが、空メールなんだよ。どういう意味か…」



ティエルノ「SOSメールと見て良いんじゃないかな?切羽詰まった状況だと一々内容を文にしてられないし…」



サトシ「きっとそうだ!よし!洞窟に急ごう!!」



ティエルノ「他の皆連れてかないか?」



サトシ「いや、こっちを手薄にするのはまずい…後はシトロンユリーカと協会職員にこの場は任せよう!」



ティエルノ「そうだね!!」



ティエルノは強い眼差しでサトシを見ると頷いた。




61 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2017/10/03 17:54 ID:YaZTj63F


2人は駆け出して洞窟までたどり着くと迷わず洞窟内に入り込んだ。



それはデントの足跡が残っていたからだ。



サトシ「新しい足跡だからきっとデントだろう。」



ティエルノ「うん!足跡を追えばこの入り組んだ洞窟も攻略できるさ!!」



2人は走り続ける。
洞窟内には足跡がこだましていた。



サトシ「ティエルノ体力あるなあ…」



ティエルノはその体型にも関わらず、サトシから遅れるどころかリードしていた。



これまでダンスの稽古を必死に積んで来たのだろう。



その努力は裏切らずここで役立っていた。



ティエルノ「当たり前さ!!この程度、稽古に比べたら大した事ないよ!動けるデブを舐めてもらっちゃ困るなあ!」



ティエルノは得意げにそう言った。



これは余談であるが、ティエルノが現役ダンサー時代の異名は“動けるデブ”だったらしい。



サトシはそれを聞いて苦笑いを見せるが、心から頼りにしていた。

62 名前:ジョー 投稿日:2017/10/03 18:56 ID:SB7P7FNU
おお、ティエルノ動きが俊敏ですね。

支援しまーす!
63 名前:ブルー 投稿日:2017/10/04 03:59 ID:hKTIt390
おお、支援!
やっぱり面白いですなー
64 名前:名無し 投稿日:2017/10/04 06:26 ID:ScD3VzNm
支援です

ふと気付いたけど、「旅に出たのは17年前か……」の時ははスマホじゃなくてポケフォンって言ってたような……
65 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2017/10/04 07:52 ID:4JRTszE2

呼称をさりげなく変えました笑
やはりスマホにした方が皆分かりやすいと思ったので…
66 名前:ジョー 投稿日:2017/10/04 10:35 ID:ttTioCdU
読者のことを考えるのは大事ですよね

次の投稿楽しみにしています!
67 名前:名無し 投稿日:2017/10/06 15:26 ID:li6bsPCm
デブではないけど、
動けない自分には羨ましい...。

支援
68 名前:名無し 投稿日:2017/10/07 12:05 ID:c5TaKphE
マーズが何か言ってきても反応しなくていい
69 名前:名無し 投稿日:2017/10/07 12:44 ID:c5TaKphE
支援


70 名前:ジョー 投稿日:2017/10/07 14:50 ID:CFZr0jhr
マーズさん

好き嫌いは誰にでもありますが、一生懸命描いている人を馬鹿にするのはやめましょう
71 名前:名無し 投稿日:2017/10/08 17:18 ID:GSXgSSjw
支援
72 名前:名無し 投稿日:2017/10/09 09:13 ID:sLZOYZ0x
支援
73 名前:名無し 投稿日:2017/10/09 13:48 ID:oszJ6xJo
支援
74 名前:林檎 投稿日:2017/10/10 08:31 ID:TVSJkNFu
だいぶ前のことですいません。

>>8のデントのセリフ

×気味 ○君

細かいところを指摘するようで申し訳ないです。無理せず頑張って下さい
75 名前:名無し 投稿日:2017/10/12 02:43 ID:Dkqj7ACS
支援!!

頑張って下さい!
76 名前:名無し 投稿日:2017/10/12 10:07 ID:n2zi9X91
支援
77 名前:名無し 投稿日:2017/10/13 01:17 ID:4TX64kdg
見てるよ
ゆっくりで良いから頑張ってね 支援
78 名前:名無し 投稿日:2017/10/15 19:22 ID:M1vLCkXO
支援ー
79 名前:名無し 投稿日:2017/10/16 01:08 ID:BpT0sJZt
支援
80 名前:イッチ◆Whc/JdNwwk 投稿日:2017/10/16 17:27 ID:fcEDv6tT

しばらく走ると2人は立ち止まる。



そして2人の前には大きな分かれ道がたちはだかっていた。



サトシ「右か左か…」



ティエルノ「もし間違えたら致命的な時間のロスになる…慎重にいこう!」



頼みの足跡もいつからか地面が砂地から岩盤のような物に変わっていて足跡を見つけるのは厳しそうだ。



サトシ「よしティエルノ、俺がじゃんけんで勝てば右でティエルノが勝てば左に行こうか!」



ティエルノ「確かに確率は五分五分…でもリスクが…」



サトシ「だけど足跡が無いんじゃどうしようもないぜ?」



ティエルノ「うーん…とりあえず僅かな足跡でも良い!よーく見てみようよ!」




ティエルノはそういうとしゃがんで分かれ道を捜索し始めた。




81 名前:ブルー 投稿日:2017/10/16 20:08 ID:X6ie0xi7
支援!
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